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「みずがめ座の時代への精神的移行と人類の変容」を初めて公にしたのは晩年の心理学者カール・ユングだった。……しかし私たちは本当にその移行ができるのだろうか? とも思う今

      2017/11/07

collective-evolution.com

今回は、先日偶然見た上の記事をご紹介したいと思います。

この記事で、「うお座からみずがめ座への精神的移行」という概念を最初に文献に残すことに関与した人がどうやらユングだったということを知りました。




ところで、ユングの概念には「元型」という言葉がつきまとうのですが、これは辞書的な表現では、

集合的無意識の領域にあって、神話・伝説・夢などに、時代や地域を超えて繰り返し類似する像・象徴などを表出する心的構造。 コトバンク

となりますが、私などが過去記事で「空」とか「風景」が「何かと似ている」と感じた時に、それを掲載したりし、そして、みんなではなくとも、「多くの人が同じように感じる」というのもまた「元型」というものを説明できるものでもあります。そして、これは私たち人類の中に同じ元型が流れている証左でもありそうです。

何しろ、ご紹介するそれらはどれも単なる雲、単なる光、単なる煙だったりするわけですし。

そういえば最近も、ふと過去記事を見ていまして、今年6月の、

地球リセットの時期? : イエローストーンで過去40年で最大規模の地震と群発地震が。そして昨年以来、世界各地で活動の兆しが伝えられる超巨大火山たち
 2017/06/18

という記事の最初にあるイエローストーンの間欠泉の写真を見ていて、当時は気づかなかったことに気づきました。

下の写真です。

IFL Science

今にして、「これってイエスを抱いたマリア様だ」と、何となく気づいた次第であります。

下みたいなイメージですかね。

sunrise.maplogs.com

しかし、そう見えているのは、やはり間欠泉の水蒸気以外のなにものでもありません。

それらに「意味」を与えている正体こそが「この世の正体」であり、その根幹の部分への「私たちの認識」に劇的な変容が起これば、おそらくこの世は変わるのかもしれません。

 

 

みずがめ座の時代を口にした最初の人は

今回は「みずがめ座の時代」ということについての記事でずか、かつて記事の中に、この「みずがめ座の時代」という言葉が出てくることがありました。これは「ニューエイジ (New Age)」などともいわれ、1960年代あたりのカウンターカルチャーでさかんに取りあげられたものだそうです。

しかし、ニューエイジという言葉は別として、「人類は、みずがめ座の時代に移行する中で変容していく」という具体的な表現をした最初の人物は、かの著名な心理学者であるヤング…… じゃなく、ユングだったのだそうです。

カール・ユング(1875-1961年)
independent.co.uk

今回ご紹介させていただく記事にそのことが書かれてありまして、まあ後年はオカルトに傾倒していたと見られるユング翁ではあるのですけれど、ユングが著作で、

「私たちは今、大きな変化に近づいています。それはみずがめ座の時代に入る時に起きると考えられます」

と語っていたということを知り、やや驚きました。

しかも、これが書かれてある著作のタイトルが、日本語にしますと、『空飛ぶ円盤:空に見えるものの現代の神話』というものでした。これは 1958年に発表されたものですので、ユングの死の3年前ということになり、晩年のユングは UFO の研究もしていたことを知ります。

調べてみますと、このユングの『空飛ぶ円盤』という本は日本語では出版されていませんでした。日本語で出版されればいいのにとは思います。ユングが UFO にどのような見解を持っていたのかは興味があります。

まあ、この「みずがめ座の時代」については、余談で書くには長くなりすぎそうですので、今回はここから翻訳にうつらせていだこうと思います。過去記事で書いた中で、みずがめ座の時代についての私の考えをある程度反映しているのは、おそらく 2013 年の、

私たちに残されたかすかな「破局の回避」の可能性のために(2):平衡を失ったこの魚座の世界のどこかにあるはずの「みずがめ座への意識」
 2013/04/05

などになると思います。すなわち、20世紀初頭のロシアにあったロシア宇宙主義という科学の理念、

・宇宙の現象と人類の感情の関係を物理的に把握すること。

・精神的社会の意識での新しいタイプの社会組織を作ること。

・死を克服し、人間の肉体的な自然性を変容させること。

などがなければ、人類は地球と共に暗黒に埋没していくと確信しています。

では、ここから記事です。なお、この記事は書いている人がそういうのが好きなのか、占星術の話から始まりますが、私自身は占星術には興味がなく、占星術的なものの意味とユングの言っている意味がリンクしているのかどうかはよくわかりませんが、一般的な占星術の意味とはリンクしていないと思います。


