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10月11日にメルマガ悪魔の精神操作。ついでに、77年前の米軍によるハリケーン操作実験も思い出すを発行させていただきました。

2020年からの世界 健康の真実 日本の未来

日本政府当局は、いいかげんに「あまりにも身体に有害な《空間と環境への消毒剤使用》を禁止する」という強い命令を出すべきだ。このままじゃ日本人の子どもたちが若くして死んでしまう

投稿日:2020年6月14日 更新日:

2020年3月 / インド 移民労働者たちに消毒剤を直接吹きかける衛生職員

BBC

1945年7月 / 米ニューヨーク 殺虫剤DDTを子どもに直接散布する衛生職員

Newsweek




 

当局は少し考えなさい

先週くらいの以下の記事で、「今の世でおこなわれている過剰な殺菌と消毒をやめないと、特に小さな子どもたちに後戻りできないような健康被害が出る」というようなことを書かせていただきました。

特に「大気中への噴霧」は、肺に不可逆性の損傷を与える可能性があるので、絶対にやってはいけないことだと書いています。

「絶対に」です。

本当のカタストロフが発生する前に私たちは特に小さな子どもたちへの消毒剤の乱用とマスクの強制装着の観念と慣行を捨てなければならない
In Deep 2020/06/04

上の記事でもご紹介したのですけれど、経済産業省は以下のように、消毒液の噴霧をやめなさいと述べています。

学校、公共施設で次亜塩素酸水の噴霧休止相次ぐ 厚労省「濃度次第で有害」

新型コロナウイルスの消毒を目的に、学校や保育所、公共施設などに設置されていた次亜塩素酸水の噴霧器が1日から相次いで休止している。

経済産業省が5月29日、「消毒液の噴霧を推奨しない」という世界保健機関(WHO)の見解などを紹介して注意喚起したことを受けての対応だ。毎日新聞 2020/06/20)

確かに、経済産業省は保健衛生の素人集団であるとはいえ、一応は政府筋ではあるのですから、少しは「少なくとも教育機関での奇妙な消毒慣習は収まるのかな」と思っていました。

ところが、先日までに、複数のメルマガの読者様からご連絡をいただきまして、

「環境の消毒も大気中への消毒剤の散布も、いまだに多くの教育機関で行われている」

ことを知ることになったのです。

大気中への噴霧は論外ですが、たとえば、環境(物の表面など)の消毒についても、WHO にしても米 CDC にしても「環境の消毒には意味がない」と述べています。つまり、壁や手すりやドアノブを消毒するような行為に感染予防への意味はないと世界の多くの機関が述べているのに、なぜかみんなやめない

メールを下さった方々は、みなさんがご自分のお子様をお持ちの方々で、特定されたりしてはいけないですので、地域も学校の種類も書きませんが、保育園、幼稚園あるいは小学校を含む「小さな子どもたちが通う教育機関」で、今でも、

「徹底的な環境の消毒が行われていて、施設によっては、空気中に噴霧されてもいる」

ようなのです。

たとえば、小さな子どもたちのある教育機関では、

「教育施設に入る時に手の消毒」
「外で遊んだあとに手を消毒」
「食事の前に手を消毒」

を義務づけられ、そして、

「教育施設内は常に次亜塩素酸水でくまなく消毒します」

とお知らせしてきたそうです。

このような「常に次亜塩素酸水でくまなく消毒」するということは「常に大気中に次亜塩素酸水が漂う状態となっている」と考えられます。呼吸器から肺に消毒剤が入る状態です。

 

このようなことが習慣化してはいけません。

 

もちろん、これは、教育機関の人や先生たちに対して「だめでしょ」と言っているわけではないです。現在、どんな教育施設の人たちも、おそらく考える余裕がない状態だと思います。

それよりも、問題は、

「経済産業省の通達がほとんど行き渡っていないのではないか」

と思う部分です。

この分では、今も「空気中に消毒剤を噴霧している」教育機関や塾や施設はかなりありそうで、それは「本当に体に悪い」ことなのです。

ですので、経済産業省は、何とかすべての教育機関に直接、通達する方法を考えたほうがいい。

そもそも、経済産業省のその通達は以下の「 PDF ファイルのページ」にあるだけで、これでは、普通の人は見られない。

新型コロナウイルス対策における「次亜塩素酸水」の空間噴霧について(ファクトシート)  経済産業省 2020/06/09

経済産業省のこの資料では、WHO と米国 CDC 、そして、中国国家衛生健康委員会の以下の見解を翻訳引用しています。

WHO「COVID-19 に係る環境表面の洗浄・消毒」(2020 年5月15日)

