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2017年からの世界 地球という場所の真実 拡大する自然災害

「異変」が「災い」の象徴であるならば……:2017年に加速し続ける示唆。たった10日間のあいだに世界中で出現した超巨大積乱雲スーパーセル群

投稿日:2017年10月9日 更新日:

9月30日 ルーマニア・ルゴスに出現したスーパーセルに発達しつつある雲。同国では極めて稀

Nicorel Necorisco‏




 

この夏くらいから「空」の様子が何だかすごいことになる場合がとても多くなっていまして、8月からだけでも下のような空に光景に関しての記事を書きました。

今年夏からの「空と雲の様子」に関しての記事

天と地はお互いに怒りを演じ…… : メキシコ、あるいは環太平洋火山帯で常識外れの広範囲の活動が続く中、空はさらに「狂った」様相へと (2017/09/25)

そして9-11からの空は (2017/09/14)

「狂気の時代」とある人は言う : 人々は「核の夢」を見続け、空には「核の姿」が出現しまくるこの夏、いちばん静かな海 (20107/08/18)

空から何か降り続けているような光景を見ながらの休息 (2017/08/08)

この夏、世界各地に出現し続ける「巨大なキノコ雲」 (2017/08/07)

 

今回も空のことをご紹介しようと思います。

この 9月の終わり頃から「スーパーセル」と呼ばれる超巨大積乱雲の発生が世界中であまりにも多いなあと思っていまして、日々チェックしていたのですが、この 10日間くらいの間で十数の場所でスーパーセル、あるいはそれと比したものが撮影されていました。

今回はそれをすべてご紹介します。

壮絶な空の様子が増えているのは、荒れた天候が増えたという理由と共に、世界中の多くの人たちが「スマートフォンなどで撮影し、即座に SNS に投稿する」という行動をおこなうことが普通になったこともある思われます。

そういうこともあり、以前は見られなかったような世界中の光景が、ほぼリアルタイムで見られる時代ではあるのですが、こういうことを気にする理由は、まあ、一番の理由は「何だかすごいから」という興味ですが、もうひとつは、

「自然の光景と、人間の集団無意識や社会の状況は相似するのではないか」

という思いが最近はあるからです。

エックハルト・トールという人の『ニュー・アース』という著作の序章に、

「人類の集団的な意識と地球の生命は本質的につながっている。」

という表現があります。この考え方が正しいのかどうかはわかりませんが、もし、ある程度正しいとするならば、「今の空の光景は今の世界を現している」ということにもなり、そしてそれはとても納得のいくものでもあります。

最近、私は「美しいってどういう意味なのだろう」と考えることがあります。つまり、どうも、今の地球に生きていて、最近は美しいなあ」と思えるものとふれる機会がどんどん少なくなっている気がするのです。外面、内面、生き物、人工物、自然の光景・・・何だかどれも・・・。

まあ、私の心のほうの問題なのでしょうけれど。

ところで、前回の記事、

地震雲は存在する? : 環太平洋火山帯の活溌化の中、世界中に出現する鮮やかな彩雲を見て、ふと1500年前のインドの偉大な学者ヴァラーハミヒラ師の説に興味を持つ
 2017/10/08

では、1500年前のインドの占星術師であるヴァラーハミヒラ師という人を知ったということを少し書いたのですが、その著作の日本語版が先ほど届きました。

基本的にはまだ読んでいないですが、パラパラめくっていたところに次の記述がありました。

『ブリハット・サンヒター』 第45章 異変のまとめ より抜粋

・人間の悪行によって罪が重なり、災いが生ずる。その天と中空の災いを予め知らせるのが異変である。

・人間の悪事によって嫌気がした神々がこれらの異変を生み出す。それを克服するために王は領国で鎮静儀礼を行わなければならない。

とあり、「異変」というのは、「災いをあらかじめ知らせるもの」というように書かれてあるのでした。

災いを知らせるために「異変」が起き、その異変の段階でいろいろとすれば、災いにまではならないかしれないということなのかもしれません。

今回のようなスーパーセルも、以前はその出現が非常に少なかったことを考えますと「異変」といえそうです。

しかし、私たちは特に「鎮静儀礼」の方法を知るでもなく、異変がそのまま災いに発展している日々を送っているということなのかもしれません。

というわけで、10月 8日までの約 10日間の「スーパーセル」の光景です。なお、気象学での分類では、スーパーセルにまで発達していない雲なども含まれていますが、そのあたりの解釈はアバウトだということでお願いいたします。

 


超巨大積乱雲スーパーセル 2017年10月8日までの10日間

フランス・アン県 9月28日

Brice Volo

オーストラリア・クィーンズランド 10月6日

Mark Button

 

米国ニューメキシコ州アルバカーキ 9月30日

John Sirlin‏

ブラジル・ポルトアレグロ 10月1日

Porto Alegre 01/10/2017

米国フロリダ州クリアウォーター 9月29日

twitter.com

オランダ・ユトレヒト 9月29日

Michiel Baatsen

イタリア・シチリア州リーパリ島 9月28日

twitter.com

米国ニューメキシコ州アルバカーキ 9月29日

Danny Halpain‏

米国ワシントン州スクイム

Andy Sallee , Denver Wallace

米国ニューヨーク・ファイヤーアイランド 9月30日

vk.com

ちなみに、このニューヨークの写真はよく見ますと、下のように、橋の中央あたりに「虹」がかかっているのがわかります。

 

 

米国ニューメキシコ州サンイシドロ 9月30日

vk.com

米国ネブラスカ州ベンケルマン 10月1日

Benkelman Nebraska

米国カンザス州フィニー郡 10月6日

Ken Engquist‏
 

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