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4月19日にメルマガ私たち現生人類は「鉄の種族」であることから思う生き方を発行させていただきました。

2021年からの世界 人類の未来 健康の真実 日本の未来

ジェノサイド後の世界 ADE編

投稿日:2021年9月19日 更新日:




 

脅威の冬が近づく中で

ブログを読まれてくださっている方々には、いろいろな職業あるいは立場の方々がいらっしゃると思います。

職種によっては、ビジネスそのものが厳しい場合もあるでしょうけれど、メルマガの読者様からいただくお便りについては、たとえば、医療従事者の方や教育関係等の方で、「辞職しました」という内容のものが増えてきました。

その中には、大学で教鞭をとられている方などもいらっしゃって、コロナというのかワクチンというのか、いろいろな意味や立場で、耐えきれないところにまで来てしまっているということでもあるのかもしれません。

実際のところ、そういう、つまり現在のコロナというのかワクチンというのか、そういうものに対してに疑念を持たれている方々は、(私個人として考えればという意味ですが)優秀な教育者であり、優秀な医療従事者の方々のように思えるのですが、そういう方々を現場は次々と失っているようです。

医療に関していえば、海外ではどのようになっているかといいますと、アメリカでは、政府により、公職(議員は免除 / 記事)と医療従事者のワクチン義務化が発表されてから、「辞職する医療従事者」が相次ぎ、その結果、たとえば以下のようなことになっています。

ニューヨーク州の病院で、ワクチン義務化で病院職員が相次ぎ辞職、分娩業務を継続できず (CNN 2021/09/13)

あるいは、やはり医療従事者にワクチン接種が義務づけられたフランスでは、以下のようなことになっています。

フランス医療従事者3千人、ワクチン未接種で無給停職処分(AFP 2021/09/17)

ここには、3000人とありますが、この AFP の記事には以下のようにあります。

> ただし、各病院が明らかにしたデータに基づくと、実際の停職処分者数は3000人よりも多い可能性がある。AFPの集計では、停職処分を受けた職員の数は十数か所の病院のみで1500人近くに上っている。

「十数か所の病院のみ で1500人近く」が停職あるいは自発的に辞職しているということは、フランスでは、ひとつの病院で 100人近くの医療従事者が辞職、停職となっている。

フランス全体で大病院がどのくらいあるのかわかりませんが、ひとつの病院で一斉に 100人単位で医療従事者が辞職したとなったなら、その後の医療がどうなるのかは想像しなくともわかります。

何より、今は「季節を通して最も病気や感染症の数が少ない時期」です。

冬に入れば、コロナはともかくとしても、風邪やインフルエンザなどを含めた多くの呼吸器系感染症、あるいは心疾患や脳疾患の件数も冬が最大となります。これは、コロナ以前の通常の話です。

心疾患の月別死亡数(2017年)

weathernews.jp

基本的に、通常では疾患の少ないこの夏でさえ、医療逼迫とか医療崩壊等が言われていたわけで、その中で、世界各国で医療従事者たちが仕事を離れている。

日本でも、相当数の医療関係者が同じようになっている可能性があります。

冬はどうなってしまうのだろうとは思います。

コロナの感染拡大に関しては、一般的な意味での予測をするつもりはないですが、昨年同様「単純な話として冬に増える」ということが言えると共に、他の国の「日本と同程度かそれ以上のコロナワクチン接種率のある国のその後の感染数の推移」を見れば、日本も準ずる可能性はないではありません。

ワクチン接種率が特に高い国としてシンガポールがあり、あるいは世界に先んじて大規模なワクチン接種をおこない、また 3回目のブースターショットが大規模におこなわれているイスラエルはワクチン先進国として著名ですが、今の感染状況は泥沼です。まだ冬前なのに。

イスラエルの感染数(7日移動平均)の推移

ourworldindata.org

シンガポールの感染数(7日移動平均)の推移

ourworldindata.org

感染拡大を抑えるというワクチンの大義名分は、完全に崩壊していますが、「重症化を防ぐ」という大義名分にしても(実際には重症化を防いでいないというデータは別としても)これだけ急速に感染数が増加すると、必然的にこの数に準じて重症者も増加しますので、医療の逼迫に関しては結局同じ過負担になっていくと思われます。