WHO

屋内空間では、噴霧や霧化(燻蒸、ミスト散布とも)による環境表面への消毒剤の日常的な適用は、COVID-19 については推奨されない。

ある研究では、初期消毒戦略としての噴霧は、直接噴霧域外の汚染物質の除去には効果がないことが示されている。さらに、消毒剤の噴霧は、目、呼吸器または皮膚への刺激、及びそれに伴う健康への影響を引き起こすリスクをもたらす可能性がある。

ホルムアルデヒド、塩素系薬剤、又は第4級アンモニウム化合物など、特定の化学物質の噴霧や霧化は、それが実施された施設の労働者の健康に悪影響を及ぼすため、推奨されていない。

また、屋外であっても、消毒剤を散布することは人の健康を害する可能性がある。

消毒剤を(トンネル内、ロッカー内、チャンバー内などで)人体に噴霧することは、いかなる状況であっても推奨されない。

これは、肉体的にも精神的にも有害である可能性があり、感染者の飛沫や接触によるウイルス感染力を低下させることにはならないからである。

さらに、塩素や他の有毒化学物質を人体に噴霧すると、目や皮膚への刺激、吸入による気管支けいれん、吐き気 や嘔吐などの消化器系への影響が生じる可能性がある。

あの WHO でさえ、このように言っているのです。

CDC と中国国家衛生健康委員会の見解は以下の通りです。

米CDC「医療施設における消毒と滅菌のための CDC ガイドライン 2008」

CDC

病室における抗菌制御のために、消毒剤噴霧技術が用いられてきた。この消毒剤噴霧は、空気や表面の除染のためには不十分な方法であり、日常的な患者ケア区域の一般感染管理には推奨されない。

米国の医療施設において、消毒剤の噴霧はほとんど利用されていない。医療現場での空気汚染を減らすための方法(例:濾過、紫外線照射殺菌、二酸化塩素)については、別のガイドラインで議論されている。

中国国家衛生健康委員会「消毒剤使用指南」(2020年2月18日)

新型コロナウイルス肺炎の感染予防と制御の期間中は、

・消毒剤を直接人に使用して消毒をするべきでない。
・人がいる状態で空間・空気に対して化学消毒剤による消毒を行うべきでない。

中国では、国家衛生健康委員会がこのように述べていましたけれど、以下は2月の中国武漢でのオフィスの消毒活動です。

https://youtu.be/Ga8P-UArLPc

しかし、こういう中国武漢の光景を見ますと、「なんかひどいなあ」と思われるかもしれないですが、やり方がソフトなだけで、

「武漢と同じことをしている」

わけですよ。

手の消毒も含めて、

「今の世の中の消毒活動は、意味がないのではなく、《完全な害悪》」

です。

しかし、多くの人たちがそのことに気づいていない。

それだけに、上のような見解を引用した経済産業省は、もっとこのことを通達すべきです。こんな PDF ファイル、普通の人は探し当てられない。

報道メディアの人たちもそうです。「報道として何が大事」かを見誤っている。

人々を苦しめたいと思って消毒を奨励しているのなら仕方ないとして、そうでないなら、過剰な消毒がどれだけ悪いことかを伝えるべきです。

 

話は変わりますけれど、街のスーパーの店頭などに置いてある消毒剤は、多くは詰め替えの容器などを使っているので、「中に何が入っているのかわからない」場合が多いです。

「何が入っているのかわからないものを、よく手につけられるなあ」

とも思いますが、それはともかく、今日あるスーパーで製品そのものの容器で置かれている消毒剤がありました。

そこには成分が記載されていました。

その成分を見てみますと、「塩化ベンザルコニウム」と書いてあります。

「どんなものなのかな」と家に帰ってから調べてみますと、やっぱり、次亜塩素酸とか第四級アンモニウム塩などと同じようなもので、「消毒剤は消毒剤」だということがわかります。

