地球最期のニュースと資料

In Deep

★ メルマガに関して、「まぐまぐ大賞2019」の投票が始まりした。昨年は、新人賞というのをいただきましたが、今年も投票していただければ幸いです。投票期間は12月3日までです。投票はこちらのページの「このメルマガをまぐまぐ大賞2019に推薦する」から行うことができます。メルマガ読者様でない方も投票できますので、よろしくお願いいたします。 In Deep オカ

2019年からの世界 日本の未来 資本主義の終焉

世界の借金総額が「2京円」に達する中で思う「世界の債務バブルが壊滅的な炸裂を起こすまであと何年?」という諦観

投稿日:


Erkipauk/Shutterstock.com




 

その額は188,000,000,000,000ドル

国際通貨基金(IMF)は、11月7日に、「世界全体の公的債務と民間債務の合計が 188兆ドルと過去最大となった」と発表しました。日本円では「兆」で示すことができず、その上の「京」で示す額となります。約 2京円です。

下は日本経済新聞の記事からの抜粋です。

世界債務、過去最大の2京円に IMF

日本経済新聞 2019/11/08

国際通貨基金(IMF)のゲオルギエバ専務理事は7日、ワシントンで講演し、世界の公的部門と民間部門の債務が計188兆ドル(約2京円)と過去最大を更新したと明らかにした。

これは世界の国内総生産(GDP)の約2.3倍に当たる。債務の持続性や透明性の確保がより必要だと指摘し、リスク管理を強化するよう訴えた。

ゲオルギエバ氏は銀行融資が企業の新たな投資につながり「将来の繁栄の種をまく」重要な役割を果たしていると強調した。一方で、債務膨張に伴い政府や企業、家計が急な金利上昇に対して「弱くなっている」との分析も示した。

日米欧などの中央銀行の金融緩和で金利が低下し、お金を借りやすい状況が債務拡大の背景になっている。利払い負担増などで債務返済や借り換えが難しくなるとの懸念がある。

こんなことになっていたんですね。

2京円の多くは、世界の民間債務だそうですが、どれにしても、もう規模が大きくて、何だかわからなくなってはいます。

たとえば、すべて「約」がつきますが、内閣府の資料などを見ますと、

・アメリカ政府の債務 2500兆円

・アメリカの民間債務 3200兆円

・アメリカ国民の借金の総額 1500兆円

・中国の民間企業の債務 2200兆円

・ユーロ圏の民間債務 2200兆円

などとなっていて、日本政府の債務 1100兆円が可愛く見えるほどですが、普通に考えて、

「こんなの返せるわけないよな」

と思います。

そして、この状態は「債務バブル」といえるもののようで、バブルの鉄則としては、

「弾ける」

ということがあります。

結局、これらの地球の債務は、どこかの時点で、綱渡りの状態は途切れて「大爆発する」というのが、常識的な考え方ではないでしょうか。

今回は、このことに関しての、アメリカのブログ記事をご紹介します。

そのブログは「奴隷化」というような言葉を使っていたり、書いてあることには極端な部分もあるかもしれないですが、大体はそういうものなのかもしれないなとも思いましたので、ご紹介したいと思いました。

書かれてあることは、借金をした時点から人は奴隷化されるということですかね。

でも、多くの場合、そのこと自体に気づかない。

利子として払われているお金は「いったい何なのだろう」とか、そういう疑問を持たないように生きている。

クレジットカードのリボ払いなどを経験すると、この感覚がややわかるのではないでしょうか。

私はずいぶんと以前に、カードのうちのひとつを軽い気持ちでリボ払いにしてしまったことがありまして、これが「いつまで経っても返済が終わらない」のです。

それくらいのものすごい利子であり、「なんでこんなシステムが?」と思うこともありましたが、しかし、従わざるを得ないわけです。

私を含む多くの人たちは、このようにシステムに従順なんです。

「変だろ、これ」と、あまり思わないよう。あるいは思っても抵抗しようがない。

今の私は、カードは基本的にデビッドカード(銀行口座から即時に引き落とされるので借金にならない)だけしか使わないですが、先ほどのリボにしたカードは、ずっと使ってもいないのに、返済だけが延々と続いているという形而上的な状況が続いています。来年あたりには終わって晴れて借金ナシになれそうですが。