少なくとも1回のワクチン接種率は、シンガポールが飛び抜けて高いですが、日本を入れて並べますと、以下のような感じです(9月17日時点)。

・シンガポール 79%
・イスラエル  69%
・日本     66%

しかし、「人口比」を考えますと、実影響の大きさも異なってくることがわかります。仮に今後、冬に向けて、日本がイスラエルやシンガポールのようなグラフを描きますと、どうにもならなくなる。

・シンガポールの人口 570万人
・イスラエルの人口  900万人
・日本の人口   1億2630万人

もちろん、日本のコロナの感染数がシンガポールやイスラエルのように指数関数的に増えていくかどうかはわからないですが、冬になれば、通常の呼吸器感染症や心疾患や脳疾患の方は「確実に」増えるわけで、この冬の医療状況を普通に想像しますと、ちょっと、よくわからなくなる面があります。

 

同時に、たとえば先ほどのアメリカやフランス、あるいはイギリスでも起こっていると思いますが、医療従事者たちの「ワクチン義務化なら辞職する」というのは、まったく当然のことであり、普通に考えれば、人が、

「できるなら死にたくない」

と思うのはあまりにも当然のことであり、自然感染もそうかもしれないですが、ワクチンに関して熱心に研究している医学者、科学者、医療従事者ならそう考えるはずです。

「こんなことで死にたくない」

と。

 

場合によって、ワクチン後の中期の時間経過の中で、これが致死的になる可能性を排除できない研究は積み上がってきています。

たとえば、先日の記事でご紹介したものでは、東京大学等の研究では、

> 今後の変異株に中和抗体は効果がほぼまったくない

ことが示され、しかし、中和抗体は効果がないのに、大阪大学の研究では、

増強抗体のエピトープは、デルタ変異体を含むほとんどの SARS-CoV-2 変異体でよく保存されている

「 ADE を引き起こす要因ともなる感染増強抗体だけは残り続ける」ことが示されています。以下の記事にあります。

東京大学等や大阪大学の異なる論文に見る「ワクチンによる逃げ道はナシ」という実感。強行した後に残るのは「無」
投稿日:2021年9月11日

ADE (抗体依存性増強)が、どのようなことなのかというのは、何十年も前からわかっていて、それは「甘いものではない」と考えられます。

以下は、今から 40年前の 1981年のネコのフランスの研究の論文です。要するに、こんなに以前から、コロナウイルス抗体に対しての ADE の事例はわかっていたということです。

ネコ伝染性腹膜炎というのは、コロナウイルスによる疾患です。

Antibody-mediated enhancement of disease in feline infectious peritonitis: Comparisons with dengue hemorrhagic feverRôle des anticorps dans l'aggravation de la péritonite infectieux feline
ネコ伝染性腹膜炎における抗体媒介性疾患の増強:デング熱出血性熱との比較 ネコ伝染性腹膜炎の悪化における抗体の役割 (1981年)

ここには、

「抗体を含むネコ血清で受動免疫された非免疫子猫」(コロナウイルスのワクチン接種を受けた猫たちという意味と同義)は、

> その後に急速な病気を発症した。

> 感作されていない猫よりも早く死亡した。

とあります。

そして、このような研究は、この数十年で多数行われています。

「それが起きない」とした研究は、おそらく、ないのではないでしょうか。

この、

「コロナウイルスの抗体で ADE が発生するという理論は科学的に完全に定着しているもの」

なのです。

 

また、先ほどの過去記事では、東京理科大学名誉教授の村上康文さんが、経済誌フォーブスでのインタビューに答えた内容をご紹介していますが、以下のように述べられています。

> 「同一の抗原で繰り返し免疫化を行った場合、5回目から死亡する例が激増。7〜8回繰り返すと半分近くが死亡するという動物での研究結果もある」forbesjapan.com