たとえば、この塩化ベンザルコニウムの影響のページを見てみますと、以下のようにあります。

消毒剤の毒性、副作用、中毒 - ベンザルコニウム塩化物」より

誤飲例

・21歳、女性。10%ベンザルコニウム塩化物を約100mL誤飲した。口腔内と咽頭、喉頭蓋に発赤と腫脹を、食道に潰瘍、胃に発赤を認めた。

・84歳、女性。10%ベンザルコニウム塩化物を誤飲した(50mL以下)。意識障害、肺水腫、血圧低下があり、約2時間半後に死亡した。

・96歳、女性。10%ベンザルコニウム塩化物を口に含んだだけで、高度の口腔咽頭浮腫とびらんをきたし、窒息状態となった。

・77歳、男性。10%ベンザルコニウム塩化物を誤飲し、経過中に肺水腫、消化管出血、腎不全及び血液凝固能異常をきたし、くも膜下出血で死亡。

・82歳、女性。10%ベンザルコニウム塩化物を約200mL誤飲した。食道全体に出血、浮腫、潰瘍、また、喉頭・気管支に著明な粘膜浮腫を認めた。第2病日にARDSを発症し、第21病日に酸素化能の低下、第27病日に死亡した。

これは「誤飲例」ですけれど、これも「影響のひとつの例」ではあるわけで、そして、たとえば、お子さんなどのいる場所などで、「そういうことが絶対起きないと言えるかどうか」ということも含めて、そういうものを多くの人々が「毎日、手につけている」わけです。

どう思われますか?

先ほどリンクさせていただいた過去記事「本当のカタストロフが発生する前に私たちは特に小さな子どもたちへの消毒剤の乱用と…」では、6月3日の報道から引用させていただいていますが、京都女子大学名誉教授の小波秀雄さんが述べられていた

「高い殺菌力を持ち、体に優しい消毒剤なんかありません。ウイルスに効果あれば、人体にも有害なわけです」

という言葉を考えていただきたいと思います。

例外はないのです。

私たち人間は「生き物」です。

ですので、ある生物種に対して強い殺傷力を持つものは、私たち自身の身体にもダメージを与えます。どんなものでもです。

今回は、5月15日に発行したメルマガから一部抜粋して締めさせていただきます。

 


子どもたちをハイターによる肺疾患から守る良い方法はないものかと悩み…

In Deep メルマガ 第91号 2020年05月15日より抜粋

今朝、ニュースを見ていましたら、以下のようなものがありました。

《次亜塩素酸水で新型コロナ不活化「30秒以下で」》

還元水生成器の製造・販売などを手掛けるエナジックインターナショナルは13日までに、北海道大学人獣共通感染症リサーチセンターと協力し、消毒殺菌効果がある「次亜塩素酸水」に、新型コロナウイルスの感染性を失わせる不活化効果があることを実証した。(略)

