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これからの太陽活動 人類の覚醒と真実 健康の真実

「太陽フレアはガンを誘発する」: 太陽活動が人間の細胞に与える影響についてのロシアでの大規模研究の結果、フレアは、ヒトの細胞に病的異常を発生させていることが判明

投稿日:

2019年1月30日のシベリアの報道メディアより


sib-science.info




 

太陽活動の人体への影響についての知見がまたひとつ


NASA

 

今回は、ロシアの複数の大学による共同研究の内容についてご紹介したいと思います。

その研究は、

太陽フレアは、人間の細胞に影響を与えるか

ということについてのもので、このような研究が行われるのは、ロシアでも初めてのことのようですが、これほど大規模なものは、全世界規模でも、おそらく初めてだと思われます。

私は、数年前から「太陽と人間の身体と精神の関係」について興味を持つようになりまして、In Deep でも過去にずいぶんと、そのようなことを書かせていただいていました。

それらについては、後で簡単に振り返ることとしまして、まずは、そのロシアの研究についてご紹介します。

冒頭に貼らせていただいたニュースは、そのことを報じたメディアのものですが、本記事では、研究を主導したシベリアのトムスク大学のニュースリリースをご紹介したいと思います。

医学部のニュースリリースということで、オリジナルには難解な記述も多いのですが、このよう重要なことについては、わかりやすさが最も大切だと考え、説明をプラスしたりして、なるぺくわかりやすくしたつもりです。

ここからです。


Ученые исследовали влияние солнечных вспышек на генетику человека
tsu.ru 2019/01/30

ロシアの科学者たちが、太陽フレアが人間の遺伝子に及ぼす影響を調べた

トムスク大学を始めとしたロシアの複数の大学や研究機関による共同研究によって、太陽フレアが発生した際に、それが地球上の人間の遺伝物質の安定性にどのような影響を与えているかが調査された。

太陽活動の増加が、ヒトの血圧や循環系、赤血球の沈降速度などに影響を与えていることが、ロシアの以前の研究で示されており、他のロシアの研究では、太陽活動が、人間の光と音の信号への応答時間などの人間の生理的特徴に影響を与えることが示されていた。

そのような中で、トムスク大学、シベリア州立医科大学、ヴォロネジ州立大学、そしてハンティ・マンシースク州立医学アカデミーとセバストポール州立大学の科学者たちによって、人体に対する太陽活動の影響と、その因子や要因を評価しようとする大規模な共同研究がおこなわれた。

この研究では、仮説としてだが、太陽活動が悪性新生物(ガン)の出現を刺激している可能性があるという説も浮かび上がっている。

これは、太陽活動が、人間の細胞分裂に「反」規則的な安定性をもたらすことがわかったことによる。

しかし、人間の遺伝物質の安定性に対する太陽活動の影響は十分に研究されているわけではないので、この「太陽フレアが、人間の悪性新生物の出現を誘発させる」という仮定はまだ確認されているものではない。

 

今回の共同研究では、遺伝物質の分析のために、被験者の頬粘膜(きょうねんまく / 口の内側の粘膜)上皮の小核を試験に使用した。

この方法は、採取する際に、サンプルを提供してくれた人々の人体に傷をつけることなく取得できる上に、採取に対して、大きな経済的費用を必要とせずに人体の小核の細胞を取得できるのがメリットだ。研究のためのサンプルは、共同研究に参加した大学や教育機関に在籍する学生たちから採取された。

サンプルは、以下のように採取された。

・強い太陽フレア(X級)が発生した 3日後、7日後、10日後に、それぞれ採取

・中程度の太陽フレア(M級)が発生した 3日後、7日後、10日後に、それぞれ採取

・弱い太陽フレア(C級)が発生した 3日後、7日後、10日後に、それぞれ採取

強い太陽フレアに関しては、その 17日後にも追加のサンプルをとった。

科学者たちは、この方法で教育機関の学生たちから採取した 49万5000個の細胞を分析し、実験に参加した都市で得られたデータが加えられ、さらに分析された。

研究の結果によると、分析された男性の頬粘膜上皮には、小核などに構造異常を有する細胞(細胞分裂中の不正確な染色体の配列の結果による)、核の構造の病理学的変化を有する細胞、および上皮の壊死の症例が検出された。

