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12月06日にメルマガ免疫と戦争とパンデミックと5Gを発行させていただきました。

2018年からの世界 人類の未来 悪魔の輪郭

ますます小さな子どもたちが消えている……。世界各地で「子どもの失踪と人身売買」が著しく増加している、人心が崩壊した悪魔の国のようなこの世の行く末は

投稿日:

2018年3月27日のロシア・トゥディの報道より


rt.com

4月18日のインドの報道より


lokmat.com

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状況はひたすら悪化し続ける中で

右サイドに「人気の記事」という部分がありまして、これは大体 1週間くらいごとに手作業で確認して更新しています。昨日、最近のアクセスを見ましたら、理由はわからないですが、この週は 2016年6月の以下の記事がアクセスのトップになっていました。

アメリカの行方不明者たちのいくつかで共通している「異常に不可解」な事実から推測できる「全世界に広がる失踪システム」。目的や方法は不明

これは、異常に人の失踪が多いアメリカにおいて、そのうちのいくつかが「とても不可解な状況となっている」ことに関してのアメリカでの調査についてをご紹介したものです。

とても興味深い話ではありますが、これはどちらかというと、一種、超常現象的なニュアンスが漂う話の数々でもあります。

続く記事として、「アメリカの行方不明研究者の事例にある失踪あるいは「消滅」の強烈な実態」というのも書いたことがありまして、こちらも、やや超常現象的な雰囲気に綾取られた話が多いものとなっています。

確かに世界には、そういう「不思議な部分がある」行方不明事例は、いくつかあります。

しかし、それき全体の中のほんの少数の事例においてのことであり、失踪や行方不明の事例は「不可解ではないものが普通」なのです。

犯罪目的を含めての拉致や誘拐といったものから、金銭目的のための人身売買などが現実として世界で数多くおこなわれています。

これらの事例は超常現象もオカルトも関係ないものであり、大人の人間たちの欲望と金銭目的のための被害となってしまう若い子どもたちの悲劇です。

こういうことについても、過去にはいくつか記事にしてきたことがあります。

下の記事では、世界各国での、特に子どもの「行方不明」についての事実をデータなどからまとめてた海外の記事をご紹介しています。

世界の「行方不明」に関するいくつかの事実 : そして、年間80万人の子どもの行方不明例が発生するアメリカよりさらに多い事例が生じているイギリスの例も知り

これによりますと、もちろん毎年変動はありますけれど、おおまかに世界の各国では「1年間に下のような数の子どもたちが行方不明になって」います。念のために、もう一度書きますが、「1年間」です。つまり、「毎年これに近い数の事例が起こっている」ということです。

各国で1年間に行方不明になる子どもの数

・アメリカ  800,000人
・ブラジル  40,000人
・カナダ   50,500人
・フランス  39,000人
・ドイツ   100,000人
・メキシコ  45,000人
・イギリス  230,000人

アメリカの年間 80万人は突出していますが、人口 6400万人のイギリスの 1年間の行方不明(の子ども)の数が 23万人というのもすさまじいです。

ちなみに、この記事を書いた時点での、世界中の 1年間の子どもの行方不明数は「 800万人」です。

 

冒頭のロシア・トゥディの記事は、「2018年は、誘拐や人身売買による子どもの被害者が過去最高数になっている」ことについての記事で、インドの報道は、「過去 5年間で小さな女の子の誘拐の件数が恐ろしいほど増えた」というものです。インドの大都市ムンバイでは、小さな女の子の失踪が「過去 5年で 15倍に増えた」というのですから、尋常な話ではありません。

これらの報道は、ある程度は地域性のある報道ですが、しかし、こういうのを見ていると、これは世界全体に通じる状況なのではないかとふと思うのです。つまり、

「世界的に小さな子どもを含む行方不明事例がこの数年で激増している」

という可能性が示されているように思うのです。

昨年も、下の記事では、アメリカのワシントン D.C. で「たった3ヶ月のあいだに 500人以上の十代の子どもたちが行方不明になった」ことをご紹介しています。

太陽が真っ二つに割れるような姿をしている中、米国の首都ワシントンDCでは、たった3ヶ月の間に500人以上の十代の子どもたちが行方不明になっている

いかに子どもの失踪が多いアメリカでも、首都ワシントン D.C. において、このように集中的に若者、あるいは子どもの失踪が立て続けに起きたことはないと思われ、何だか異様な感じの報道内容ではありました。

最近のこういう報道の数々を見ていますと、「いったい何が起きているのだろうな」とは思います。

もちろん、このうちの大部分は不可解「ではない」もののはずです。

つまり、さまざまな犯罪、性的搾取、家族や身内による事情で起きたものなどで、特に子どもの突然の行方不明には、家族が関係していることが多いです。

それに加えて、その中のほんのわずかとはいえ、「まったく不可解な失踪の事例」も、必ず含まれます。

 

関係ないことかもしれないですが、最近、私は、今の世の中は「人心の末期」を示していると思うことがあります。

それは、「誰が」とか「この犯罪をした人は」とか、そういう個別的な対象のことを言っているのではなく、たとえば、それを報道などで受けている私たち自身の「感情の動き」を含めて、もはや地球の人間の人心はすでに崩壊の局面に入りつつあると感じます。もちろん、私もそこに含まれるもかもしれません。

