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「宇宙から星が次々と消えている」ことが天文学者たちの大規模調査により判明。宇宙で何が起きている? 

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NASA




 

空の光源が次々と消えている理由は

最近の科学メディアや天文学メディアで、やや奇妙なことが報じられています。

それは、

「空から星が消滅していることがわかった」

というものです。

VSACO という空の光源の過去と現在を比較研究するプロジェクトの調査により、50年前と現在の比較で、「少なくとも 100個の星が消えている」ことが以下の VSACO ページで発表されていました。


VASCO

「星表」という、観測されている宇宙の星のすべてがデータ化されている表には「 6億個の星」がカタログ化されているのだそうですけれど、50年前と比較したところ、

「 15万個に及ぶ光源に対応する星が見当たらなかった」

のだそうで、その後、さらに詳しく分析したところ、その中で少なくとも

「 100個の星(光源)が消滅していた」

ことがわかったというものです。

しかし、これはまだ対応する物体がなかった 15万のうちの 2万ほどの星について調査した段階であり、今後の調査では、さらに「消滅した星」が出てくる可能性がありそうです。

現実として、たった 50年ほどのサイクルで「 100個などの惑星が消滅する」というようなことは、物理的にはあまりあり得ないことで、天文学者たちは何らかの合理的な理由を考察しているところのようで、また、「惑星に関しての物理学で何かまだわかっていない部分がある可能性」にも言及しているものもありました。

しかし、科学メディアでなく、一般メディアとなりますと、「高度なテクノロジーを持った文明による人口構造物ではないのか」というような話も出てきます。

つまり、人工的に作られた惑星のような存在や、移動する巨大な人工物などのような話ですね。

まあ、個人的には、

「何だか理由はわからないけど、次々と実際に宇宙から星が消えていっている」

と考えるほうが刺激的ではありますけれど、今回は、そのどちらも出てくる記事をご紹介します。

なお、ご紹介する文章の中に「ダイソン球」という言葉が出てきますが、私は知らない言葉でしたが、SF などでは有名な概念のようです。以下のようなものです。

ダイソン球 - Wikipedia

ダイソン球とは、恒星を卵の殻のように覆ってしまう仮説上の人工構造物。恒星の発生するエネルギーすべての利用を可能とする宇宙コロニーの究極の姿と言える。

このダイソン球という名前は高度に発展した宇宙空間の文明により実現していた可能性のあるものとしてアメリカの宇宙物理学者、フリーマン・ダイソンが提唱したことに由来する。

では、記事をご紹介します。

 


Mystery as 100 Stars Disappear in the Night Sky

100以上の星が不可解に「消滅」した

宇宙で何かが起きているのだろうか。古い星表と新しい星表を比較すると、一部の惑星が消えてしまったことに天文学者たちが気づいたのだ。

最近の新しい科学論文において、科学者たちの研究グループは、1950年代の星表と同じ場所の最近の星表との画像を比較したところ、以前にカタログ化されていた星のうちの 100個の星が今は見つからないことを発見した。
 

多くの星が消えている

天文観測プロジェクト「1世紀の間の観測で消えた星と出現した星(VASCO)」によって編集された新しいデータは、1950年代の米国海軍の天文台カタログ(USNO)にリストされているマップされた星と、全天をサーベイ観測し移動天体や突発天体を検出するプロジェクトである「パンスターズ(Pan-STARRS)」による最近の星のデータを比較することによって収集された。

パンスターズは、米国海軍天文台カタログでの惑星収集プロジェクトよりもはるかに暗い光源を検出できるが、その米国海軍天文台の古いカタログで見つかった 6億個の星のうち、150,000個は、新しい星の調査で容易に識別できる対応物が見当たらなかった。

論文の著者たちは、これらの 150,000個の異常のうちの 24,000個の候補を視覚的に検査し、これらの光源のうちの 100個が夜空から消滅したことを見出した。


 

星は空から消滅するメカニズムは何なのか

星が消滅する理由となる自然現象は確かに存在はするだろう。準惑星や超新星の爆発やブラックホールに直接崩壊される星もあるだろう。今回、消滅したことがわかった星のうちのいくつかにはそのようなものもあるかもしれない。しかし、たった 50年間で 100個の星の消失は多すぎる。

このような数となると、すべてが自然現象によって起きたと説明することは難しいほどの驚きがあることは確かだ。

論文の著者たちは、これらの不可解な星の消失が未知の現象の結果である可能性や、またはテクノロジー的に高度な文明の遺物、特にダイソン球(恒星を卵の殻のように覆ってしまう仮説上の人工構造物)として知られるエンジニアリング・プロジェクトの可能性についても議論している。

 

これらの失われた星は何なのか

これらの失われた星が、高度な文明の物体であると推測できる可能性もあるだろう。しかし、これらはおそらくダイソン球ではない。

なぜなら、どれほど高度なテクノロジーがあったとしても、恒星の光を完全に遮るこのような巨大な建設プロジェクトが 50年というような短い期間内に行うことができる方法を説明するのは難しい。

もっと重要なのは、伝統的なダイソン球は重力的に安定していないことだ。たとえ太陽のような星の近くに構築できたとしても、太陽系のすべての惑星、月、小惑星で利用可能なものよりも大きな総質量が必要になる。

これらの消滅した星のいくつかは、その明るさが検出限界を下回った崩壊した星、またはブラックホールに直接崩壊した星として説明されるかもしれない。

しかし、特定の星に関しては「惑星の寿命」ということに関しての新しい考察の余地があるかもしれないし、あるいは、まだ私たちが知らない「新しい惑星の現象」をあらわしている可能性もある。これ自体、調査することがエキサイティングなものだといえるものだろう。

 


 

ここまでです。

最近は、この「宇宙で何が起きている?」というようなことを思わせる出来事は、わりと多いですね。

そもそも今、

「宇宙が不可解な物理現象によって破壊され続けている」

というような事実もあります。

これは以下の記事で取り上げさせていただきました。

「宇宙の終わりが始まった?」 : 現在、既知の宇宙すべての銀河が謎の物理現象に「殺されて」おり、急速に消えようとしている

そこでご紹介した翻訳記事の内容から抜粋しますと、以下のようなことが起き続けているのです。

宇宙の何かがすべての銀河を殺し続けている

深い宇宙の中、科学者を完全に困惑させるような方法で、数々の銀河が何かに殺され続けている。これは天体物理学上の非常に大きなミステリーだ。

全宇宙を通して銀河が殺されている中で、科学者たちが答えを求めているのは、何がそれらを殺しているかということだ。

2017年1月17日に国際電波天文学研究センター(ICRAR)に拠点を置く国際チームが発表した新しい研究は、この質問に答えようとしている。

研究では、「ラム圧ストリッピング」と呼ばれる現象が、銀河のガスを駆逐し、新たな星を作るための材料を奪うことによって、銀河を早期の死に送るという事実が明らかとなっている。

11,000個の銀河の研究で、星形成のための生命線であるガスが、宇宙全体の広範なスケールで激しく剥奪されていることが示された。

このラム圧ストリッピングという現象に関しては、あまりきちんと理解しているわけではないですが、こういうような現象がさらに加速しているのかもしれません。

いろいろな変化が「宇宙単位で起きている」はずだというように考えますと、星が消えたり、また出現したりといったことが起きていても不思議ではない気もしないでもないです。

せっかくなら、太陽系の惑星がどれかひとつ消えたりすれば、本格的に異変に気づかされることになるのかもしれないですけれど。





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