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3月22日にメルマガ悪魔に乾杯を発行させていただきました。

2022年からの世界 人類の未来 人類の覚醒と真実 日本の未来 資本主義の終焉

テクノクラートの思惑がズレてきた? 市場の混乱の中で世界の超富裕層は180兆円以上の富を失っている。ゲイツさんもベゾスさんも丸焦げ

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おそらくこれも戦争

コロナから始まった一連の流れが、「テクノクラートによるクーデターあるいは革命であった」という見方はアメリカなどに存在します。

まあしかし、このことは複雑な話ですが、それはともかくとしても、パンデミックの最初の時に、世界の多くの超富裕層は、コロナ前の 2019年頃から株式などを含む金融資産を大幅に「売却」し、パンデミックによる株式市場の大幅な下落を無傷で乗り越えた人々も多かったです。

以下の記事などで記していました。

 

[記事] どのみち「2020年に世界は壊れる」ことを企業トップたちは予測していた。2020年1月だけで219人の米国のCEOが突然の辞任。2019年にも米国史上最大となる1480人のCEOが辞任していた
 In Deep 2020年3月26日

 

この中に、

> さらに、アメリカの最高経営責任者や最高財務責任者(CFO)など企業関係者たちは、
> 「 2019年に、260億ドル(2兆8000億円)相当の株式を売却した」

とありますが、このように、コロナでの市場の波乱の被害を「巧みに避けていた」ことが、当時公表された数値からわかっていました。

 

ところが。

 

今回の市場の波乱は、

「多くの超富裕層が避けられなかった」

ようなのです。

ブルームバーグが、「世界で最も裕福な人々が 2022年に1.4兆米ドル (約 190兆円)を失った」とした記事をあげており、それを米ゼロヘッジが引用していました。以下の記事です。

 

世界のビリオネアは、市場の混乱の中で1.4兆ドルの富が蒸発するのを見る
World's Billionaires See $1.4 Trillion In Wealth Evaporate Amid Market Turmoil

 

その 2022年の損失額の上位にいる多くは、私たち一般人も知っているような人たちばかりです。

トップこそ、チャンポン・ジャオ (Changpeng Zhao)さんという人で、誰だか知らなかったのですが、Wikipedia によると、

> 2018年4月現在の取引量で世界最大の暗号通貨取引所であるBinanceの創設者兼CEO。…2018年2月時点で、フォーブスの「暗号通貨分野で最も裕福な人物」ランキングでの3位となった。

という方で、何とこの人の 2022年の現在までの損失額が、

「 856億ドル (約 11兆5000億円)」

ということになっているのだそうで、これにより、ジャオさんの資産は 102億ドル (約1兆3000億円)にまで減少したとあります。

この減り方は、2022年がまだ半年程度だとすると極端ですが、他の方々もなかなかのものです。

10位までをご紹介します。

ここでは全部、日本円で表記します。

「約」と 1000億円以下の単位は省略します。


 

2022年に失った資産金額のランキング

1位 チャンポン・ジャオ (Binance の CEO) 損失額 11兆5000億円 / 残りの資産 1兆3000億円

2位 ジェフ・ベゾス (アマゾン創業者) 損失額 9兆円 / 残りの資産 16兆9000億円

3位 マーク・ザッカーバーグ (メタ/Facebook CEO) 損失額 8兆7000億円 / 残りの資産 8兆2000億円

4位 イーロン・マスク (テスラ CEO) 損失額 8兆3000億円 / 残りの資産 28兆2000億円

5位 ベルナール・アルノー (ルイ・ヴィトン グループ CEO) 損失額 7兆8000億円 / 残りの資産 16兆2000億円

6位 マッケンジー・スコット (ジェフ・ベゾス元夫人) 損失額 4兆3000億円 / 残りの資産 3兆3000億円

7位 ラリー・ペイジ (元 Google CEO) 損失額 4兆2000億円 / 残りの資産 13兆2000億円

8位 フランソワーズ・ベッテンコート・マイヤーズ (ロレアル社取締役) 損失額 4兆円 / 残りの資産 8兆6000億円

9位 セルゲイ・ブリン (Google 共同創業者) 損失額 4兆円 / 残りの資産 12兆6000億円

10位 ビル・ゲイツ (慈善家) 損失額 3兆4000億円 / 残りの資産 15兆2000億円


zerohedge.com


 

10位にビル・ゲイツさんも入っていますが、皆さん結構派手に吹き飛ばしていると思われませんか。

この中の、いわゆるテクノクラート的な陰謀論に登場しやすい方々だけでも、

 

・Amazon のジェフ・ベゾスさん 損失額 9兆円
・Facebook のマーク・ザッカーバーグさん 損失額 8兆7000億円
・テスラのイーロン・マスクさん 損失額 8兆3000億円
・元 Google のラリー・ペイジさん 損失額 4兆2000億円
・元 Google のセルゲイ・ブリンさん 損失額 4兆円
・昨年離婚したけれど今でも原因が今ひとつわからないビル・ゲイツさん 損失額 3兆4000億円

 

となっていて、金額が非常に華々しいです。

ジェフ・ベゾスさんの損失額は、ブルガリアの GDP と同じくらいです。

 

このように世界のトップの富裕層から失われた額が約 190兆円。

 

