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10月4日にメルマガ太陽の50年ぶりの目覚めの中でを発行させていただきました。

2020年からの世界 人類の未来 人類の覚醒と真実

物理学会から次々と示される「人間の意識は不滅」あるいは「意識は人間の脳細胞の中に量子情報として存在する」という概念。そして、宇宙という存在は、私たちの知覚に過ぎないこと

投稿日:2020年3月15日 更新日:


Daily Galaxy




 

今回は、新型コロナウイルスとまったく関係のない記事ですが、新型コロナウイルスのほうは、ついに「イスラエルでも外出禁止令」が発令され、事実上の全土封鎖に踏み切ったことが報じられています。

200人の感染確認者発生を受けて、イスラエルでは、3月16日から、

・食料品店と薬局以外のすべての店舗の休業
・すべてのレストラン、パブ、ダンスクラブの休業
・すべてのジム、プール、動物園、観光地などの閉鎖
・宗教的儀式も含めて10人以上の集会の禁止
・交通機関による移動の基本的な禁止
・夜間の完全な外出禁止
・学校はすべて休校

と政府から発表されていました。

イスラエルも国家として、完全に停止する措置をとったようです。

また、イスラエルでも、アメリカやヨーロッパ同様に激しいパニック買いが起きているようです。


・3月14日 商品が消えたエルサレムのスーパー。Times of Israel

イスラエルのような国がこのような政策をとるにおよびますと「聖書的」な雰囲気も漂ってきます。

聖書を何となく見ていましたら、旧約聖書の「アモス書」というものにあった描写が、現在の異常気象やイナゴや疫病の流行の雰囲気を伝えている感じでした。

旧約聖書 アモス書 04章09-12節

わたしはお前たちを黒穂病と赤さび病で撃ち、お前たちの園とぶどう畑を枯れさせた。また、いちじくとオリーブの木は、イナゴが食い荒らした。しかし、お前たちはわたしに帰らなかったと主は言われる。

かつて、エジプトを襲った疫病を、わたしはお前たちに送り、お前たちのえり抜きの兵士と、誇りとする軍馬とを剣で殺した。わたしは陣営に悪臭を立ち上らせ、鼻をつかせた。しかし、お前たちはわたしに帰らなかったと主は言われる。

かつて、神がソドムとゴモラを覆したように、わたしはお前たちを覆した。お前たちは炎の中から取り出された燃えさしのようになった。しかし、お前たちはわたしに帰らなかったと主は言われる。

それゆえ、イスラエルよ。わたしはお前にこのようにする。わたしがこのことを行うゆえにイスラエルよ、お前は自分の神と出会う備えをせよ。

このアモス書というのは、キリスト教では預言書に分類されるものなのだそう。

 

では、ここから本題です。

今は世界が混乱していますが、そういう中でこそ、

「そもそも世界とは何なのか」

とか、病気などを含めて、

「死とは何なのか」

を考え直してみるのも悪いことではないのかもしれません。

 

 

意識と宇宙の正体の解明

今回は、マックス・プランク研究所を始めとする物理学の世界での「人間の意識と多次元宇宙」についての話をご紹介しようと思います。

マックス・プランク研究所というのはドイツの研究機関ですが、これまで、33人のノーベル賞受賞者を輩出している世界トップクラスの学術研究機関といえるかと思います。

ご紹介しようと思います記事では、マックス・プランク研究所の物理学者たちの研究から始まり、さまざまな理論物理学者などによる「人間の意識は、肉体が死んだ後、量子情報として宇宙へ放出される」ということを示したことについて紹介しています。

内容的には簡単な話ではないですが、その記事をご紹介します。

私自身、されほど理解できていませんけれど、「人間の意識は永遠である可能性」が示され続けているということだけでも興味深いと思います。

なお、記事の中に出て来るロジャー・ペンローズ(Roger Penrose)博士という方は、英国の署名な宇宙物理学者であり、理論物理学者です。

ペンローズ博士は「量子脳理論」というものを提唱していまして、これもまた難しい話ですが、以下のように説明されます。

量子脳理論

ペンローズは、脳内の情報処理には量子力学が深く関わっているという仮説を提示している。放射性原子が崩壊時期を選ぶように、物質は重ね合わせから条件を選ぶことができるといい、意識は原子の振る舞いや時空の中に既に存在していると解釈する。

