ブログ記事の引用・転載はすべて自由です。その際、ページのリンクを示していただけると嬉しいです。以下でキーワード記事検索ができます。

5月3日にメルマガモンティ・パイソンから数十年をかけて薔薇十字の奥義に近づく連休の雑談を発行させていただきました。

2021年からの世界 ディストピアへようこそ 人類の未来 健康の真実 日本の未来

アメリカの2021年のコロナ死者数が2020年全体を超える中で、米保健当局によるブースターショットの大キャンペーンが始まる。そしてその近い未来は…

投稿日:




ブースター接種大キャンペーンの中で

米 CDC のデータで、2021年の現在までの新型コロナ(場合によってはウイルス)の死者数が「 38万7000件に達し、2020年全体のを超えた」ことが伝えられています。

Fox ニュースは以下のように報じています。

米国の COVID による 2021年の死亡者数は 2020年の犠牲者を上回った

2021年の COVID-19 の死亡者数は、今週、2020年の合計を上回り、米国疾病予防管理センター(CDC)のデータは、感謝祭の休暇に先立ってアメリカ全土で症例が増加していることを示している。

パンデミックが始まって以来、アメリカの COVID-19 による死者は 77万1,576人で、その数は現在減少傾向にあるとはいえ、今年の 1月1日以来、アメリカでは、 38万6,233人が犠牲となった。これは昨年の 38万5,343人の犠牲者との比較で超えている。 Fox News 2021/11/24)

これに対して、海外の多くのウェブサイトが応答した記事を発表していますが、要するに、

「このようにならないための様々な対策だったはずなのでは? ワクチンを含めて」

というものが多いのですが、アメリカでは現在、ヨーロッパほどではないにしても、再び感染数、死者数共に増加傾向にあり、そのまま冬に入ろうとしています。

また、アメリカ CDC は「アメリカ人全体の 60%がコロナに対しての免疫力が弱くなっている」という警告を出していまして、まあこれは、ブースターショットの勧めに近い話ではあるのですが、接種から大幅に時間が経過した人たちは、コロナに対する防御が弱いというようなことを述べています。

米 NBC ニュースは CDC のデータを分析して以下のように短く伝えています。

アメリカの Covid-19 への免疫が衰退している

CDCのデータによると、人口の約 60%が、コロナウイルスに対する防御力が低下した状態で冬の数か月に向かっている。

ワクチン接種を「受けた人々」の免疫力の低下が入院の増加につながると保健当局が警告しているにもかかわらず、アメリカ人のわずか 40パーセントが COVID-19 に対して最も強い免疫レベルにある。

アメリカ人の約 10人に 6人が完全にワクチン接種されているが、その半数以上が 6か月以上前に最後の接種を受けている。この期間は、モデルナまたはファイザー社のブースターショットが推奨されている値だ。 1億人のワクチン未接種の人々と組み合わせると、人口の約 60%が、コロナウイルスに対する防御力が低下した状態で冬の数か月に向かっている。

保健の専門家は、今年初めにワクチン接種を受けた人たちは免疫力が低下する可能性が高いと述べている。 NBC NEWS 2021/11/20)

この最初の、

> ワクチン接種を「受けた人々」の免疫力の低下が入院の増加につながると保健当局が警告している

というのは、その2日ほど前に、国立アレルギー感染症研究所の所長であるアンソニー・ファウチ博士が、

「私たちが見始めているのは、完全なワクチン接種は受けていてもブースターショットを受けていない人たちの入院の増加です」

と述べたことを示しています。

以下の報道にあります。

米国で二度の完全なワクチン接種を受けた人たちの入院が増加しているとファウチ博士言う
Hospitalizations rising among fully vaccinated in U.S., Fauci says

それにしても、先ほどの NBC ニュースのデータでは、アメリカでは、ワクチンを接種していない人が、まだ 1億人いることになります。

人口 3億人強のアメリカの 3分の 1は打っていない。

現在、アメリカでは、11歳以下の子どもへの接種も始まりましたので、未接種者の数は減少していくのでしょうけれど、当局としては、今は「新規よりブースターショットのキャンペーン」というようになっているようです。

