地球最期のニュースと資料

In Deep

人類の覚醒と真実 健康の真実

全身の健康を守るためには「殺菌のためのうがいや殺菌のための歯みがきをしてはいけない」

投稿日:


askthedentist.com




 

口内の常在細菌環境は、腸内細菌環境と相互作用する重要な微生物叢

ブログで、「腸内細菌環境を損なわないようにすることが、健康への最重要な道」だということを書くことがありますが、実際には、腸内細菌だけではなく、

「人間の体には全身に常在菌がいて、それらは人間を守っている」

ということが現実で、それは、どこもかしこもそうだと思われますが、腸内に次いで常在菌の種類が多いことが知られているのが「口内」なのだそうです。

約 700種類の常在菌が口腔内には存在しているとのことですが、しかし、おそらく多くの人たちは、この口内の貴重な常在菌を「殺し続けている」と思われます。

以下のような商品を使った時点で、程度の差はあるでしょうけれど、口腔内の常在菌は死んでしまっていくと考えられます。

・殺菌作用のあるうがい薬やマウスウォッシュ

・殺菌作用のある歯磨き粉

・殺菌作用のある喉の薬など

今のような季節になりますと、風邪やインフルエンザ対策で、「強い殺菌力のあるうがい薬」を使用する場合あるかもしれません。

しかし、それはほとんどの場合、私たちの口内の常在菌による全身への免疫力を弱め、おそらくは、強い薬でうがいすればするほど、感染症にかかりやすくなると思われます。

私は、子どもの頃から青年時代まで、本当に風邪などで熱を出しやすかったのですが、今にして思えば、扁桃腺が大きかったため、いつも病院からイソジンなどの殺菌うがい薬を処方されていまして、熱が出るたびに、それらで日に何度もうがいをしていました。

つまり、日に何度も「口内の常在菌を殺していた」のです。

これで抵抗力がつくわけもなく、本当に感染症にはよくかかっていました。

口腔内を殺菌する作用のある薬でケアすることは、何の意味もないことですので、はっきりとヤメるべきです。

今回は、最近のアメリカの医療関係サイトに載せられていた「口腔内ケアの真実」についての記事をご紹介させていただこうと思います。

 


Oral Health: Caring for the Other Microbiome
wholefoodsmagazine.com 2019/12/19

口腔衛生:口内細菌環境のケアについて

口の中の健康の話題となった場合、ほとんどの人は歯みがきとフロスについて考えるかもしれないが、それ以上に口腔内ケアには多くの要素がある。あなたは、「口腔内微生物叢」についてお考えになることがあるだろうか。

2019年1月に発表された「口腔微生物叢:その根本を明らかにする」という論文によると、口腔内は、人間の体内で腸の次に大きな微生物叢を持っているという。

論文によれば、口の中には 700種以上の細菌が含まれている。この論文の著者は、口の中には、歯、舌、頬、扁桃腺、硬口蓋および軟口蓋などの真菌から原生動物に至るまでのさまざまな微生物が成長することができる場所がたくさんあることに注目している。

口内は、細菌の成長に理想的な温度を安定的に維持し、唾液は好ましい pH (酸性なのかアルカリ性なのかを表す尺度)を維持し、微生物への栄養素の輸送の媒体として機能している。口内のすべての表面は細菌からなるバイオフィルムで覆われている。

歯科医と歯科衛生士のためのウェブサイト「歯科医に聞く(ask the dentist)」では、医学博士のマーク・バーヘッネ氏が、「口内の微生物叢の不均衡は、虫歯、歯肉炎、口腔カンジダ症などの形で発生する炎症、病気を引き起こす可能性がある」ことにふれている。

つまり、口内細菌環境の不均衡は、歯の問題だけではなく、全身の病気や不調につながる可能性があるということなのだ。腸内細菌環境と同じように、口内細菌環境が個人の全体的な健康に影響を与えるという。

2019年の医学誌「ジャーナル・オブ・オーラル・マイクロバイオロジー(Journal of Oral Microbiology / 口腔微生物)」には、口腔内の細菌集団が腸内微生物叢に到達し、それにより免疫応答を変化させ、全身性疾患を引き起こす可能性があることが発見された研究が発表されている。

