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数年後の社会 : 双極性障害、大うつ病性障害、統合失調症、アルツハイマー病… HHV-6の再活性化が及ぼす広い影響に戸惑うばかり

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HHV-6の再活性化を調べれば調べるほど

先日の…まあ物騒なタイトルでしたが、「自死はどこまで増えるのか」という記事で、

「産後うつ」

という言葉が出てきました。

記事では、この産後うつというのは、メンタル云々ではなく、「何かメカニズム的なものなのでは」と思い、調べましたら、「妊娠中にはヒトヘルペスウイルス6型が再活性化する」ということが、ずいぶんと以前から医学的に知られていることを知りました 論文

それ以前の記事で、「うつ病発症の大きな要因が、ヒトヘルペスウイルス6の再活性化だということを初めて知ったことを書いていたのですが、これが、もしかすると、産後うつの要因のひとつでもあるのかもしれない、というようなことを書かせていただいていたのですが、その後、女性の方からメールをいただきまして、その方は、医療系の知識にお詳しい方なのですが、産後ではなく、「妊娠中」に、ものすごいうつ状態となったと教えていただきました。

「うつ」というのは漫然と解釈することもできるかもしれないですが、医学的には、「うつ病の診断基準」というものがありまして、その方は、それにご自分を当てはめ、「すべてが該当する」ことで、ご自身が医学的な意味でのうつ病だと理解したそうです。

> 何も理由もないのに、朝起きた瞬間に、胸が張り裂けそうなのです。

と書かれてあり、それで、ご自身でも、何も思い当たるフシがない中で「これはメカニズム的なものかもしれない」と思われたそうですが、それが妊娠中に起こったと。

なお、現在の医学でのうつ病の診断基準は以下のようになっています。

大うつ病の診断基準

以下の症状のうち、少なくとも1つがある。

1.抑うつ気分
2.興味または喜びの喪失

さらに、以下の症状を併せて、合計で5つ以上が認められる。

3.食欲の減退あるいは増加、体重の減少あるいは増加
4.不眠あるいは睡眠過多
5.精神運動性の焦燥または制止(沈滞)
6.易疲労感または気力の減退
7.無価値感または過剰(不適切)な罪責感
8.思考力や集中力の減退または決断困難
9.死についての反復思考、自殺念慮、自殺企図

kobe-med.or.jp

これが全部当てはまるのなら、病院に行けば、うつ病と診断されることになるようです。

先日の記事では「産後うつ」というようなことについて書いていたのですけれど、産後以前の、つまり「妊娠中にうつになる」ということがあるようです。考えてみれば、HHV-6 (ヒトヘルペスウイルス6)が再活性化するのは妊娠中ですので、妊娠中にうつ状態になることは、メカニズム的にはおかしくない。

それで、奥さまにきいてみたのですが、十数年前のこととはいえ、どうだったのかなと。

わたし「妊娠中にうつとかになったっけ?」
奥さま「うつ? すごかったよ。私、うつなんてなったことないから覚えてる」

というようにおっしゃっていました。

妊娠中は、何があるかわからないですので、極力一緒にいたのですけれど、他の人にはわからないものですね。奥さまが、妊娠中、うつに苦しんでいたなんて、知らなかったです。

結構そういう事例はあるのかもしれないですね。

ここからは、HHV-6 と表記させていただきますが、HHV-6 が再活性化する要因はよくわかっていないようですが、コロナのスパイクタンパク質に(自然感染もワクチンも)ヒトヘルペスウイルスの一部を再活性化させる作用があることはわかってきています。論文

再活性化の理由は明確にはわからないながら、

「自己免疫的」

なものと関係はしている気はします。

非常に乱暴な表現ですが、妊娠というのも「自分と似た遺伝子を持つ巨大な異物が自分の中にいる」わけですから、そういうこととも関係するのかなあとか。身体の免疫システムというのは、「体内に侵入した、あるいは突如生じた異物に厳しい」ですから。

