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2018年からの世界 人類の覚醒と真実 悪魔の輪郭

「魂の輪廻は存在しない。地獄も存在しない」と言い放ち唯物主義指向をさらに明らかにしたローマ法王フランシスコ。そして中国の宇宙ステーションの落下位置の続報

投稿日:2018年3月30日 更新日:

ローマ法王の言葉を報じる米CBSニュース


CBS News





 
フランシスコ法王が、バチカンでの会合で、「地獄はない」と述べ、さらには「魂は死後に消滅する」として、カトリックが長く標榜してきた「永遠の魂の存在」の否定ともとれるような発言をおこなったことが話題となっています。

それを取りあげた記事をご紹介しようと思います。

ところで、その前に、前回の記事「カタルーニャの赤い虹… 真っ黒の太陽…」でも少しふれましたけれど、中国の宇宙ステーション(実験モジュール)「天宮1号」が、もうじき地球に落下するのですけれど、さらに詳細な日付けと大まかな落下場所の予測も出てきています。

下は最近発表されたもので、衛星のルートから算出されているものですが、実際には天宮1号が大気圏に突入するまで正確な場所は誰にもわからないです。

それを前提として一応示させていただきますと、中央の緑の部分の広い範囲にはどこにでも落下する可能性があり、その中でも「比較的可能性が高いと見られる」というエリアが赤いラインの場所です。

中国の宇宙ステーション「天宮」が落下すると予測されるエリア


dailymail.co.uk

実際にはこの範囲上のどこに落ちる確率もさほど変わらないとは思いますが、日本では一応、北日本がやや可能性が高いとされています。

仮に落下したとしても、機体そのものが地上にまで達する可能性はほとんどなく、大気圏突入後に燃え尽きると思われますが、ただ、「燃料等の毒物が燃えつきずに地上に達する可能性はある」そうです。

それは、ヒドラジン(hydrazine)という燃料物質で、相当高い毒性を持っているものでして、ヒトや動物が大量のこの物質と接触した場合は、肝臓や腎臓、あるいは中枢神経系に損傷を引き起こす可能性があると海外の報道では述べられています。

とはいえ、いろいろな意味でさほど心配する事態とはならないはずですが、人騒がせではあります。いずれにしましても、3月31日から 4月2日までの間のどこかで天宮1号は大気圏に突入し、もしかすると、一部は地上に落下します。

 

というわけで、フランシスコ法王の話題です。

まずは、それが掲載されていたアメリカ CBS ニュースの 3月29日の記事を翻訳してご紹介します。

何が問題となっているかというと、カトリック教会は、「永遠の地獄」と「永遠の魂は存在する」としている 2000年の歴史を持つため、この法王の発言が現実だとすると、それを全否定していることになるからです。実際、記事後すぐにバチカンは、「その発言は真実ではない」と緊急に発表しています。


Pope Francis: 'There Is No Hell'
CBS News 2018/03/29

ローマ法王フランシスコが「地獄はない」と述べる

ローマ法王フランシスコは、法王の長年の友人であり、無神論者のエウジェニオ・スカルファリ(Eugenio Scalfari / イタリアの著名日刊紙の創刊者)とのインタビューにおいて、「地獄は存在しない」とし、魂は「消える」と主張した。

これは、地獄の存在と魂の永遠の存在についてのカトリック教会の 2000年におよぶ教えの否定ともなる。

スカルファリ氏と法王のインタビューは、3月28日にイタリアの日刊紙「ラ・レプッブリカ(La Repubblica)」に掲載された。記事のタイトルは、『教皇は革命家と呼ばれることを名誉に思っている(Il Papa: "un onore essere chiamato rivoluzionario)』というものだった。

インタビューの中で、スカルファリ氏は法王にこのように言う。

スカルファリ氏 「以前、あなたとお会いした時に、あなたは、私たち人類はある瞬間に消えていくとおっしゃいました。そして、神は新しい種を創造するとも。しかし、あなたは、罪の中で死んだ人たちの魂についてのことや、そして、それらの魂が地獄に行き、永遠に苦しみを受けることについては私に決して話されません。あなたは神の意図に同意した良い魂について私に語りました。しかし、悪い魂はどうなるのですか? 彼らはどこで処罰されるのですか? 」

