2月2日のアメリカの株式市場の急落を報じる記事より
1月31日 アメリカでは152年ぶりとなったスーパー・ブルー・ブラッドムーン
新約聖書『ヨハネの黙示録』 06章12-13節
小羊が第六の封印を解いた時、わたしが見ていると、大地震が起って、太陽は毛織の荒布のように黒くなり、月は全面、血のようになり、 天の星は、いちじくのまだ青い実が大風に揺られて振り落されるように、地に落ちた。
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血の月の示唆。数字「666」の示唆
少し前に、
・150年ぶりに「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」が出現する : 前回の1866年は江戸時代が消える日本の近代史上最大の転換点の時だった
In Deep 2018/01/19
という記事を書きました。
単なる現象とはいえ、
・地球から見た満月の円盤が最大に見える「スーパームーン」
・1ヶ月のあいだに満月が2回ある「ブルームーン」
・月が血のように赤くなる皆既月食「ブラッドムーン」
の3つが重なるということが 1月31日に世界各地で起きることを書きました。
その世界各地のスーパー・ブルー・ブラッドムーンの様子については、
・2018年1月31日 : 世界各地の「152年ぶりの大きな血の月」スーパーブルーブラッドムーン
地球の記録 2018/02/02
などでご紹介させていただきましたが、印象的な様子が世界各地に出現していました。
この冬は、わりと多くの地域で長く続く悪天候に見舞われている中、「この日だけはよく晴れた」場所が多かったようで、アメリカでもイスラエルでも中東各地でも、そして、日本でも東京などいくつかの場所で観測されていました。天は「赤い月を人々に見せたくて仕方なかった」ようです。
この皆既月食というのは「血のような色になる」という意味で、それがとても象徴的な光景でもあるせいか、いろいろと示唆的に使われるもので、冒頭には聖書「ヨハネの黙示録」6章から、
> 太陽は毛織の荒布のように黒くなり、月は全面、血のようになり、
という部分が記載されている場所を抜粋しましたが、聖書には他の書にもほぼ同じ記述が出てくる場所があります。
それは、読めば読むほど「酔えるっしょ」と言う人たちが続出することで有名な旧約聖書の『ヨエル書』というものの中に出てきます(ダジャレやめれ)。
ヨエル書 3章4節
主の日、大いなる恐るべき日が来る前に
太陽は闇に、月は血に変わる。
「太陽は闇に」とあるのは、一般的な解釈では「皆既日食」ということになると思いますが、皆既「月食」だと、これば「血の色に変わる」のです。
1月31日 トルコ・イスタンブールに昇る血の月
・ISTANBUL, TURKEY - JANUARY 31
そういう示唆的なことに興味が出てきたこともあり、数年前から、
・黒い太陽(皆既日食)
・赤い月(皆既月食)
については、よく記事にしてきました。
2014年から 2015年の間には「4回連続して皆既月食が出現した」という時があり、その時には、
・赤い月と黒い太陽: 2014年から 2015年まで「4回連続する皆既月食」がすべてユダヤ教の重要宗教祭事の日とシンクロ。そして、過去の同じ現象の時に「イスラエルの建国」があった
In Deep 2014/04/06
という記事を書いて以降、「赤い月と黒い太陽」というキーワードでずいぶんと記事を書かせていただきました。
そして、2017年に「 99年ぶりに北アメリカ大陸を皆既日食が横断する」という事象の時も、ずいぶんと記事にしたものでした。(関連記事)
ところが、これだけ数多く記事にしていながら、これらに対して、
「それがどうした」ということに対しての「答えはいまだにない」
のでした。
曖昧な傾向は常にありながらも、それらは偶然かもしれないし、何とも言いようがないのです。
