ブログ記事の引用・転載はすべて自由です。その際、ページのリンクを示していただけると嬉しいです。以下でキーワード記事検索ができます。

4月19日にメルマガ私たち現生人類は「鉄の種族」であることから思う生き方を発行させていただきました。

人類の覚醒と真実 地球という場所の真実

子どもたちを守る「黒い存在」の正体 : 氷点下で洪水状態の森で行方不明になり「2日後に傷ひとつなく発見された3歳の男の子」は「2日間クマと遊んでいた」と述べた

投稿日:2019年1月29日 更新日:

行方不明になっていた3歳の男の子が元気で発見されたことを伝えるアメリカの報道


Charlotte Observer




 

またも起きた小さな子どものあまりにも奇跡の生還

数日前、アメリカの報道で、冒頭のニュースを見ました。

その内容は、

「3歳の男の子が森の中で突然行方不明になった。数百人による捜索でも見つからなかったが、2日後、失踪現場の近くで、散歩中の夫人が声を聞き、子どもは無事に見つかった」

というものですが、その時の現場の状況は、何しろ今はアメリカに史上最大の寒波が近づいていることもあるのですが、

「気温は、氷点下近くまで下がり、大雨でいたるところに洪水が発生し、あちこちで地盤の崩落があり、プロの捜索隊も歩くのが難しいような場所」

だったのです。

そのような場所に 3歳の男の子が 2日間も。

しかも、発見された時の医師の診断によれば、「とても元気です」と。

この報道を読みまして、

「ああ、またか…」

と思いました。

冒頭の今回の報道は後でご紹介しますけれど、この「ああ、またか…」という部分について、おわかりにならない方もいらっしゃると思いますので、ちょっと、In Deep の過去記事の、

「子どもの行方不明に関係する不思議」

を振り返ってみたいと思います。今回のケースは、その中のいくつかととてもよく似ているのです。

 

そういえば、昨年の夏、山口県の山の中で行方不明になった「 2歳」の男の子が、3日間、行方不明だった後に発見された事例を覚えてらっしゃいますでしょうか。

これは当時の新聞から抜粋しますと、事件は以下のように始まりました。

 2018年8月13日の朝日新聞デジタル「2歳男児が行方不明 海水浴に向かう途中 山口」より

理稀ちゃんは12日午前10時半ごろ、祖父と兄と海水浴に行こうと、歩いて約400メートル離れた海岸に向かったが、家を出て100メートルほどのところで1人で引き返した。

祖父は家から20メートルほどのところまで歩く理稀ちゃんを確認したが、その5分ほど後に家を出た母親と他の子ども2人は理稀ちゃんと会わなかったという。

そのまま、男の子は行方不明になったのです。

親族がものすごく近くにいる状態で、「突然いなくなった」。

その昨年の 8月の気温をご記憶でしょうか。すさまじい猛暑が日本列島の多くの場所を襲っていた時です。

当時の山口県は、最高気温が 33℃に達していて、その炎天下の山の中、男の子は、水も食べ物も何も持っていないばかりか、暑さをしのぐ方法もない、あるいは、「そういう状況での対処」ができる年齢ではない。

そんな 2歳の子どもが、それから 3日後に、

「傷もなく、健康状態も良好なままで発見された」

のでした。

私は、この山口県の事例をニュースで知った時に以下のタイトルの記事を書きました。

「この男の子は絶対に生還する」と私に確信させた過去の世界中の「2歳と3歳の子どもたちの不可解な行方不明と発見の事例」を今再び思い出す

それ以前の In Deep の記事で、「アメリカの行方不明に関しての奇妙な事実」を何度か取りあげていました。

その中でも、特に「子どもの山や森の中での行方不明事例」のいくつかが、非常に不思議であると共に「様相がとても共通していた」のです。

それについては、以下のふたつの記事で取りあげています。

アメリカの行方不明研究者の事例にある失踪あるいは「消滅」の強烈な実態(1) : 生還者たちが語る状況はまるで「異次元とのコンタクト」にも似て
In Deep 2016/09/07

アメリカの行方不明研究者の事例にある失踪あるいは「消滅」の強烈な実態(2) :何者かに奪われる「自己制御」と「自分の存在」。そして、子どもたちを導くものの正体
In Deep 2016/09/08