そのようなことからも、口内の微生物叢のケアは重要だが、バーヘッネ氏は多くの人々がそれについて、ほとんど教えられていないことを指摘している。

医学博士のスティーブン・リン博士は、自らのウェブサイトに、2019年1月、「うがいは良い口内細菌まで殺すのだろうか(Does Mouthwash Kill Good Bacteria?)」という文書を発表した。

リン博士は、以下のように述べる。

「人々は、単に口を消毒し、清潔にすることだけを教わっているが、それは正しいことではない」

また、バーヘッネ氏は、口腔微生物環境をケアするための第一歩として、まず「私たちの砂糖依存症を取り除く」ことから始めることを主張し、それから口腔微生物環境の維持についていくつかの提案をしている。

炭水化物が豊富な食事は、口腔微生物叢の共生に寄与し、虫歯から心臓病に至るまでの問題に寄与するプラークの蓄積を引き起こすと、バーヘッネ氏は言う。

また、砂糖の摂取は口内の pH を低下させ、より酸性にしてしまうために、これが酸性環境を好む特定の細菌を選択しやすくなる。これらの細菌はより多くの酸を生成するため、歯のエナメル質や象牙質からリン酸カルシウムの結晶が溶出する現象である「脱灰」を起こしやすくする。これが虫歯につながっていく。

口内が、より酸性の環境では、ミュータンス菌と酵母に引き継がれ、最終的に虫歯を引き起こす。

口腔内の健康に良い食事は、ミネラルが豊富な食品、健康的な脂肪を含む食事、でんぷん質のない野菜、大量の水、およびシュガーフリーのガムを含むことを示唆している。キシリトール入りのガムは口内の再石灰化に役立つ。

口内のケアには、通常の歯磨きとフロッシングも含まれる。

また、多くの場合、口内のケアに「うがい薬」が含まれるが、それに反対するアドバイスをする歯科医は数多くいる。

リン博士は、以下のように記している。

「従来の多くのうがい薬は口腔内細菌叢を傷つけ、実際に呼吸を悪化させる可能性がある」

特に、「 99.9%殺菌」と主張しているうがい薬に関しては、大きな危険が伴うと博士は言い、アルコール、過酸化水素、クロルヘキシジンを含む洗口液は避けるべきだと記している。これらはすべて微生物叢を傷つける可能性がある。過剰な口内の殺菌には注意を払うべきだろう。

 

ストレス問題

ストレスは口腔内の健康に大きな影響を及ぼす可能性がある。ニューヨーク大学の総合医療学部の副臨床准教授であるジェリー・キュラトーラ博士は、ストレスが、口腔微生物環境の不均衡につながる可能性のある「主要な要因」のひとつであると主張している。

まず重要な点として、ストレスは唾液の流れを減少させることを挙げている。口腔微生物叢は、カルシウムやリンなどのイオン性ミネラルを唾液から歯のエナメル質の表面に運ぶことにより、唾液と相互作用しているため、唾液の流れが減少することは歯に良いことではないと教授は言う。

また、ストレスは口内の pH をより酸性の環境にシフトさせるため、歯の不健康な粉砕と噛み合わせを促進する。


 

ここまでです。

虫歯に関しては、口腔内が酸性に傾くのが最初の原因のようですので、それを避けて、そして「口内を過剰に殺菌しない」ことで、かなりの部分は避けられるはずです。

ちなみに、この虫歯というものについても、私は体の免疫とかなり関係しているのだと考えています。

それを考えるようになったのは、自分と子どもの比較においてで、私自身は極めて免疫力の弱い子どもでしたが、とにかく小学生の頃から虫歯ができやすかったんですね。

小学校を卒業する頃までに、多くの歯に歯科医の手が入っていました。40年以上も前のことで、そんなに甘いものなど食べていたわけでもないですし、どうして、あんなに虫歯になりやすかったのだろうと思います。