そして、サンプルが採取されたロシアの4つの年(トムスク、ヴォロネジ、セバストポール、ハンティ・マンシースク)、季節、サンプルを摂取した日、および研究の対象に対する太陽フレアの発生の累積的な影響が確立された。

太陽フレアの後に、最も多くの細胞に異常が検出されたのは、セバストポールで、以下、ヴォロネジ、トムスク、ハンティ・マンシースクだった。

研究者によると、細胞の不規則性の頻度は、季節によって異なる。 最も異常が多くなるのは、冬の終わりで、最も異常が少なくなるのは、秋の終わりだった。

研究者たちは、冬の終わりに細胞の異常が最も多くなることについての原因は、(太陽活動が原因ではなく)この期間に特徴的なヒトの身体の弱体化と、ビタミンの欠乏によるものである可能性について除外していない。

 

トムスク大学のニコライ・リンスキー教授は、以下のように述べている。

「太陽フレアの後、同じような構造の異常を持つ細胞がヒトの体内に存在するようになるからといって、それにより、ヒトが何らかの不可逆的な過程(肉体や精神の異常など)につながっていくというわけではないと思われます」

「太陽活動を考えなくとも、私たち人間の体内には、絶えず病理学的な異常構造を持つ細胞が形成されています。しかし、健康であるならば、人は自らの体内に持つ修復と保護の機能により、異常な構造の細胞に対するプロセスはうまく働いているのです」

「今回、太陽フレアの人間の細胞に対する異常形成が認められたとはいえ、実際には、太陽活動と太陽エネルギーが、私たち人間の身体に与えるプラスの影響も、マイナスの影響も詳しくわかっていないのです。そのために、私たちは、今回のような研究を継続しておこなう必要があると考えています」

 

なお、以前、トムスク大学・宇宙物理生態学部の科学者が、太陽フレアによって引き起こされる地球の磁場のゆらぎが人間の脳に及ぼす影響を調べたことがある。

さらに、トムスク大学の学生が、太陽からの磁気嵐を「捕まえ」、それに対する人々の心理物理学的状態の簡単なテストを行ったことがある。 その結果、太陽磁場を摂動させると、ヒトは、音や光に対しての反応速度が遅くなる可能性があることがわかった。

太陽のフレアは、たくさんの異なる粒子を地球に向ける。アルファ粒子、ベータ粒子、陽子、電子、中性子と陽電子などだ。それらは異なる速度で動き、太陽フレア発生から 2日から 4日で地球の表面に到達する。しかし、それらのほとんどは地球の磁場の上層大気にとどまる。


 

ここまでです。

49万5000個のサンプルを調べるという、やや途方もない大規模な研究の結果、

「太陽フレアの後に、ヒトの細胞には異常が発生する」

ことが判明したというものです。

 

さらに、研究者たちは、細胞に異常が発生することから、

「太陽活動が、悪性新生物(ガン)の形成と関係しているのではないか」

という仮説を立てます。

これに関しては、確証がないことではありますけれど、太陽フレアが、細胞に異常を形成していることがはっきりしているならば、ある程度は関係している可能性も高そうです。

たとえば、一般的に「発ガン性物質」というものの定義を見てみると、以下のようになります。

遺伝毒性発がん物質

・ 遺伝子(DNA)や染色体を損傷することにより発がん性を示す

そして、発ガン性物質の試験は、以下のようになります。

遺伝毒性試験(変異原性試験)

細菌、培養細胞、ラット・マウス等を用い、被験物質がDNAや染色体を損傷し、遺伝子突然変異や染色体異常を起こす性質があるかどうかを調べることを目的とした試験

どちらも、食品安全委員会の資料からの抜粋ですが、このように、

> 被験物質がDNAや染色体を損傷し、遺伝子突然変異や染色体異常を起こす性質があるかどうか

ということを調べて、DNA や染色体を損傷する可能性があるものを発ガン性物質というならば、今回の太陽フレアも、遺伝子の突然変異、染色体異常を起こす可能性があるわけで、そのようなものかもしれないですね。