先ほどリンクした記事にも載っているものなのですが、今回また、いくつかの事例をご紹介したいと思います。

資料はすべて、アメリカの警察当局の正式な資料にあるものです。

まずは、最初に昔のアメリカで起きた事例のひとつのをご紹介して、それから冒頭の今回のノースカロライナ州の報道をご紹介したいと思います。

1955年7月 米モンタナ州 2歳の女の子の事例

1955年7月、 2歳の女の子メイ・カーティスちゃんが、モンタナ州のクーテナイ・ナショナル・フォレスト内の製材キャンプから突如行方不明になった。

その時、少女の母親は「クマが私の子どもを森の中に運んでいったのを見たのです」と主張した。

クマは女の子を「あやしながら」去って行ったというのだ。

捜索は、約 350人によって行われた。

集中捜索の中で 2日後に女の子は無事に発見された。

発見された場所は、行方不明になった場所から 270メートルも離れていないところにある避難小屋だった。

ここまでです。

「クマ」という言葉ができますが、それ以上に不思議なのは、たとえば、「女の子が見つかったのは、行方不明になった場所から 270メートルも離れていない場所」だということです。

捜索は「約 350人によって」おこなわれたのですから、現場から 270メートルほどの近い場所は、まっ先に徹底的に捜索されていたはずです。そこから少しずつ範囲を広げていくというのが通常の捜索です。

しかし、多くの事例でこのように「十分に捜索した場所に突然現れる」のです。

このような小さな子どもの行方不明で生還した話の共通点は、大体のところ以下のようになります。

アメリカ記録に残る子どもの奇妙な失踪と発見の例に共通する事柄

・ほんの短い間に姿を消している。場合によっては瞬間的に姿を消している

・ほとんどの場合、親や親族がすぐ近くにいる状態

・そもそも、行方不明になる理由が見当たらない

・この年齢の子どもが耐えられるとは思えない苛酷な環境の中で、2日などの日数を過ごし、元気に発見されている

・しかも、ほとんどの例で食べ物も飲み物もいっさい持たない状態

・いくつかの事例では、この年齢の子どもが移動できるとは思えない距離を移動している

・すでに捜索が徹底的におこなわれている場所で見つかる

そして、ここに加えて、今回ご紹介するそれぞれの話に共通するのは「クマ」、あるいは「黒い人」の存在です。

このようなことがあるということで、今回のアメリカ・ノースカロライナ州の事例の報道をご紹介します。

上の「共通点」と当てはまる部分があるかどうかお確かめ下さればと思います。


3-year-old boy lost in NC woods tells his family he ‘hung out with a bear for 2 days’
Charlotte Observer 2019/01/25

ノースカロライナ州の森で行方不明になった3歳の男の子は、発見された時に「2日間クマと遊んでいた」と家族に伝えた


会見する警察とケイシーくんの親族

 

1月22日、ノースカロライナ州東部の森の中で 3歳の男の子が行方不明となった。

非常に寒い気温と雨の中、何百人もの人々による懸命の捜索が行われたが、子どもはなかなか発見されず、見つかったのは 2日後だった。

そして、発見された時、男の子は「クマと一緒に遊んでたの」と両親に述べた。

男の子が行方不明となっていた2日間の現地の森の気温は、ほぼ氷点下にまで下がっていた。

無事に発見されたのは、ケイシー・ハザウェイ(Casey Hathaway)くんで、1月25日に叔母がフェイスブック上で、彼が無事であることを報告した。

ケイシーくんの叔母の投稿

 

ケイシーくんが発見されたのは、1月24日の夜遅くだったが、フェイスブックには「とても健康で、笑って、いろいろ話してくれています」と書かれていた。

そして、その投稿の中で叔母は、以下のように書いた。

「キャセイは、2日間、クマと遊んでいたと言っています。これは神の思し召しであろうと私は考えています。キャセイを助けるために、神がキャセイのもとに友人を送ったのでしょう。素晴らしい神様です。奇跡は起こるのです」