カードだけではなく、何でもそうなんだろうなと思います。

現代社会の歴史は、「まず人々に《モノ》を欲しがらせる」ということから始まり、家であれ車であれ、そのようなものを欲しがれば、それらの多くに借金がつきまとう世の中です。

一般的なレベルでのいわゆる各差はこの場合、問題ではありません。裕福な人も、そうではない人も、債務を抱えている時点でどちらも同じです。

もちろん、価値観は人それぞれですので、どのような生き方が良いという方向はないでしょうけれど、ただ、個人にしても国家にしても今の「異常な借金傾向」が描き出す未来は、それなりに壮絶なものになるような気もいたします。

それでは、ここからです。


Global Debt Is Up To $188,000,000,000,000 – This Is Officially The Biggest Debt Bubble The World Has Ever Seen
TMIN 2019/11/07

全世界の債務が188兆ドルを超え、世界はかつて一度も経験したことのない史上最大の債務バブルに突入した

世界の負債は現在 188兆ドル(2京円)にのぼっている。そして、その額は、毎年急速に増加し続けている。

世界には、このようなシステムが、どのように機能するかさえ考えない人たちも多いと思われるが、これこそは、私たちの日常に深く潜伏している奴隷的制度のひとつの形態といえる。多くの人たちが、この債務から自由になることはできない。

債務の借り手は貸し手に縛られており、現在の世界の金融システムは、可能な限りの多くの富を上位 0.1%の裕福層に集中させるようになされている。

もちろん、人類の歴史を通じて見れば、奴隷制は常に存在してきた。その動機は、奴隷化された人々から経済的な利益を引き出すことだった。

現代の私たちのほとんどは、自分自身が奴隷的な存在であるとは考えることはない、しかし現実には、世界のエリートたちは、これまで以上に私たち全員から、より多くの富を引き出している。

私たちの労働の多くはエリートたちをさらに裕福にしているが、それでも、ほとんどの人は何が起こっているのかを理解していないように思える。

たとえば、以下のような例を考えてみてほしい。

クレジットカードの借金があり、毎月少額の支払いしか行わない場合(日本でのリボ払い)は、結果的に、最初に借りた金額の 2倍以上を返済することになる可能性があることはご存じだと思われる。

そのお金はどこに行くのだろうか。

もちろん、それは、クレジットカードを発行した金融機関に送られるが、それらの金融機関は世界的エリートたちによって所有されている。

つまり、クレジットカードによる借金をする選択をしたときから、人々は自ら進んで借金の奴隷と化しているということになるのだ。そして、利子をつけてその借金を返済するために働き、苦労をする。その苦労は結果的にエリートたちを裕福にし続ける。

もっと大きな規模では、同じことが国家全体に起こっている。

今日、アメリカ政府の借金は約 23兆ドル(2500兆円)だ。この時点で、本質的に、私たちアメリカに暮らす者たちは、集合的に奴隷化されているわけであり、これらの債務をすべて利子つきで返済する義務があるのだ。

現時点でアメリカ政府が、すべての負債を返済することは文字通り不可能であり、それなのに、毎年、さらに 1兆ドル(110兆円)ほどの債務を上乗せし続けている。

世界のエリートたちは、これらの債務から年間 5,000億ドル(55兆円)以上の利子を引き出しているが、今後数年でその額はさらに大幅に増加することが予想されている。

アメリカの連邦準備制度と連邦所得税の両方が 1913年に制定されたのは偶然ではない。連邦準備制度は、連邦政府に可能な限り多くの債務をもたらす無限の債務スパイラルを作り出すために作られた。

その時点から現在に至るまで、アメリカの国債の規模は 7000倍以上になった。

そして、連邦所得税は、私たちの富を政府に移し、このすべての債務を返済するメカニズムとして必要だったのだ。

これは本当に深く陰湿なシステムであると言えるもので、本来は、アメリカ人たちは、このような制度を閉鎖させることを良しとしない政治家たちを支援することを拒否するべきだが、現時点でもなお、このアメリカの債務の問題は、この国の主要な政治問題ですらないのが現実だ。

