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2018年からの世界 人類の未来 拡大する自然災害

世界各地の異様に早い大雪と大凍結の到来の状況に「ミニ氷河期が近づく足音」をほんの少し感じる今

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観測史上初めて10月に雪が降ったと思われるモロッコについての報道


fr.le360.ma




 

ウォーキングというような立派なものではなく、単なる散歩として毎朝 1時間くらい歩くことは数年前に初めて以来、今も何となく続いています。

歩いている時は風景と空を眺め続けるくらいしかすることはないのですが、今朝(11月1日)の空の雲はとても不思議な感じで、1時間くらい間のうちにどんどん姿を変えていき、彩雲なども現れたり消えたりという、めまぐるしい空模様でした。

最初は、空に大きく広がるうろこ雲だったものが、次第に何という名称なのか知らないですが「天女の群れみたいな形」となっていき、ある部分にはその背後に太陽が光り、ある部分には虹の雲がパーッとかかるというような感じの変化を見せ続けていました。

私自身には外で写真を撮る習慣がないもので、家に帰ってから、「あの変化を写真で投稿してくれている人はいないかな」と探してみましたら、私の見た変化と似た写真がインスタグラムやツイッターなどに投稿されていました。

最初はこんな感じで……

11月1日にインスタグラムに投稿されていた写真

genbass

そのうち次第にこんな感じに。

11月1にツイッターに投稿された写真

端山梨奈

下の彩雲の写真を投稿されていた方は、「朝はうろこ雲だったし、今日の雲はコロコロ変わって面白い!」と書かれていましたが、私も同じように「面白い!」とはしゃいでいました。

少し前の記事、

虹が神と人間の契約なら雹(ひょう)の意味は? 皇居にかかった二重の虹と、ローマに降り落ちた異常な雹嵐を見て思う、最近の自然を介した示唆
 In Deep 2018年10月23日

で、皇居に「二重の虹」が出ている光景を見て以来、別に根拠は全然ないのですが、「日本はこれから急激に変わることになるのかもなあ」というように思っておりまして、それ以来、周囲の自然の様相はいつも以上によく見ています。

雲のこのような変化がどうして起きるのかは、漠然とした部分は科学で説明されていますが、その根本となると、「雲の発生要因が宇宙線である」ということもあり、「なぜ雲は、日々違う変化を見せてくれるのか」ということに関しては、私たちの理解の及ばないところであるのかもしれません。

しかし、逆にいえば、

「宇宙線は、地球上の様々な事物(人間を含む)に直接影響を与えている」

のですから、

「雲の変化もまた、自然の変化や私たちの心身の変化と関係があるのかもしれない」

と考えることは、それほど突飛なことでもないのかなとも思います。

最近の記事、

宇宙線レベルが「観測史上最高」を記録している中で起き続ける地質的異変……。日本の中央構造線で三連続した地震、あるいは米西海岸のカスケード沈み込み帯で三連続した地震」
 In Deep 2018年10月28日

で、地球での宇宙線が増加し続けていることにふれましたが、「宇宙線の影響」ということについては、今年 3月の以下の記事で少しふれています。

予測をはるかに上回り激増している宇宙線と放射線 : その人類への影響は何か。気象、天候、人間の健康、地震や噴火……そして生命の進化にも関係する? 

この「宇宙線の増加」の影響として、最も直接的に関係するかもしれないと思われることは、

「地球の雲の量が増える」

ということです。

一概には言えないとはいえ、雲が増えれば、雨量が増えそうで、あるいは、その際の気候が「通常より寒冷な状態」なら、「雪が増える」ということも多くなってくるかもしれません。

それと関係している話ではないかもしれないですが、この 10月、世界のさまざまな場所で、「異常に早い雪や、早い凍結」が続いていまして、その雰囲気は、ちょっとした「ミニ氷河期への扉」的な感じもないではなく、ご紹介させていただこうと思いました。

なお、「宇宙線の雲の増加」に関する科学的な研究に関しては、以下の記事にある程度詳しく書かせていただいています。

スベンマルク博士の異常な愛情が今ここに結実 :「雲の生成は宇宙線によるもの」という説が25年にわたる観測の末に「結論」づけられる。そして、太陽活動が長期の地球の気温のコントロールに関与していることも

 

 

中東と北アフリカの記録ずくめの10月

今年の夏から秋は、猛暑やら豪雨やら洪水やら様々な気象の状態が世界各地に現出し続けていましたけれど、ふだんと比べて「特別に荒れていた地域」というように考えますと、正確な比較ではないですが、

・ヨーロッパ
・中東

の異常ぶりが際立っていたような気がします。

そして、夏が終わった 10月の下旬から現在にかけてもまた、やはり異常といえる状況に見舞われているのが、そのヨーロッパと中東、そして北アフリカなのです。

中でも、中東の気象の荒れ方は「黙示録的」とも言える状態となっていまして、アース・カタストロフ・レビューでも、10月中旬からだけで、以下のような洪水の「大洪水」を取りあげています。

[10月27日の記事] 中東の死海で洪水により子どもたちばかり20名以上が死亡…

[10月22日の記事] アラビア半島のカタールで1日で1年分の雨が降り、街は洪水で大混乱

[10月17日の記事] アラビア半島のイエメンに史上3番目となるサイクロン・ルバンが上陸。「2日間で数年分の雨」が降り、壊滅的な大洪水に

[10月15日の記事] シリアの首都ダマスカス : 内戦による廃墟を洪水が襲った後の終末的な光景

サウジアラビアでは、最近もまた大きな洪水が起きまして、下は 10月25日のタブークという砂漠の町で洪水にラクダが流されそうになっている光景です。

中東やアラビア半島で洪水が発生すること自体はあるとしても、基本的には砂漠であるこれらの地域で、こんなに連続して大洪水が発生するというのは、やはり異常といっていいことだと思います。

