・ロックダウンの中の英ロンドンで霧に包まれる公園の白鳥。 fobosplanet
タイトルの通りなんですが、5月5日以来、In Deep の多くのページが、検索対象から大きく外されはじめています。
これは別に陰謀論的な話とは関係なく、Google は、ここ 2年間ほど、年に何度か「検索順位に対しての大幅な検討計画の変更」を行っています。
これは、「検索アルゴリズムのコアアップデート」と呼ばれている作業で、Google の通常の作業のひとつでして、実は、昨年以来、 In Deep の記事は、どんどん、その検索対象から外され続けていたのですね。
今回のアルゴリズムのコアアップデートは、5月5日から実施されたことが Google から発表されているのですが、今回の変更はかつてないほど大規模なものでした。
ここで Google さんを擁護するのは変なのですが、実際には、In Deep のようなサイトが除外されていくということは予想されていたことなんです。
というのも、昨年、 Google は、おおむね「以下のようなサイトを検索対象として優遇する」ことを公式に述べていました。
・公共に対して有益な情報をもたらしているサイトかどうか
・有害な情報を流してはいないか
・専門家が記しているページが多いかどうか
などですが、これは、他の多くのインターネット巨大企業でも見られるものでした。
たとえば、ツイッターやフェイスブックといった巨大 SNS が、これまで、インフルエンザの予防接種に関しての投稿を削除し続けていたり、新型コロナウイルスの発生源に関する投稿を削除し続けていたり、5G 携帯の有害性の可能性を記す投稿を削除し続けていたりといった流れがありましが、それと似ています。
Google の検索にも、このような状況が反映されてきているということになりそうです。
たとえば、「健康に関しての情報」を以前から求めていた方は、
「 2019年頃から、自然療法系のページが極端に検索上位から消えている」
ことにお気づきではないでしょうか。
昨年以来、病気や症状などで検索しても、医者や病院、西洋医学だけが検索上位に表示され、自然療法系のページは、ほとんど検索の上位に表示されない状態となっています。
私が数年前に救われたような、安保徹さんや東城百合子さん、野口晴哉さんなどのような情報は、2019年以降のインターネット検索で探すことは難しくなっているのです。
私のサイトの場合、それに加えて、もとより、ビッグバン理論の否定や、進化論の否定なども書き続けていまして、それに加えて、最近は「ロックダウンの有害性」を記していましたが、どうやら、「どれも公共的には有害な情報」ということのようで、
「まあ、 Google から弾かれるのも時間の問題だろうな」
とは思っていました。
「進化論の否定」なんて、どうでもいいことだと思うのですが、Google の対応はたとえば、以下のように現れています。
これは、「進化論の否定」というキーワードが含まれた In Deep 記事の Google からの訪問者数の推移です。コアアップデート後は「0」になってる(笑)。
この「進化論の否定」というキーワードは、 Google 上には、存在しない状態となっているようです。その理由は「公共に対して有害な情報」だからです。
これは他の多くの In Deep でのキーワードでもある、たとえば、インフルエンザの予防接種や、ロックダウンや、5G 携帯などを含むキーワードでも同じで、かなり多くのページが、似たようなことになっていると思われます。
ただ、私のようなサイトが、このようなことになるのは、ある程度は理解できるのですが、今回の検索状況のコアアップデートでは、そういうものとは無縁である一般の多くのサイトが、検索から除外されるような目に遭っているようです。
これも、以前からの Google の声明である程度は理解できるのですが、 Google には、
「インターネットを完全に公共にふさわしいものとしたい」
という意図があります。
簡単にいうと、「役所のマシンで検索して出てくるような項目だけを最上位にしたい」ということで、さまざまな個人の意志や意見はあまり表に出てほしくないと。
実際、ご自分でサイトやブログを運営されている方などの多くが、 5月5日以降、検索経由でやって来る方の数が、減少しているのではないでしょうか。
今回のコアアップデートは、そういう「個人の意見が、インターネット上で大きな存在となってはいけない」という Google サイドの意志がとてもよく現れていると思います。
私も、検索上で順位を落とされ始めた昨年などは「少し Google に好かれるように意識した記事のほうがいいのかな」というように思っていたこともありましたけれど、その中で「新型コロナウイルスによる各国政府のロックダウンや緊急事態宣言という名の実質的ロックダウン」が始まったわけです。
このような非人道的な行為に反抗しないようなら、ものを書いている理由などないわけです。
ロックダウンがどれだけ「人間としてやってはいけないこと」かは以下の記事などに書いています。
「ロックダウンという名の虐殺」 :英国で新型コロナ「ではない原因」による死者が封鎖の日より急激に増加し、統計開始以来最大の死者数に。私たちは今、国家による大量殺人という現実を世界に見ている
以下のような「無意味な死の増加」のグラフを見て、何も思わない人は、人間とはいえないです。
英国で「新型コロナウイルスではない死因」が急増し続けている
・イギリス国家統計局
ロックダウンは、多くの国で「公共に有益な政策」とされていますので、ロックダウン批判を続けていれば、「こりゃ In Deep はインターネットから消えるだろうな」と思っていたのですけれど、大体そのようになったと。
現在のインターネットの世界では、Google から弾かれると「存在しないも同然」となり、ダークウェブとあまり変わらないような存在になります。
今回の Google のアップデートでは、多くのサイトが同じようなことになったことが示されています。
私のサイトのように、「反逆的」と言われても仕方ないようなサイトが検索から除外されるのは理解できますけれど、反逆などしていない普通のサイトなのに、検索順位を下げられたサイトは気の毒だと思います。
まあ、In Deep の場合は、以前から検索経由ではなく「直接来てくださる方々」の割合がとても多く、ありがたいことですが、毎日のように直接訪問して下さり、ご覧いただいている方の数が多いために、何とかやっていけるとは思います。
また、こういうことは、これまで書いたことがないですが、今後 In Deep に書く記事、あるいは、過去記事で、「他の人に紹介したい」と思われる記事がありましたら、ツイッターやフェイスブックなどの SNS をお持ちでしたら、あるいはブログやサイトなどをお持ちでしたら、リンク等で積極的にご紹介いただければありがたく思います。検索で訪問する方があまりいなくなる上では、このようなお願いをする他ありません。
しかし、最近は……たとえば前回の以下の記事で取り上げました「 3%」という数値などで、少し脱力したこともあり、パンデミックというか、ロックダウン騒動が終わった後にブログはどうしようかなと思っていたところでもあります。
> 緊急事態宣言を5月末まで延長したことについては「妥当だ」との回答が66%を占めた。「地域を限定すべきだった」は25%、「延長すべきではなかった」は3%だった。
新型コロナウイルスは「マスコミを消滅させる」:ロックダウンの影響による記録的な広告収入の減少の中で「アメリカの新聞が次々と消滅」。その数は数百に
上の記事にも書きましたけれど、ロックダウン騒動後の世界は、時間が経つにつれて、回復どころか、どんどんムチャクチャになると思っていますので、今はすべての人が新しい生き方を決める時でもあります。
パンデミックが終わるまでは、現在と同じように続けていくつもりです。しかし、これはもしかすると、Google さんは「新しい生き方を決めなさい」と言ってくれているのかもしれないですし、いいタイミングなのかもしれません。
というわけで、もうしばらくの間、これまで同様によろしくお願いいたします。
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