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サイキック核兵器人間は実在したのか? : アメリカ国家安全保障局が恐れたソ連の「リアル・アキラ」計画

投稿日:2019年2月23日 更新日:

機密指定を解除されたNSAの文書を解説するアメリカのウェブサイト


Life imitates Akira: the NSA’s fear of psychic nukes




 

米ソ両国の「サイキック能力開発」についての曖昧な記録

アメリカのサイトを見ていましたら、「超能力兵器」というような綴りがありまして、そのリンクから辿ったところにあったのが、冒頭の記事でした。

その記事そのものは 2017年のものですが、そのタイトルに、

AKIRA (アキラ)

とあり、「これはあのアキラのこと?」と思いまして、読んでみましたら、結構面白い話でしたので、ご紹介させていただこうと思いました。

アキラというのは、日本の漫画家である大友克洋さんが、 1982年から発表されていた「 AKIRA 」という長編漫画です。

私自身はアキラについて詳しいわけではないのですが、今から 40年近く前になりますかね、十代の後半に、私は、この大友克洋さんの作品のひとつである

童夢

というものを単行本で読んだ時に大変な衝撃を受けまして、「こんなすさまじい漫画が日本にあったなんて」と本当に感嘆した記憶があります。

読んでいて、体が震えるほどの衝撃でした。

今でも、日本に、この 40年ほど前に描かれた作品以上の漫画作品はないと個人的には確信しています。そう思う人は他にも多そうで、Amazon のレビューなどを見ていただいてもよろしいかと思います。

どんなストーリーかというのは、一言で語ることは難しいのですが、

・超能力を持つ小学生の女の子

・認知症で子ども返りしてしまっている超能力を持つ老人男性

との

「子ども同士の超能力による戦争」

の話です。

そして、この作品は、「良心」と「悪」の戦いが描かれるものでもあります。

ある団地で、認知症により心が(悪い)子どもに戻ってしまって善悪の判断がつかなくなっているひとりの老人が、日々、団地の住民を、超能力によって「オモチャのように殺して」過ごしています。

飽きたオモチャを壊すように次々と人々を超能力で殺して無邪気に笑っている老人。

それに気づいた小学生の女の子エッちゃんは、老人にそのような行いをやめるように忠告しますが、老人はやめません。そして「子ども同士のふたりの対立」は次第に激化していき、超能力での戦いは、最終的に巨大団地が破壊され尽くすほどの大戦争に発展します。

大友克洋さんの絵はあまりにも緻密で完璧で、下手な映画など足下にも及ばないような壮絶なシーンが続き、最後は「悪が滅びる」ことで終わります。老人は、小学生の女の子に殺されるのです。

そして、この「童夢」という漫画を貫いているテーマは、

「この世には、子どもにしか見えない世界がある」

ということでした。

大人がどれだけがんばっても、その世界を見ることも感じることもできない。

 

子どもが行方不明になって「生還する」ということについて取りあげさせていただきました以下のような記事に、私は、

「この世には何か私たちの知らないことがある」

というように書いていますが、そういうものっていうのは確かにあるんだろうなあと、この童夢を読んだ 三十数年前から薄々思ってはいました。

子どもたちを守る「黒い存在」の正体 : 氷点下で洪水状態の森で行方不明になり「2日後に傷ひとつなく発見された3歳の男の子」は「2日間クマと遊んでいた」と述べた

ちなみに、Amazon を見ていただきますと、この童夢は、「古本しかない」ことに気づかれるかと思います。

そうなのですよ。新版はずっと出ていないのです。

Wikipedia には、

> 2007年刊行の69版を最後に品切中

とあります。

「どうしてこんな素晴らしい作品が?」と思うしかないのですが、私は、十代の時に買ったものと、その後に買い増したものと二冊を大事に持っています。

というわけで、あまり関係ない話で前振りを書いてしまいましたが、この「童夢」の後に、大友克洋さんが発表した作品が「 AKIRA 」でした。

これは、十代の終わりに、 AKIRA の連載が始まる前から大変な話題で、「ものすごい作品が始まるらしい」と、ずっと噂になり続けていました。発表後は、日本だけではなく、世界中に影響を与えたものとなっています。

今回ご紹介する話と関係しそうな「アキラ」に関しての部分を、Wikipedia にあるストーリーから部分的に抜粋させていただきます。

以下は抜粋ですので、突然、人名などが出てわかりにくくて申し訳ありません。アキラというのは、日本の軍部が巨額を投じて超能力を覚醒させた少年の名前で、軍部は、「超能力による兵器」の開発を大々的におこなっていたという前提になります。

AKIRA - Wikipedia

1982年、関東地方で「新型爆弾」が炸裂し、東京は崩壊。これが世界大戦のきっかけとなり、世界は荒廃していった。(略)

鉄雄、金田、ケイらは、軍の研究機関「ラボ」が入る超高層ビルに連行される。そこには、先の世界大戦以前の日本国家の超能力研究極秘プロジェクトで超能力を開発された、老人のような顔をした子供たち「ナンバーズ」も住まわされていた。

