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4月26日にメルマガ40兆個による細胞への攻撃が延々と続いていくを発行させていただきました。

2019年からの世界 地球という場所の真実 悪魔の輪郭

世界中での「聖母マリアの受難」が示す21世紀という今の時代

投稿日:2019年4月18日 更新日:

2019年4月10日 米ボストンの教会で破壊され赤いペンキをかけられた聖母マリア像

Dorchester Post




 

2018年のフランスでの教会への攻撃件数は「1062件」だった

先日、以下の記事で、フランスにおいて、カトリック教会やキリスト教関係施設への異常な頻度の攻撃と冒瀆行為が続いている中で、ノートルダム大聖堂(ノートルダムの意味は「聖母マリア」)で大規模な火災が発生したことにふれました。

フランス全土でキリスト教会への攻撃と悪魔的冒瀆が連続して発生し続けている中、意味が「聖母マリア」であるノートルダム大聖堂が焼け落ちる
投稿日:2019年4月16日

その後、調べてみますと、フランスでの教会への攻撃の頻度はいよいよ異常なほどであることがわかりました。

フランスのジャーナリストの話を引用したこちらの記事によりますと、

「 2018年にフランスで発生した教会への攻撃と冒瀆は 1062回」

と記録されているのだそうです。

攻撃のターゲットにされた教会の数は、875に及んでいるそう。

ジャーナリストによれば、「現在のフランスでは、毎日 2件以上の教会への攻撃が起きている」という状況となっているのだそうです。

なかなかものすごいですが、しかし、ふと、

「フランスだけ?」

と思いまして、過去1ヶ月ほどだけの期間ですが、他の国などのニュースも探してみましたら、これが結構いろいろと起きているのです。そして、その多くで、「聖母マリア像が攻撃されている」のです。

最近起きていたそれらの出来事を簡単にご紹介します。

さらに時期を遡れば、いろいろなことも起きていそうですけれど、とりあえずは、この1ヶ月ほどの間の事象の概要です。

 

2019年3 - 4月に報道されていた「聖母マリア像への攻撃」の報道

4月10日 米ボストンのカトリック教会でマリア像が冒瀆される


necn

ボストンにある聖グレゴリオ教会で、聖母マリア像が破壊され、赤いペンキをかけられるという事象が発生しました。冒頭の写真の出来事です。

何と、この教会の聖母マリア像が攻撃されたのは、先月からこれが4回目となるのだとか。

実行者はわかっていません。

 

4月6日 米カリフォルニア州のカトリック教会の聖母マリア像の頭が斬り落とされる


Champion Newspapers

米カリフォルニア州のチノという街のカトリック教会にある聖母マリア像がの首が「斬り落とされる」という出来事が起きています。上の写真での中央の像です。

マリア像の首は、近くの茂みに捨てられているのが発見されています。

なお、この周辺では今年、他の2つの教会で、聖母ルルドの石像と、聖母マリアの石像が破壊される事件が発生しているようです。教会には、監視カメラが設置されていましたが、すべての事件において、実行者はいまだにわかっていません。

 

4月4日 米ロサンゼルスの教会の聖母マリア像の頭が切り落とされる

カリフォルニア州のロサンゼルスにあるセント ・ マーガレット ・ メアリー教会の聖母マリア像が斬首されていることが発見されたことが報じられています。

これも誰がおこなったのかわかっていません。

 

3月19日 米ミネソタ州のキリスト教系の学校の聖母マリア像が粉々に粉砕されて跡形もなく消える


Patch

米ミネソタ州にある聖トーマスという学校に設置されていた聖母マリア像が、粉々にたたき壊されるという事象が起きていたことが判明。上の写真の台の上にマリア像があったようです。

学校側の発表によれば、おこなったのは、当校の学生だということですが、詳細に関しては一切説明されていません。

 

4月2日 米コネチカット州の教会にある聖母マリア像と子どものキリスト像が破壊される


stamford advocate

米コネチカット州では、スタンフォードという街にある福音聖ヨハネ教会(Saint John the Evangelist)の聖母マリア像と子どものキリスト像が破壊されるという出来事が起きています。

聖母像は、顔の部分が破壊され、キリスト像は、頭部が切り落とされました。

犯人はわかっていません。


 

これ以上続けると心が荒みそうですので、このあたりまでといたしますが、今気づきましたが、これは全部、アメリカで起きていますね。

そして、このように、報道を探す限りは、攻撃を受けているのは「聖母ばかり」なのです。

教会には他にもいろいろな宗教的な彫像や象徴がたくさんあると思うのですけれど、ほとんどの事例で聖母だけが攻撃の対象になってしまっている。

それにしても、世界でこんなにキリスト教……というより、聖母像が攻撃が集中しているというのは、やや驚きです。

私はわりと聖母マリアという存在が好きなほうで、In Deep でも、昔から、聖母絡みの出来事を記事にすることはありましたけれど、こんなに集中的に聖母が攻撃されている時はなかったように思います。

過去に聖母絡みで起きたさまざまな出来事については、こちらの記事などでまとめています。

その多くは、聖母像が「涙を流した」とか「血を流した」とか「光った」とかそういうものが多いですが、マリア像への攻撃もそこには書かれてあり、しかし、数年間で以下のふたつくらいでした。

