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2024年からの世界 ディストピアへようこそ 人類の覚醒と真実 健康の真実 日本の未来

次々と明かされるその威力:長期のコロナ後遺症とワクチンの関係。そして、入院患者の死亡率との関係

投稿日:


Epoch Times




 

ほとんどが接種者

アメリカのエポックタイムズが、この数日、コロナワクチンに関しての最近の論文を引用した記事を連日で発表しています。

ひとつは、

「長期のコロナ後遺症のほとんどが、ワクチン接種を受けていた人たちだった」

とするタイの医学者たちによる研究論文で、もうひとつは、

「コロナで入院した人たちでは、ワクチン接種者のほうがはるかに死亡率が高かった」

としたことを調査で結論付けたアメリカの研究論文です。

どちらも、以前から個々の病院のデータ上などでは何となく知られていたこととはいえ、明確に査読済み論文として、それが掲載されたということに意味があるのかもしれません。

長期のコロナ後遺症というのは、英語でロング・コビッド(Long COVID)等と呼ばれるもので、明確な定義はないのですが、コロナに感染して(治った後でも)数か月、場合によっては、1年、2年と症状が続くもので、いろいろな要因は言われていますけれど、このタイの論文では「要因」のほうにふれているのではなく、単純に、

「長期のコロナ後遺症の中の接種者の率」

を調べています。

その結果、以下のようになっていました。

 

> COVID 感染者 390人のうち、377人(97%)がワクチン接種を受け、383人(98%)が抗ウイルス治療を受け、330人(78%)が長期のコロナ後遺症を発症した。

 

調査した 390人のうち、97%がワクチン接種をしていたということになり、そして、この全体の 78%が長期のコロナに苦しんでいると。

まあただ、日本ほどではないにしても、タイも 1回目、2回目などの接種率はそこそこ高く、未接種者の存在が少ないために、このような比較を正確におこなうのは難しいのですけれど、少なくとも、日本などでも「コロナ(自然)感染の後遺症」と呼ばれることがある長期のコロナ後遺症ですが、

「自然感染だけが原因というには無理がある調査結果ではある」

とは思います。

もちろん、ワクチン接種キャンペーン前から、長期のコロナ後遺症は言われていましたので、何もかもワクチンだとは申しません。あくまで「大多数のコロナ後遺症の事例は、ワクチンがキッカケとなっている可能性がある」という話です。

なお、最近見たアメリカのグラフで、長期のコロナ後遺症を経験しているアメリカ成人の数の推移を見たのですが、

「なぜか 2023年の終わりから急に増えている」

のです。

長期のコロナ後遺症を経験した米国成人の数の推移(2022年1月〜2024年1月)

BDW

これはどういうことなんでしょうかね。

後になればなるほど、スパイクタンパク質の影響(良くないとされる IgG4 抗体レベルが上昇したままの影響など)が出るということなんでしょうか。

いろいろとわからないことも多いですが、「どんどん不健康な社会になってきている」ことだけは事実だと思います。

エポックタイムズの 2つの記事を続けてご紹介します。

まずは、長期のコロナ後遺症とワクチンの関係についての記事です。




 

長期のコロナ罹患患者の大多数がワクチン接種を受けていたことが研究で判明

Study Finds Majority of Patients With Long COVID Were Vaccinated
Epoch Times 2024/02/28

最近の研究で、ワクチンや抗ウイルス治療が広く利用可能だった時期に、長期にわたるコロナ後遺症(Long COVID)に苦しんでいた患者の大多数がワクチン接種を受けていたことが判明した。

Journal of Clinical Medicine に掲載されたこの観察研究では、研究者たちが、オミクロン変異株が優勢だった「 COVID パンデミックの第 5波」中にコロナに感染したタイの 390人に問診した。

患者は診断後 3カ月から 1年間電話で追跡調査され、身体状態、精神的健康、睡眠障害、生活の質をモニタリングされた。

COVID 感染者 390人のうち、377人(97%)がワクチン接種を受け、383人(98%)が抗ウイルス治療を受け、330人(78%)が長期のコロナ後遺症を発症した。

最も頻繁に報告された症状は倦怠感と咳だった。他に報告された症状には、うつ病、不安、睡眠の質の低下などが含まれた。この研究では、初期症状として咳を伴う 60歳未満の患者はこの症状を発症する可能性が高いことが判明した。

研究者たちは、長期のコロナ罹患患者の一部において、頭痛、めまい、頭の霧(ブレインフォグ)を抱える女性に顕著な相関関係があることを発見した。

「ワクチンや抗ウイルス療法が広範囲に配布されているにもかかわらず、長期にわたるコロナ感染の蔓延率は依然として高い」と論文の著者たちは書いている。

長期にわたるコロナ後遺症の定義はさまざまだが、米疾病管理予防センター(CDC)は、長期にわたるコロナ感染を「急性のコロナウイルス感染症の後に発症し続ける兆候、症状、状態」と広く定義しており、「数週間、数か月、または、何年、というように長期間続く可能性がある」としている。

世界保健機関によると、コロナに感染したほとんどの人たちは回復して通常の健康状態に戻るが、軽症患者を含む一部の患者は、急性疾患から回復した後も症状が数週間または数か月持続することがある。

CDCが 2022年に調査した米国成人の 7%近くが、長期間にわたるコロナ感染症を経験していると回答した。

米国の規制当局は、コロナワクチン接種が長期にわたるコロナ後遺症の発症リスクを軽減できると主張しているが、今回の論文では、併存疾患の存在や感染の重症度と長期にわたるコロナの症状の発現との間に有意な関連性は見出されなかった。


