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3月15日にメルマガニネベの年に起きること。そしてガンと寄生虫の関係を発行させていただきました。

2021年からの世界 人類の未来 宇宙の中の地球

地球に最も近い星団「ヒアデス星団」が、正体のわからない「強大な重力」によって破壊されていることを欧州宇宙機関が発表。位置的に次は太陽系…

投稿日:


Phys.org




太陽系に最も近い星団が「何か」に破壊された

このブログも 2019年の暮れ頃から、新型コロナウイルス関係の話題が非常に多くなった次第ですけれど、ふと思い返しますと、その時期の少し前の個人的な興味としては、

「太陽系に何か異常な圧力やエネルギーがかかっている」

ということでした。

「圧力」という表現は変ですけれど、正体のわからないエネルギーといいますか、そういうようなものです。まるで太陽系の破壊が近づいているような、そういうような話だったかもしれません。

2019年の以下のふたつのブログ記事は、それをわりとよく現しているものだと思います。

「太陽系の端」に予測されていなかった「異常な圧力の負荷」がかかっていることがNASAの探査機ボイジャーのデータ解析で判明
投稿日:2019年10月15日

太陽系は、現在「銀河系の最も中心部に近づいて」おり、地球を含む太陽系は非常に高いエネルギーが支配する宇宙の領域に突入するとハンガリーの科学者が警告
投稿日:2019年9月26日

リンクしました上の記事では、NASAの科学者たちが、探査機ボイジャーからのデータを精査した結果についての記事をご紹介していますが、その冒頭は以下のようなものでした。

NASAの天文学者たちは、探査機ボイジャーからのデータを精査した結果、太陽系の最も端の部分で粒子の波の動きが激しくなっていることが観測された。これは、太陽系の端に存在する圧力が、事前に予測されていたものよりも高いことを示す。

米プリンストン大学の天体物理学者ジェイミー・ランキン氏は、この結果について、次のように述べる。「現時点では、この予想外の圧力は、私たちが理解していない何か他の部分が関与している可能性があることを示唆しています」

まだ知られていない未知の粒子の集団がそこに存在する可能性もある。 Astrophysical Journal

ともかく、「正体が何かわからないけれど、太陽系に対して、ものすごい圧力がかかり続けている」ということは、この 2019年あたりからわかっていたわけです。

この強力な圧力の数値からの感じだと、あと5年くらいで太陽系はバーンと弾けちゃうんじゃないでしょうかね、ハハハ(ハハハじゃねえだろ)

2018年には、以下の記事でご紹介しましたような「発生源不明の巨大なエネルギーの塊が太陽系内を通過した」というようなこともありました。

「何か」が地球に向かっている? : まもなく、私たちの地球に「発生源不明の超膨大なエネルギー体」が近づくかもしれない。それは数日前に太陽を通過
投稿日:2018年5月17日

とはいえ……太陽系が粉砕されようとなんだろうと、地球のほうもいろいろ終わりかけていますし、それほど懸念するような話ではないのかもしれないですけれど、「太陽系が破壊されるプロローグのようなこと」太陽系に最も近い星団で起きています。

太陽系に最も近い星団である「ヒアデス星団」という星団が、

「正体のわからない構造の重力により粉砕されている」

という可能性があることが、欧州宇宙機関(ESA)ガイア宇宙望遠鏡のデータ解析で明らかとなったことが報じられています。

このヒアデス星団というのは、私は知らなかったのですが(地球に一番近い星団なのに知らなかったというマンデラ効果的作用)、Wikipedia には以下のようにあります。

ヒアデス星団 - Wikipedia

ヒアデス星団は、おうし座に位置する散開星団である。1等星アルデバランの近傍に広がるV字形の星の集団で、おうし座の顔の位置にある。

距離は、150光年と考えられている。直径は30光年ほどと推定されている。

というものだそうです。

「V」字型に輝く星々が破壊されたと。

なお、ヒアデス (ヒュアデス / Hyades)という名は、ギリシャ神話に出てくる 7人の女神(精霊)の集合名だそうで、これも初めて聞きました。

いずれにしましても、このヒアデス星団が「何らかのエネルギーによって破壊され続けて」おり、これが終わると、次にそこから最も近い惑星の集合体の場所は、太陽系ということになりますので、ヒアデス星団の次は太陽系の破壊が始まるのかもしれません。

太陽系の異変は、もう 10年以上続いていまして、太陽系の異変と共に、気象や地殻の動きを含めた地球の環境もどんどん変化し、過激化しています。

その一方で地球上でも、その太陽系の動きとは関係なく、薬剤や化学物質による汚染も壊滅的なことになっている中、いずれにしても、「地球はそんなにもたない」という感覚が多くの人たちのあいだに広がりつつある中で、現在は新型コロナウイルスのパンデミックと対策、そして、遺伝子ワクチン人類総接種時代ということになっています。

やはり、今後 10年以内くらいで本当の意味での「グレートリセット」が来るのですかね。

何もかもなくなってしまう真のグレートリセット…。その機は熟しているのかもしれません。

ヒアデス星団が粉砕されている可能性についての科学メディアの記事です。




 


太陽に最も近い星団が破壊され続けているのか?