しかし、このブースターショットについては、「リスクが非常に高い」ことを世界中の医師や科学者が述べていますが、もう全然関係ないようです。

専門家の言葉としてわかりやすのは、東京理科大学名誉教授の村上康文さんが、フォーブスに寄稿した以下の文章でわかります。

 

フォーブスより)

> 一方で3回目以降の「ブースター接種」についてですが、とくに慎重に進めていくべきであると考える研究者は、私を含め、少なくありません。

> 現状認可され、世界で使われているワクチンはすべてウイルスの毒性のあるスパイクタンパクの全長を使ったワクチンです。

> これを、5回とか6回とか7回、人体に接種することにはリスクが伴う可能性があることを、ワクチン開発者は認識すべきでしょう。

 

「ブースター接種に用いる抗原はスパイクタンパク質の全長を用いず RBD の部分のみとすること」を提言していますが、ブースターショットに使われているのは、公式発表では以前と同じものであり、村上名誉教授が「接種してはいけない」としている、

「スパイクタンパク質の全長を用いたもの」

です。

このあたりはとても面倒な概念ですが、以下のふたつの記事などをご参照下されば幸いです。

幻のワクチン : ADE (抗体依存性増強)を誘発しないコロナウイルスワクチンが現行のファイザー社ワクチン以前に存在したことを明らかに示す厚生労働省の特例承認報告書
投稿日:2021年7月7日

東京大学等や大阪大学の異なる論文に見る「ワクチンによる逃げ道はナシ」という実感。強行した後に残るのは「無」
投稿日:2021年9月11日

 

しかし、現実として、ブースターショットは世界中で展開されています。

イスラエルなどは「 4回目の接種」が開始されるのも近いです(おそらく来年 3月から 4回目)。

ブースターショットを早くから始めた国のデータを見ていますと、1回目、2回目と異なるのは、

「ブースター接種が始まると、いきなり死者数がそれに連動する」

ことです。

これは ADE とかとは関係ないようにも見られ、つまり「直接の作用」が出やすくなるためかもしれません。

死亡数が頂点まで上昇した後には、どこかを基点として下がり始めるのですが。

以下は、7月1日からブースター接種を始めたイスラエルのデータです。
イスラエルは今は感染数、死者数共に落ち着いています。

イスラエルの追加接種と新たな死者数の相関 (2021年7月1日 - 9月3日)

ourworldindata.org、地球の記録

 

やはり比較的早くからブースターショットを開始したシンガポールも、イスラエルと同じような曲線を描いています。

シンガポールの追加接種と新たな死者数の相関 (2021年9月28日 - 11月23日)

ourworldindata.org

感染拡大に歯止めがかかっていなかったシンガポールもようやく感染数、死者数が減少に転じていますので頂点に一度達したのかもしれません。

しかし、これが何度も来ます

さらには、これらのコロナのグラフに示されることはない「中長期のさまざまな影響」も、ADE (抗体依存性増強)を筆頭として、数々発生していきます。

 

もう現在のコロナ変異体にはなんの効果もないものを(どれだけ効果があるという主張があっても、数々の研究データは効果がない上にリスクが高いことを述べています)先ほどのアメリカの報道のようなキャンペーンで、またも大規模に推し進めているのが現状です。

冬に向かう中で、どれだけの犠牲が出てくるのか、もうわからないですが、11歳以下のワクチン接種にしても、アメリカで始まりイスラエルで始まりオーストリアで始まり、そして、11歳以下へのワクチン接種を承認した国は、16カ国にのぼったと報じられています。

今後の世界の死者数は、2020年全体などと比較にならないものとなっていくと思われます。

接種率 3%以下のアフリカ大陸を除いて。


ourworldindata.org

 