この、HHV-6 (ヒトヘルペスウイルス6)が、うつ病の発症と関係していることは以下の記事で書きまして、東京慈恵会医科大学の近藤一博教授たちのチームが、論文を発表しています論文

うつ病……帯状疱疹……
投稿日:2021年9月8日

 

その頃、調べていて知ったのですが、HHV-6 が、うつ病を含めて、幅広く脳と神経の疾患に関係することは、以前から知られていたようです。

今回は、2018年の「ヘルペスウイルスは双極性障害とうつ病に関連している」という海外の科学記事をご紹介させていただきます。

どうやら、HHV-6 は「脳そのものに大きな影響を与える」ようなんです。

なんというか、こう……コロナというのかワクチンというのか、身体の問題も多いとはいえ、脳と神経の問題が今後大きくなってしまうのかなという予感を否定することができません。

ここからです。




 


ヘルペスウイルスは双極性障害とうつ病に関連している

Herpes virus link to bipolar disorder and depression
frontiersin.org 2018/09/28

「研究者たちは、HHV-6 型ウイルスがニューロンに感染し、精神障害につながる認知障害を引き起こす可能性があることを初めて示した」— ドイツ・ヴュルツブルク大学

 

プルキンエ細胞は人間の小脳の中心部分であり、運動学習、筋肉の細かい運動制御、平衡と姿勢に重要な役割を果たすだけでなく、感情、知覚、記憶、言語にも影響を与える脳の部分だ。

ヴュルツブルク大学のウイルス学および免疫生物学研究所の科学者たちは、これらの神経細胞で驚くべき発見をした。

彼らは、双極性障害および重度のうつ病の患者で初めてヒトヘルペスウイルス HHV-6 のプルキンエ細胞での高い感染率を見つけたのだ。

研究者たちは、HHV-6型ウイルスがニューロンに感染し、精神障害につながる認知障害を引き起こす可能性があることを初めて示した。

脳内のウイルス関連の炎症

著者は、以下のように述べる。

「遺伝性因子は、双極性障害、大うつ病性障害、統合失調症など、いくつかのタイプの精神障害を発症するリスクを高めることが長い間知られています」

「しかし、環境要因、特に人生の早い段階で神経炎症を引き起こす要因が、これらの障害の病因においても重要な病因的役割を果たしている可能性があるという強力な証拠があります。いくつかのウイルスはそのような環境要因といえます」

「病原体は神経発達を妨害し、重要な発達段階で免疫系への影響を引き起こす可能性があります」

若い年齢で感染した子どもは通常、後期の合併症なしに回復する。ただし、ウイルスは中枢神経系や唾液腺などのさまざまな臓器や組織に潜伏しており、特定の状況下では、数年後でも再活性化する可能性がある。

2つの精神障害における感染率の増加

研究チームは、ヒトヘルペスウイルス HHV-6A と HHV-6B が精神障害の発生に重要な役割を果たしているのではないかと以前から考えていた。そこで彼らは、スタンレー医学研究所(米国)からのヒトの脳生検コホートを研究し、彼らが見つけたものは彼らの仮定を確認した。

「双極性障害および大うつ病性障害の患者では、主にヒト小脳のプルキンエ細胞内で HHV-6 の活動性感染を発見することができました」

結果は、HHV-6 型ウイルスがニューロンに感染し、気分障害につながる認知障害を引き起こす可能性があることを初めて示した。

著者は、アルツハイマー病はヒトヘルペスウイルス6A によっても引き起こされる可能性があることを示す別の研究を引用している。


 

ここまでです。

双極性障害、大うつ病性障害、統合失調症、それにアルツハイマー病と、いろいろと並ぶわけですが、最近の記事を書いていて知りました、

・スパイクタンパク質が HHV-6 を再活性化させる

ということと、この記事にあります、

・HHV-6 の再活性化は、双極性障害、大うつ病性障害、統合失調症の発症と関係している

ということを合わせますと、もう今後の世界をどう考えていいのかわからないような認識に至る部分もないではないです。

 