そして、この、「人間の意識」は、その人が死亡した時にはどうなるかというと、ペンローズ博士は、2013年に放映された NHK ザ・プレミアム「さまよえる魂の行方」という番組の中で以下のように述べていたそうです。

NHK ザ・プレミアム番組内でのペンローズ博士の言葉

「脳で生まれる意識は宇宙世界で生まれる素粒子より小さい物質であり、重力・空間・時間にとらわれない性質を持つため、通常は脳に納まっている。しかし、人の心臓が止まると、意識は脳から出て拡散する。そこでその人が蘇生した場合は意識は脳に戻り、蘇生しなければ、意識情報は宇宙に在り続ける」

「あるいは、その意識は別の生命体と結び付いて生まれ変わるのかもしれない」

要するに、私たちの「意識」というものは「素粒子より小さい物質」だとペンローズ博士は仮定していて、つまり「意識とは物質」だとしているのです。そして、私たちが生きている間に、脳内(あるいは体内)にあるこの量子的な性質を持つ物質は、私たちが死亡した後、脳から宇宙(外部)に拡散されるという説のようです。

このようなことが説明されている記事です。

 


量子から見た死 -「人間の細胞は魂として存在する量子情報を運ぶ」

Quantum Death –“Human Cells Carry Quantum Information That Exists as a Soul”
Daily Galaxy 2020/03/14/

私たちが生きているこの物理的な宇宙は、私たちの知覚に過ぎない。そして、私たちの肉体が死ぬと、その向こうには「無限」がある。

また、人間の死後、その意識が平行宇宙に移動すると確信している科学者たちもいる。ミュンヘンにあるマックスプランク物理学研究所の研究者たちは、以下のように示唆している。

「死後に広がるその《向こう》は、はるかに巨大な無限の現実であり、その向こうの中には、この今の世界もルート上にはあります。この現在の現実のような存在の平面での私たちの生活は、すでに来世に囲まれています。肉体は死にますが、精神的な量子場は続くのです。この考え方に基づけば、私たちは永遠です」

マックス・プランク研究所の物理学者たちは、英国の物理学者であるロジャー・ペンローズ氏の主張に同意している。

ペンローズ氏は、人が一時的に死亡した時に、微小管(細胞の中にある微細な管状の構造)から、この量子情報が宇宙に放出されると主張する。しかし、蘇生された場合、量子情報は微小管に戻される。それが臨死体験につながっていると。

「もし彼らが復活せず、死亡したならば、この量子情報は魂のように、おそらくは無期限に体外に存在し続ける可能性があります」とペンローズ氏は言う。

科学者スティーブ・ポールソン氏は、88歳のペンローズ氏のこの理論を、意識の量子の起源に関する「大胆かつ恐らくは実に奇妙な理論」としてとらえている。

ポールソン氏は、私たち人間が豊かな精神的生活を持っていることを説明するためには、神経科学を超えて、量子力学の神秘的な世界に進まなければならないと考えている。

この「量子脳理論」と呼ばれる理論は、理論物理学者のペンローズ氏とアメリカの麻酔科医スチュワート・ハメロフ氏のふたりにより提唱された。現状では、この理論をどうすればいいのかは誰にもわからず、また、この理論は間違っているとする科学者も多い。しかし、ペンローズ氏の物理学に対する貢献を考えると、この理論を理解できないと放置することもまた愚かなことだとポールソン氏は言う。

