ケビン・マッケーン博士
ficc_ystk
プリオンにより
これは、最近、動画として報じられましたオンラインシンポジウム「mRNAワクチンという人類の脅威」というものの参加者の中に、ケビン・マッケーン(Kevin W McCairn)さんという方がいらっしゃいましてですね、今回は、その方が述べたことをご紹介したいと思います。DNA 汚染を発見したケビン・マッカーナンさんとお名前が似ていますが、別の方です。
このシンポジウムには、東京理科大学名誉教授の村上康文さんや、荒川 央博士など 8名の専門家の方々が出演なさっています。
動画は以下にあります。
オンラインシンポジウム
「mRNAワクチンという人類の脅威」
〜DNA汚染、レプリコンワクチンの危険性〜収録時間が8時間を超えたため、前後編にて公開することになりした。今回は前編パートです。
一人でも多くの方に見てもらえるよう、Rumble、ニコ動など他のメディアにもアップローします。 pic.twitter.com/IjYIh2kctF
— ficc (@ficc_ystk) January 28, 2024
村上康文名誉教授や、荒川 央博士が述べていることについては、以下にあります対談などにも出てきます。
[記事]東京理科大学の村上康文名誉教授と、イタリア分子腫瘍学研究所の荒川央博士の「ワクチンの DNA 汚染をめぐる対談」から要点のピックアップ
In Deep 2023年4月23日
ところで……。本当にくだらないことで申し訳ないのですが、このケビン・マッケーン博士ですが……この方は、私の人生で最大の恩人ともいえるタナカくんという亡くなった友人と、とてもよく似ていまして、「この世に戻ってきたのかよ」と思ったほどでした。
タナカくんは 12月が命日で、先月、7回目くらいですかね、お墓参りに言ったばかりですので、やや新鮮な驚きでした。タナカくんにレクチャー受けているみたいで。
まあ、どうでもいい話はともかくとして(でも、本当似てる)、このケビン・マッケーン博士の話です。
話の内容は深刻です。
最初のほうは、これまでもよく出ていた一般的な話から始まりますが、次第に、話の内容は深刻になっていきます。
解釈のしようによっては、
「世界で、日本人だけが絶滅する」
ともとれなくもない話が出てきますが、まあ、そのあたりは皆さまのご解釈にお任せします。
最近になって知るさまざまなことは、何がどうあっても接種率の高い国や地域が将来的に助かる可能性は少ないことを示していますが、今回は、初めて知る見識も多く、ショックというよりは、新鮮な驚きの方が勝っていました。
ここからです。
ケビン・マッケーン博士 - プリオン汚染の恐怖
この講演の主な議題は、毒性ペプチドです。ペプチドとはタンパク質のことで、アミロイドとプリオンを指します。
アミロイドとプリオンは、クロイツフェルト・ヤコブ病、パーキンソン病、アルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症などに関連する誤った折りたたみ方(ミスフォールド)をした病気の原因となるタンパク質です。
私が何者であるかということについてですが、私の研究は、ほんとんどがリサーチゲートに集約されています。私が大脳素質基底核障害や、神経変性疾患、その外科的措置を研究する脳神経科学者であることがわかると思います。
(※)リサーチゲートのこちらのページにあります。
…では、なぜ私が新型コロナウイルスが生物兵器研究の産物だと考えるのかですが、まず、 SARS には HIV との同質性があります。
これらは、単なる偶発的な現象ではなく、スパイクタンパク質の中に非常に注意深く配置されています。これらが最初に確認されたのは、インドのグループ、プラトナーム氏たちによる研究でした。その後、私の同僚であるリュック・モンタニエ博士と、ジャン・クロード・ペレス氏によって、さらに確認されました。
(※) このインドの研究の論文については、以下の 2020年の記事でご紹介しています。
・新型コロナウイルスに「HIV (エイズウイルス)」のタンパク質が挿入されていることをインド工科大学の科学者たちが発見 (In Deep 2020年2月1日)
彼らは、SARS-CoV-2 のスパイクタンパク質の中に、HIV の要素が多数あることを確認しました。これはエピトープ、つまりスパイクタンパク質の一部に関する始まりに過ぎず、それが人の身体に及ぼす影響が解明されるにつれて懸念され始めました。
ワクチンについてはどうでしょうか。なぜ私たちは、このワクチンについてだけ懸念するのでしょうか。
その理由は、遺伝子工学のツールを大規模な集団公衆衛生対策として採用したことにあります。