実験を主導したエナジック教育福祉財団理事で北海道大の玉城英彦名誉教授は、「次亜塩素酸水は新型コロナをほぼ瞬時に不活化している」と指摘。

「安全で手に入りやすく、アルコールに比べ皮膚への刺激も少ない。新型コロナの感染予防で、手指用の消毒液として推奨できる」と話した。(沖縄タイムス

この報道を読みながら、

「アルコールの次は、次亜塩素酸がスーパーに置かれるのかよ」

と、つくづく悲観的な気分になりました。

次亜塩素酸というのは、要するに「ハイター」とか、そのたぐいの塩素系漂白剤の成分ですけれど、

「それは人体に使っちゃダメだ」

と。

以下の記事に書きましたような、「第四級アンモニウム塩」も同様ですけれど、これらは結局、「全部同じたぐいのもの」なんです。

「タバコではない」:慢性閉塞性肺疾患(COPD)の最大の発症要因は「漂白剤と消毒剤」であることが判明。第四級アンモニウム塩を含む除菌製品が私たちの社会を破壊する

コロナウイルスを不活性化するとか何とかという以前に、これらは、「人の身体の機能も不活性化してしまう」のですよ。

例えば、以下は、2019年2月に、富山大学名誉教授の大谷 修氏が書かれた、「危険な次亜塩素酸ナトリウムと適切な消毒」という論文からの抜粋です。

「危険な次亜塩素酸ナトリウムと適切な消毒」より

消毒や漂白のために用いられる塩素系製剤は、しばしば健康被害をもたらす。

塩素系製剤である次亜塩素酸ナトリウム(ハイター)は水溶液中で加水分解して次亜塩素酸を生じる。この次亜塩素酸が殺菌効果を発揮する。

次亜塩素酸は排水管などの金属を腐食させる。

次亜塩素酸ナトリウムはトイレ掃除に使う塩酸や酸性洗剤と反応して有毒な塩素ガスを生じる。塩素ガスを吸引すると、肺水腫などの重篤な呼吸器障害を生じる。

塩素処理したスイミングプールにおいても喘息等を発症するリスクが高まり、アレルギー疾患を増悪する。

この「次亜塩素酸」というものを含む成分は、人体に対して、

・肺疾患などの呼吸器障害を引き起こす可能性

・アレルギー疾患を増悪させる可能性

があるのですね。

実際、例えば、最近の中国での出来事の報道として、以下のようなものがありました。

これは、中国河南省の病院に入院した女性2人が、CTスキャンにより、「肺の異常(肺にすりガラス状の白い影)」が見つかり、しかし、新型コロナウイルス肺炎ではなかったのです。

調べてみますと、以下のようなことがわかったのでした。

《「肺に白い影」医師も驚愕…原因はまさかの“過剰コロナ対策”》

医師がさらに詳しく事情を聞いたところ、実は患者は新型コロナウイルスを恐れ、毎日「84消毒液」という消毒剤を使って家じゅうを消毒していたことが判明した。

「84消毒液」とは次亜塩素酸ナトリウムを主要成分とする、中国ではスーパーなどで売られている一般的な商品だ。

日本でも、ウイルス対策として、厚生労働省や自治体などのHPに、ハイターやブリーチなど塩素系漂白剤を水で希釈して次亜塩素酸ナトリウム消毒液を作る方法が紹介されている。

中国当局は「84消毒液」について「説明書では100倍に希釈するよう求めている。つまり、消毒液1に対し、水99の割合だ。原液のまま直接使ってはならない」と注意を呼びかけている。

医師が患者に希釈の割合を聞いたところ、よく知らず、少し水を入れて高濃度のまま使用を続けていたことがわかった。(FNN

要するに、この女性たちは、次亜塩素酸ナトリウム(ハイターとかブリーチと同様)を使った消毒剤によって、

「常に家じゅうを消毒していた」

という生活の中で、

「肺炎を起こしてしまった」

のでした。

この報道だけですと、「肺炎」と書いてありますので、何となく「一過性の症状」と思われるかもしれないですが、この事例でどうだったかはわからないですが、消毒剤のもたらす肺疾患は、たとえば、

「慢性閉塞性肺疾患(COPD)が不可逆性の病気」

つまり、元に戻ることはない病気であるように、この肺炎も、

「完全に元に戻ることはない損傷となっている可能性」

があります。

この FNN の記事では、まるで、この女性たちが「薄めて使わなかったのが悪い」というニュアンスで描かれていますが、しかしです。

中国の武漢で新型コロナウイルスの流行の感染拡大が始まったのは、2月であり、そして、

「新型コロナウイルスに次亜塩素酸ナトリウムが効果がある」

というようなことが言われたのは、さらにその後です。

ということは、この中国人の女性たちが、「過度な消毒を始めて」から、まだ1ヶ月とか長くて2ヶ月とか、その程度しか経っていない可能性があるのです。

薄めているとか薄めていないとかの問題を超えて、単に、おそらく布やぞうきんなどで、家中を消毒剤で消毒していただけで、

「たった1ヶ月程度で肺に不可逆性の障害を負ってしまった」

ということになるわけです。

そしてですよ。

このような中国人女性たちのような行動を取っている方々が、中国に限らず、

「世界中にどれだけいるか」

ということなんです。

ドラッグストアなどでも、ハイターのようなものも含めて、殺菌、消毒ものはものすごく売れていて、殺菌ハンドソープなどは売り切れ状態となっていると伝えられています。

先ほどの中国人女性たちのように、

「過度な殺菌を行い続けている日本人がものすごくいる可能性がある」

のです。

くどいようですが、この肺疾患の多くは、「元に戻らない障害」である可能性もあるのですよ。

特に、私が、スーパーなどで見ていて、痛々しいと思うのは、家族などでスーパーに来ている親が、

「さあ、〇〇ちゃん、手、シュッシュッして」

と、小さな子どもに手を消毒させている風景です。

「それをやっちゃイカーン」

と思うのですが、まさか見知らぬ私が、

「そのシュッシュッはやめなさーい」

と叫ぶわけにもいかないわけです。

しかし、そういう叫びたい気持ちにもなるのです。

特に小さな子どものほうが、影響を受けやすそうな気がしていまして、

「この子たちは、買い物に来るたびに消毒やらされているのかなあ」

と、本当にヒヤヒヤします。

たまーになら、仕方ないのかもしれないですが、おそらく多くの人が「消毒すること」が日常になっていて、ご家庭によっては、「家でも毎日外から帰るたびに消毒している可能性」が高いのです。

