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120年に1度しか咲かない「竹の花」が日本各地で開花し続けている。そして歴史から見るこの示唆は不吉などではなく「完全なパラダイムシフト」への徴候かと

投稿日:2019年4月24日 更新日:

2019年4月23日の徳島新聞より


100年に1度の珍現象 小松島で竹の開花




 

平成が終わるその年に開花し続ける神秘の植物「竹」

最近、やけに「竹の花」のニュースを目にするようになりました。

竹というのは、とても不思議な植物で、たとえば、竹の開花というのは 120年に 1度というサイクルとなっていることが知られています。

以下は、Wikipedia からの抜粋です。

竹 - Wikipediaより

一部のタケ類は周期的に開花し一斉に枯れることが知られている。その周期は極めて長く、ハチク、マダケの場合は約120年周期であると推定されている。しかし、まだ周期が分かっていない種類も多い。

 

この「開花周期がものすごく長い」ということも特異なことですが、それ以上にも竹の花の珍しいところは、

「竹という植物は、花が咲くと、竹林ごと一斉に枯れてしまう」

のです。

これについては、植物のサイト LOVEGREEN の以下の記述などにわかりやすく載っています。

竹の花は、120年に一度咲く!?

LOVEGREEN 2016/11/22

いっせいに花開き、そしてすべて枯れてしまう

竹は一つの竹林で一つの命をもっていると言えます。長い間地下茎で竹林を広げ、ある時いっせいに花を咲かせます。若い竹も年老いた竹も同時です。

そして種子を残し、すべて枯れてしまいます。竹林が丸ごと消えてしまうため、もとに戻るには10~15年の長い時間がかかります。

 

昔から、竹の花が咲くと凶事の前触れと恐れられていた

竹の開花スパンは種類によってさまざまですが、モウソウチクで60年、マダケで120年前後と言われています。

気の遠くなる長さですね。このため、竹の花は不吉な出来事の前兆と恐れられてきました。

 

何となく「花」というのは生命誕生の象徴のようなイメージがありますが、竹に限っては、「その花は、死と消滅の象徴」ともいえるのです(種は残しますけれど)。

おそらく、竹の花が咲くことが「不吉」というように言われる理由は、開花の周期がものすごく長いことと、この「一斉に枯れる」というようなイメージから出てきた話ではないかとは思います。

ちなみにですね、この「竹」という植物、いまだに学術的に「草か木か区分できていない」のです。

先ほどの Wikipdia には以下のようにあります。

ここに出てくる草本とはいわゆる「草」のことで、木本とはいわゆる「木」のことです。

竹 - Wikipediaより

竹は、多くの草本類と同じく茎にあたる稈に年輪はみられないが、一方で木本類(木)のように堅くなる性質がある。

通常の木本と異なり二次肥大成長はせず、これは草本(草)の特徴である。このため、タケが草本か木本かは意見が分かれる。

木か草かもいまだに決められていない植物というのは大変珍しいものです。神秘の植物といっていいかもしれません。

 

さて、話を「竹の花」に戻しますと、今年になってから、日本各地で、竹の花が咲きまくっているのですね。

竹の花が不吉かどうかはともかくとして、珍しい集中だなとは思います。

今年の竹の花に関しての報道と、その冒頭部分を一部ご紹介しておきます。

日付けは報道があった日です。

 

2019年の日本各地の「竹の開花」

4月18日 神奈川県 横須賀市
[報道]100年に1度? 横須賀で竹開花、「大変まれなケース」 (神奈川新聞 2019/04/17)

100年に1度咲くとも言われる竹の花が、横須賀市根岸町に住む写真愛好家・西澤勝さん(70)の自宅で、先週から咲き始めた。

専門家は竹の開花を「大変まれなケース。開花後に種子が実り、竹全体は一斉に枯れると思う」としており、西澤さん夫妻は興味深く様子を見守っている。

 

4月23日 徳島連 小松島市
[報道]100年に1度の珍現象 小松島で竹の開花 (徳島新聞 2019/04/23)