これはもちろん、アメリカだけの問題ではない。どういうわけか、事実上、地球全体の中央銀行が、債務を軸にした道を進むことを確信しているのだ。

実際、現時点で、世界の人々の 99.9%が中央銀行を持つ国に住んでいる。

現時点で中央銀行を持たない国家は以下の 9つの国だけだ。

・アンドラ
・マン島
・モナコ
・ナウル
・キリバス
・ツバル
・パラオ
・マーシャル諸島
・ミクロネシア連邦

これら 9か国すべての人口を合わせても、全世界の人口の 0.1%に及ばない。

世界の 99.9%以上が、中央銀行のある中で生きているということは単なる偶然なのだろうか。

そうではない。

世界のエリートたちは、基本的に、人類が自由であることを望んでいない。私たちが彼らをより豊かにするために、できるだけ多くの借金をすることを望んでいる。

これがどれだけひどい偽装の中にあるかを理解すると、多くのことかわかりやすくなる。

システムの仕組みを理解している人たちにとって、世界の負債総額が、過去最高の 188兆ドルを記録したことは驚くことではないはずだ。

IMFのゲオルギエバ専務理事は、11月7日に、世界の債務が、全世界の GDP の 2倍以上に相当する史上最高の記録に達したと述べた。民間部門の借入が全体の大部分を占めているが、経済が減速すると、政府や個人がリスクにさらされると専務理事は述べている。

公的および私的の両方の世界的な負債は、過去最高の 188兆ドル( 2京円)に達しており、これは、全世界の GDP の 230%に相当する。

世界の債務の額は 2016年以降 24兆ドル( 2600兆円)増加しており、世界がこれまで経験したことのない史上最大の債務バブルになっている。

当然、この債務バブルは、ある時点で壮大な規模の世界的な災害となる形で破裂するだろうが、それまでの間、世界のエリートたちは可能な限り私たち全員から搾取し続けるだろう。

アメリカでは、前回の金融危機以来、建国以来史上最大の債務が作られている。政府の債務は 2倍以上になり、州および地方政府の債務は国のほとんどにおいて、とんでもない割合に膨らんでいる。

アメリカの企業債務も 2倍になった。アメリカの学生ローンの債務は 2倍以上になった。自動車ローンの債務は過去最高を記録し続けており、アメリカの消費者たちは、今では 14兆ドル(1500兆円)の借金を持つ。

私たちの負債の山は非常に巨大になったため、この状態を維持するためには、さらに多くのお金を借りるしかなくなっている。その中で、私たちの「自由」の状況はさらに悪化することは避けられない。そこから逃れる術はほとんどないのだ。





  • この記事を書いた人
Oka In Deep

Oka In Deep

世界で起き続ける様々なことをお伝えさせていただいています。

人気の記事

1

ハイヤンから2年…瞬間的に生まれて消えていった史上最大のハリケーン、パトリシア ▲ 2015年10月24日のデイリー・ギャラクシーより。   次々と記録を塗り替える暴風雨の勢力 つい2日ほど ...

2

戦争も経済競争もすべてを超越した「確定した衰退」が日本にも韓国にもある ・gefira.org   今日、「韓国政府が、仮想通貨の取引を全面的に禁止する草案を提出」という速報が流れていました ...

3

現行の進化論が現実的な崩壊に直面している大ニュースなのに、日本ではまったく報道されないという事実も 科学メディア Phys.org の5月28日の記事より ・Sweeping gene survey ...

4

カルデラ破局噴火のイメージ ・Newton   サイクル的にはいつ起きても不思議ではない日本のカルデラ噴火 このブログでは、過去に何度か「カルデラ噴火」というものについて書いたことがありまし ...

5

2019年8月26日の米フォーブスより ・Forbes   扇動と誤りの結果が アマゾンでの森林火災については、最近大きな話題となっていましたが、私も以下の記事で少しふれました。 地球の生物 ...

6

2019年4月23日の徳島新聞より ・100年に1度の珍現象 小松島で竹の開花   平成が終わるその年に開花し続ける神秘の植物「竹」 最近、やけに「竹の花」のニュースを目にするようになりまし ...

7

放射能をめぐる生物の多様性が示す真実はいったいどのようなものなのか ・2011年12月に米国サウスカロライナ州で「微生物が見つかった」原子力発電所の核貯蔵プール。io9.gizmodo.com 「放射 ...

-2019年からの世界, 日本の未来, 資本主義の終焉
-, , , , , ,

Copyright© In Deep , 2019 All Rights Reserved.