村上康文名誉教授は、フォーブスの他の記事でも「ブースターショットはいけない」ということを強く述べられています。

これは、フォーブス自身も、村上名誉教授も共に非常に気をつかった記事となっていまして、たとえば、記事のタイトルは以下のように、ワクチン推奨系のタイトルとなっています。

【寄稿】パンデミック収束に、ワクチンは重要な役割を担う|東京理科大学名誉教授 村上康文 (フォーブス 2021/09/11)

しかし、内容はタイトルとは違います。

「ワクチンは重要だが」として、村上康文名誉教授は以下のように述べています。

フォーブスより

一方で3回目以降の「ブースター接種」についてですが、とくに慎重に進めていくべきであると考える研究者は、私を含め、少なくありません。

現状認可され、世界で使われているワクチンはすべてウイルスの(毒性のある)スパイクタンパクの全長を使ったワクチンです。

これを、5回とか6回とか7回、人体に接種することにはリスクが伴う可能性があることを、ワクチン開発者は認識すべきでしょう。またこのことが、われわれが今回、「口内噴霧型」、非mRNA予防薬開発に着手したそもそもの端緒でもあります。 forbesjapan.com

そして、以下のように述べられています。

フォーブスより

1)スパイクタンパク質そのものが様々な症状を引き起こしていることは米国のソーク研究所が既に著名な学術誌に論文発表しています。そのため、追加接種に用いる抗原はスパイクタンパク質の全長を用いずRBDの部分のみとする。このことは抗体依存的感染増強のリスクを下げるためにも重要です。

2)接種するスパイクタンパク質の量の調整が可能である組み換えタンパク質型のワクチンを使用すること。組み換えタンパク質による抗体作製は広く行われており、非常に多くの知見が集積されているからです。

3)多くの査読済みの論文において、スパイクタンパク質の受容体結合部位(RBD)を用いて免疫することにより十分な中和活性をもつ抗体が誘導されることが、既に明らかになっています。よって、できれば従来型のコロナウイルスのスパイクタンパク質のRBD部分ではなく、現在世界で感染拡大しているデルタ型などのRBD部分を抗原として用いること。forbesjapan.com

村上名誉教授が「心底、ADE を懸念している」ことがおわかりかと思います。

ここにある「スパイクタンパク質の RBD 」というのは、やや面倒な概念ですが、以下の3つの過去記事をご参照下されば幸いです。

幻のワクチン : ADE (抗体依存性増強)を誘発しないコロナウイルスワクチンが現行のファイザー社ワクチン以前に存在したことを明らかに示す厚生労働省の特例承認報告書
投稿日:2021年7月7日

大阪大学が「抗体依存性増強の研究」論文を発表。そこから想像できる「ワクチン接種拡大と共に死者数が増加する理由」。そして、今のワクチンではADEは避けられないことも
投稿日:2021年5月31日

中国ワクチンは、スパイクタンパク質の中和抗体部位の標的に特化した「ADE(抗体依存性増強)を引き起こさないもの」であることを今にして知る…
投稿日:2021年7月22日

 

いずれにしましても、なぜ、専門家たちがこんなに懸念しているかといいますと、少なくとも、過去の研究では、先ほどの 40年前のフランスの研究の猫のように、ADE が起こると「基本的にその多くが死んでしまう」可能性があるのです。

これは陰謀論というものを超えた「単純な科学」です。 ADE を否定できる科学者がいらっしゃるのなら嬉しいですし、その否定の根拠を知りたいです。それで人々も救われます。

しかし、これまでの科学の歴史では、少なくともコロナウイルスについては過去一度も ADE の問題を突破できたことはないはずです。

人の場合は致死的にならないというエビデンスがあるならともかく、そういうものを見たことはありません。

村上名誉教授のような最高峰の専門家の方が、ある意味では「身を挺して」ここまで述べている理由をお考えいただければ幸いです。
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それに加えて、最近以下のような記事に書いていました「ヒトヘルペスウイルスの再活性化の恐れ」が、これは自然感染でもワクチン感染でも同じかもしれないですが、どちらにもあります。