小松島市櫛渕町大谷の農業喜田和彦さん(77)方の竹林で、約200本の竹が花を咲かせた。竹の開花は60~120年に1度といわれるほど珍しく、喜田さんは「生まれて初めて見たので驚いた」と話している。

 

2月10日 宮崎県 三股町樺山
[報道]宮崎)三股で竹の花が咲いた 数十年から120年に1度 (朝日新聞デジタル 2019/02/10)

宮崎県三股町樺山の福留靖一さん(75)方の庭で、2本の竹に花が咲いた。福留さんは「生まれて初めて見た」と驚いている。

 

2月1日 兵庫県 明石市
[報道]120年に一度?タケが開花 謎多く不吉の象徴とも (神戸新聞NEXT 2019/02/01)

「明高の庭で、タケに花が咲いているらしい」。そんなうわさを耳にした。タケの花? 聞いたことがない。調べると「開花は120年に一度」という情報も。これは見に行かねば。兵庫県明石市荷山町の県立明石高校を訪ねた。

 

12月15日 高知県 牧野
[報道]120年に1度!? 竹の花咲く 高知県立牧野植物園 (高知新聞 2018/12/15)

高知県立牧野植物園でキンメイチクというマダケの一種が花を咲かせている。同園によると竹の開花は非常に珍しく、種類によっては120年に1度とも言われる。

 

11月23日 神奈川県 川崎区
[報道]100年に一度の竹の花咲く (タウンニュース 2018/11/23)

川崎区浅田の中島啓造さん宅で60年から120年に一度咲くと言われる竹の花が今月上旬から咲き始めた。


 

まだありますけれど、どれも記事の内容は似たようなものですので。

ちなみに、昨年の 6月には、大阪でも竹の花が咲いています。

先ほど書きましたように、竹の花が咲いた後は「花の咲いた竹林全体が枯れる」ということになりますので、ここに出てきたような竹林の竹は、その後すべて枯れたはずです。

まあ、確かに、わりと連鎖的に竹の開花が続いている印象はありますが、日本は狭い狭いとはいっても、比較的面積のある国ですので、日本全国単位で考えてみれば、いくら 120年に 1度という稀少な現象でも、全国のどこかでは起きても不思議ではないと思われます。

 

・・・・・と思っていたのですが、この「竹の花 → 枯死」という現象は、過去の例を見ますと、「どうやら、ある程度、日本全国で一斉に起きる」らしいのですね。

 

というのも、1960年代に、日本各地で一斉に竹の花が咲いた時には、「日本の竹の3分の1が枯死してしまった」という出来事があったことが、日本気象協会のサイト tenki.jp の記事に記されています。

以下は抜粋です。

竹の花は120年にいちど咲く!? 
tenki.jp 2017/05/16

竹の花は、めったに咲きません。笹ではおよそ50年、竹の類ではおよそ100年にいちど。きっと一生見ない人も多いことでしょう。

そして一斉に咲いたあとは、なんと竹林ごと枯死してしまいます。突然の壮絶な自然現象に、昔の人は「これは天変地異では」「枯れるのは伝染病によるものでは」と恐れをいだき、「竹の開花は不吉の前兆」という言い伝えが各地に残ることとなりました。

実際、1960年代のマダケの開花では国内のマダケ林のおよそ1/3が枯死し、そのため日本の竹製品は大ピンチに陥ったのです。

 

同じようなことが、もし起きるのだとすれば、現在各地で起きている竹の花の現象は、この 1960年代のような、

「全国で一斉開花、一斉枯死」

というものの序章だったりする可能性もあるのでしょうか。

 

 

2008年にも起きていた「竹の開花の連鎖」

ちなみに、この「一斉に竹の花が開花した」ということについての「小規模なもの」は、2008年の 5月から 6月に起きていたことを私は以前記録していました。

もう報道ページは残っていないものも多いですので、報道のタイトルの一部を記しておきますと、以下のように「竹の花が咲いた」という内容の報道やブログ記事が、連続していました。