ケイシーくんは、発見された後、カロライナ州東部医療センターにおいて医師による診断を受けた。病院のスタッフは、「ケイシーくんの体調はとても良いです」と述べている。

ケーシーくんは、1月26日に退院した。

家族によると、1月25日には、ベッドの上でチートスやナゲットを食べて、テレビを見ていたという。

警察によれば、ケイシーくんは、行方不明になった場所から約 800メートル離れた場所で見つかった。そこにあった木のツルとトゲに絡まれて動けなくなっていたという。

最初に発見したのは、犬を散歩させていた近所の女性で、その際に子どもが泣いている声を聞き、 911 (日本の110番)に電話をした。

別の報道によれば、発見された時のケイシーくんは、「濡れていて、寒がっていて、ひっくり返っていた。しかし、ちゃんと話している」と報じていた。

ケイシーくんは、他の子どもと遊んでいる時に祖母の庭から姿を消して、そのまま行方不明となった。

現地の保安官事務所によると、ケイシーくんの捜索には、何百人ものボランティアと捜査関係者が加わって行われたが、雨により洪水が発生している場所や、地盤が悪い中でシンクホールが発生している場所が点在し、保安官は、

「ケイシーくんが行方不明になった場所は、訓練を受けた捜索のプロでも、安全に進むことが難しかった」

と述べている。

当局は、ケイシーくんが行方不明になっていた 2日間のあいだにどれくらいまで離れた場所に行っていたのかはわからないとしたが、「行方不明になってらから、大半の時間を歩き回っていたと確信しています」と述べた。


 

ここまでです。

この記事の最後に、当局は、「行方不明になってらから、大半の時間を歩き回っていたと確信しています」と言っているところが、よくおわかりにならないかと思いますが、これを言った理由は、

「比較的、近いところで見つかったから」

ではないかと思います。

つまり、ちゃんと捜索していなかったのではないかというような話が出ても困ると思いますので、「子どもがずっと動き回っていたので、発見できなかった」ということを遠回しに言ったのではと。

しかし、この「大半の時間を歩き回っていた」というのも、矛盾を抱えた話で、

・氷点下
・大雨と洪水
・大人でも安全確保が難しい場所

で、3歳の子どもが「自由に歩き回る」ということそのものがまず難しそうですし、「それで無事だった」ということも、ちょっと考えにくいです。

基本的に、これらのケースは生還したということ事態が奇跡的なことではあるはずなのです。

 

ところで、ケイシーくんの叔母は、「素晴らしい神様です。奇跡は起こるのです」とフェイスブックに記していたようで、かなり信心深い方のようですが、フェイスブックに投稿したという記事を見てみますと、そこに何か英語と数字が書いています。

読んでみますと、

「 matthew 18 : 2 」

とあります。信心深いお方のようですし、これは聖書だろうなと思い、調べてみましたら、新約聖書「マタイによる福音書」の 18章02節のことでした。

知らなかったですが、マタイによる福音書にこういう部分があるんですね。

抜粋します。

マタイによる福音書/ 18章 01-05節

そのとき、弟子たちがイエスのところに来て、「いったいだれが、天の国でいちばん偉いのでしょうか」と言った。

そこで、イエスは一人の子供を呼び寄せ、彼らの中に立たせて、

言われた。「はっきり言っておく。心を入れ替えて子供のようにならなければ、決して天の国に入ることはできない。

自分を低くして、この子供のようになる人が、天の国でいちばん偉いのだ。

わたしの名のためにこのような一人の子供を受け入れる者は、わたしを受け入れるのである。」

 

しかし、読み進めると、ケーシーくんの叔母はもし抜粋するなら、こっちのほうが良かったかなあというような場所がありました。以下の場所です。

マタイによる福音書/ 18章 10節 -14節

「これらの小さな者を一人でも軽んじないように気をつけなさい。言っておくが、彼らの天使たちは天でいつもわたしの天の父の御顔を仰いでいるのである。

これらの小さな者が一人でも滅びることは、あなたがたの天の父の御心ではない。」

 

いずれにしても、今回またこのようなことが起きたのですけれど、アメリカでの過去の事例で、今回のものと比較的似たようなものを、あと2つご紹介して記事を締めさせていただきたいと思います。

