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「木星の2倍の大きさの青い物体が地球に近づいている」というロシアの報道を調べていくうちに、35年前の米ワシントンポスト紙の記事「謎の巨大天体が太陽系内で発見される」という記事に突き当たり、何だかよくわからないことに

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2018年7月12日のロシアのメディア記事より


earth-chronicles.ru

米ワシントンポスト紙のアーカイブより1983年12月の記事の見出し


washingtonpost.com

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何やら混沌としてきた「地球に近づく謎の巨大天体」の周辺

冒頭に 7月12日のロシアの報道メディアの記事と、そして、米国ワシントンポストの 35年前になる 1983年12月30日の記事の見出しをふたつ並べさせていただきました。

今回はこれらをご紹介させていただこうと思うのですが、もちろん、最初に目につきましたのは、ロシアの記事のタイトルである、

「地球に木星の二倍の大きさの物体が近づいている」

というフレーズでありました。

こういうフレーズは、この数年、陰謀やオカルト絡みを含めて何度か耳にしたものではありますが、しかし、それでも何度見かけても、ギョギョギョッとする(さかなクンか)ものではあります。

そして、この記事を翻訳した後、少し調べていましたら、そこで見つけてしまったものが、ワシントンポストの過去記事アーカイブの中にあった 1983年の、

「地球の近くで木星ほどの大きさの謎の天体が発見された」

という記事だったのです。

これを読みました、私は、「35年前に? 地球近くで木星より大きな天体が発見される? しかも、それは観測されたりされなかったりする?」と、やや混乱しました。

結局これらが何のことだかわからなくなっているのですが、全体としては、今の時代で言われる下のふたつと関係した概念だとは思われます。

・太陽系外にある可能性が示唆されている惑星X(あるいは惑星9)

・神話に登場し、実在を確信している人たちも多いニビルという惑星の存在

惑星Xに関しては、存在している可能性がかなり高くなっていて、下のような記事などを含め、何度か取りあげたこともあります。

それはニビルかネメシスか・・・「惑星X」と呼ばれ続けた惑星の存在がカリフォルニア工科大学の研究で実在濃厚に

ニビルに関しては「毎年」その話題が出ます。

すなわち、「もうすぐ地球に接近して、大変なことになる」という話題です。昨年は 8月にその話題が出まして、下の記事でご紹介しています。

2017年夏のニビルのウワサ合戦。そして、アメリカの数学者は「皆既日食をめぐる33の数の偶然」からはじき出した世界の終わりの日を「2017年9月23日」だと

 

このうち、惑星Xは、推定としては以下のような位置に「光を放たずに存在している可能性」がかなり高くなっています。

 

今回は冒頭のふたつの記事を続けてご紹介します。

これらの話が、こういうような惑星Xとか、ニビルなどと関係があるものかどうかよくわからないですし、ロシアの記事については、何人かのアマチュア天文家の観測によるものが情報源のようで、信憑性も疑わしい部部はあります。

しかし、35年を隔て、ロシアとアメリカのお互いによくわからない報道記事が「ふいに出会った」というこの偶然に感動して、どちらもご紹介しようと思いました。

ちなみにですね。

今その「謎の天体」たちは、木星くらいの大きさとか、あるいは「その2倍」とか記されているのですが、木星と地球の大きさの差は下ほどもあるのですよ。

木星と地球の大きさの比較

この木星の「2倍の大きさ」となりますとねえ……。

そんなもんが本当に近づいてきたら、地球がどうのこうのというより、周囲の惑星系も全体としてムチャクチャになってしまいそうです。地球周辺を徘徊されるには、ちょっと大きすぎる天体ではあります。

ということで、どちらの記事もいろいろ理解していない部分が多いながらも、ご紹介はさせていただこうと思います。

ここからです。

まずは、ロシアの記事からです。


Объект вдвое больше Юпитера направляется к Земле
earth-chronicles.ru 2018/07/12

地球に近づいているその物体は木星の2倍の大きさがある

いくつかの情報源によれば、地球に巨大な物体が近づいている。

その大きさは木星より2倍程度大きいために、アマチュア天文家たちの望遠鏡でも物体が宇宙で緑色に輝く姿がすでに観測されている。

アマチュア天文家の何人かは、この未確認の物体を観測で確認しており、そして、この天体に対してはさまざまな見解はある。

天文家のひとり、マイケル・ジャガー(Michael Jager)氏は、この物体を望遠鏡で観測し、この天体は彗星だと主張する。この物体の直径は 26万キロメートルであり、木星の約2倍の大きさであると確信している。

この信じられないほどの大きさが、アマチュア天文家たちの望遠鏡でも、この物体を比較的簡単に捕らえられている理由かもしれない。

(※ 訳者注 / 木星の直径は約 14万キロメートル。ちなみに、地球の直径は約 1万2700キロメートル)