太陽フレアが人間の細胞に異常を形成するということは、もちろん初めて知りましたが(世界中の人たちが初めて知ったことだと思われます)、太陽は本当にいろいろと人間に対しての影響が大きいものだと思います。

 

今回、このロシアの大学での研究をご紹介したかったことには、別の意味もあります。

それは、

「もう何十年も、太陽と人体の関係についての科学研究が中断したまま」

だからです。

過去には、太陽と人体における科学的な研究をさまざまにご紹介したこともありましたが、それらは、おこなわれたのが古いものばかりでして、1900年代の初頭から、新しいものでも、1970年代くらいまでのものなのです。それ以降の、特に、西側諸国では、まったくといっていいほどおこなわれなくなりました。

以前の研究で、「太陽活動と、人間の身体や精神とは明らかに影響がある」ことがわかっているのに、その後の研究はほとんどおこなわれていません。

日本もそうだと思います。

日本人科学者も、「血液と太陽活動の関係」を発見していますが、それは何と、今から 68年前の 1951年、あるいは、84年前の 1935年の研究です。

以下のような業績でした。

嶋中雄二著『太陽活動と景気』より抜粋

1951年に東邦医科大学の血液学者、高田蒔教授は、血液中のアルブミン水準を検査する指標である「高田反応指標」が太陽活動の変化により変動することを発見した。アルブミンは、血液の凝固を促進する有機コロイドである。

すでにそれ以前にも 1935年に、日本の科学者たちは、人間の血液凝固速度が太陽活動と関係していることを見いだし、太陽黒点が太陽の中央子午線を通過するとき、血液凝固速度は二倍以上に高まったと報告している。

かつては、世界中の科学者たちが、

「太陽活動の影響は、人間のあらゆる身体と精神に介入している」

ことを発見し続けていたのですが、近年ピタリとそのような研究が止まりました。

太陽と人間の関係は、私たちの身体や精神の衛生と関わることでもあり、この研究には意義があるとは思うのですが、そのような研究はなされなくなりました。

このことは、私が太陽に興味を持った、数年前から思い続けていたことで、例えば下の記事などは、6年前の 2013年のものです。

なぜ「太陽生物学」や「太陽と人体に関しての研究の数々」は歴史から消えてしまったのか?
 In Deep 2013年07月18日

 

私自身は、その「太陽の人体や精神への影響」から発展して、その後は、

太陽活動は、人類の社会活動すべてをコントロールしている

と思うようになっています。

そのことにふれた記事はたくさんありますけれど、たとえば、以下のようなものもそうです。

急停止した太陽活動 : 2010年4月以来最も長い「16日間連続で黒点ゼロ」を記録した日に「太陽活動は人間社会のすべてを牛耳っている」という概念を思い出す

 

なお、過去記事で何度もふれさせていただいていますけれど、「太陽と人間社会の関係」について、近代で最初にそのことを提唱したのは、やはりロシアの科学者でした。アレクサンドル・チジェフスキー博士という 1900年代の初めに活動していた方です。

チジェフスキー博士

私が、太陽と人間の関係に興味を持つことの最初のキッカケとなった論文を記した人物でもあります。

彼の行った研究が、簡潔に書かれている中から抜粋します。

 


チジェフスキーと太陽生物学

嶋中雄二著『太陽活動と景気』 「太陽活動と人間の生理」より

1915年から24年にかけて、ロシアの科学者で歴史家でもあったA・L・チジェフスキーは、紀元前 600年にまで遡り、戦争、民族大移動、革命、流行病のような社会的大変動に及ぶ資料を 72の国から集め、これら地球上の人間活動と太陽活動との関係を徹底的に調べた。

彼は、1764年から1900年に至るペテンブルグ、1800年から1900年にかけてのロシアの総死亡率を分析し、それらが太陽黒点周期と一致していることを見いだした。

また彼は、ペストをはじめ、コレラ、インフルエンザ、回帰熱、脳脊髄膜炎、ジフテリアその他の伝染病、それに病害虫といったものが、いずれも太陽活動と驚くほど対応していることを発見した。

チジェフスキーは、ペストの流行は6世紀以来、太陽黒点が最小のときに比べて最多のときには、約二倍も多く生じていると主張し、この原因を太陽からの有害な放射線(たとえば紫外線)の増減に求めた。