私はオカルトが好きですが、もともとオカルトをそれほど信じない人間です。そして、聖書を引用しているわりには、あらゆる宗教を信奉しないですし、聖なる事象や奇跡もそれほど信じません。もともとが現実にしか興味がない人間で、それだけに。このブログを書き始めてから、「調べていくうちに提示される奇跡的なシンクロの現実」は衝撃的でもありました。
「突きつけられる事実」といってもいいでしょうか。
要するに、
「この世には何かある」
ということは薄々と感じざるを得なくなって、今でもブログなどでそういうことを取りあげるのです。
2014年から 2015年までに「皆既月食が4回連続した」時には、過去の事例から「この時期は大量の犠牲の時期」だと考えたことを記事に書きました。
皆既月食が4回連続するのは何百年単位でしか起きない珍しい出来事です。
たとえば、その皆既月食が4回連続した 2014年4月から 2015年10月までの約1年半の間に起きた「大量死を伴う事故」の状況がどのようなものだったかを提示してみたいと思います。
過去記事、
・もうすぐ「2つの黒い太陽」が南と北「両方の33度線」を駆けぬけていく。その黒い太陽と33度線の双方が示唆するキーワードは……「大量の犠牲」
In Deep 2017/02/09
にまとめたものから抜粋します。そのあまりの集中ぶりに驚かれるかと思います。
2014年4月〜2015年10月の1年半の間の死者30名以上の主に航空機事故
2014年
3月8日 - マレーシア航空370便がインド洋で消息を絶つ(239名が安否不明)
4月16日 - 韓国フェリー「セウォル号」沈没事故 (死者 294名)
7月17日 - ウクライナで、マレーシア航空17便が撃墜される(死者 298名)
7月23日 - 台湾・トランスアジア航空222便が着陸に失敗 (死者 48名)
7月24日 - アルジェリア航空5017便が墜落 (死者 116名)
8月10日 - イラン・セパハン航空140便が墜落(死者 39名)
12月28日 - インドネシア・エアアジア8501便が墜落(死者 162名)
2015年
2月4日 - 台湾・トランスアジア航空235便が墜落 (死者 43名)
3月24日 - ドイツ・ジャーマンウイングス9525便が墜落(死者 150名)
10月31日 - ロシア・コガリムアビア航空9268便がエジプトのシナイ半島に墜落(死者 224名)
この中で、韓国の「セウォル号」だけがフェリーで、あとは旅客機です。普通、たった1年半の間に、死者 30名以上の旅客機の事故がこんなに数多く起きるものでしょうか。
ちなみに、この 2014年から 2015年は 、IS をはじめとした「テロの時期」でもあり、パリの同時多発テロなどを含めて、多数のテロで人の命が奪われた時でもありました。
いずれにしても、「赤い月(皆既月食)」というのは、聖書の示唆があろうとなかろうと、個人的には「それほど縁起のいいものではない」ということはいえます。
それだけに、今年 1月31日にいろいろと名前なども付け足された皆既月食が出現するとわかった時には、
「その直後から何が起きるのかな」
とは思っていました。
そして、2月2日に出てきたのが、冒頭の、「 666 」の数字でした。
これはアメリカの株式市場ダウの数値なのですが、報道としては以下のようなものとなります。
ダウ666ドル安、約9年ぶりの大幅な下げ幅
ロイター 2018/02/03
国株式市場は、ダウ工業株30種が約666ドル下落し、約9年ぶりの大幅な下げ幅を記録した。1日の下落率としても1年8カ月ぶりの大きさとなった。労働市場の引き締まりによるインフレ見通しへの影響を巡る懸念や米債利回りの急上昇が売りを誘った。
週足でも、ダウとS&P総合500は2016年1月以来、ナスダック総合は2016年2月以来の大幅な下げを記録した。
ホライゾン・インベストメント・サービシズのチャック・カールソン最高経営責任者(CEO)は「金利急上昇や、それに伴う株式への相対的な影響に対する不快感が増しつつあるようだ」と述べた。
実際には、その前日までの時点で 1週間で 730ドル下落していて、過去2年間で最悪の下落となっていたのですが、この 2月2日の下げにより「 約 1週間で 1,100ドルの下げ」という壊滅的な急落となったのでした。