「竹の花咲く 70年に1度の“珍事”」(2008年5月10日 琉球新報)

「竹の花 咲いた! 御浜でメダケの一種 十数年から120年に一度 地元に驚き」(2008年5月27日 読売新聞)

「キンメイチクの花咲く、100年に一度の開花」(2008年5月30日 産経新聞)

 

なお、この、2008年5月というのは、どういう時かといいますと、世界はサブプライム住宅ローンの危機の渦中にあり、そして、この4ヵ月後の 9月に「リーマンショック」と呼ばれる連鎖的な世界規模の金融危機が発生した時でした。

日本でいえば、この2008年は、「株価が1ヶ月半で半分になった年」でもありました。

日経平均株価も大暴落を起こし、9月12日の終値は12,214円だったが、10月28日には一時は6,000円台(6,994.90円)まで下落し、1982年(昭和57年)10月以来、26年ぶりの安値を記録した。 Wikipedia

 

そういう意味では、竹の花の開花が日本で連鎖した 2008年は、やや不吉といえるかもしれない出来事が実際にあったと言えなくもないです。

自然の現象にはよくわかっていないことがたくさんありますが、この竹の花の開花のように「 120年の周期」というような不思議なメカニズム、しかも、「花が咲いた後に一斉に竹林が全滅する」という事象を伴うこのような現象は確かに示唆的ではありますけれど、しかし、この「一斉に全滅する」という言葉を「反対」から見ると、どのように写るでしょうか

それは、時間はかかるにしても、

「一斉に新しい竹の生命群が誕生する。すなわち《完全に刷新される》」

ことと同義であることに気づきます。

竹の開花の後の枯死では、若い竹も古い竹もすべて完全に枯れてしまいますので、中途半端な再生産ではなく、「完全に消えて」「完全に生まれ変わる」ことが、竹の開花によって起きるのです。

そのことと照らし合わせて、たとえば、先ほどの 2008年という年を「逆」から見てみれば、確かに大変な状況の年だったかもしれないですが、しかし、たとえば、私もそうでしたが、この 2008年は、

「多くの人々の考え方が、一気に変転した年」

でもあったはずです。

私自身がそうです。

私がブログを書き始めたのは、この 2008年でした。「パラダイムシフト」という表現は大げさかもしれないですが、そういうように言えるほどの価値観の変転のキッカケとなったのが、この「竹の花の開花が連鎖した 2008年」だったともいえるのです。

そういう方々は、多いのではないでしょうか。

 

そもそも私という存在そのものが、この 2008年を経験しなければ、自分自身どうなっていたかわかりません。

たとえば、このブログを始めていなければ、自分の健康のことをひとつとっても、ボロボロになっていたはずで、あるいは今頃すでに死亡していた可能性が強いと思われます。これは誇張ではないです。

変な書き方かもしれないですが、私自身、In Deep の記事にはかなり助けられています。

ブログを書き続けていた期間に、偶然やいろいろな積み重なりの中で知り得た知識や生活の実践法や食べ物のことなどにより、「何とか生きてきた」と実感しています。

以前の自分の不健康さを考えますと、五十代で生きているのは不思議なんです。

それでもまだ普通の人より十分に不健康ですけれども。

 

話を戻しますと、「竹の花」が示唆しているものは、不吉ではなく、

 

「完全なる価値観の変転、あるいは完全なる生まれ変わり」

 

なのだと確信します。

先ほどご紹介しました「 1960年代の竹の一斉開花」ということにしても、1960年代は、激しく価値観が変転した時代だったはずです。

それらの過去の例を見れば、今年、竹の花が日本全国で咲き乱れているということは、

「決して不吉の象徴ではない」

と断言します。

仮に起きる事象が不吉と関係しているものであったとしても、それはまた 2008年の時のように、あるいは 1960年代のように、多くの人々に「価値観の変転をもたらす」事象になるはずだと考えます。

場合によっては、今後も竹の花の開花のニュースは続くかもしれないですが、それは、次の時代に希望を持てる示唆となっていると考えるのがいいのではないかと思うのです。





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