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2019年からの世界 人類の覚醒と真実 地球という場所の真実 拡大する自然災害

気候変動は「人為的な要因のものではない」ことを神戸大学の科学者が「証明」。地球の気候に影響を与えているものは「宇宙線と雲」であることを78万年前の地磁気逆転時のデータから突き止める

投稿日:

2019年7月12日の米国「ゼロヘッジ」より


zerohedge.com




 

各国から相次いで発表される「気候変動」についての研究

この1ヵ月ほど、相次いで、

「地球の気象を支配しているのは宇宙」

ということが確定的となったといえる科学論文や声明がさまざまなところから発表されていました。

6月には、以下の記事で、ドイツの科学者が「太陽黒点数と降雨量が、ほぼ完全なリンクを示していること」を発見したことを以下の記事でご紹介させていただきました。

気候変動は人為的なものではなく、「太陽と地球による究極の共鳴現象」であることを、ドイツの科学者が発見した「降水量と太陽活動の完全なる相関」を見て思う

それは、以下のような 115年間分のグラフであり、ほぼ完全な「太陽黒点数と雨量の推移の一致」を見せていました。

ドイツ・ミュンスターの115年間の2月の雨量の推移と太陽黒点数の推移


Influence of solar activity changes on European rainfall

また、つい先日には、イタリアの科学議会が、

「人為的な要因による地球温暖化という説は科学とはいえない」

ということを全会一致で決議し、請願書をイタリア政府に提出したことを、以下の記事でご紹介しました。

地球温暖化説は終焉の方向に? : イタリア科学会がほぼ全会一致で「人為的な要因による地球温暖化という説はまったく科学的ではない」と決議し、請願書を提出

そして最近、これらのドイツやイタリアの科学者たちの、人為的な地球温暖化というものはあり得ないとする説を支持する研究の「決定打」が発表されました。

しかも、それを「証明」したのは日本人科学者です。

さらには、同時期に、フィンランドの大学の研究チームも「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」の気候モデルでは「気温の条件を正しく計算できない」ことを突き止めていまして、 IPCC が算出した気候変動モデル自体が崩壊しつつあることが明らかにされつつあります。

今回の「人為的な地球温暖化というものはあり得ない」という発表のニュースは、米ゼロヘッジなどを含めて、通常は科学とは関係のない記事が多い、さまざまなメディアに取り上げられていました。冒頭のゼロヘッジでは、記事のタイトルの翻訳を「衝撃的な主張」とさせていただいていますが、実際には「爆弾宣言」というようなニュアンスの方が近い言語(Bombshell Claim)が使われています。

なぜ、アメリカで、このように、このニュースが大きく報じられているかといいますと、実は、次のアメリカ大統領選において、現職のコブフェフェ大統領に対抗する候補と言われる人に、2018年にアメリカ史上最年少の女性下院議員となったアレクサンドリア・オカシオ=コルテスさんという人物がいるのですね。

アレクサンドリア・オカシオ=コルテス民主党下院議員

Lev Radin / Pacific Press / LightRocket / Getty Images

コブフェフェ米大統領

Fox News

このコルテス議員の主張のひとつが、

「徹底的な二酸化炭素の排出の削減策を進める」

というものなのです。

つまり、この人は、「気候変動が人為的な要因によって起こされている」と信じている人でもあるのですけれど、それに対して、現職のコブフェフェ大統領は、

「二酸化炭素排出の削減など不要」

という立場の人でして、つまりはアメリカ大統領選的にも「人為的な要因の気候変動というものの是非は重要な論点である」らしいのです。

そのようなわけで、ゼロヘッジのような金融政治専門のメディアでも、このように「気候変動は人為的な要因によるものではあり得ない」という科学的発表を大きく取り上げているのです。

私自身は、アメリカの大統領選には興味がなく、コブフェフェ大統領にもコルテス議員にもどちらにも何の思い入れもないですけれど、アメリカの政治に関心がある人たちは、気候変動の研究の報道にも興味を持つということのようです。

いずれにしましても、このような理由から、普通ならそれほど注目を浴びない、このような科学的研究が、一斉に注目を浴びることとなっているのだと思われます。

さて、今回の研究発表の中心人物は、神戸大学・内海域環境教育研究センターで地磁気逆転と気候変動を研究していらっしゃる兵頭政幸教授という方です。

その研究が発表されたのは 6月の後半で、以下の神戸大学のニュースリリースに、内容が掲載されています。

地磁気逆転途中に冬の季節風が強化していた ―銀河宇宙線による地球の気候への影響を証明
 神戸大学 2019/06/28

これは科学的なニュースリリースで、私たち素人にはややわかりにくい面もないではないですので、この発表をニュースとして報じていた記事から抜粋させていただきます。

なお、ここに出てきます「雲の日傘効果」とは、雲が、太陽の光を反射させ、地球の平均気温を下げる効果のことです。

 


銀河宇宙線がもたらす雲の日傘効果 神戸大学が気候への影響を示す証拠を発見

大学ジャーナルオンライン 2019/07/09

宇宙から飛来する高エネルギー粒子、銀河宇宙線には、雲の生成を誘起して雲量を増加させる効果がある(スベンスマルク効果)。

今回、神戸大学内海域環境教育研究センターの兵頭政幸教授らの研究グループは、銀河宇宙線が増加していた 78万年前の地磁気逆転途中に、増えた下層雲の「日傘効果」で冬の季節風が強まった証拠を発見し、銀河宇宙線が気候変動の要因になりうることを示した。