この表を見ていまして、

「あんたら、やらかしてしまったのではないのか?」

とやや思いましたが、何か歯車がくるってきている部分もあるのかもしれません。

 

いくらなんでも、8兆円とか 9兆円の損失は小さくはないですし、これは、今後の市場次第ですけれど、短期間では「取り返せない額」でもあります。

しかし、「この同じ期間に資産を増やした人たちもいる」のです。

それもゼロヘッジは表組みしていますが、増やした方々は知らない方ばかりですので、上位5人をご紹介します。

 


 

2022年に金融資産を増加させた人のランキング

1位 ゴータム・アダニ (インドの実業家) 資産増加額 2兆4000億円 / 現在の資産 12兆7000億円

2位 ギヨーム・ポウザズ (ドバイを拠点とするスイスの起業家) 資産増加額 1兆5000億円 / 現在の資産 2兆6000億円

3位 アラン・ヴェルテメール (シャネルの共同オーナー) 資産増加額 1兆3000億円 / 現在の資産 5兆7000億円

4位 ジェラール・ヴェルテメール(シャネルの共同オーナー) 資産増加額 1兆3000億円 / 現在の資産 5兆7000億円

5位 ハロルド・ハム (米国の石油およびガス事業の起業家) 資産増加額 1兆2000億円 / 現在の資産 3兆円


 

何ともいえないのですが、増加しているほうには、いわゆる世界経済フォーラム的な、あるいはテクノクラート的なイメージを持つ方々がいないようにも思うのですが、このあたりはちゃんと調べていないですのでわからないです。

しかし、先ほどの「著しく資産を減少させた人たち」の中には、世界経済フォーラムのメンバーがたくさんいます

「これも一種の戦争なのかなあ」

とも、つくづく思いますが、ウクライナ情勢と同じように、いわゆるディープステート側が苦戦し続けている「かもしれない」ことが伺えます。

 

世界経済フォーラムなどが、これまでコントロールし続けてきていた市場にしても戦争にしても、人々の統制にしても、

「次第にコントロールできなくなっている」

ということもあるのかもしれません。

もちろんこれらについてはよくはわかりませんが、先ほどのような金額の損失を出したということが、その後に何の影響も与えないということもなさそうで、この「 200兆円の富が比較的一瞬で消えた」という現実が、これからの世の中にどのように作用するのでしょうかね。

市場のことは私には何ともわからないですが、仮に「今後も下がれば」、先ほどの損失はさらに広がる可能性があり得ます。

マーク・ザッカーバーグさんなんて、今の時点で、

「損失額 8兆7000億円 / 残りの資産 8兆2000億円」

ですから、資産が半減したことになります。

これを短期間でとり返すのは容易ではないでしょう。

ここで再び「(エリートたちが)予期していなかった暴落」などが来た場合、またここから半減とかもない話でもなさそうです。

何だかすごい戦いが起きているのであろうことはわかるのですが、今後どうなっていくのですかね。

なお、世界の純資産は、2020年のいわゆるコロナショック以降に急激に増加し、2021年を通じて増加し続けましたが、2022年になって「下落」しています。


zerohedge.com

 

コロナ後に、「貧富の差がどんどん広がっている」というようなことが言われることもありましたが、現在それは「縮まって」います。

巨額の資産を失った超富裕層たちが、再びそれを増大させるには、たとえば、景気後退のおそれがなくなったり、株式やさまざまな金融資産がまたもバブルに入るようなことが必要ですが、それが果たして起きるのかどうか。

あるいは、この世の誰かが「テクノクラートの息の根を止めたい」と考えているというような場合、

 

「次にどんなことが起きるのか」

 

というのも考える段階なのかもしれません。

それは、もちろん「良い方向に向かうためのこと」ではあっても、私たちも全員が巻き込まれる事態にはなるでしょうから。

コロナにしてもワクチンにしてもウクライナにしても、そのプロパガンダは「何により」推進されていたかというと、「お金」です。

以前、世界経済フォーラムが、どれだけ世界中の報道社とメディアに資金提供していたかを具体的な金額と共に示したことがあります。

 

[記事] 真実を報じ続ける世界中のメディアへのゲイツ財団からの贈り物
 In Deep 2022年3月13日

 

この「お金」がなくなれば、プロパガンダを続けることはできません

つまり、先ほどの超富裕層の資産を、

「ゼロにする」

ことができれば、すべて止まるのです。

そんなことができるかどうかは私にはわからないですが、それの具体的な方法を考えついた人はいるかもしれません。あるいは人ではなく善良な人工知能とか(苦笑)。

しかし、そんなことになった場合、影響は世界全部を覆います。

そんなことは起きるはずはないとは思いますが、もし起きたらどうするか、という想定も必要かもしれないというような話かもしれません。

 

今はインフレで大騒ぎになっていますが、一時的ではあっても、これが 2倍、5倍、10倍、となっていった場合はどうなってしまうのか。

電気やエネルギーの「一般性」が消えたらどうなってしまうのか、とか。

そんなことはすぐには起こりようがないにしても、たった半年程度で富裕層の富が百数十兆円消えているという現実から、そのくらいの期間があれば、さらに大きな事態が発生する可能性はあるのかもしれません。

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