彼らは、生物兵器研究の成果であるスパイクタンパク質の遺伝コードを取り出して、どの組織に入りこむかも考慮せず、非組織依存の脂質ナノ粒子に組み込んだのです。これは非常に不安定で、体中の多くの臓器や組織に移動します。
運ばれた後は、スパイクタンパク質を再構築し、または再現し、こうしてスパイクタンパク質のすべての特性を持つことになります。
…赤で囲った部分が私が懸念するところなのですが、それは翻訳後のスパイクタンパク質が細胞から放出されたり、ペプチド、特に S1、S2 ドメイン(※ それぞれ、スパイクタンパク質の領域)が細胞内で切断され、その断片が放出されて体内の他の細胞に取り込まれたりする可能性があるということです。
これらは複合的な影響の組み合わせであることを常に念頭に置いておく必要があります。
英国のデータでは、死亡の増加率負担が、現在、若い生産年齢人口と生殖年齢人口が担っていることが顕著に出ています。なぜ、若者たちに超過死亡が起きているのでしょうか。
現在の若者層の死亡原因は、いくつかに限られています。可能性があるのは、ガン、心血管疾患、重度の神経学的外傷などです。
SARS-CoV-2 の医療対策が実施されて以来、何が死亡を引き起こしているのかについて、明確にすることができます。
人々が考えることは、肺炎が死因の第一位であるということでしょうか。しかし、呼吸器疾患を見ると、全死因死亡率に占める割合は低いのです。
では、どこで過剰死が起きているのでしょうか。私が(データを)見る中で重要なのは、アルツハイマー病と認知症です。
ここから、話をアルツハイマー病と認知症に焦点を当てます。実際のところ、超過死亡が見られる他の場所としては心血管疾患と血液疾患があり、それらについても取り上げるつもりです。
…早くからワクチンの配列決定が行われていました。
その配列を同じアルゴリズムで調べてみると、エピトープはファイザーとモデルナの両方のワクチンで共通していることがわかりました。
そのような短い断片がある場合、そのような断片やペプチドが細胞から放出されると考える必要があると先ほど述べたことを思いだして下さい。
細胞から放出されると、性質上、アミロイド原性やプリオン様であるため、他のタンパク質と接触し、ミスフォールドを起こしてくっついてしまうわけです。
こうして、プリオンやアミロイド生成カスケードと呼ばれるものが始まります。
では、ワクチン接種後にアミロイド・カスケードが起こるという臨床的証拠はあるのでしょうか。
これは偶然発見された内容が発表された研究です。
彼らが発見したのは、腕に、脳や心臓のアミロイドを検出するために使うリガンドが、注射部位や注射をした場所のリンパ節(排出リンパ節)に付着しているということでした。
これは、注射部位にアミロイドが形成されているという事実上の指標となります。一度アミロイドが形成されれば、それは自己増幅する可能性があるのです。
プリオンが存在するということは、潜在的に非常に危険なのです。
たとえば、家畜からプリオンが発見された場合、私たちは輸出を停止し、食物連鎖に入ることを阻止するために、並々ならぬ努力を払います。その典型的な例が、1980年代から 90年代にかけて英国で発生した狂牛病と呼ばれるものです。
最近の例でいえば、米国のオジロジカの慢性消耗病がそうです。
(※) このシカの病気については、以下の記事にあります。
・イエローストーン国立公園で「ゾンビ」シカ病(シカのプリオン病)が初めて確認される (BDW 2023年11月18日)
英国の狂牛病は農耕動物に感染していたため、食い止められましたが、米国の野生動物(シカ)は急成長している個体群であり、本質的に制御不能となっています。
理解していただきたいのは、ここなのです。
私たちは血液凝固にまつわる短期的な影響を見ています。
分析については、ケビン・マッカーナン氏が、プラスミドの混入について話してくれるでしょう。これはもうひとつ取り組まなければならない問題です。
しかし、脳神経科学者としての私の立場からすると、ワクチンを受けた結果、プリオンを接種した可能性があることを非常に強く懸念しています。遺伝子導入されたプリオンは、体内に侵入し、免疫のバリアを通り抜けてしまうのです。
2023年9月に、スウェーデンの研究者たちが、S1(※スパイクタンパク質の領域)セグメントがアミロイド原性の血栓を形成する原因であることを明確に示しました。彼らが示したのは、S1セグメントは、ヒト・プリオンタンパク質を病気となる物質に変える能力があるということでした。
それがクロイツフェルト・ヤコブ病や一連の神経障害を引き起こします。
理解していただきたいのは、(新型コロナ)ウイルスと同様に、ワクチンにもこのエピトープが含まれており、プリオンタンパク質を本質的に破壊されない形に変えるわけです。酵素では分解されません。オートクレーブ(※ 高圧蒸気滅菌器)にも耐性があります。