これと共に、先ほど書きました「自己免疫」の話として、最近、アメリカのスタンフォード大学の研究者たちが、

「コロナでの入院患者たちが、自己攻撃抗体を産生していることを実証した」

ということに関しての論文がありました。

以下が、ネイチャーに掲載されたその論文です。

9月14日のものですので、最近です。

New-onset IgG autoantibodies in hospitalized patients with COVID-19
COVID-19 の入院患者における新たに発症した IgG 自己抗体

この論文をわかりやすく説明していたアメリカの医学記事がありましたので、ご紹介して、締めさせていただきます。

ここでは、ワクチンという言葉は出てこないですが、「自然のものと同じもの(というより自然より強いもの)がコードされる」という意味では、こういうことが接種者の中の、仮にほんの少数でも、起きている可能性があるということなのかもしれません。


スタンフォード主導の研究は、COVID-19入院患者が自己攻撃抗体を産生することを実証

Stanford-led Study Demonstrates COVID-19 Hospitalized Patients Produce Self-Attacking Antibodies - Make a Case for Vaccination
trialsitenews.com 2021-09/14

スタンフォード大学の研究者たちは、COVID-19 で入院した患者の 5人に 1人が入院から 1週間以内に自分の組織を攻撃する新しい抗体を開発すると結論付けた。

自己抗体と呼ばれる、つまり、自分の組織または免疫細胞が血中に分泌する物質に向けられた抗体である COVID-19 について、入院患者たちは、COVID-19 を持たない患者たちよりも、この自己攻撃抗体に遭遇する可能性がはるかに高くなっていた。自己抗体は、自己免疫疾患の可能性を示す可能性がある。

スタンフォード医学ニュースで報告されているよう に、研究チームは、自己抗体とサイトカインを標的とする抗体に加え、ウイルスを標的とする抗体のレベルを特定し、測定した。これらのタンパク質は、免疫細胞が通信と調整のために分泌する。

調査結果

研究者たちは、入院しているすべての COVID-19 患者の 60%が、健康な対照の 15%と比較して、抗サイトカイン抗体を持っていることを発見した。

研究の著者は、この観察結果が「毒性のある長引く感染によって引き起こされる免疫系のオーバードライブ」に関連している可能性が高いことを示している。著者は、「(病気との)戦争の霧の中で、豊富なサイトカインが、それらを標的とする抗体の誤った産生を阻止する可能性がある」ことを示唆した。

研究チームは、1週間の入院後、患者の 20%で新しい抗体を観察した。これらの追加の抗体は、入院時には存在しなかった。

著者たちは、「これらの自己抗体レベルは、自己免疫疾患と診断される場合に見られるものと類似していた」とコメントしている。

しかし、これらの自己抗体の存在を引き起こすものは何なのだろうか。

著者によると、次のいずれかの要因が存在する可能性があるという。

・以前から存在したものが、低レベルの抗体の免疫応答により増加
・SARS-CoV-2 感染に関連する炎症性ショックが、これまで検出できなかったレベルの生来の自己抗体の急増を引き起こした
・患者自身のタンパク質に似たウイルス物質への曝露
・拡張された SARS-Cov-2 感染は、大きな免疫応答を引き起こし、ウイルス粒子の破片につながる。人間の免疫システムは、ウイルスの破片を新参として識別する可能性がある。


ここまでです。

この中の「患者自身のタンパク質に似たウイルス物質への曝露」については、1年以上前の論文ですが、

「コロナ遺伝子とヒト遺伝子には一致する部分が多くある」

ことを突き止めた論文がありました。論文

しかし、大変に難解な論文で、うまく説明はできませんので、いずれ理解できましたらご紹介できることもあるかと思います。

どれもこれも、このワクチン時代にはやや重い話となってしまうものです。

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