CARL JUNG EXPLAINS HUMANITY’S MAJOR TRANSITION FROM THE AGE OF PISCES TO AQUARIUS
collective-evolution.com 2017/10/14

ユングはかつて人類がうお座からみずがめ座へ重要な時代の移行を果たすと説明した

占星術は数千年前にまで遡ることのできる古代の芸術であり科学だった。占星術は多くの文化に現れるが、ほとんどの古代の知恵と同様に、その多くの真実は隠されており、一般の人々が知ることを禁じられている。

この種の古代知識を使用している場合もある。さまざまな秘密結社などがそうだ。秘密結社の中にも、人類の善意に根ざして行動している人たちもいれば、貪欲性と個人の利益のために行動している人たちが共にいる。

占星術はまた古代シュメール、ヴェーダ占星術、古代ギリシャやローマ、そして古代エジプトなどの多くの文明で使われ続けた。現代においても、多くの懐疑論者の存在にもかかわらず、占星術は広く提供されている。また、現代科学の創始者たち、特に数学や物理学、量子物理学の分野では、多くの科学者たちがスビリチュアルに傾倒したり、あるいは神秘主義者であったことに言及している。

ニコラ・テスラは以下のように述べていた。

「科学が非物質的な現象の解明に挑んだときには、たった10年間で、今までの人類の歴史すべてをはるかに上回る進歩を遂げるだろう」

その占星術的な観点から言えば、キリスト教が始まった時に新しい占星術での区分の時代が始まっている。それはうお座の時代であり、男性性の時代の象徴だ。キリスト教が始まる以前の時代は、非物質、オカルト、神秘主義、魔法などの概念が広く存在していた。キリスト教の出現と共に、「神」の概念が取り入れられた。

しかし私たちは今、占星術的にさらに新しい時代に移行している。

私たちはこれから一体どのような区分に移行しようとしているのか。何がどう違う時代となるのか。

 

西洋占星術では、現在、うお座の時代からみずがめ座の時代に移行しており、これは古代ヴェーダ占星術では 300サイクルの終わりの始まりにおり、その古代ヴェーダの占星術の説明では、その時期にいる今の私たちは「暗黒の時代」に生きていることを教えてくれる。

ヴェーダの教義では、そのサイクルの時代は人類の精神力が最も低いレベルに達し、道徳的な美徳が地球から剥奪された状態にあると説明される。

「世界の魂」が闇と腐敗で満たされ、美徳はほんの少ししか残っていない。そして、その時代の終わりには、美徳はゆっくりとゼロになる。

人は邪悪に変わり、世界は病気と嗜眠と怒りに満ち、自然災害と苦悩と恐怖が支配的な世界となる。

苦行、犠牲、および宗教的儀式は廃止される。

すべての生き物が堕落し、そして例外なく、すべてのものに変化が反映されるとされている。

どうだろうか。

この古代に書かれた「未来の記述」は、今の私たちの社会の進展を正確に反映しているとはお感じにはならないだろうか。

約 2,100年続いた過去の時代(うお座の時代)は終わりに近づいており、この時代に、人類は確かにほとんどの闇を経験している。

私たちの今の文明は、より古い時代の文明にあった霊的科学、意識の追求、非物質性の知識などについての理解がまるで見られない時代へと進展してきた。

しかし、これは今起きている集団意識の大きな変化の途上の一部であるようにも思われる。

カール・ユングは以下のように述べている。

「古代エジプトの歴史から知るように、これらの出来事は、常にひとつの観念的な月の終わりに、また別の観念的な月の始まりの時に現れる精神的な変化の様相です。」

「これらは、それぞれの星座が持つ精神的支配の中での《元型》あるいは、《かつて神々と呼ばれていたもの》の変化といえ、それは集合的な意識の持続的な長期間の変化を引き起こすか、あるいはその時代の中で変化が伴うように思えます。」