プリオンは土の中で何年も生き残り、毒素として蓄積が続きます。
このような毒素がどのようなものかを示す例として、米国のオジロジカの慢性消耗性疾患を挙げます。
これらの動物で、致命的なプリオン病が大流行しています。状況は日々悪化しています。
これらのブリオタンパク質に同期して曝露しているという事実だけではなく、考古学と呼ばれるものを利用することもできます。
私たちは分子時計(※ 生物間の分子的な違いを比較し、進化過程で分岐した年代を推定したものの仮説)によって、プリオンタンパク質を振り返って見ることができます。旧石器時代を振り返ると、潜在的に、スーパープリオン、つまり、プリオンの指数関数的な拡散があり、汎人畜共通性の事象が起きたのです。
汎人畜共通性とは種を超えて感染する可能性ということです。そして、スーパープリオンは、基本的に、絶滅レベルの出来事のように、人口を絶滅させたことを意味します。
論文で、「プリオン病とは何か」を説明している部分を読みますと、それは、自己触媒的に自己増殖する神経疾患であるということです。
ヨーロッパ人の大多数は、プリオンタンパク質遺伝子の一方、または両方の対立遺伝子にミスセンス突然変異配列(※ 塩基置換が起こることにより、コドン部分の塩基配列が変わって他のアミノ酸をコードするようになる突然変異)を持っています。この理由は説明されていません。
つまり、このミスマッチを持っている人だけが進化のボトルネックを超えてくることができたことを意味します。
プリオンタンパク質の特定の位置のアミノ酸が、メチオニンからパリンに切り替わる現象が起きたのです。
日本の方々には興味深いと思いますが、事実として、129番目のメチオニンからバリンへの変異は、日本人以外のすべての集団に見られるのです。
仮説としては、プリオンの大規模混入が起これば、全人口を絶滅させることができるということです。
質問者:「日本人の全人口を、ですか?」
私たちが知っているヨーロッパの全人口です。 (※ ちょっと話をはぐらかしている感じでしょうか)
質問者:「それが意味するところは、日本人は、その突然変異を持っていないということですか?」
おそらくは、日本が島国であったため、その時期に外界との接触が少なかったからでしょう。
そのため、感染プリオンと接触することもなく、淘汰圧が集団にかかることもなかったのだと思われます。
ペプチド自体にはプリオンの特性はありません。
強調したいのは、私たちは現在、アルツハイマー病、パーキンソン病、ミスフォールドタンパク質を中心とするすべての神経変性氏疾患を本質的にプリオン障害とみなしているということです。
おそらく、これは悪い話ばかりではなく、医療介入できる手段もあるはずです。
…一部の人たちは、ヤコブ病の症状に陥るかもしれませんが、現在、私たちは、交差播種アミロイドと呼ばれるこのプロセスがあることを理解し始めています。
ですので、ヤコブ病の症状ではなく、アルツハイマー病やパーキンソン病になる人もいます。
神経変性と関連付けられるすべてのタンパク質病変は、考えていたほど孤立していない可能性があります。
私の予想では、実際に、アルツハイマー病による死亡が、全死因死亡の大部分を占めていくようになると思います。
そして、もうひとつの問題があります。それは、今回はあまりふれませんでしたが、ワクチン接種経路にさらされた人々は、基本的にその抗体が IgG2 から IgG4 に変換されるという事実です。
感染細胞を取り除く免疫反応を引き起こすかわりに、(IgG4 が誘導されている場合は)体は単にそれらのペプチドに反応しないように訓練されるのです。
(IgG4 が誘導されている体は)それらの細胞を殺そうとしたり、タンパク質を取り除こうとはしません。それらは単に体内に蓄積され続けるのです。ですので、ウイルス性ペプチドが増加し、プリオンに侵される可能性があります。
そして現在、感染性のプリオンが、環境に排出されていますので、人々は接触、体液接触などを通じて感染のリスクにさらされています。
要するに、たとえワクチンを接種していなくとも、曝露されることになるということです。
先週発表された論文で、その論文が書かれた時点の理解として、プリオン様の連鎖(カスケード)が、より多くのペプチドを対象に、はるかに高い割合で発生していることが示されました。
それが示すことは、mRNA からペプチドへの翻訳プロセスには複数の誤変換があるということです。
そして、細胞がそのペプチドを除去する能力が、ごくわずかな量でも劣った場合、これらのタンパク質については、フェムトグラム(※ グラムの1000兆分の一)であっても、連鎖(カスケード)を始めるのに十分だということです。
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