2018年2月4日 「鳥」に占領された米テキサス州ヒューストンのガソリンスタンド
終末的週末を過ぎ
冒頭の写真は、今月 2月4日にアメリカのテキサス州にあるヒューストンのガソリンスタンドやスーパーマーケットなどのある複合施設で、そこが「鳥に占領された」ことを伝える動画からのスクリーンショットです。
その二日前の 2月2日、やはりテキサス州にあるダラスにおいて、やはりガソリンスタンドが、鳥に「占領されそうになった」ということがあったのですね。
2018年2月2日 米テキサス州ダラス。下に見えるのがガソリンスタンド
これらの光景は、まさに、スリラー映画の巨匠ヒッチ・・・? ヒッチ・・・カッケ?そんな感じの監督の金字塔である作品・・・ト・・・トラ?・・・まあ、最近物忘れが激しくて思い出せないですが(激しすぎるだろ)、そういう世界を彷彿とさせるものがあります。
アルフレッド・ヒッチコック『鳥』(1963年)最終シーン
・The Birds
今回のテキサス州での「鳥による占領ぶり」は、そうそう見られるものではなく、ここまで見事ですと、さすがに「何かを感じる世界」というものはあります。
ふたつめのほうのダラスという街は、アメリカの北緯 33度線の街としては、ひときわ有名で、つまり、第 35代アメリカ大統領のジョン・F・ケネディが暗殺された場所でもあります。
また、先ほどの鳥に占領されたうちの最初のほうはテキサス州ヒューストンなんですが、ここは、ちょうど今から1年ほど前、つまり「トランプ大統領が就任した頃」にも、その時はカラスでしたが、大群に占領されたことがありました。その時のことは、
・メキシコと米国テキサス州の「国境」をまたぐように「突如としてカラスの大群が出現」するシンクロニシティ
地球の記録 2017/01/25
という記事に書きました。
2017年1月20日 テキサス州ヒューストン
・Alerta Noticias
その時、このカラスの大群たちは、「トランプ大統領がメキシコとの間に壁を建設すると主張している場所を横断していった」ということで、とても興味深かったです。
意味があるわけではないですが、下がその位置関係です。
今月、鳥に占領された場所と1年前のカラスの飛行ルート
・Google Map
ちなみに、In Deep にたまに出てくるこの「 33度線」という概念ですが、これを最初に知ったのは6年くらい前のことで、わりと最近のことです。ロシアの報道で興味を持ったものでした。それは、ロシアのメディアが「アメリカを非難する」中でのものでしたが、報道から抜粋しますと、下のような意味があると主張していました。もちろん合理的な考えではないです。
2012年8月27日のロシア・プラウダからの抜粋
北緯 33度は、現代の社会の中で非常に大きな役割を演じている。
たとえば、そこにある場所としては、ケネディ大統領暗殺の地ダラス(米国)であったり、「アラブの春」と呼ばれる状況が始まったトリポリ(リビア)であったり、あるいは、バクダッド(イラク)、ダマスカス(シリア)、カシミール(インド)、チベット、長崎(日本)が含まれる。これらはすべて北緯 33度上にある。
これらは偶然の一致なのだろうか。
(略)
33の数字の意味は、フリーメーソンの階級の中で最も高い階層を示す。
33は 11と 22を足したものであり、宇宙とスピリチュアルの王が満たされている「神曲」の数でもある。そして、これらのすべては歴史の中の新しい世界秩序(New World Order)のキーナンバーなのだ。
というようなものでした。
最初は「どこの吉祥寺のガイの主張だよ」と思っていたのですが、調べていくうちに興味を持ち始め、それ以来ずっとわりと注視し続けているものでもあります。
そして、私は最近、この 33度線と「フェニックス」という概念をシンクロさせて考えるようになっていたということがあります。今回ご紹介した「鳥による占領」も「鳥」というイメージとフェニックスが重なる部分は確かにありました。
そして、フェニックスという概念が「世界の経済と金融システム」などとも絡んでくるのかもしれないなというような。
そのあたりは、今年の記事、
・「フェニックス」で総括されていきそうな2018年。その1月のいくつかの光景を懐かしみ、「これから」の示唆を思う
In Deep 2018/01/28
あるいは、昨年末の、
・5000年におよぶ「血の歴史」を持つフェニックスという言葉の概念を知りたくて・・・。歴史的な皆既日食の翌日、北緯33度上の最大都市がアメリカ分断の象徴となった日に
In Deep 2017/12/04
などでふれていますので、ご参考になる部分があれば幸いです。
30年前の経済誌を飾った世界共通仮想通貨フェニックス
・エコノミスト誌が30年前に示唆した「世界通貨の登場」。その通貨名は血塗られた歴史の背景を持つ「フェニックス」
今は、たとえば「公共のものではない」仮想通貨というようなもので混乱したりしていますが、おそらく、それほど遠くない未来に、「公的な共通仮想通貨」的な発想は、どこからか出てくるような気はしないでもありません。
状況としては、「刻印」云々はともかくとして、聖書「ヨハネの黙示録」にあるような「全員が使うタイプの仮想のツール」のような感じですかね、
ヨハネの黙示録/ 13章 16節
小さな者にも大きな者にも、富める者にも貧しい者にも、自由な身分の者にも奴隷にも、すべての者にその右手か額に刻印を押させた。
この刻印のある者でなければ、物を買うことも、売ることもできないようになった。この刻印とはあの獣の名、あるいはその名の数字である。
「これがあれば、誰でも物が買える」ということで、ないと何も買えないと。
そして、現行のお金以外でそいうものが登場するという世界は、それほど架空にも思えないところにまで近づいているようではあります。
なお、前回の記事
・半年ぶりに「時期はずれの急激な黒点数の増加」を見せる太陽。サイズは地球より大きく成長中。それと共に始まる今週は何が?
In Deep 2018/02/11
でふれましたけれど、今月はいろいろと起きそうな気配もあり、そういうようなことと関連した「混乱」や「発表」などがあってもおかしくはない条件が整っているような感じもあります。
というわけで、個人的にややいろいろとありまして、何だか曖昧な記事となってしまいましたが、今回はこのあたりまでとさせていただきま。
ところで、今月に入ってからのいくつかの「風景の流れ」は印象的でした。
たとえば、下はカナダのアルバータ州に出現した太陽の光柱です。
2018年2月6日 カナダ・アルバータ州に出現した太陽の光柱
これを見た時に、「何だか強力な新型爆発の爆発直前みたいだなあ」と思っていましたら、その直後にアメリカのフロリダ州で下のような雲が立ち昇っていました。
米国フロリダ州サニベル市の近くの強力な累積雲
昨日などは、インド洋のレユニオン島(フランス領)で下のような何という雲なのかわからないですが、終末的な光景の空が撮影されていたりしました。
2018年2月12月 レユニオン島
この2、3日は、何となくふだんよりいろいろと「未来を考える」時間の長いときでした。
今年は夏までにいろいろとありそうです。
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