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平行宇宙 / パラレルユニバースの存在を証明できるとされる《鏡の宇宙の検出実験》がアメリカで始まる

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2019年7月5日のインターナショナル・ビジネスタイムズの記事より


Scientists Build A Portal To Find A Parallel Universe




 

24年ぶりに聞いた「鏡の宇宙」という言葉

もう 25年近く前のことになりますが、1995年に NHK の ETV特集で、作家の埴谷雄高(はにや・ゆたか)さんへの単独インタビュー番組が放映されていたことがありました。『埴谷雄高独白 死霊の世界』というタイトルの番組でした。

しかも、それは何と「 5夜連続放映」というもので、この日本のテレビ界で、5日間連続で同じ人物の独白インタビューが放映された事例が他にあるのかどうかわからないですが、当時の NHK 教育にとって、特別な番組だったことは間違いないと思われます。

その頃、私は 30歳を少し過ぎた頃だったと思いますが、人生の中で一番「覇気のない時期」で、元気もなく、ただ呆然と毎日を過ごしていました。

また、その頃の私は今よりテレビを見ない人で、テレビをつけることが 1ヵ月に 1度あるかないかというような人でしたが、その「埴谷雄高独白 死霊の世界」という番組の 1回目が放映されている時、偶然、私は久しぶりにテレビをつけたのでした。

テレビをつけたときに、オープニングのタイトルが流れていましたので、本当に、ぴったりの偶然だったと言えます。

番組は始まりました。

しかし何と、人生すべてにおいて不勉強だった私は、この埴谷雄高という人が誰だかわからなかったのでした。

「何? このじいさん」と思って眺めていましたが、30秒後には熱心に見ていまして、結局その後の 4放送すべてを見るということになりました。

「虚体」とか「自同律の不快」とか、聞いたこともないような言葉が次々と出てくる中で、たまにお酒(ハンガリーのトカイワイン)を飲みながら、楽しそうに超難解なことを話し続けるこの埴谷雄高さんという老人が大変気に入りまして、ビデオに録画した分は、その後もよく見ていました。

このインタビューを毎日見た後、私はとても元気になりまして、新たな創作活動を始めることにもしましたし、馬券もたくさん買いました(そうかよ)。

まあしかし、この記事は、この番組の内容を語るのが目的ではないですので、この話はここまでとさせていただきますが、このインタビューの最後の回で、埴谷さんは、

「宇宙の鏡」

という言葉を使っていたのです。

冒頭に挙げました「鏡の宇宙」という言葉が入った最近の科学ニュースを見まして、この概念とよく似たものだなあと思い、ご紹介しようと思いました。

この「鏡の宇宙」に関しては、欧米で大きく報道されているものでして、「平行宇宙(パラレルユニバース)の存在を実験により証明する」という画期的な試みのようです。

その記事をご紹介したいと思います。

ここからです。

 


Mirrorverse Theory: Scientists Build A Portal To Find A Parallel Universe
IB Times 2019/07/05

「鏡の宇宙理論」を証明へ : 科学者たちが平行宇宙を発見するためのポータルを構築する

米テネシー州の研究所の科学者たちは、平行宇宙(パラレル・ユニバース)の存在を証明するための手助けとなるポータルのような装置を発明した。研究者たちは、この実験を通して、「鏡の宇宙」と呼ばれる世界にアクセスすることに臨む。

オークリッジ国立研究所の物理学者リア・ブロウサード (Leah Broussard)博士は、粒子を平行宇宙に送るように設計された装置を設計製造した。

この装置で、ブロウサード博士と研究チームは、長さ約 50メートルのトンネルを通して中性子のビームを発射する。トンネルの終点には、「素粒子が貫通できない壁」が設置されている。そして、その壁の後ろに中性子の検出器が設置されている。

発射された中性子のビームは、トンネルの終点の壁を通り抜けることはできないため、つまり、従来の物理学では、壁の後ろに設置された中性子検出器から微量の粒子が発見されることは決してない。

もし、この中性子検出器から粒子の痕跡が見つけられた場合、それは、中性子が(本来なら通り抜けられない)壁を通って振動したことを意味する可能性があるとブロウサード博士は理論付けた。

これが意味するところは、中性子は「鏡の中性子」になり、平行宇宙に入ったということになるという。そして、その中性子が鏡の宇宙を出て壁を通り抜けると、中性子は通常の形に戻る。

ブロウサード博士は科学誌ニューサイエンティストに以下のように述べている。

「検出される中性子は、振動して、その後に私たちのこの宇宙に戻ってくるものだけなのです。磁場を通過するとき、振動確率は増加します」

ブロウサード博士と研究チームは、この実験を通して、平行宇宙の存在を証明することができた場合、それは従来の科学の法則を変えることになると確信している。

現在のすべての私たちの知識は物理的で目に見える宇宙に限られている。

しかし、「鏡の世界」が存在するなら、それは画期的な科学研究のためのまったく新しい科学のプラットフォームとして役立つかもしれない。

平行宇宙がどのように構成されているかについては、彼らは、SF映画やテレビ番組の描写のようなものではないと考えている。

とはいえ、ブロウサード博士が「ダークライフ (dark life /暗黒生命)」と呼んでいる「この世界の実際の人間の正確な鏡像」を示す対応物のようなものが実際に存在することは、我々には想像することが難しい。しかし、ブロウサード博士は、平行宇宙は、それ自身の鏡の原子、鏡の岩、さらには鏡の宇宙さえ持っていることを確信している。

博士は以下のように NBC ニュースに語っている。

「ダークピープル(暗黒人間)という概念は、おそらく信じがたいことだと思われることかもしれませんが、しかし、この宇宙はダークマター(暗黒物質)が、現実の物質より豊富に存在するのです。これらの存在は探究される必要があります」