薬物を投与されながら能力を開花させつつあった鉄雄は、超能力研究の核心にある「アキラ」(28号)に強い関心を持つ。かつてナンバーズの子供たちの仲間であったアキラは、30年近くに渡って軍が巨費を投じ封印し続けている、謎の存在だった。

今回の話は、1970年代のソ連の軍部が、

「アキラのような超能力者による攻撃兵器を開発していた可能性」

に関しての記事です。

ここからです。


Life imitates Akira: the NSA’s fear of psychic nukes
muckrock.com 2017/02/17

アキラのような生命体 : NSAはサイキックな核兵器を恐れていた

アメリカ国家安全保障局(NSA)は、10人のサイキック(超能力者)が、その力で都市を消失させる連鎖反応を引き起こす可能性を懸念していた。

 

ある文書に以下のように記されている部分がある。

「先月、超心理学に関連した奇妙な一連の出来事が起こった」

その文書は、「超能力による核攻撃(psychics nuking)」について警告する懸念で終わっているのだ。

このようなフレーズは SF 小説の世界にはいくらでも出てくるだろうが、しかし、この文書は、機密指定されていたアメリカ国家安全保障局(以下、NSA)の政府文書なのだ。

1977年に作成された文書で、現在は、機密指定を解除されて、アメリカ中央情報局(CIA)の文書アーカイブで閲覧することができる。

 

NSA によって提起された、「連続して起きた一連の超心理学な事象」の 1つ目の「出来事」は、当時のソ連国家保安委員会(KGB)の超心理学的研究を述べた CIA からの報告だった。

この文書によると、KGB は西側の科学者たちと話をするために、政府研究者ではない人々を使った。これにより、KGBは、誤って機密情報を西側に漏らすような立場に立つことなく、有用な情報を収集することができた。

NSA の注記によると、この戦術は「高い品質の西側の科学データ」をソ連政府にもたらした。

NSAによって説明された 2つ目の出来事は、これはソ連側の挑発であるように思われるものでもあるが、1977年6月、ひとりのアメリカ人ジャーナリストが、ソ連においての超心理学の研究に関する書類を受け取ったという理由で拘束されたのだ。

この論文は、細胞内にある「 PSI 」(すなわち、psychic = サイキック)粒子について文書化したとされているもので、真偽のほどはわからないが、超心理学の物理的基礎を提供しているとされている。

この拘束の目的は不明確だが、アメリカの諜報活動に対しての一種の罠であるとも捉えられた。

あるいは、これは単に、「アメリカはソ連の研究に近づくな」という警告そのものだったと主張する人たちもいた。

または、「そのような事実(細胞内にサイキック粒子があるというようなこと)は実は存在せずに、西側を騙すための二重思考的な詐欺だ」と考える人もいた。

この最後の理論は、妄想的に聞こえるかもしれませんが、これは否認と詐欺的行為がどのように機能するかということを示すものであり、そして、ソ連の情報戦は、長い間、優れたものであり続けている。

また、文書の他のセクションには、ソ連軍が支援する研究室での「テレキネティック(念力)パワー」の実証と、そして、おそらくは「新しいタイプのエネルギー」が開発された可能性があるという指摘が述べられている。

その新しいタイプのエネルギーは、核エネルギーよりもはるかに重要なものである可能性が記されている。

3番目の出来事は、「キリスト教的進化論で有名な、古生物学者であるピエール・テイヤール・ド・シャルダン(Teilhard de Chardin)氏と他の何人かの物理学者たち」による明白な仮説の存在だ。

それは、文書によると、以下のような仮説だ。

「宇宙は《素晴らしいマシン》なのではなく、《素晴らしい思考》だった」

この見解によれば、現実を根拠とした「統一された分野」は「認識」となる。

NSA の文書は、念力の実験を引用し、以下のように仮定している。

「《意識を集中させること》は、物体を動かす、あるいは物体の形を変化させるような《新しいタイプのエネルギー》を作り出す可能性がある」

報告書では、ユリ・ゲラー(Uri Geller)に対して超能力に関するテストを行った際に「ポルターガイスト現象」を経験した英国の科学者たちの記録を引用している。

そこでは、科学者たちの目の前で、物体が部屋から消滅し、その後に、「再度部屋に出現した」とある。

文書には「おそらく」として、この科学者たちは、物体が消えたり出現したりすることに驚いたというより、「検出された粒子がエネルギーから発生してエネルギーに溶解または消滅し、再度エネルギーに物体として戻ってくる」と考えていたかもしれないとある。