今回、アメリカのコロナ死者数が 2020年を超えたというのは、ほんの始まりの出来事であるはずで、どう予想しても、今後の惨状はすさまじいものになると思われます。

仮にコロナそのものにイベルメクチンなどの、データ上では有効な治療法が採用されていったとしても、ワクチンからの影響はイベルメクチン等でも対抗できるものではないと思われます。

前回の記事でもリンクさせていただきましたが、以下は、ワクチンについて書きました過去記事をリンクした記事です。

 

終末的な感染爆発手前の穏やかな日本のひとときに、この精緻なワクチンについての過去の項目別リンクを示させていただきます
投稿日:2021年9月30日

 

こんなに影響が多岐に渡っていては、対抗しようがないとしか言えません。

もちろん対症療法的な意味の有効な方法はさまざまあるとは思いますが、根本的に対抗するのは難しいとも感じます。

アメリカの死者数が 2020年を超えたことについて、米ゼロヘッジの記事をご紹介して締めさせていただきます。




 

2021年の米国の COVID による死亡総数は、2020年の合計を超えた...ワクチンや様々な治療法にもかかわらず…

US COVID Deaths In 2021 Have Surpassed 2020's Total... Despite Vaccines, Treatments
zerohedge.com 2021/11/23

COVID-19 は、2020年よりも2021年に多くのアメリカの人々の命を奪った。

米国 CDC によると、このウイルスは 2020年に推定 37万7,883人の死因として報告されており、2020年のアメリカの死因の 11.3%を占めている。

ジョンズホプキンス大学のデータによると、今年 11月22日の時点までで、77万人以上が COVID-19 で死亡している。つまり、2021年は昨年より 15,000人以上が COVID-19 で亡くなり、そして今年はまだ 1か月以上残っている。

昨年は、アメリカ人がまだワクチン接種を受けていなかったにも関わらず、今年の方が多いのだ。現在、接種対象年齢のアメリカ人の 59%が「命を救う」と言われた接種を受けている。そして、現在、人口の約 17%がブースターショットを受けているという事実にもかかわらず、これが起きている…。

この 2021年の米国の死者数の報告は、医師たちを驚かせた。

彼らは、ワクチン接種と、感染の拡大を抑制し重症例を最小限に抑えるための社会的距離や縮小されたイベントなどの予防措置の効果に期待していた。

しかし、ウォールストリートジャーナルにによる独自の説明では、予想よりも低いワクチン接種率と、マスクなどの予防措置を怠る傾向等により、主にワクチン未接種者にデルタ変異体が蔓延したことが示唆されていると報じている。

このような政策の失敗が数字として表れている中、米スタンフォード大学の感染症医師であるアブラール・カラン博士は、公衆衛生当局が「ワクチンの目的が感染の拡大を防ぐことではなく、COVID-19 の重症例から保護することである」と効果的に伝えることができなかったと述べた。

死亡事例は依然として高齢者に集中している(2020年の死亡の 81%は 65歳以上の人々であり、2021年には、 65歳以上は 69%)。

そして、この最新の傾向が米国で続く場合はさらに悪化する可能性がある…。

米インディアナ大学の疫学者であるアナ・ベント博士はこう述べた。

「ワクチンは万能薬ではありません」

いやいや、それは今はもうかなり明確となっているわけであり…。

こんなことは起こるはずではなかった…。

>> In Deep メルマガのご案内
In Deepではメルマガも発行しています。ブログではあまりふれにくいことなどを含めて、毎週金曜日に配信させていたただいています。お試し月は無料で、その期間中におやめになることもできますので、お試し下されば幸いです。こちらをクリックされるか以下からご登録できます。
ご登録へ進む





  • この記事を書いた人

Oka In Deep

世界で起き続ける様々なことをお伝えさせていただいています。

-2021年からの世界, ディストピアへようこそ, 人類の未来, 健康の真実, 日本の未来
-, ,

Copyright© In Deep , 2024 All Rights Reserved.