スベンスマルク効果により銀河宇宙線が気候に影響を及ぼす可能性があることは、以前から示唆されていたという。

しかし、最近の気象観測データを使った検証では、銀河宇宙線量、雲量とも変化が微小なため、明確な証拠は得られていなかった。

そこで本研究では、地磁気逆転に伴う地磁気強度の減少で銀河宇宙線が 50%以上増加していた 78万年前の約 5000年間に着目。

銀河宇宙線が大幅に増加した期間は、雲量も大きく増加し、強い雲の日傘効果で冬の季節風が強化していたはずとの仮説を立て、中国黄土高原のレス層(風で運ばれた砂塵の層)の粒度と堆積速度の変化を調べた。

その結果、地磁気逆転途中の約 5000年間では、砂塵の粒度が粗く、堆積速度が3倍以上増加していた痕跡を発見した。

これは、雲の日傘効果で大陸が強く冷却され、シベリア高気圧が強化したことによって冬の季節風が強まったことを示唆するものだ。

同じ時期、大阪湾堆積物コアの分析から年平均気温の低下、気温の年較差の増大も起こっていたとみられており、今回新たに冬の季節風の強化が見つかったことで、雲の日傘効果がこれら気候変化の原因であることがほぼ確実となった。

本研究成果は、雲の気候への影響を見直すきっかけとなりそうだ。


 

ここまでです。

いろいろと難しく書かれていますが、とても簡単に書きますと、「宇宙線が増加すると、雲が増え、その日傘効果により地球の気温は低下する」ことが「確実になった」ということかもしれません。

 

ちなみに、私が、初めて「雲の生成と宇宙線の関係」を知ったのは、2011年のことでした。

以下の記事で書いていますが、この頃は、私はまだ「宇宙線」という言葉さえ知らなかった人間でした。

「宇宙線が雲を作るメカニズム」の一部を欧州原子核研究機構 CERN が解明
In Deep 2011年08月26日 

 

その後、先ほどの記事にも「スベンマルク効果」として、その名が出てくる、この研究を長くされているデンマーク工科大学の物理学者のヘンリク・スベンマルク博士の存在を知り、その研究を知る中で、

「雲は宇宙線が作りだしている」

ことを確信するようになりました。

その後、太陽活動と宇宙線量の関係も知ることになりました。

雲の多い少ないは、地球の気象に大きく関係しますので、つまりは、

「地球の気象は太陽活動と宇宙線の関係性によって作られている」

ということも知るようになったのでした。

スベンマルク博士に関しての最も新しい記事は、以下のものです。

スベンマルク博士の異常な愛情が今ここに結実 :「雲の生成は宇宙線によるもの」という説が25年にわたる観測の末に「結論」づけられる。そして、太陽活動が長期の地球の気温のコントロールに関与していることも

 

なお、先ほどの大学ジャーナルオンラインの記事では、

> 本研究成果は、雲の気候への影響を見直すきっかけとなりそうだ。

とありますが、「地球の雲の状況はこれからどうなるか」といいますと、

「確実に増えていく」

といえるのだと思われます。

その理由は、先ほども書きましたけれど、地球に到達する宇宙線の量は、太陽活動にコントロールされていまして、「太陽活動が弱いと宇宙線量が増える」のです。

もう少し端的に書きますと、

「太陽活動が弱いと、雲が増える」

のですね。

そして、以下の記事で取り上げさせていただきましたように、これから始まる太陽活動のサイクルは、「過去 200年で最も弱くなる」と予測されています。

米NASAが次の太陽活動周期サイクル25は「過去200年間で最も弱くなる」という予測を公式に発表。2032年頃まで続くその環境の中の地球はどうなる?

予測の中には、次のような極端なものもあるのです。

サイクル1(1749年)からサイクル25(2040年)の黒点数の推移予測


Sun's Bizarre Activity May Trigger Another Little Ice Age

なお、先ほど少しふれましたフィランドの研究は、トゥルク大学によって、6月29日に発表されたもので、論文のタイトルは「人為的な気候変動に対する有意な実験的証拠は存在しない (NO EXPERIMENTAL EVIDENCE FOR THE SIGNIFICANT ANTHROPOGENIC CLIMATE CHANGE)」というものでした。

そこには、

「過去 100年間で、二酸化炭素の影響で気温は約 0.1℃上昇したが、そのうち人為的な影響は約 0.01℃だった」

「増加した二酸化炭素中の人為的な部分は 10パーセント未満であり、実質的に、人為的な気候変動というものは存在しない」

というようなことが書かれています。

人為的な要因による気候変動という概念が、徹底的な反証を受け続けています。

政治の世界のことはわからないですが、科学の世界においては「現在の主流意見の趨勢が逆転する」ということが起きても不思議ではないほどです。

しかし、要因は何であっても、気候は確かに変動し続けていて、そして、それが宇宙線と雲によるものであるのならば、今後は「雲の多い地球」に暮らしていくことになるのかもしれません。

今現在、すでに「記録的な日照不足」が報じられていまして、関東では、たとえば群馬県の前橋などは過去 10日間「平年の 1%」しか日照がないのだそうです。

さすがに、8月頃までには解消されていくのでしょうけれど、しかし短い期間の話ではなく、今後数年とか、十数年という単位で、仮にこのような日照不足が散発的に発生していくとすれば、少し厄介なことかもしれません。

今後の太陽活動が NASA の予測通りに非常に弱い活動となっていくのすれば、このような雲の多い状態が日常的な気候になっていく可能性もあります。





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