米アイダホ州の病院の「子宮内膜ガンが年平均の20倍」という報告から、もはやワクチンによる免疫抑制でのHHV-6の再活性化によるガン多発の可能性を排除できず
投稿日:2021年9月15日

コロナの長期後遺症の原因が「日本人のほぼ100%が持っている」休眠中のウイルスが「再活性化する」ことによるという米国と中国の論文から見える、やや暗い未来。何か手立ては?
投稿日:2021年9月6日

これらはメカニズムであり、どんな感情論も入りこむ余地はないと思われます。

だからこそ、欧米の医療関係者たちは、「死の可能性から逃げる」ために、ワクチン義務から離脱しているというのが実際だと思われます。人間として当然の感情です。

 

そして、今回、最初にこの「医療者たちの大量の辞職」について書きましたのは、今後、冬に向けて、以下のような、

・通常の冬季に増加する疾患の増加
・コロナ感染数そのものの増加
・ADEによる重症化の懸念
・ヒトヘルペスウイルスの再活性化の拡大による疾患の増加
・ヒトヘルペスウイルスの再活性化の拡大による精神・神経疾患の増加
・あらゆる意味での子どもと赤ちゃんの疾患の増加

などを考えれば、この冬に医療上のどんな混乱が起きるかはよくわかりません。

私自身も、これ以上の混乱や渾沌は正直イヤですので、そういうことは起きないでほしいと思いますが、「まったく起きないなんてことがあり得るのだろうか」と考えますと、そうは思えない感じです。

 

……ここまで、ちょっと前書きのつもりで書いていたのですけれど、タイトルにしました「ジェノサイド後の世界」というのは、この ADE 的な話とは関係のないことで、最初、書き始めましたのは、アメリカのベストセラー作家であり投機家のダグ・ケイシーさんという方の最近の記事をご紹介しようと思ったものでした。

ダグ・ケイシーさんは、軍事予測組織「ディーガル」の 2025年の世界の人口と軍事予算の予測を紹介していた方です。以下の記事にあります。

これは「副作用」ではなく「本作用」だと認識しながら、人類類史上最大の事象がディーガルの分析した未来予測へと推し進める惨状を見続ける日々
投稿日:2021年6月18日

ディーガルによる2025年の人口動態予測 (予測GDP順位)

1.    中国        2025年の人口 13億 5844万人 (2020年/ 13億8000万人) 約 2000万人減少
2.   インド     2025年の人口 13億 4175万人 (2020年/ 12億8000万人) 約 3800万人増加
3.   ロシア     2025年の人口 1億 4183万人 (2020年/ 1億4226万人) ほぼ変わらず
4.   日本      2025年の人口 1億 304万人 (2020年/ 1億2645万人) 約 2300万人減少
5.   ブラジル    2025年の人口 2億 1031万人 (2020年/ 2億735万人) ほぼ変わらず
6.   アメリカ    2025年の人口 9953万人 (2020年/ 3億2662万人) 約 2億2000万人減少
7.   インドネシア  2025年の人口 2億 6713万人 (2020年/ 2億6058万人) 約 700万人増加
8.   メキシコ    2025年の人口 1億 2471万人 (2020年/ 1億2457万人) ほぼ変わらず
9.   イタリア    2025年の人口 4376万人 (2020年/ 6214万人) 約 1800万人減少
10. フランス       2025年の人口 3911万人 (2020年/ 6710万人) 約 2700万人減少

Deagal List of Countries Forecast 2025

ディーガルは古くからある組織で、予測統計は各国公式のものを基礎として用いている信頼できるものだけに、この予測は衝撃的でした。しかも、コロナ以前の 2014年から一貫してこれと類似する数値を提示し続けています。

このダグ・ケイシーさんについて、最近、「次の「危機」について」というタイトルで、インタビューが掲載されていました。

今回、ここまで長くなりましたので、次の投稿で掲載します。

[追記] 記事を投稿しました。

ジェノサイド後の世界 ダグ・ケイシー氏が語る次の「危機」
投稿日:2021年9月19日

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