これに対して、フランシスコ法王は以下のように答えた。

「彼らは罰せらません。悔い改める者は神の許しを得るのです。そして、神が意図している魂の階級に入ります。しかし悔い改めずに神の許しを得ることができない者は消えるのです」

「地獄はありません。あるのは、罪深い魂の消滅なのです」

フランシスコ法王はインタビューにこのように述べたが、しかし、カトリック教会の教義は次のように記されている。

「カトリック教会の教えは、地獄とその永遠の存在を肯定する。死の直後に、死に至る罪の状態で死んだ人々の魂は、地獄に落ちる。彼らは地獄の罰である《永遠の業火》に苦しむ。地獄の主な刑罰は、神からの永遠の分離である」

カトリックの教理問答集では次のように記される。

聖書の肯定と地獄に関する教会の教えは、人間が永遠の運命を持つ中での自由を行使する上での責任の要求だ。それは同時に、回心への緊急の呼びかけでもある。いわく、「狭い門から入りなさい。広い門から入るのは簡単な方法だが、それは破壊につながり、そして、そこに入る人の数は多い」

私たちは誰もその日が訪れる日も時間も知らないので、主の忠告に従うことにより、私たちのこの地上での人生が終わった時、私たちは神と共に、ひとつになる祝宴に入ることができる。そして祝福される人々として数えられるの。しかし、そうではない者たち、つまり邪悪な者や卑しい者たちは、永遠の業火に入るように命じられ、闇の中へと出発しなければならない。

ローマ法王ベネディクト 16世は 2007年の説教で次のように述べている。

「イエスは、天国にはすべての私たちが欲しいと教えて下さいました。さらに、現代ではほとんど言われることがない地獄は存在します。それは、神の愛に対して心を閉じている人たちに対して永遠の地獄となるのです」

人間の魂について、カトリック教会は、教理問答を通じ、そのいたる所で魂は永遠であると教えている。

例として、以下のようなものがある。「人間は霊的であり、不滅の魂を与えられている。人間は神がその目的のために創造した唯一の生き物である。神の意図によれば、それは神の永遠の喜びのために運命づけられていることなのだ」

[追記] このスカルファリ氏の記事が世界的な注目を集めた翌日の 3月29日、バチカン当局は次のように発表した。

ローマ教皇フランシスコは最近、復活祭に出席した非公式の会合において、日刊紙ラ・レプブリカの創設者を迎え入れましたが、彼にはいかなるインタビューの機会も与えられてはいませんでした。

ラ・レプブリカの当該記事は、教皇の言葉が引用されているわけではなく、したがって、この記事の引用は、教皇フランシスコの言葉を忠実に転記したとみなされるものではありません。


 

ここまでです。

この法王がローマ教皇に就任して以来の歴史を振り返れば、「不思議ではない」と思います。

フランシスコ法王が、もともと永遠の命など信じていない人であることは、過去の多くの会見でわかります。

2014年の記事、

「神の敵の登場」:神による天地創造を否定し、ビッグバンと進化論を演説で肯定したフランシスコ法王
 In Deep 2014/10/30

では、2014年 10月27日の公式な演説で、

・ビッグバンを肯定し

・進化論を肯定する

という「従来の意味での《神の敵》としての立場」を鮮明にしています。

正式には以下のように述べました。

2014年 10月27日 フランシスコ法王の演説より

世界は、何か他に起源を持つようなカオス(混沌)の中から始まったのではありません。

世界の始まりとされているビッグバン理論は、神の創造的な介入と矛盾するものではありません。逆に創造論はビッグバンを必要としているのです。

自然の進化論は、神による創造の概念の逆にあるものではありません。なぜなら、進化論には「生物の創造」が必要とされるからです。

私たちが聖書の創世記の記述を読む時には、神が魔術師であったかのような錯覚や妄想に陥る危険があります。

それはまるで、神が魔法の杖ですべてのものを造り出したかのような妄想です。しかし、それは正しくありません。

このように述べています。

まあ、ローマ法王の立場にある人が、生物学に詳しくないとしても、それは仕方ないのかもしれないですが、しかし、実際にこの地球上に生きている私たち人間を含めた生物の「構造の奇跡」を知ると、「神が魔術師であったかのような錯覚」を持ったとしても、まったく不思議ではないものです。