この下げ幅は 2008年12月以来ですので、つまりは、「リーマンショック以来の下げ幅」です。
週明けからまた持ち直して、何事もなかったかのように進んでいくのかもしれないですし、そうではないのかもしれないですが、いずれにしましても私は市場の素人ですので、そのことにつしいては何も書けないですが、市場を巡る事情はこの数年とは違う部分もあるのかもしれません。
そして、先ほど「赤い月」に関して、聖書『ヨハネの黙示録』を引き合いに出しましたけれど、ダウの 666ドルという数字に関しても、
「 666 といえば、ヨハネの黙示録」
というほどのものでもあります。
聖書『ヨハネの黙示録』 13章 18節
ここに知恵が必要である。賢い人は、獣の数字にどのような意味があるかを考えるがよい。数字は人間を指している。そして、数字は六百六十六である。
そんなわけで、聖書『ヨハネの黙示録』にある、
・赤い月
・666
が、1月31日から 2月2日の間に、比較的大きく(報道などで写真や数字が出たという意味で)たてづつけに出現したということで印象深く感じたのでした。
ちなみに、そのこともあり、昨日今日と、「最近の 666 という数字を巡る報道」を世界中のメディアから調べていたのですよ。
量が非常に多いですので、今回ご紹介するのは難しいですが、何となく当興味深いことなども出てきまして、どうも、
「 2018年という年は、年の冒頭から 666 という数字に囲まれているのかもしれない」
と思ったりした次第です。
これについては、そんなに実のある話でもないですし、興味のない方には全然興味のない話となってしまうかもしれないですので、他の意味も含めて書こうという意味が見いだせましたら、書かせていただくかもしれません。
チューリップを追って
ところで、先日、日本でもいろいろと話題になっていた仮想通貨ですが、こちらの市場もやや大変なことになっています。
特に、仮想通貨の中でも有名なビットコインに関しては、以前、
・ビットコインが17世紀のチューリップバブルを抜き、人類史上最大のバブルとなったことが確定した時に思い出す、かつて聞いた「デジタル通貨の崩壊」の予言
In Deep 2017/12/13
という記事で、ビットコイン相場が、それまでの人類史上で最大だといわれる17世紀のチューリップ・バブル(オランダで、チューリップ球根の価格が異常に高騰し、突然に下降した期間)を超えたということを書きました。
記事を書いたのは昨年の 12月ですが、チャート的に、ビットコインはチューリップバブルよりも激しいバブルとなっていたのです。
それが最近の相場・・・まあ暴落といっていいのかどうかはわからないですが、どんどん価格が落ちている中で、
「ビットコインのチャートが、チューリップ・バブルのチャートと同じになりつつある」
ことが示されています。
いろいろなチャートを照らし合わせてもわかりますが、SNS に、そのふたつのチャートを並べて投稿されていた方がいまして、それがわかりやすいです。
もちろん、ビットコインは、ここから「不死鳥フェニックスのように」立て直すのかもしれないですし、それはわからないです。しかし、現時点では、とても似たようなバブルチャートを描いているということは言えるようです。
いろいろと書いてきましたが、こういう話をわかりやすく書くことは難しくて、今回も何だかよくわからない内容となっているとは思います。
それでも、赤い月と黒い太陽については、個人的に気にし続けているわけでして、そのたびにこのような記事を書くことになりそうです。
そして、「じゃあ、2月からはどうなるのか」というのはわかりません。
わかりませんけれど、「やや混乱する」示唆はありそうです。大混乱ではないでしょうけれど、それなりの混乱はどうやらありそうです。
これまで、赤い月や黒い太陽の示唆は実はきちんと出現し続けています。政治にも経済にも事故にも大地や気象にも。だからこそ、昔の人は聖書のようなものにそれを書いたのかもしれません。
それでも、2018年は「大」混乱や大カオスはないと思いたいです。