そして、私には 14歳の長男がいるのですが、この子が「生まれてから一度も虫歯になったことがない」のです。

数日前にも、定期検診で子どもが歯科医に行ったのですが、またも「虫歯なし」と。

うちの子は、甘いものはよく食べるし、

「歯磨きをそんなにちゃんとしてんの?」

ときくと、「朝だけちょっとかな」とか言う。

なんでそれで 14年間も虫歯ができないのかと思いますが、虫歯ができる原動力にはいろいろとあるのかもしれません。

たとえば、「口腔崩壊の子どもたち」という言葉が今はあり、これは、

「虫歯が10本以上あったり、歯の根しか残っていない未処置歯が何本もあったりする状態」

のことだそうですが、こちらの記事によれば、

口腔崩壊の子がいた小学校は38.3%、中学校は29.9%。「入学時にほぼすべての乳歯が虫歯。親の養育が不十分で今後も心配」(葛飾区の小学校)、「ほとんど歯が残っていない。受診を勧めても行かないが、痛いので保健室には来る」(足立区の小学校)など深刻な事例もあった。

ということで、4割近くの小学校でそういう子たちがいると。

もちろん、そういう子たちの歯のケアの状態が悪いだろうことは確かなのかもしれないですが、差が極端すぎると思うのです。

うちの子などは、甘いものを食べて、歯のケアは適当。でも、虫歯はできない。

「お父さんなんか、その年齢までには10本以上は治療してたぞ」

と口惜しがりましたが、虫歯になるならないは不思議な感じです。

よく「ベジタリアンは虫歯になりやすい」というようなことが言われることがありますが、それもまた「個人個人の体質」なのだと認識しています。

何を食べようが、どう生活しようが「虫歯になりやすい人はなり、ならない人はならない」。

 

なお、虫歯のことを何となく書いてしまいましたが、過剰な口腔内の殺菌は、虫歯と関係することなのではなく、

「全身の健康に影響が及ぶ」

という可能性があるものですので、そのために避けたほうがいいものです。

手の殺菌にしても、うがいにしても、「殺菌薬」が使われているものはできる限り避けるべきだと私は思います。

本来は、体を洗うことについてもそうです。

私は、半年くらい前から「ノー殺菌生活」を試していまして、石鹸もシャンプーも使わない生活を続けていますが、明らかに肌や髪はきれいになりますし、全身の匂いそのものが非常に少なくなります。

まあしかし、このあたりは個人個人の価値観の問題ですので、それはいいとして、「口腔内の殺菌」には気をつけるべきだと思います。

常在菌という存在が私たちの体のいたるところにあり、それが私たちの肉体と精神を助けてくれているという現実をやっと私たちは知るようになったのですから、そのような細菌たちを殺さないようにして生きるべきだと考えます。





  • この記事を書いた人
Oka In Deep

Oka In Deep

世界で起き続ける様々なことをお伝えさせていただいています。

人気の記事

1

・summit.news   オーストラリアの山火事は半数以上が放火だと初めて知る オーストラリアの史上最悪の森林火災は、以下の記事で取りあげましたように、オーストラリアの生態系を回復不可能 ...

2

カルデラ破局噴火のイメージ ・Newton   サイクル的にはいつ起きても不思議ではない日本のカルデラ噴火 このブログでは、過去に何度か「カルデラ噴火」というものについて書いたことがありまし ...

3

現行の進化論が現実的な崩壊に直面している大ニュースなのに、日本ではまったく報道されないという事実も 科学メディア Phys.org の5月28日の記事より ・Sweeping gene survey ...

4

2019年4月23日の徳島新聞より ・100年に1度の珍現象 小松島で竹の開花   平成が終わるその年に開花し続ける神秘の植物「竹」 最近、やけに「竹の花」のニュースを目にするようになりまし ...

5

世界最大級の学術データベース「サイエンスダイレクト」に掲載された論文 ・sciencedirect   関東なども、すっかり朝晩が寒くなり、「1カ月くらい前まで暑いとか言ってた気がするのに」 ...

6

ハイヤンから2年…瞬間的に生まれて消えていった史上最大のハリケーン、パトリシア ▲ 2015年10月24日のデイリー・ギャラクシーより。   次々と記録を塗り替える暴風雨の勢力 つい2日ほど ...

7

放射能をめぐる生物の多様性が示す真実はいったいどのようなものなのか ・2011年12月に米国サウスカロライナ州で「微生物が見つかった」原子力発電所の核貯蔵プール。io9.gizmodo.com 「放射 ...

-人類の覚醒と真実, 健康の真実
-, , , , , ,

Copyright© In Deep , 2020 All Rights Reserved.