 

ここまでです。

 

次は、入院患者の死亡率に関しての記事です。


コロナで入院したワクチン接種患者の死亡率が高いことが新たな研究で判明

Higher Mortality Found Among Vaccinated Patients Hospitalized for COVID-19: New Study
Epoch Times 2024/03/01

ワクチン接種を受けた患者の死亡リスクは70%だったのに対し、ワクチン接種を受けなかった患者の死亡リスクは37%だった。

新しい研究で、コロナの入院患者のうち、ワクチン接種を受けた患者の死亡リスクが著しく高いことが判明し、これは、ワクチン接種が入院患者の重篤な転帰を防ぐことはできない可能性を示唆している。

医学誌 Frontiers in Immunology に掲載された研究では、ワクチン接種を受けた患者とワクチン接種を受けなかった患者の死亡率はそれぞれ 70% と 37% であり、全生存率はワクチン接種を受けなかったグループが 2倍高かったことがわかった。

研究者たちは、SARS-CoV-2 感染患者の抗体レベルを測定し、ワクチン接種を受けた患者とワクチン接種を受けていない患者の抗体レベルを比較し、ワクチン接種がコロナ感染症関連の急性呼吸不全を予防し、入院患者の転帰を改善したかどうかを判定した。

2020年5月から 2022年11月までに急性呼吸不全でオハイオ州立大学病院に入院した成人 152人のうち、112人がコロナ検査で陽性反応を示し、40人が陰性だった。

コロナ患者 112人のうち、89人がワクチン接種を受けておらず、23人がワクチン接種を受けていた。ワクチン接種を受けていない患者 89人のうち、46人は、ワクチンが利用可能になる前に入院し、43人は後に入院した。

ワクチン接種を受けた 23人のうち、6人は 3回のワクチン接種を受け、7人はファイザーまたはモデルナのワクチンを 2回接種し、1人は不特定のワクチンを 2回接種し、2人はアストラゼネカ製のワクチンを受け、7人は不完全な一連のワクチンを受けた。コホートのほとんどの患者は mRNAワクチンを受けていた。

 

主な調査結果

・研究者たちは、19~ 49歳と 50~ 79歳のワクチン接種を受けていない患者でも同様の生存転帰を観察したが、80歳以上の成人では生存率の低下が認められた。

・50歳以上の患者では、ワクチン接種を受けていない患者と比較して、ワクチン接種者では死亡リスクの増加が観察された。

・さらに、一連のワクチン接種を完了したコロナ患者の死亡率は、一連のワクチン接種を完了しなかった患者よりも高かった。

・ワクチン接種を受けて生存しなかった患者は、生存した患者に比べて、初回ワクチン投与から入院までの「平均時間が大幅に増加」した。

 

「この研究の患者数は限られているが、これらの結果は、入院患者において事前のワクチン接種が必ずしも死亡予防を示すわけではないことを示唆している」と論文の著者たちは書いている。

研究によると、この調査結果はいくつかの要因で説明できる可能性がある。たとえば、ワクチン接種を受けた患者は健康状態が悪化する傾向があり、この発見は研究中に使用された方法論によって裏付けられている。さらに、ワクチン接種を受けた人の年齢はわずかに高かった。しかし、同様の特徴を持つ患者を比較した場合でも、研究者らは依然としてワクチン接種を受けていない患者の生存率が大幅に改善されたことを観察した。

 

研究者たちはワクチン接種者の抗体レベルの低下に驚いた

驚いたことに、研究者たちは、ワクチン接種を受けなかったグループと比較して、ワクチン接種を受けた患者では臨床転帰が悪く、抗体レベルが低下していることを観察した。

抗体レベルは、ワクチンメーカーや米国の規制当局がコロナワクチンが有効かどうかを判断する決定要因として使われてきた。

さらに研究者たちは、ワクチン接種を受けた非生存者における SARS-CoV-2 反応性抗体レベルの低下を観察した。

抗体は体の免疫系によって生成されるタンパク質であり、血液中を循環し、細菌やウイルスなどの異物を認識し、それらを中和する。

抗原(毒素や異物)にさらされた後も、抗体は血液中を循環し続け、将来のウイルスや細菌への曝露を防ぐ。

この研究では、研究者たちはワクチン接種を受けた患者と受けていない患者の総 IgG4 抗体レベルを測定し、3週目の新型コロナウイルス感染症患者では防御抗体反応の低下とともに、 IgG4 抗体レベル濃度が高かったことを発見し、IgG4レベルが高くても必ずしもコロナウイルスに対する防御が得られるわけではないことを示した。

これは、mRNA ワクチンが保護を提供することなく、 IgG4 レベルを上昇させる可能性があることを示唆する最近の研究と一致している。

たとえば、医学誌「ワクチン」に掲載された 2023年 5月の研究では、mRNA ワクチンを繰り返し接種した後の IgG4 レベルの上昇には予防効果がない可能性があることがわかった。

その代わりに、自然な抗ウイルス反応を抑制することで、無傷の SARS-CoV-2 感染と複製を促進する、 スパイクタンパク質に対する「免疫寛容」を引き起こす可能性がある。

医学誌「ワクチン」に掲載された 2021年7月の研究では、ワクチン接種を受けた入院患者の死亡率は、追加のワクチン投与量とワクチン接種後の時間が経過するにつれて増加することが示された。

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