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3月15日にメルマガニネベの年に起きること。そしてガンと寄生虫の関係を発行させていただきました。

2017年からの世界 地球という場所の真実 宇宙の中の地球

ファティマ100周年最後の日のイヴに、ロシアのチェリャビンスクで爆発した天体と同程度の小惑星が地球近くを通過。そして異常なほど地球接近小惑星が多いこの10月は…

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fobosplanet

最近、いくつかの記事で書かせていただくこともありました「ファティマの聖母出現から 100周年の期間」が、この 10月13日に最終日を迎えます。

それに関しての最も新しい記事は、

ムルマンスクの「ロシアのメシア降臨」に思うファティマ100周年終了まであと2週間という日に、まるで北朝鮮の国務委員長はそれを知っているかのようでもあることに気づき
 2017/09/30

でした。

今年 5月13日から始まった「ファティマ 100周年」の期間は、世界各地での未曾有の森林火災、大洪水、ハリケーンや大地震、あるいは史上最大級の(謎の)乱射事件など、いろいろとありはしましたけれど、最大の懸念のひとつとなっていた、

「大戦争」

というようなことにはならずに、このまま 10月13日を迎えることができそうな感じとなってきています。

その 10月13日の「前日」である 10月12日、地球近くを小さな小惑星が通過するのですが、このコースが曖昧な感じになっています。

そのことを含めてご紹介したいと思います。

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まずは、その小惑星についての本日のスペースウェザーの記事をご紹介します。 小惑星は 2012 TC4 と名づけらています。「 2012 」は見つかった年です。

ここからです。


STEROID TO BUZZ EARTH THIS WEEK
spaceweather.com 2017/10/10

今週、小惑星が地球をかすめて飛んでいく

2013年2月15日。ロシア・チェリャビンスクの朝は普通に始まったかのように思えた。ところが、この日、突然この街は宇宙からの飛翔体の打撃を受けることになったのだ。

この日の午前、小惑星がチェリャビンスクに飛来し爆発した。これによって何百もの建物の窓が衝撃波により割れ、空には大きな火球が現れた。宇宙からの小惑星だった。

このチェリャビンスクの天体は、望遠鏡で観測できなかった太陽の方向から地球に突入し、地球への衝突が予測されていなかったために、世界中に大きな驚きを与えた。大気中で爆発崩壊した天体の直径は 17メートルほどだったと推定されている。

この時とよく似た小惑星が今週地球に近づく。

それは直径 10メートルから 30メートルほどの小惑星 2012 TC4 で、10月12日に地球近くを通過するのだ。

しかし、今回は NASA がその軌道を知っており、通過する距離も把握している。小惑星 2012 TC4 は、地球と月の距離の8分の1の宇宙空間である 43,500km を通過する。

この距離は非常に地球に近い。また、地球の重力は小惑星の軌道を大きく変える可能性がある。

NASA ジェット推進研究所(JPL)の地球近傍物体観測センター(CNEOS)の責任者であるポール・チョダス(Paul Chodas)氏は、以下のように述べる。

「私たちは、小惑星 2012 TC4 の軌道を知っており、この小惑星が地球に衝突しないということを絶対的に確信しています。ただ、小惑星 2012 TC4 の正確な軌道はいまだに確定していません」

NASA はこの小惑星の軌道をより正確に知るために、国際的な観測ネットワークを使用して監視を続ける。


 

ここまでです。

記事では、記憶に新しい 2013年2月のロシア・チェリャビンスクの隕石の爆発を取りあげていますが、今回の小惑星 2012 TC4 も、大体同じくらいの直径を持つものです(推定直径が 10メートルから最大で 30メートル)。

とはいえ、一応、現在までに NASA によって計算されている軌道では、地球から 4万km を通過していくということで、この計算のままの場合は、地球への衝突などの可能性は、ほぼないと思われます。

それでも、最近の中では、非常に地球に近い場所を通過していく小惑星となりそうで、こういう小惑星が「ファティマ最終日のイヴ」に接近するというのは、何となく印象的です。

というのも、今現在、地球はものすごいレベルで「地球近傍小惑星の連続接近」に見舞われているからです。

下は 9月20日頃から 10月終わり頃まで「地球に接近する(した)小惑星の一覧」です。濃い赤になればなるほど「地球に近く接近する」ことを示します。

2017年10月前後に地球に接近する小惑星

spaceweather.com

まず驚くのはこの「数」です。

このスペースウェザーの小惑星の表を、たまにでもご覧になる方があれば、この多さには驚かれるのではないでしょうか。

たとえば、同じ表の2ヶ月前の 2017年 8月はどんな感じだったか。

今年8月10日のスペースウェザーより

spaceweather.com

もう数の違い、それと「接近距離の違い」が歴然としています。

ちなみに、小惑星の名前に「 2017 」とついているものは、今年発見されたもので、正確に言えば、

「地球近くを通過する直前か、通過した後に発見された」

ものが多いです。

小さな小惑星は遠くにある時点で発見するのは難しく、その多くは地球にずいぶんと接近してから見つかって、そのまま地球近くを通過していきます。

おそらく「衝突する時」も同じだと思います。そして、それが起きると、2013年2月のチェリャビンスクのようなことになると考えていいのだと思います。

2013年2月15日 ロシア・チェリャビンスクの上空で爆発した天体

Meteorite in Russia

 

今回、地球に接近、通過する小惑星 2012 TC4 は、現在 NASA によって計算されている軌道から見れば、よほど大きく「誤差」が生じない限り、地球に衝突するということはないです。

ただ、先ほどの表のように「これだけ地球に接近する小惑星が多い」ということは、いまだに発見されていない小惑星の数も多いような気もしないでもないです。

そういう発見・特定されていない天体が、突然、地球の大気圏に突入してくる可能性はあると思われます。

 

まあ・・・いずれにしましても、ファティマ 100周年はもうすぐ終わりとなり、「その示唆は何だったんだろうなあ」とも思います。

懸念の大戦争や核戦争といったものは起きなかったですし、今すぐそういうようなことになりそうな感じもありしません。

もっとも今日、下のようなニュースは流れていましたが。

米、第3次大戦へ向かう恐れ=与党の上院外交委員長が警鐘

時事通信 2017/10/10

米与党・共和党のコーカー上院外交委員長は9日付のニューヨーク・タイムズ紙に掲載されたインタビューで、トランプ大統領の他国に対する威圧的態度によって、米国が「第3次世界大戦への道」を歩みかねないと警鐘を鳴らした。北朝鮮の核・ミサイル問題や、イラン核合意をめぐる政権の強圧的姿勢を念頭に置いているとみられる。

 

しかし、10月13日までに何らかの大戦争になるという可能性はさすがにないでしょうしね。

いっぽうで地震や火山などの地殻活動の活発化は気がかりですが、これも発生するまでは何とも言えません。

そして、宇宙から飛来する天体に関しましては、先ほどの表にありますように「不思議な時期」になっているという感じは少しあります。

前回の記事は「空の異変」でしたが、天体の飛来のほうも「異変」といっていいのかもしれません。

そして、すべての異変はおそらくは予兆を示す、と気づく最近でした。





  • この記事を書いた人

Oka In Deep

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