どちらも「クマ」とか「黒い存在」というものが出てくる事例です。

1868年 米ミシガン州 3歳の女の子の事例

1868年、北部ミシガン州で 3歳の女の子が行方不明になった。女の子はアイダちゃんという名前で、父親が運営している製材キャンプで突然いなくなった。

父親によれば、「あの子はここに1秒前までいた」のに、次の瞬間、まるで瞬間的に消滅するかのように彼女は消えたのだという。

突然のことにパニックに陥った父親は、若いふたりの猟師に助けを求め、共に森の中の捜索を始めた。父親は、娘がひとりで森の中で迷っていると考えていた。

父親と猟師は、女の子の名前を何度も何度も叫んで、森の中を探し回った。しかし、女の子は見つからなかった。

翌朝、捜索が再開されたが、何の手がかりも得ることができなかった。まるで消滅するかのように森の中に消えてしまったかのようだった。

その翌日も行方不明の少女の痕跡を見つけ出すための捜索は続いた。

その日、荒野を進んでいた時に、猟師たちは、近い森の中から女の子の叫び声を聞いた。猟師たちは、その叫び声は川から聞こえたと述べた。彼らはそこで巨大な黒いものを目撃し、その後、バシャンという大きな水のはねる音がしたと言った。

猟師たちは、そのクマと思われる黒い動物と思われるものが去った後、その場を見ると、近くの丸太の上に、はだしの女の子が立っていることに気づいた。

行方不明のアイダちゃんだった。彼女は動揺していたが、元気だった。

そして、もうひとつです。

1989年8月 3歳の女の子の事例

アリス・レイチェル・ペックちゃんは、この日、母親と一緒に果物を摘みに近くに出かけた際、母親の後ろをついて歩いている時に突然いなくなった。

失踪後、大規模な捜索がおこなわれ、それは 3日間に渡り続けられたが、女の子の手がかりはつかめなかった。

しかし、3日後、アリスちゃんは、姿が消えた場所から約 8キロメートルの場所で、怪我もしていない状態で無事に発見された。

行方不明になる前、アリスちゃんは靴をはいていたが、見つかったときには、靴をはいていなかった。また、かぶっていた帽子もなくなっていた。

彼女は失踪した時には食べ物も飲み物も持っていなかった上に、行方不明になった場所も発見された場所も、どちらも急斜面と岩が連なる険しい場所だった。

そこは 3歳の女の子が自力で行動できる場所ではない。

救助した人たちは、そんな状態でどうして3日間も過ごせたのか不思議に思い、アリスちゃんに尋ねたが、その答えは不可解なものだった。

「黒い人が私を助けたの」

彼女が言うには、その黒い人(The Black Man)がアリスちゃんを導き、安全な場所まで運んでくれたのだと言った。黒い人とは何者なのか。そもそも、彼女が行方不明になった原因が何だったのかもいまだにわかっていない。

 

ここまでです。

奇妙なほど共通点が多いことに気づかれるかと思います。

私にとって、この「行方不明の謎」は、この世で最も不可解なもののひとつであり、今でもまったく見当がつきません。

この世には何か私たちの知らないことがある」としか思うことができないのです。

 

ちなみに、これらの事例のように、「子どもは助かることが多い」のですが、成人は違います。

アメリカの不可解な行方不明の大人での事例は、多くが生還しません。

それを最初に記事にしたのは、2016年の以下のものでした。

アメリカの行方不明者たちのいくつかで共通している「異常に不可解」な事実から推測できる「全世界に広がる失踪システム」。目的や方法は不明

この記事を書いて以来、「この世の不可解な行方不明」というものは、考えるテーマのひとつにもなっています。

この世には合理的に考えられるものと、どうしてもわからないものがありますが、奇妙な失踪と発見の事例は、その中で最も不可解なものに思えます。

そして、何度も何度も世界中で起きていることでもあり、おそらくは、またいつかはどこかで起きるものだとしか言いようがないのです。





  • この記事を書いた人

Oka In Deep

世界で起き続ける様々なことをお伝えさせていただいています。

-人類の覚醒と真実, 地球という場所の真実
-, , , , , ,

Copyright© In Deep , 2024 All Rights Reserved.