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2020年からの世界 人類の未来 人類の覚醒と真実

カオスと物質の欠乏の時代に備える具体的な方法

投稿日:


The Organic Prepper




 

革命というより混乱への心構えとして

少し前に、以下の記事で、アメリカのシアトルでに設立された「自治区チャズ」について、少しふれさせていただきました。

アメリカの内戦は進む : ワシントン州シアトルに出現した武装を伴う独立ゾーン「自治区チャズ」の行方
In Deep 2020/06/13

その後、自治区チャズは、外部のメディアやカメラマンを一部内部に入れることに同意したようで、チャズの様子が撮影され始めています

自治区設立からまだ数日して経っていませんが、壁や道路が全面的にペンキなどで色塗られていました。いかにもシアトルらしい若者たちの姿も写っています。

2020年6月14日 米シアトルのCHAZ内部


Inside Seattle's 'Autonomous Zone'. No police allowed


Inside Seattle's 'Autonomous Zone'. No police allowed


Inside Seattle's 'Autonomous Zone'. No police allowed

この自治区あるいは占拠運動がどのような性格のものかはいまだにはっきりしていないですけれど、しかし、「穏やかなペースでアメリカの混乱はさらに拡大している」というようには言えそうだとも思います。

そのような中で、アメリカのプレッパー(社会の混乱に向けて準備している人たち)のためのウェブサイトで、

「どのように革命に対して準備するか」

というタイトルの記事がアップされていました。

これは、革命を思想的にどうとらえるかということではなく、「その混乱した社会で、どのように自分と家族が生き残るか」というものです。

物流の混乱と公共サービスの問題は、すでに現在のアメリカでも起きているようで、先ほどのシアトルのチャズ内部でも、「〇〇が必要です」というリストが記された紙が貼られていまして、そこには、コーヒーとか安全ピンとかテントなど、それまでのアメリカでなら入手がそれほど難しくないようなものがリストされていました。

実際には、アメリカの生活必需品のほとんどは中国などからの輸入品ですので、問題も起きやすくなっているようです。

自治区チャズ内の「これが必要です」という紙

Inside Seattle's 'Autonomous Zone'. No police allowed

今後、混乱が拡大すれば、アメリカの一般の人々の生活においても、不足しがちなものが出てくるかもしれません。

日本に関しては、反乱や革命といったものとは無縁であったとしても、現時点ですでに流通に問題が出ている物品が多いことは、スーパーなどですぐにわかります。今後、国際的なロックダウン等の問題が継続するようですと、日本においても物品不足という事態が拡大していくこともあるかもしれません。

なお、本文の後に、昔の In Deep の記事から参考記事を少しご紹介しておきたいと思います。

 


革命で生きのびるために私たちはどのように備えればいいのか

How Do You Prepare for a Revolution?
The Organic Prepper 2020/06/13

アメリカ合衆国全体で地獄のような大混乱が生じており、ミネアポリスの警察地区とシアトルのダウンタウンのエリアなどで抵抗運動が暴力的になっている。抗議行動は一部の地域ではいまだ平和的だが、収まる気配はほとんどない。

そして現在、多くのアメリカ人たちは、革命が起きることをかなり確信している。あるいは、多くの人々は、それがすでに始まっていると述べている。

私たちプレッパーは、この革命にどのように備えるべきだろうか。理念のほうの話ではなく、具体的に危機に立ち向かい、家族の安全を守るために何ができるかを考えてみよう。

 

どのように革命に備えるか

アメリカ全体で革命やそれに準じた事態が発生した場合に、私たちが備えるべき、具体的なステップについて述べてみたいと思う。

なお、この記事は哲学的な意味を探るものではなく、また、その革命や暴動が正しいものなのか間違ったものなのかということを論じる場でもない。単純に、混乱が生じていく中で、「どのように生き残るか」ということを述べるつもりだ。

具体的には、次の事態に対しての準備を検討するべきだろう。

・サプライチェーン(物流)の混乱と食糧不足
・サプライチェーンの混乱による重要な生活必需品の不足
・アメリカ市民の騒乱
・公共サービスの中断
・インフラの中断

これらは、ほとんどの場合の一般的な準備となる。混乱を引き起こす事象は様々であり、それぞれ異なるものである場合があるが、その結果は同じとなる。

 