たとえば、小さな子どもたちに対して、

「一回だけでも抗菌は影響を及ぼす」

ことについては、医学的調査で示されています。

以下のページに、医師の森田麻里子さんという方が、国立成育医療研究センターの研究についてふれている部分があります。

幼児期までに「多様な細菌」と触れ合うべき理由

というページからの抜粋です。

《森田 麻里子 医師 / 抗菌薬がアレルギー性疾患の原因になる可能性》

2歳までの抗菌薬の使用により腸内細菌が乱れ、アレルギー性疾患が増える可能性が指摘されています。

国立成育医療研究センターの山本貴和子医師らがまとめた日本の研究をご紹介しましょう。

2004年から2006年の間に産まれた赤ちゃん902人を対象に、両親へのアンケート結果から、抗菌薬の使用歴とアレルギー性疾患の発症に関連があるかどうかを調べました。

すると、2歳までに1回でも抗菌薬を使用したことがある子は、そうでない子に比べて、5歳の時点で気管支喘息になっているオッズ比が1.72、アトピー性皮膚炎で1.40、アレルギー性鼻炎で1.65と、いずれも高かったのです。

ここに、

> 1回でも抗菌薬を使用したことがある子

とありますが、「1回」という回数が基準となっていること自体に、抗菌薬の影響の大きさがわかるのではないかと思います。

ちなみに、ここでいう「抗菌薬」というのは、抗生物質などではなく、その前までの文章に書かれているのは、

「普通の抗菌せっけん」

のことです。

つまり、先ほどの国立成育医療研究センターの調査結果は、抗菌せっけんのようなものを日常で使用しているかどうかという調査なんです。

そして、

> 5歳の時点で気管支喘息になっているオッズ比が1.72

となっているのです。

ここでですよ、現在の「殺菌的日常」での使用量と回数の多さを想像していただきたいのです。

先ほどの中国人女性たちが、推定で、たった1ヶ月ほどで肺炎に至ったことを見ましても、

「今の世の中のように過度に殺菌を強制されている子どもたちはどうなる?」

と思うのです。

まずは、今後数年、子どもたちの「ぜんそく」がものすごく増えると思います。

あとは、先ほどの研究にありましたような、

> アトピー性皮膚炎
> アレルギー性鼻炎

もおびただしく増えると思われます。

何しろ、日常の中に消毒剤や抗菌薬が頻繁に使用されるようになって、そろそろ2ヶ月か3ヶ月経つのではないでしょうか。

「すでに直接身体にふれる安全基準の限界量を超えている可能性が高い」

と思われるのです。

そして、先ほどの報道、

> 次亜塩素酸水で新型コロナ不活化「30秒以下で」

などを見ますと、今後、

「このようなもので手を殺菌することが生活上のニューノーマルとなる」

という可能性があるわけです。

これらの次亜塩素酸などが、仮に、新型コロナウイルスを不活化させたとしても、現在のような過度な量での使用を続けていたら、

「人間の生体機能も不活性化してしまう」

ことは間違いないと思われます。

ですので、なかなか難しいことだとは思いますが、周囲ですとか、知人やご友人の範囲でいいと思いますので、過剰な殺菌をされている方がいれば、やんわりと、そのあたりお伝えされてほしいような気がします。

特に小さな子どもにさせている場合はです。

私のブログやメルマガのようなものを示されましても、まったく信憑性がないですので、以下のような専門家の方のリンクを示されてもいいかと思います。

危険な次亜塩素酸ナトリウムと適切な消毒(富山大学名誉教授 大谷 修氏)
幼児期までに「多様な細菌」と触れ合うべき理由(医師 森田 麻里子氏)
週に1回漂白剤を使うだけで慢性肺疾患のリスクが30%増加する
薬用せっけんは避けよう(医学博士 藤田紘一郎氏)


 

ここまでです。

身近な方々に対してだけでもいいと思いますので、少しでもこの異常な状況を是正していかないとだめです。

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