太陽の影響力は、彼によれば、個体から集団、群生に至る生物系のすべての組織レベルにおよんでいるとされた。

そして彼は、動物の血液、リンパ液、原形物質等のコロイド電気変化が、太陽活動の変化やバクテリアの成長と平行関係にあることを突きとめた。

こうして、チジェフスキーは、地球上のあらゆる生物の発達は、太陽宇宙因子の直接的影響下に進んだものであり、人類もその例外ではないと考えた。

彼は、戦争や革命など人間の不穏状態に関する徴候、あるいは「大衆の興奮も太陽の周期に従っている」とした。


 

ここまでです。

このような学説が存在することを知った時には嬉しかったですねえ。

なお、チジェフスキー博士は、このような「太陽と人間の関係」の学説を発表した後、スターリンにシベリアに送られてしまいました。スターリンは、この「太陽が人間社会を支配している」という説が非常に気に入らなかったようです。

 

いずれにしましても、歴史的に、このような数多くの研究があったいうことからも、今回のロシアの大学による発見である

「太陽活動が悪性新生物をつくる可能性」

も、それほど意外な感じはしません。

しかし、なぜ太陽が「人間の病気を作り出すことまで」するのか・・・ということに関しては、ひとつには、この 10年近く続いている「太陽の異常」が関係しているのかもしれません。

太陽の異常についてもいろいろと書かせていただきましたが、最近のものでは以下のような異常が大きなものでした。

「太陽と宇宙線の関係」が観測史上初めて「崩壊」したかもしれない。そして今、太陽に勃発し続けているきわめて異常な事態とは

 

そして、太陽が「人間の病気を作り出す」理由としてもうひとつ考えられることは・・・これは書くのをためらう部分もあるのですが、今回ご紹介した記事を訳している時に「ふと」頭に浮かんだ概念があります。

それは、

「淘汰」

という概念です。

太陽が地球の人間に与える他の影響を思い出してみても、「淘汰を含めたコントロール」というものは存在するのかもしれないなあと。

人類は常に、太陽から「何かを試されている」のかもしれません。

 

と、ここまでとさせていただこうと思ったのですが、太陽について、さらにふと思い出したことがあります。

アクセサリーにペンダントってありますよね。

私は、他のアクセサリーはほとんどしませんが、若い時からペンダントだけはよくしていて、今もそうです。十代の頃から今にいたるまで、どうも呪縛的に、ペンダントをするのですが、「古代のペンダントの意味」を知ったのは、わりと最近でした。

それは、ルドルフ・シュタイナーの 1909年の講演内容を読んでいて知ったのでした。

シュタイナーが言うには、

「ペンダントは、太陽の影響を心臓に与えるため」

のものだったそうです。

今回は、その講演から抜粋して締めさせていただこうと思います。この講演の内容は、『人間の四つの気質』という著作にあります。シュタイナー関係の出版物にしては、あまり難解でない内容が多く、読みやすいです。

シュタイナーの1909年の講演より「ペンダントの起源」

過去の民族は、太陽が人間の心臓、胸に特別に影響すると思っていました。

「太陽が正しく影響することによってのみ、私は勇敢な人間でありうる。太陽光線が外的に皮膚に作用するなら、私は全身毛むくじゃらになっていただろう。そうではなく、太陽光線は内的に心臓に作用しなくてはならない」と彼らは思いました。

心臓が太陽と関係づけられるのは正当なことなのです。

このような太陽との関係について、まだいきいきとした知識を持っていた人々は何をするでしょうか。

そのような人々は喉のあたりに、太陽を表すペンダントをします。太陽を表すものを、首にかけるのです。彼らはそのようにして歩きます。そうすることによって、「太陽が心臓に影響を与える、と私は信じる」と、宣言しているのです。

のちには、このようなことが忘れ去られました。

ペンダントがもともとは太陽が心臓に影響を与えることのしるしであったことを、文明人は忘れました。かつては深い意味があったものが、単なる習慣となったのです。

そして人間は、習慣に従ってそのようなものを身につけながら、なぜそれを身につけるのかが、何もわからないのです。





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