サプライチェーンの混乱と食糧不足

新型コロナウイルスのパンデミックによる食糧供給の混乱は、すでにアメリカでも見られ始めている。輸入と生産が中断され、アメリカの食糧の配布プロセスが崩壊しつつある。

現在のアメリカの生産者たちは、消費者にそれを届ける方法がないため、農家は、家畜を殺し続け、農産物を掘り起こして廃棄することを余儀なくされている。

不確実な将来の見通しにおいて、これらの生産においての困難は、さらに継続するか、あるいは、戦略的ロックダウンによって悪化する可能性さえある。

これに対してできることは次のとおりだ。

・今こそ備蓄を始めるときだ。
・自分に有効なサプライチェーンを身近で見つける。たとえば、地元の農業生産者を探し、彼らから食料をまとめて購入できるようにするようなことだ。
・食品を保存する方法を学ぶ。食糧を瓶詰めなどにして保存する方法や、乾燥させてドライフードにして保存させる方法などについての本は数多くある。
・狩猟、釣り、家庭菜園などで食べ物を手に入れる方法を学ぶ。

非常時の食糧供給は自分が責任を負うことが必要だ。第三者の情報は信頼できない場合がある。

 

サプライチェーンの混乱による重要な生活必需品の不足

私たちアメリカでの生活では、一般に供給されている物品の多くが、海外から輸入されているもので、それは衝撃的な量にのぼる。たとえば、こちらのページには、中国からアメリカに輸出されている生活必需品のすべてのリストが載せられているが、アメリカは、このように、ほとんどすべて生活必需品を輸入に頼っている。この輸入が混乱する結果として、アメリカ国内の流通そのものが混乱する。

たとえば、最近ロックダウンから再開され、販売店などに行ったことがあるならば、「パンデミック以前ほど選択肢がない」ことにお気づきになったのではないだろうか。

現状、アメリカの多くの地域では、寝具、衣類、靴、工具、食器、その他多くの必需品が品薄になっている。これがさらに進行した場合を想定して、以下のような準備をお勧めしたい。

・交換するのではなく、修理に焦点を当てる。
・何かを廃棄する必要がある場合は、その有用な部分を取り除く。たえば、ネジ、留め具、ボタン、靴ひもなどは、後に使える可能性があるので、分類し、必要なときのために保管する。
・頑丈な服を今すぐ購入する。今は夏だが、冬の頑丈なジャケット、靴、ジーンズなどの実用的な服を今のうちに購入する。子どもがいる場合は、成長を想定して、子どもたちが現在身につけているものより、1つか 2つ大きなサイズのものを買う。
・店舗に行くたびに、トイレットペーパー、アルミホイル、ジップロックバッグなど、普段使用しているものを購入する。
・通常は 1回の使用で破棄するものについて、再利用可能かどうかを考える。
・将来的に、修理に必要となる可能性のある道具を購入する。
・生活上で特に重要なものだと考えられるもので、買い換えなどを検討していたものがある場合、それを今すぐ行う。後では買い換えられない可能性がある。

 

市民の騒乱

アメリカは最近、市民社会の不穏と騒乱に包まれているが、革命において今より強力な武器を市民が持ち始めた場合は、とにかく、群衆のいる場所に行くのを避け、家のガードを強力にして、そして、家族と共にいるようにする。

現在、私たちアメリカ人は、比較的未知の領域の中にいる。

これ以上物事が大きくなり、噴火する前に、十分に計画を立てることが重要だ。

 

公共サービスの中断

現在程度のレベルの騒乱と、新型コロナウイルスのパンデミックにおいても、すでにアメリカの一部の地域では、当然のことながら、公共サービスの混乱が発生している。

たとえば、緊急時に 911(警察)に電話して救助を要請したり、病院の緊急治療室で迅速な治療を受けたり、あるいは消防署に消火の要請をするといったようなことに一部の地域では問題が起きている。

今後、市民の騒乱が現在の速度で拡大し続ける場合、これらの公共サービスの問題が悪化し、現在まだ影響を受けていない領域に広がることが予測される。

現在アメリカには抗議者たちによって圧倒されている複数の警察区があり、消防車は、暴徒のために、炎の上がる建物に対処することができていない。

そして、救急治療が必要な多くのアメリカ人が、緊急の治療を待ち望んでいるにも関わらず、新型コロナウイルスのために病院が閉鎖され、治療を受けることができずに死亡し続けている。

今後どうすればいいだろうか。

少なくとも、今後、公共サービスの混乱が拡大することに備えて、私たちは、緊急医療の学習、軽い火災への対処、およびホームセキュリティに関して、私たち自身のできる範囲での準備を行う必要があるだろう。

大きな火災に個人で対処できるものではないが、さまざまな種類の火災について学び、消火器を用意し、消火設備を適切に機能させてほしい。また、出血を止める方法など、簡単な緊急治療も学ぶべきだ。

 

インフラの中断

もう 1つの可能性は、電力、水道、インターネット、通信などの公共的なインフラシステムの混乱が発生することだ。

暴動などのような結果として自然現象として発生する可能性もあれば、たとえば、政府の干渉や、あるいはゲリラ的な工作によって発生する可能性もあるだろう。

たとえば、国家としての権力が奪われそうになったとき、政府は地域の支配権を取り戻すためには通常ではない手段を用いる場合がある。それは最近のベネズエラでも起きた。

アラブの春の暴動のときのエジプトでは、政府がインターネットを支配した。つい最近、ワシントン D.C. で通信の停止が疑われたが、これは誤った情報であることが判明している。しかし、カリフォルニア州では、電力網が故意に妨害された。