ペンローズ氏とハメロフ氏は、「意識」とは、量子レベルで保存された情報であると結論づけている。

そして、彼のチームは、「タンパク質ベースの微小管」に「量子情報」として、「原子以下のレベル」で保存された情報を運ぶことを発見した。

量子コヒーレンス(確率的に得られる二つの状態が決定されていない状態)は、微小管、脳のニューロン内のタンパク質構造で起こるというのがハメロフ氏の考えだった。

微小管とは、真核細胞(細胞骨格の一部)内部の管状構造であり、細胞の形状や細胞分裂を含む動き(有糸分裂中の染色体の分離)を決定する役割を果たす。

ハメロフ氏は、微小管がペンローズ氏の理論で探していた量子デバイスであることを示唆している。

ニューロン(脳を構成する神経細胞)では、微小管はシナプス接続の強度を制御するのに役立ち、そのチューブ状の形状は、より大きなニューロンの周囲のノイズからそれらを保護する可能性がある。

ペンローズ氏は、インタビューでポールソン氏に以下のように述べた。

「何というか、宇宙が存在する理由は、私たちの意識があるからなんです」

続けて、ペンローズ氏は以下のように述べている。

「私たち自身の宇宙が、意識に向かって好意的に処理されているかどうかはわかりませんけれどもね」

再生医療の専門家であるロバート・ランザ氏は、著作『生物中心主義を超えて』の中で、ランザ氏が提唱する新しい科学理論は、私たち人間は不滅であり、時間の外に存在すると言う。

ランザ氏は、死は時空を超えた世界では存在しないと言う。彼の新しい科学的理論は、死は私たちが考える最終的な出来事ではないことを示唆している。

ランザ氏はこのように言う。

「宇宙の数は無限であり、起こりうるすべてのことがすべての宇宙で発生します。これらのシナリオでは、本当の意味での死は存在しません。すべての可能な宇宙は、それらのいずれかで何が起こるかに関係なく、同時に存在します」

「個々の肉体は滅する運命にありますが、生きている感覚、つまり「私は誰だろうか?」という部分は、脳内で機能するエネルギーのほんの僅かに過ぎません。しかし、このエネルギーは肉体が死んでも消えることはないのです」

「科学の最も確かな公理の 1つに、エネルギーは決して死なないということがあります。作られることも消え去ることもあり得ません。しかし、このエネルギーが、ある世界から別の世界を超えられるのかもしれない可能性についてはわかっていないのです」


 

ここまでです。

いろいろな人の主張が羅列されているような話となっていますが、今回このことをご紹介しましたのは、実は、私は最近、

「人間には、死亡した後に機能し始める遺伝子がある」

ことがわかったことを知ったのです。

報じられたのは、昨年のことでしたが、私はつい最近知りました。


Discover

簡単にいえば、

「人が生きている間はずっと休眠しているが、死んだ後にだけ機能し始め、数時間後、数日後にも機能し続ける」

という遺伝子が発見されたのでした。

上の記事は、アメリカのワシントン大学の研究を記事にしたものでしたが、その後、スペインのバルセロナにある遺伝子研究施設でも「死後の遺伝子活性」が発見されたと報じられていまして、「死後にだけ活性化する遺伝子」の存在は、ほぼ確実になっているのでした。

「人が生きている間はいっさい機能せず、死亡した時に起動する」

そういう遺伝子を私たちは持っているのですね。

もちろん、「なぜ、死後にだけ機能するのか」はまったくわかっていないですし、推定さえ出されていません。

完全に謎です。

しかし、私たちの肉体は「死の瞬間と死後にさまざまに機能している」ことが次第にわかってきていて、そして、今回ご紹介したような理論がさらに証明されていけば、

「人間(の意識)は永遠の存在である」

ということがはっきりとしてくるということにもなり、そうなりますと私たちが持つ「死」というものに対しての考え方もずいぶん変化できる可能性があるのかもしれません。

今の、特に西洋などでのパニックぶりを見ていますと、私たち人間に今本当に必要なのは、死生観に対しての「価値観の転換」なのかもしれません。

とはいっても、それが簡単になされるわけがないこともまた理解します。

 
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