しかし、各国の UFO 信奉者、あるいは陰謀論者たちは、これを彗星だとは考えておらず、もっと「悪い徴候」だと考える人々も多い。

UFO 研究家のタイラー・グロックナー(Tyler Glockner)氏は、この物体は尾を持たないので、彗星ではないと示唆する。また、この物体は、1つではなく、その中心部には2つの物体が示されているとも主張している。

また、他に、これを伝説に登場する惑星「ニビル」だと述べる人たちもいる。ニビルに関しては、かつて科学者や天文学者たちによって、その存在を強く否定され、ニビルはあくまで古代スーメリア人の神話や伝説に登場する架空の存在に過ぎないと考えられてきた。

しかし、この数年、状況は大きく変化している。それは、太陽系にまだ知られていない 10番目の惑星があるということが科学的に明らかになりつつあることによる。推定では、その惑星は、非常に細長い軌道を持っており、地球に接近するのは、4500年に 1度だという説がある。

それ以来、科学者たちの中にも「未知の惑星」の存在の可能性について認識する人たちが出てきている。

この未知の惑星は、惑星Xとか、あるいは惑星9と呼ばれているが、しかし、確定的に判明した事実があるわけではない。

世界の陰謀論者たちは、ニビルは太陽系の惑星すべてに影響を与えており、その影響は地球から遠く離れていても同じだという。現在の急激な気候変動、自然災害の増加などの地球上の急激な変化もそれと結びつけて考える人たちもいる。

そして、その惑星が今後、地球に近づいてくると確信している人も多い。中には、今年 8月に地球に近づくと主張している人もおり、その際には地球は壊滅的な影響を受けるという。

もっとも、科学者たちは、そのような事象の発生の可能性を否定している。また、そのような地球に接近する惑星の存在も確認されていない。しかし、科学者たちも、太陽系に「知られていない惑星」が存在する可能性があることについては否定しない。


 

ここまでです。

ここから 1983年のワシントンポストの記事です。

なお、この天体を発見した IRAS (アイラス)という衛星は、アメリカ、オランダ、イギリスが共同で計画した赤外線天文衛星で、1983年1月から 10ヵ月間運営されました。その 10ヵ月で「2度、その巨大天体を確認した」のだそうです。

 


Possibly as Large as Jupiter
Washington Post 1983/12/30

それは木星と同じほどの大きさかもしれない

太陽系の一部である可能性がある巨大な天体が、アメリカの赤外線天文衛星 IRAS (アイラス)によって発見され、それは地球に非常に近い位置にあるかもしれないという。

これが何であるのかは、科学者たちにもまったく理解されていない。

カリフォルニア大学ジェット推進研究所の IRAS プロジェクトの主任であるゲリー・ノイゲバウアー博士(Dr. Gerry Neugebauer)は、ワシントンポストのインタビューに、こう述べる。

「私が今お伝えできることは、これが何であるか私たちには分からないということだけです」

この謎の天体は、気温が非常に低く、光を放っていないために、これまで地球からも宇宙空間の衛星の光学望遠鏡からも一度も観測されたことがなかった。それは木星ほどの大きさがあり、そ地球からの距離は 50億キロマイル( 80億キロメートル)ほどの近さだと考えらるという。

このような距離は、地球上の単位では大変な距離のように思えるかもしれないが、宇宙論的な概念から見れば、冥王星(※ 地球から 48億キロメートル)よりも近いかもしれないのだ。

科学者の1人は、「本当にそれほど近いとすれば、この天体は、私たちの太陽系の一部になるかもしれない」と言う。しかし、「それほど近い天体だとして、世界の惑星科学者たちがどのようにこれを分類するのかは検討もつかない」とも述べる。

この謎の天体は赤外線衛星が 1983年 1月から 11月に北半球の空を走査した際、 二度観測された。

米国コーネル大学のジェームズ・ホーク(James Houck)博士は、この天体について以下のように語る。

「これは彗星ではないことが示されています。もし彗星だった場合、それは私たちが観測したほど巨大であることはないでしょうし、また、彗星なら二度の観測の間に位置を移動させているはずです」

この天体の正体が何であれ、ホーク博士によれば、この謎の天体は非常に気温が低く、光を放っていないという。

しかし一体これは何なのだろう。もし、これが木星と同じほどの大きさで、太陽に近いのだとすれば、太陽系の一部となり、10番目の惑星ということになるのだろうか。

ノイゲバウアー博士とホーク博士はこの謎の天体が太陽系の惑星のひとつになるという考えを受け入れていないようだ。

ノイゲバウアー博士はこのように述べている。

「この天体は、これまでに観測できなかった暗くて若い銀河の一つだと私は確信しています。もしそうなら、宇宙がどのように形成されたか、時間の経過とともにどのように形成されていくのかを理解する上で大きな前進だと思います」

次のステップは、この謎の天体を突き止めるために、世界最大の光学望遠鏡でそれを探し出すことだとノイゲバウアー博士は述べる。


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