今では「神」という言い方ではなく、インテリジェント・デザインとか、コズミック・インテリジェンスなどという言われ方することが多いですが、表現は何であれ、今の地球の生物的存在の奇跡的な現実が実現するには、ビッグバンにしても進化論にしても、あまりにも「足りない」です。

最近の下の記事でもふれましたが、DNA からアミノ酸のつらなりにいたる私たちの「肉体の存在」はまさに奇跡そのものです。

何度も記事にしようとして挫折し続ける「暗黒物質 DNA やジャンク DNA の存在」と進化論や「生命の存在の奇跡」についての様々……。そして今回もまた

この記事でも引用しましたが、私たの体の構成要素のうちの基本的な酵素の部分でさえも、下ののような配列が「厳守」され、このような酵素の組み合わせがさらに何万というものになっています。

フレッド・ホイル『生命はどこからきたか』 第14章 より

30個の不変なアミノ酸を持ち、100個の結合部分からなる短いポリペプチド鎖でさえも、20の 30乗、約 10の 39乗回にもなる試みが行われて初めて機能を持つ酵素となる。

300個の不変部分を持ち、1000個の結合部分からなる酵素の場合は、要求される試みの回数は 20の 3000乗で与えられ、それは 1の後に 0が 390個も並ぶ数である。

このような現実がわかっている中で、ビッグバンだとか進化論だとかに、その始まりを求めるのは、合理的に考えても「狂気」だと私は思っています。神などいようがいまいが、どちらでもいいですが、「生命の仕組みという現実」が私たちに突きつけていることは、今の科学で定説とされている「生命の始まり」がどれも当てはまらないことを示しているはずです。

 

ちなみに、「永遠の地獄」という概念に関しては、1917年にボルトガルのファティマという場所に「聖母マリアだと主張する存在」が連続して出現して語った「ファティマの聖母」という事象などでも具体的にその存在が提示しています。

聖母マリアだと主張する存在は、3つメッセージを残していますが、そのうちの第1のメッセージは以下のようなものでした。

ファティマ 第1のメッセージの内容

「多くの人々が罪深い生活や傾向によって、死後地獄へ導かれている。肉欲や傲慢など現世的な罪から回心しないままでいることにより、人は死後、永遠の地獄へと行く。地獄は神話ではなく実在し、そこはすべての人が死後行く可能性のあるところで、入ったが最後、二度と出ることはできない」

これらのことについては、過去記事、

ファティマの聖母から知る「永遠の地獄」への序章 - 「地獄」は神話ではなく、事実として存在する
 In Deep 2015/03/15

にあります。

ただ、その後、私個人はこの時に出現していた存在が聖母マリアとは思えなくなったことなどもありますが、そのあたりは複雑な話ですので、関係した記事のリンクだけを示しておきたいと思います。

ファティマに現れたのは、おそらく「聖母ではない」ことをヤシンタの霊に気づかされる。さらにそこから導かれた輪廻転生のメカニズム
 In Deep 2018/05/08

 
いずれにしても、キリスト教のトップといえる人物が「永遠の魂の存在を認めない」という意味での唯物論者であり二元論者であることが、はっきりとしてきたということのようです。

これは現在の唯物主義の社会の価値観に合ったものだとは思いますが、キリスト教が宗教として存在する意味は今後ますます遠のいていくようには思われます。

「人が亡くなったら肉体も自我も共に物質的に消滅して終わり」というなら、誰も宗教に頼る必要なんてないですもの。





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