 

そして、今度はその中東や北アフリカに、「異様な寒波」が襲っています。

冒頭のモロッコの 10月の雪の報道は、女性と雪だるまのツーショットが素敵ですので選びましたが、写真はともかくとして、どうやら、

「モロッコで 10月に雪が降ったのは観測史上ではじめて」

らしいのですね。

中東や北アフリカ地域の気象データは、やや曖昧な部分がないではないのですが、現地の SNS などではそう伝えられています。

モロッコ北西部のアガディールという場所では、10月29日に気温も「 - 1℃」を記録したことが現地のメディアで報じられています。

雪に覆われた10月29日のモロッコ・アガディール

leconomiste.com

しかも、積雪は最大で 50センチメートルに達したと書かれていました。

同じ北アフリカのアルジェリアでも、10月29日に、大雪が降り、しかも、あまりにも大雪のために、援助のためにに軍隊が出動したと報じられています。

アルジェリアでの「 10月の雪」が、かつてあったのかどうかは現地の報道でもふれられていないですので、詳しくはわからないですが、どの季節であろうと、モロッコもアルジェリアも含めた北アフリカは、雪がちらつくならともかく、「大雪は基本的には降らない」場所です。

10月29日 軍が出動したアルジェリアのシディ・ベル・アッベス


auto-utilitaire.com

 

そして、ヨーロッパ。夏からずっとヨーロッパの気象も異様なままです。

 

荒れたままのヨーロッパ各地

ヨーロッパの気象の荒れ方は、何となく今年あたりは「頂点に向かっている」感じがはっきりとしてきた感があります。

最近ではイタリアのヴェニス(ヴェネツィア)が、史上最高クラスの水位を観測する洪水に見舞われたことは、

「水の都」から「水没の都」に : ヴェニスの75%以上が水に浸かり、洪水による水位は観測史上の記録を上回る

などで取りあげていますが、10月の下旬からイタリアのいたるところで洪水が起きていて、その他のヨーロッパの多くでも壊滅的な悪天候が繰り返されています。

10月29日 水位が156cmを記録した「水没寸前」のヴェニス


Miguel MEDINA/AFP

そして、このヴェニスでの洪水が伝えられている同じ 10月の終わり、ヨーロッパの、

・フランス
・スウェーデン
・イタリア
・スペイン
・スコットランド
・ノルウェー
・フィンランド

などに、「あまりにも早い雪、あるいは凍結」が訪れていました。

10月30日 フランス各地での大雪を伝える報道


francetvinfo.fr

このそれぞれの積雪量がまた激しくて、上の報道の写真は、フランスのアルデンヌという場所だと思われますが、積雪は 50センチとなっています。

 

実は今回ご紹介した地域は、前回の冬も激しい冬となっていました。

たとえば、今年の 2月のヨーロッパは、下の気温分布にありますように、「全域が氷点下のカオス」となっていました。

2018年2月28日のヨーロッパ各地の気温。ほぼすべての地点が氷点下


pogodaonline.ru

北欧や東欧から、スペインやイタリアまで欧州全域が一斉に氷点下になるのは珍しいことです。

この時の状態は以下の記事に書きました。

「ミニ氷河期へようこそ」:気象学者たちが「狂気じみている」と表現する超絶な寒波に包まれたヨーロッパの光景は、この先の世界の光景でもあるのか、ないのか

今年もヨーロッパと中東や北アフリカなどが、これほど早い時期から普通ではないといえる大雪や凍結に見舞われている状況を見ますと、今年の冬もさらに、ミニ氷河期的な光景が広がる可能性があるのかもしれません。

 

アジアに関してはまだ何ともいえないです。

日本は、地域にもよりますが、大部分の地域は今は暖かいですし、気象庁が本日リリースした「異常天候早期警戒情報」によれば、11月15日までは、「平年よりかなり気温が高くなる」ようです。

しかし、比較的日本と近い北朝鮮は、もう真冬のようです。

北朝鮮の労働党機関紙の報道を見ますと、 10月30日に当地では大雪が降っていたようです。

金某氏が「雪だるま状態」となった写真が報道で使われておりました。

10月30日 北朝鮮のサムジヨングンを現地指導中の金労働党委員長


wowkorea.jp

 

もちろん、世界各地で平年より早い降雪があったからといって、それがミニ氷河期と関係しているというわけではないです。

しかし私は、遅くても、あと十数年のうちにミニ氷河期かそれに準じる状況に入ると確信している人間でもありまして、最近の冬の様相はそれを少しは現しているのかなとも思います。

もちろん、以下の過去記事で取りあげた学説のように、「すでに地球はミニ氷河期に入っている」という主張も数多くあります。

ミニ氷河期は「2015年にすでに始まって」おり、今後「200年から250年間続く」というロシア科学アカデミーの科学者たちの主張が公開された

 

すでにミニ氷河期に入っているかどうかともかくとしても、これから私たちは毎年毎年そのような時代に近づいていることを実感していくことになるのだろうな、と少なくとも私個人は思っております。





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