 

ここまでです。

研究を主導しているリア・ブロウサード博士は女性の科学者です。

以下は、アメリカ NBC ニュースの報道での写真で、これが今回の記事に出てくる装置の一部だと思われます。中央に立っているのが、ブロウサード博士です。

オークリッジ国立研究所でのリア・ブロウサード博士

NBC News

なお、この「鏡の宇宙」という理論は、今回初めて出されたものではなく、以前から物理学で主張されていたもので、どんなものかといいますと、たとえば、2014年の英デイリーメールに、以下のような記事が掲載されています。

私たちの宇宙には、ビッグバンによって、私たちの宇宙と、時間が逆方向に流れる「鏡の宇宙」が同時に誕生した

dailymail.co.uk 2014/12/10

英国の物理学者ジュリアン・バーバー博士は、宇宙と時間に関する新しい理論を提唱している。

ビッグバンによって私たちの宇宙が始まったとき、同時に「鏡の宇宙(ミラーユニバース)」が生まれ、 その鏡の宇宙では、私たちの宇宙とは逆方向に時間が流れているという。

バーバー博士は以下のように言う。「すべての物理法則は、基本的には、時間の向きがどちらであっても同じように成り立つように見えますが、しかし、私たちの宇宙では時間は一方向にしか流れません」

鏡の宇宙でも、私たちの宇宙と同様の物理法則が成り立つため、惑星、恒星、銀河といった秩序を持った構造が形成され、知的生命体が誕生する可能性がある。 私たちが鏡の宇宙を観測した場合は、鏡の宇宙では時間が逆方向に向かって流れていくように見えるという。

鏡の宇宙にいる知的生命体が私たちの宇宙を観測した場合にも、彼らからは時間が逆方向に流れて見える。

よくはわからないですけれど、このようなものらしいです。

まあしかし、これが物理学的に画期的な概念であるというようなことはともかくとして、私としては、25年も前にテレビで見た「宇宙の鏡」という埴谷雄高さんの言葉が物理学の世界に「実際に出てきた」ということが何となく感慨深いです。

何しろ、私自身は、この埴谷雄高さんの番組を見ていなかったら、元気を取り戻すことはなかったと思っていますし、埴谷雄高さんは恩人でもあります。

「元気をもらう」というような表現がありますが、私は、埴谷雄高さんのこの番組から「狂気をもらった」という部分もあり、とても元気になりつつ狂気の度合いも、より深まっていったということもあります。

せっかくですので、番組の中で、埴谷雄高さんが、「宇宙の鏡」という言葉を語った部分を文章として載せておきたいと思います。

この中に「僕の病気」という部分がありますが、埴谷さんは、長く結核を患っていまして、ストレプトマイシンが出て治ったと番組で述べています。

 


『埴谷雄高独白 死霊の世界』 最終回 未来へのメッセージより

NHK ETV特集 1995年1月13日

 

無限の夢想から、無限の宇宙からこうなりたいと思う無限の夢、夢想から今度は新しい宇宙が生まれるということですね。

ただしうまくいけばの話で、それこそアンドロメダの向こうからだれかがやってきて、それがうまくいけばですよ。

アンドロメダはですね、我々の銀河から 150万光年と言われていたわけですけど、でも今はですね、まあ、天文学もインチキでね、だんだん数値も変わってきて、今では 210万光年ぐらいだといわれているわけです。

だいたい、銀河もアンドロメダも直径は 10万光年ということになっているんですよ。遠くから見ると双子星雲で、非常に遠くから見ると同じようなものが二つ並んでいるわけです。

僕の病気が治った時に表に出てみると、アンドロメダが見えるわけです。

そうするとですね、 昔はこれは 150万光年ということで、直径 10万光年ということだったんですけど、15回繰り返していけば向こうに到着するわけですよ。今は 21回ということになったわけだけれども、それでも 21回でも、地球と月よりもこっちのほうが近いんですよ。

地球と月は、地球の直径を30何回繰り返さないと、到達できない。
だから、地球と月よりもアンドロメダと銀河のほうが近い兄弟。

ということで、僕の兄弟はアンドロメダにいる。

「X(エックス)埴谷」というのがここにいて、僕が見ている時は向こうからも見ていると。僕が見ていると向こうからも同じように見ている。「宇宙の鏡」と同じで、僕が見ているということは、向こうからも見ているわけだ。


 

ここまでです。

この番組で放映された部分は、後に NHK 出版が『埴谷雄高・独白「死霊」の世界』という本にまとめられています。新刊は出ていないようですが、貴重な本だと思います。

なお、今回ご紹介した「鏡の宇宙」という概念、あるいは埴谷雄高さんの「宇宙の鏡」という概念のどちらも、

「ペアの宇宙」

というような状態の平行宇宙について語られているわけですけれど、最近の私自身が持つ平行宇宙の概念は、やや違うものです。

それは「無数の宇宙が、少しずつ並んでつらなっている」というもので、そして、ひとつの宇宙から別の平行宇宙への移動は比較的単純に頻繁に行われているけれど、本人にそれを察知することはできない……というようなものです。

これは物理学的な概念よりは、架空のストーリーなどで語られるタイプのものでして、理論的に整合性があるとかないとかよりも、「こちらのほうが好き」ということですかね。

 

ところで、科学的な根拠があるものではないのですけれど、この「複数の宇宙」の間で、最近いろいろな「動き」が続いているのかなと思うことがあります。

まあしかし、これはどうやっても現状の私の説明力では、うまく説明できないものですので、そのようなことを語ることができる時が来ましたら述べさせていただくこともあるのかもしれません。





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