「私たちは今、大きな変化に近づいています。それはみずがめ座の時代に入る時に起きると考えられるのです」

この引用は、ユングの 1958年の著作『空飛ぶ円盤:空に見えるものの現代の神話(Flying Saucers: A Modern Myth of Things Seen in the Skies)』からだが、この著作の翻訳されていない原版(ドイツ語)を見つけるのは難しい。というのも、この本は、ユングの最大の心の友人と考えられたマンリー・P・ホールによって記録されたものだからだ。

ホールは、宗教、神話、神秘主義、オカルトの分野における世界有数の学者の一人として認められている。ユングが晩年、心理学や錬金術について書いた際には、ホールの持つ神秘学の膨大なコレクションが参照された。

ホールの最も有名な著作のひとつに『象徴哲学大系 -古代の密儀 (The Secret Teachings of All Ages)』があるが、これは、フリーメーソン、エメラルドタブレット、カバラ、そして薔薇十字などの哲学の百科事典となっており、その情報の偉大なリソースといえる。

ユングは、自身の持つ学問的に普遍的な信念とはまた別に UFO の論題の研究に重きを置いた研究者でもあった。

P・ホールは、ユングの語る時代の移行について次のように説明している。

「ユングは、観念が移行する年は時間と共に起きる問題であり、その変化の時代の区分けは約 2100年ごとに起きるとしている。そして、これらの変化は約 2万5000年を超える月の時代(一周のサイクル)に対応していると述べている。」

「自然界、そして宇宙で起きるこれらの変容は、元型のある種の段階的な変容によるものであり、本質的にこの自然界の時計は生きており、そして、この時計は連続的にひとつの区分から次の区分に移動しているとユングは言う。そして、彼は、これらの重要な期間のそれぞれの変容の中において、世界の支配的観念が変化することについての強力な情報を集めていた。」

「個人それぞれの人生においても、重要な社会的な心理的変化での徴候がある。人それぞれの個人の人生は集団すべての人生と関係している。そこの変化を伴う現象は春分点がみずがめ座に近づくにつれて発生するはずだ。その結果として、世界の意識の主要な動きや世界の重圧にサインが現れる。そして水の徴候、大気の徴候が現れる。そして、大気の謎、空気の謎、空気中に隠されている謎…… それがその後の 2000年以上の間、心理学上で支配的になっていくはずだ。」


 

ここまでです。

なお、文中にありますマンリー・P・ホールのという人の『象徴哲学大系 -古代の密儀』は、日本語で出版されていまして、それどころか最近、新版としても出版されていまして、Amazon にあります。

古代の密儀 (象徴哲学大系)

この本に関しては、今回の文章を訳していて、「フリーメーソン、エメラルド・タブレット、カバラ、そして薔薇十字のそれぞれの哲学の百科事典」というようなことが書いてあったので、思わず買ってしまいました。

エメラルド・タブレットなんてのは、もう5年以上前の記事、

エメラルド・タブレット(1) : そして夢が教えてくれた「ビッグバンと宇宙有限理論は人類にとって有害」だという事実
 2012/03/03

からあまりふれていないですが、かつてとても気になった存在でした。

このマンリー・P・ホールさんの本で少し何かわかったら続きが書けるかなあというようにも思いますので、楽しい本ならいいんですが。

 

いずれにしても、私は「みずかめ座の時代への移行という概念はある」と思っていますが、ただ、その時期は時間的な意味で、まだ何十年も先なのです。

そういう意味では、私たちは先ほどの文章にありました、

> 「世界の魂」が闇と腐敗で満たされ、美徳はほんの少ししか残っていない

という世界の中を生きるだけで終わる可能性も高いのかもしれません。

しかし、少しでも「その徴候とかサイン」とかを世の中とか自然現象の中で見られたり体験できたとすれば、それはそれで嬉しいではないですか。

少なくとも私たちの下の世代、あるいはさらにその下の世代の頃に地球が残っているのならば、わりと良い時代が、ずーーーっと先になるかもしれないですが、そういう時代が待っているかもしれないのですから。



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