Is the nearest star cluster to the sun being destroyed?
Phys.org 2021/03/24

欧州宇宙機関 (ESA)の宇宙望遠鏡ガイアのデータは、太陽に最も近い星団が、私たちの銀河系の「巨大であるが見えない構造」の重力の影響によって破壊されているという興味深い証拠を明らかにした。

もしこの証拠が確かであるなら、これは暗黒物質と疑われる集団の証拠を提供するものになるかもしれない。これらの目に見えない粒子の雲は天の川銀河の形成からの遺物であると考えられ、現在、銀河系全体に広がり、目に見えないものを構成しており、その近くに漂うものたちに顕著な重力の影響を与えている。

欧州宇宙機関の研究員であるテレザ・ジェラブコバ氏と、欧州宇宙機関およびヨーロッパ南天天文台 (ESO)の専門家たちが、星団の研究の中で発見した。

ヒアデス星団は太陽に最も近い星団であり、このため、研究チームは星団研究のターゲットとしてヒアデス星団を選択していた。

ヒアデス星団は、太陽から 153光年離れた場所にあり、おうし座の顔の位置にある。それらの明るい星は「V」字型を示しており、地球からでも簡単に観測できる。観測では、ヒアデス星団は、直径約 60光年の球形の空間領域で、観測されている星の数は 100個ほどだ。

星団というものは、自然の状態でも星を失っていくものだ。なぜなら、それらの星が星団内を移動すると、互いに重力で引かれるためだ。この絶え間ない引っ張りは、星の速度をわずかに変化させ、いくつかを星団の端に移動させる。

そこから、銀河の引力によって星が一掃され、2つの長い尾が形成される。一方の尾は星団を追跡し、もう一方の尾はその前に引き出される。それらは潮汐尾として知られているが、ごく最近まで、近い場所にある星団からそれらが観測されたことはなかった。

探すべき軌道の範囲を理解するために、テレザ氏とチームは、クラスター内の星の摂動をシミュレートするコンピューターモデルを構築した。このコードを実行し、シミュレーションを実際のデータと比較することにより、ヒアデス星団の潮汐尾の真の広がりが明らかとなった。

テレザ氏とチームは、は、ガイア宇宙望遠鏡で何千もの「元の星」を見つけた。これらの星々は現在、2つの巨大な潮汐尾で銀河全体に数千光年伸びている。

しかし、本当の驚きは、後続の潮汐尾に「星が欠けている」ように見えたことだ。

「これは、星団が通常のように穏やかに消滅するよりも、何かはるかに暴力的なことが起きていることを示しています」とテレザ氏は述べる。

シミュレーションを再度実行すると、テレザ氏は、その尾が約 1000万個の太陽質量を含む物質の雲と衝突した場合にそのデータが再現されることが示された。

テレザは以下のように言う。

「この本当に巨大な(何らかの)塊との、星の間に密接な相互作用があったに違いありません。そして、ヒアデス星団は、まさにそれにより破壊されたのです」

しかし、その「塊」は何なのだろうか?

ヒアデス星団の近くに巨大なガス雲や星団は観測はされていない。

今後おこなわれる重点的なターゲット観測でも目に見える構造が検出されなかった場合、テレザ氏は、その「塊」は暗黒物質のサブハロ (重力によって結合された複数の暗黒物質の塊)である可能性があることを示唆している。これらは自然に発生する暗黒物質の塊であり、銀河の形成中に銀河を形作るのに役立つと考えられている。


 

ここまでです。

研究者は、暗黒物質の塊というようなものを想定しているようですが、この「塊の正体」が何であれ、それが「ヒアデス星団を破壊した」ことは間違いないようで、残骸となり、尾を伸ばしている元ヒアデス星団の星々の多くが現在、宇宙空間に漂っているということになります。

さきほどもリンクしました過去記事「太陽系は、現在「銀河系の最も中心部に近づいて」おり…」には、ハンガリー・ブダペスト工科経済大学の科学者であるジャマル・シュレア博士という方の記述をご紹介していますが、そこには以下のようにあります。

この科学者は、太陽系は現在、最もエネルギーの高い領域に近づいていると主張しています。

ジャマル・S・シュレア博士の記述より

現在のすべての兆候は、太陽系が、銀河系の最も高い位置にある銀河の中心(コア)に可能な限り近い位置に近づいていることを示唆している。

この領域は、太陽を囲む最もエネルギーの高い領域だ。

そして、この密な領域は、太陽の磁場と太陽系のすべての惑星の磁場を変えている。

有効かつ明確な太陽系の惑星の観測が示すところは、気候変動の影響を受けている惑星は、太陽系で地球だけではないということだ。 (中略)

間違いなく、太陽系全体で変化が起きている。この事実は、追加されるデータによっても示される。たとえば、太陽の磁場の強さの増加は、太陽系内で起こっている劇的な変化の最も明白な証拠の 1つだ。 Jamal S. Shrair

現在、世界中で火山活動あるいは地震も多くなっていますが、シュレア博士が言うような太陽系「内」への磁場とエネルギーの影響が現実ならば、これらの地殻変動も、そして異常といえる気象も、今後「頂点を迎えるまでは」続くと思われます。

その「頂点」がいつかというのは、太陽系や銀河系の惑星運動の速度などの数字からは、ある程度は計算できるものかもしれないですけれど、それは決して数年などというような短いスパンではないと思われます。

太陽系へのエネルギーの圧力の増加と共に、地球の環境変化もまた、今後さらに激しくなっていくことをシュレア博士は警告し続けています。

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