このような生活上のインフラやインターネットの切断は、「それが起きる可能性があるか」という問題ではなく、「いつ起きるか」ということだ。

現在のアメリカの事態がさらに過熱化していった場合、かなり起こり得ると考えられる。インターネットや電力、電話などの重要なインフラを停止し、人々のコミュニケーション能力を制限することは、世界的にはよく行われる。

この種の発生に対しての準備は、既に導入している基本に戻る必要がある。

それは以下のようなことだ。

・ネットや書籍などで停電への対処方法を学ぶ。

・水道インフラが停止した場合に、水を確保する方法を学ぶ。

・緊急通信について学ぶ。

明らかにインターネットと電力がダウンしている場合でも、適度に満足できる方法を獲得することは重要だ。

 

最低限のセキュリティー対策

革命と緊張の時代に考慮すべきもう 1つのことは OPSEC (最低限のセキュリティー対策)だ。

たとえば、現在のような時に「革命」について話しているとする。

そのような場合、特に注意を払う必要がある。というのも、このような時には、たとえ一時的なものであっても「敵」と見なされてしまう可能性になりやすい状況であり、この激しく非常に感情的な時代に敵と見なされるのは危険だ。

こういう感情が満ちているような時代に、たとえは、あなたが何かの出来事とはまったく何の関係もないとしても、あなたが敵でも脅威でもないことを自分自身で短時間で証明することが難しい場合がある。

敵と見なされないために、自分の外見や行動、発言について、自分についてどんな情報がとられやすいかを常に意識する。感情に走るのではなく、常識を働かせ、注意し、できる限り最低限のセキュリティー対策の実践に従ってほしい。

そういう意味では、あなたがどのような思想を持っているにしても、今は、何かを支持するステッカーを貼ったり、そのようなTシャツを着たりする時ではない。まして、そのような姿がインターネット上に挙げられる時ではない。

インターネットは永遠であり、その一枚の写真があなたに危機をもたらしてしまうかもしれないのだ。暴力的な革命によって引き裂かれた世界でそれがどれほど危険かを想像してみてほしい。

 


 

ここまでです。

このオリジナルの本文では、停電への対処や、水を確保する方法、緊急通信についてなどがリンクされているのですが、すべて英語のページということもあり、過去の In Deep の記事で、比較的同じようなことを扱っていたものをリンクさせていただきます。

10年くらい前の In Deep は、サバイバル記事的なものも多かったのです。

水に関しては、以下の記事があります。

太陽放射の紫外線Aで川や湖の水のバクテリアを滅菌して浄水する方法 (In Deep 2010年10月22日)

これは、太陽から発せられる紫外線Aで「有害なバクテリアの 99.999 パーセントが滅菌される」という海外の情報をご紹介したものです。消毒剤などなくても、太陽だけで、バクテリアはほぼ完全に殺せます。なお、死滅させられるのは、以下のような病原体です。他にも多くあると思われます。

紫外線Aに6時間曝露されることによって死滅するバクテリア

・バクテリア – 大腸菌
・バクテリア – コレラ菌
・バクテリア – サルモネラ菌
・バクテリア – 赤痢菌
・バクテリア – カンピロバクター菌
・バクテリア – エルシニア菌
・ウイルス – ロタウイルス
・寄生虫 – ジアルジア

また、以下の記事では、「薄い大気から水を抽出する方法」をご紹介しています。

薄い大気から水を抽出する方法 (In Deep 2013/03/12)

水に関しましては、今は、キャンプやサバイバル用として、不純物を 99%除去できるような優れた携帯型浄水器もたくさんあり(最も人気のある携帯型浄水器はこちらです)、私もかなり以前から、そういうものはいくつか持っています。

あと、緊急通信というのとは違いますが、「電磁パルス攻撃」や「核攻撃」など、電力と通信網が破壊される事態の際に備えた方法等を以下の記事で書いています。

太陽フレア等による電磁パルス(EMP)に見舞われた際の通信手段 (In Deep 2010/12/13)

こういうような水や通信の確保の方法は、革命云々ではなくとも、地震や台風などの災害でのインフラの停止や、核攻撃などの壊滅的なインフラ破損の場合にも有効ですので、こういう時代には、ある程度は知っておくのもいいのかもしれません。

現時点では、アメリカと日本では社会の混乱の度合いが違いますけれど、最近の状況を見ていますと、穏やかに世界中が同じような混乱に突入していく可能性もありそうです。

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