これらの一連の出来事を前提として、NSA は、2つのタイプのテレキネティック・ウェポン(超能力による兵器)を仮定した。

それは、念力による時限爆弾と、時空間の単位で都市を消滅させることができるサイキックな核兵器と同等の破壊力を持つ兵器だ。

NSA が仮定したサイキックな核兵器は、複雑で非情に恐ろしいものである可能性がある。文書では、

「私たちの世界の方向や時間、空間やエネルギーと物質の関係を変える大きな変化に関する可能性」

という予測を引用して、一群のサイキックたちが集まると、どのようなことになるかを検討している。

そして、 「破壊的な超能力現象を証明している」10人が、1つの地域に集められた場合、その超能力が連鎖反応を引き起こし、そして以下のように説明されている。

「多くの物質の方向を逆転させ、その都市は、エネルギーの海に沈み込むか、時間と空間に置き換わってしまう」

文書には、そのような出来事が「臨界質量」に達して、都市全体に影響を与えるかどうかについての疑念で終わっている。

興味深いことに、都市伝説として知られる NSA による「フィラデルフィア実験」の内容は、この NSA の文書で述べられている「兵器」のいくつかと、表面的な類似性を見せている。

フィラデルフィア実験に関するさまざまな話の中には、実験で使われた駆逐艦エルドリッジは、見えなくなった、あるいは、消えたということが言われている。しかし、フィラデルフィア実験の記録は存在しない。

しかし、サイキック能力を武器化することの可能性については、いくつかの他の論文が存在する。


 

ここまでです。

記事の最後のほうに、「フィラデルフィア実験」という言葉が出てきますが、これについても、Wikipedia から抜粋しておきます。

都市伝説としての「フィラデルフィア計画」 - Wikipdia

この実験は、1931年、ニコラ・テスラが設立したと言われるレインボー・プロジェクトの一環であった。当時のレーダーは、「船体が発する、特徴ある磁気に反応するシステムである」と考えられていた。そのため、テスラは、「テスラコイル(高周波・高電圧を発生させる変圧器)で船体の磁気を消滅させれば、レーダーに映らない」と考えていた。

1943年10月28日、ペンシルベニア州フィラデルフィアの海上に浮かぶ「エルドリッジ」を使って、遂に大規模な実験が秘密裏に行われた。

実験目的は新しい秘密兵器「磁場発生装置テスラコイル」を使い、「レーダーに対して不可視化する」というものであった。

実験開始直後に、駆逐艦はレーダーから姿を消す」、ここまでは実験参加者達の予定通りであった。しかし直後にエルドリッジは「レーダーから」どころか物理的に姿を消してしまい、おまけに2,500km以上も離れたノーフォークにまで瞬間移動してしまっていたのである。

 

他にも、いろいろと描写はありますが、これは NSA の公式な記録に残っているものではありません。

現在では、実験自体が存在していなかったという意見が主流ですが、まあ、何とも言えない部分はあります。

 

このフィラデルフィア実験はともかくとして、先ほどの記事に出てくる、

「新しいタイプのエネルギー」

という概念は興味深いものだと思われます。

記事を読む限りでは、かつて「物体とエネルギーは相互に状態を左右している」という概念が、科学界にはあったかもしれないということになるのかもしれません。

つまり、

「物体 → エネルギー」

と状態が移行すると、「消える」とか、あるいは、

「エネルギー → 物体」

と状態が移行すると、物体として「現れる」というようなことを含めて、そういうことが人間の持つ能力で「できるのではないか」という試みのひとつなのでしょうかね。

そのようなサイキック的な能力の存在そのものを完全に否定するのは難しく、程度の差はあれ「存在している」ということは、疑うことでもなさそうで、それだけに、新しい粒子とかエネルギーとか、そういうものの知られざる「作用」というようなものの発見には興味があります。

あるいは、もう発見されているのかもしれないですけれど。

 

そういえば、記事の途中で、

「ピエール・テイヤール・ド・シャルダン」

という人の名前が出てきます。

私は知らなかった方なのですけれど、先ほどの記事には、

「宇宙は《素晴らしいマシン》なのではなく、《素晴らしい思考》だった」

この見解によれば、現実を根拠とした「統一された分野」は「認識」となる。

と、自分で訳していても、何だかよくわからない部分が出てきますが、Wikipedia を見ますと、このピエール・テイヤール・ド・シャルダンさんは、「人間の進化」は以下のようなものだと主張していたようです。

ピエール・テイヤール・ド・シャルダン - Wikipedia より

宇宙は、生命を生み出し、生物世界を誕生させることで、進化の第一の段階である「ビオスフェア(生物圏)」を確立した。

ビオスフェアは、四十億年の歴史のなかで、より複雑で精緻な高等生物を進化させ、神経系の高度化は、結果として「知性」を持つ存在「人間」を生み出した。

人間は、意志と知性を持つことより、ビオスフェアを越えて、生物進化の新しいステージへと上昇した。それが「ヌースフェア(叡智圏)」であり、未だ人間は、叡智存在として未熟な段階にあるが、宇宙の進化の流れは、叡智世界の確立へと向かっており、人間は、叡智の究極点である「オメガ点(Ω点)」へと進化の道を進みつつある。

当時のソ連は、こんなような思想を背景に、人間の超能力を開発していたのですかね。

それにしても、このピエール・テイヤール・ド・シャルダンさんは、1955年に亡くなった方ですが、今の人類を見て、どう思うのだろうなあとも思います。

現在の人類は「叡智の地点」へと向かっているように見えるのかどうか。





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