・2016年5月 米マサチューセッツ州のカトリック学校の聖母像が黒く塗られる

・2012年7月 カナダ・カルガリーの修道院で、聖母マリア像が斬首される

 

そこから考えますと、これだけ短い期間に、こんなに数多くの聖母マリア像が攻撃されている。しかも、単なるイタズラのレベルではない(石像を叩き壊すには、それなりの技術と道具が必要です)。

そして、フランスでは、1年間で 1000件以上のキリスト教系宗教施設への攻撃が続いていて、今年その数はさらに増している。

 

何が起きているのでしょうね。

今になって突然、いわゆる一般の人々から反キリスト教の行動が激しく起きるというようなことは考えにくいことで、何か「他の作用」が存在する気がします。

合理的な考えからいくら考えても何か思いつくわけではなく、むしろ私は以下の記事で書かせていただいたようなことを思います。

21世紀は「悪魔的な時代」なのか?
投稿日:2018年9月14日

この記事を書いた 2018年9月に出したメルマガの中に、以下のようなタイトルのものがありました。

「私たちは2011年に始まった《善(天使)と悪(悪魔的存在)の最後の戦い》の渦中にいる」

そのメルマガでは、ルドルフ・シュタイナーの講演が収められた『天地の未来』という著作で翻訳をなさった西川隆範さんの序文を紹介しています。

以下のようなものです。

ルドルフ・シュタイナー『天地の未来』  訳者序文「『未来の地球』諸言」より

中世ドイツの神秘哲学者アグリッパ・フォン・ネッテスハイムが作成した「大天使カレンダー」によると、1879年にミカエルの時代が始まる。

人智学の創始者ルドルフ・シュタイナーは、以下の事件が起こったのはこの年だ、と述べている。

「天で戦いが起こった。ミカエルとその使いたちが、竜に戦いを挑んだのである。竜とその使いたちも応戦したが、勝てなかった。」

「そして、もはや天には彼らの居場所がなくなった。この巨大な竜、年を経た蛇、悪魔とかサタンとか呼ばれるもの、全人類を惑わす者は、地上に投げ落とされたのである。その使いたちも、もろともに投げ落とされた。」(『ヨハネ黙示録十二章』)

人間の一生は月のリズム(約18年半)に従って変化を遂げていき、社会は太陽のリズム(33年)に従って展開していく。

1879年から33年が二度めぐったとき、広島、長崎に原爆が落とされ、それからまた33年が二度めぐったとき、福島の原発事故(東日本大震災)が発生した。

このように、16世紀のドイツの神秘哲学者が、この 1879年に「大天使ミカエルの時代が始まる」と著書に記しているのですけれど、つまり、これらの話が示すものは、神秘主義的な解釈としては、私たちは今、1879年から続いている天使の時代に生きているということになります。

「じゃあ、いい時代のはずじゃないの?」と思われる方もいらっしゃると思いますけれど、先ほどの西川隆範さんの序文には以下のような文章もあるのです。

『天地の未来』  訳者序文より

1998年(666×3)に悪魔的存在が地上に誕生し、21世紀前半中にも活動を開始する、とシュタイナー学派は見ている。

他方、本書でシュタイナーも語っているが、紀元前3101年に始まった暗黒時代(カリユガ)の第一期が1899年に終了し、精神世界への見通しが明るくなってきている。幾多の困難が今後もやってくるだろうが、全体的には世界は精神化へ向かっている。

物欲の時代は終わり、心魂浄化の時代が始まっている。時代の流れを促進するか、物質に固執して混迷を深めるか、個人個人の生活が岐路に立っている。

ということで、つまり、この 21世紀というのは、神秘主義的な解釈のひとつとしては、

「悪魔が活動する時代」

でもあるわけです。

すなわち、今という時代は、

・1879年から天使の時代が続いているが

・21世紀の今は悪魔的な存在の活動が始まってもいる

という複雑なときでもありそうなのですよね。

 

ぶっちゃけ、「悪魔、あるいは悪魔的な存在や象徴、の片鱗」というのは、21世紀になってものすごいペースで増えている、あるいは拡大し続けている気はします。

それは実は多くの方々が感じていらっしゃることなのではないかとも思います。

「悪魔」などというと、オカルトに感じられるかもしれなくとも、「悪魔的な」という冠がつく事象や出来事がどれだけ日々起き続けているか。

日本もそうです。

ですので、この 21世紀という時代は、仮にシュタイナーたちが言っていたように、1879年からの天使の時代にあるのだとしても、現実として、

「悪魔的存在や悪魔的感覚がまさっている」

時代なのだと思っています。

聖母マリア像が天使的な象徴かどうかは私にはわからないにしても、仮にそういう側面があるのだとすれば、今後も破壊と攻撃は続くと思います。

そして、今の状況を思いますと、新約聖書「マルコによる福音書」の以下の部分の「大勢だから」を思い出します。レギオンという悪霊に対して、イエス・キリストが悪魔払いをおこなう際に、名前を聞く場面です。

マルコによる福音書 5章8節

そこで、イエスが、「名は何というのか」とお尋ねになると、
「名はレギオン。大勢だから」と言った。

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Oka In Deep

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