そういう中だからこそ、お金や欲望のために、小さな子どもが次々と「消えていく」という現実的な犯罪的事象がものすごく増える。

それと同時に、ほんの若干の「どうしてもわからない不可解な失踪」の事例も相変わらず存在し続けて、もしかすると増えているのかもしれない。

何が起きていて、これからどうなっていくのかはわからないですけれど、「この世から人が消えていく」という事象が劇的に増加していることは事実のようです。

いろいろと思うところもありますけれど、今回は、冒頭のふたつの報道をご紹介して、記事を締めたいと思います。

まずは、ロシア・トゥディの記事です。


Number of children forced into slavery hits record high, Brits comprise largest group
RT 2018/03/27

奴隷的な状況に置かれる犠牲となっている子どもたちの数が過去最高を記録している。その中でイギリスは最大の数にのぼる

現代の世の中で奴隷的な状態を強制されている子どもの数が過去最高を記録している。発表された新しい報告では、イギリスの児童がその事例の中で最も多くの割合を占めていることを示した。

イギリスの警察組織のひとつ「国家犯罪対策庁(NCA)」が発表した統計によると、奴隷の状態に置かれている可能性のある子どもの数は 2016年から 35%増加し、5,145人となった。

これは 2009年に統計がとられ始めて以来最も大きな数字となる。

国家犯罪対策庁は、そのような子どもたちのほとんどは、性的な目的で犠牲となっているか、あるいは、都市部から農村部へ薬物を移送するための運び屋として脆弱な子どもたちを利用するグループによって拘束されていると述べる。

資料によると、そのような状態に置かれているのは、英国の子どもが最も多く、次いでアルバニアとベトナムの子どもたちが続いた。英国の子供たちは 819人の報告を受けた。アルバニア人は 777人、そして、ベトナム人の子どもが 739人だった。

国家犯罪対策庁の人身売買部局のシニアマネージャーであるリアム・ヴァーノン(Liam Vernon)氏は、この数字は「衝撃的」であると語った。

そして、以下のように述べる。

「現実には、(子どもの人身売買と奴隷的な状態について)英国の中で影響を受けていない地域はありません。 この数字は衝撃的ですが、しかし、これでもまだ過小報告だと考えられるのです」

報告された事例のほぼ半数は労働搾取に関連していたが、他のケースは性的搾取(1,744例)と家庭内監禁(488例)に関連していた。

国家犯罪対策庁は、英国のこの問題に関しての数字は、「これは確実に過小評価を表しており、実際の数はさらに非常に多いと思われます」と警告している。そして、その件数がこの数年飛躍的に増加していることを「非常に懸念している」と述べた。

この問題に関して報告書に出て来るその他の国には、中国、ナイジェリア、ルーマニア、スーダン、エリトリア、インド、ポーランド、パキスタンが含まれる。 世界で 116の異なる国籍が、この問題の影響を受けていることが知られている。


 

ここまでです。

そして、インドのムンバイでの幼い女の子の失踪に関しての報道です。今日 4月18日のものです。


मुंबईत मुली गायब होण्याचे प्रमाण वाढले; अपहरण, हरवलेल्या मुलींच्या संख्येत १५ पटींनी वाढ
okmat.com 2018/04/18

ムンバイで失踪件数が上昇している。特に、幼い少女の失踪件数は過去5年で15倍に増えた

ムンバイでは、過去 5年間の小さな女の子たちの行方不明事例について衝撃的な数値がある。インド情報権利法で公表された情報によると、2013年に拉致・誘拐された少女の数は 92人だったが、2017年には 15倍増加し、その数は 1,368人に達した。

これは、インドの人権活動家シャキール・アーマド・シェイク(Shakeel Ahmed Sheikh)氏が、ムンバイ警察から情報の提供を受けたことにより判明した。

過去 5年間に、ムンバイでは 5,056人の女の子が行方不明となっている。この中には誘拐が含まれる。その中で所在が突き止められたのは 4,686人で、そのうちの 370人の女の子については厳しい結果となった(死亡していたという意味)。

このうち、発見され救出されたのは 3,311人で、 259人の子どもたちについては、所在も手がかりも掴めていない。

このような未成年の女の子たちとは別に、ムンバイでは、行方不明に関して次のような数値もある。

2013年にムンバイでは 6510人の成人男性と、2839人の成人女性が行方不明となっている。このうち、ムンバイ警察は、5322人の男性と、2309人の女性を探し出すことに成功したが、しかし、188人の男性と、530人の女性がいまだに行方不明のままとなっている。

そして、今年 2018年は、3月の終わりまでの 3ヵ月間だけで、ムンバイで 362人の幼い少女が誘拐されている。そのうち 235人はまだ見つかっていない。

また、この 3ヵ月間では、ムンバイで 123人の小さな女の子が性的な暴力被害の犠牲となっている。このうち、114件の犯罪については犯人が捕まっている。





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