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12月06日にメルマガ免疫と戦争とパンデミックと5Gを発行させていただきました。

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アメリカの2021年の異常な率の「コロナ以外の過剰死」がアメリカ疾病予防管理センターのデータで示される。特に労働人口年齢では死亡率が40%の急上昇

投稿日:2022年1月15日 更新日:




 

アメリカの18〜49歳の年齢層の異常な死亡率の急上昇

少し前に、アメリカの生命保健企業の CEO が、

「パンデミック前と比べて、40%の過剰死が起きている」

と述べていたことを以下の記事でご紹介しました。

「歴史上最大の人間での実験が失敗に終わっているとしたら?」:世界的な過剰死が数として見えだしている中、mRNAワクチンの発明者が述べる憂鬱な真実
投稿日:2022年1月5日

上の記事は、そのことが本題ではないですが、以下のアメリカの報道のタイトルにふれています。

米インディアナ州の生命保険企業 CEO は、18〜64歳の人々の死亡率が40%増加していると述べている
Indiana life insurance CEO says deaths are up 40% among people ages 18-64

この企業 CEO は以下のように述べていました。

 

「これがどれほど悪いかというと、たとえば、これが仮に 200年に 1度の大災害であっても、パンデミック前よりも死亡率が 10%増加するまでのことしか想定できないのです。つまり、40%の増加というのは前代未聞です」

 

2021年は、アメリカの全年齢層で過剰な死亡が記録されていますが、特に「 18〜64歳の人々の死亡事例が特に別に多い」ことを先ほどの CEO は述べています。普通だと死亡率が比較的低い年齢層ですが、その年齢層の死亡率が「極端に」上昇している。

最近、アメリカ疾病予防管理センター (CDC)が発表したデータもそれを裏づけるものでした。

CDC のデータは、その年齢層での死亡数が、「パンデミック前より 40%増加している」ことを示しており、生命保険企業の CEO の発言と一致します。

しかも、英語でプライムエイジ等と言われる 18〜49歳の年齢層の死亡率の上昇は、最も増加したネバダ州では「 65%の増加に達して」おり、原因はわからないながらも、異常なことが起きていることがわかります。

なお、ネバダ州の場合、その 65%のうち「コロナに起因するのは 36%だけ」となっています。

コロナではない「何かの理由」で、とんでもない過剰死が起きているようです。

CDC のデータは以下のページにあります。

人口統計および地理的特性による更新
Weekly Updates by Select Demographic and Geographic Characteristics

そこにあるグラフを見ますと、2020年12月から 1月、2月あたりに死者の増加のピークがあります。


CDC

もっとも、毎年この冬の時期は死者が増加する時ですので、この時期に増加のピークがあるのは珍しいことではないです (9月のような時期にもピークがあるのは奇妙ですが)

いずれにしても、パンデミック以前より異常な過剰死が起きていたようです。

このことを取り上げていた米エポックタイムズの記事をご紹介します。





独占記事:18〜 49歳の人々の死亡のアメリカ全土での急増:州ごとの概要

最も増加した州では、18〜49歳の年齢層の死亡率が 65%増加したが、 COVID-19 に起因するのはわずか 36%だった。

EXCLUSIVE: Nationwide Surge In Deaths Among People Aged 18-49: A State by State Overview
Epoch Time 2022/01/12

アメリカ疾病対策センター(CDC)の死亡診断書データの分析によると、 18〜49歳の人々の死亡は、 COVID-19 パンデミック前の 2018〜 2019年の同時期と比較して、2021年10月までの 12か月で 40%以上増加した。

死亡診断書のデータは 1〜 8週間以上遅れて入るため、今のところ、まだ完全な 2021年の死亡数は発表されていない。

増加はアメリカ全土で顕著であり、一部の州では、他の州よりも急な上昇が見られている。

ネバダ州は最悪で、プライムエイジ (18歳から 49歳)の死亡率が 65%上昇しており、そのうちコロナで死亡したのは 36%だけであることをデータは示す。

テキサス州は 61%の急増となり全米 2番目で、そのうち 58%の死亡がコロナに起因していた。アリゾナ州とテネシー州は 57%の死亡率の増加を記録し、それぞれ 37%と 33%がコロナに起因していた。

カリフォルニア州は 55%の増加で、そのうち 42%の死因がコロナだった。

他にも、ニューメキシコ州(52%の増加、そのうちコロナでの死亡は 33%)、フロリダ州(51%の増加、そのうちコロナでの死亡は 48%)、ルイジアナ州(51%の増加、そのうちコロナでの死亡は 32%)など、それほど差がない死亡の急増が各州で見られる。

逆に死亡数の増加率が少なかったのは、この年齢層での死亡率の増加とコロナによる死亡が見られなかったニューハンプシャー州と、死亡率が 10%増加しただけのデラウェア州がある。デラウェア州でもコロナが原因の死亡事例は 0件だ。

 

マサチューセッツ州は 13%の上昇で、そのうち 24%の死がコロナに起因し、メリーランド州では 16%の急増で、その 42%の死亡はコロナに起因していた。コネチカット州、ハワイ州、ニュージャージー州は 17%の増加だった(それぞれ、コロナによる死亡は、23%、45%、58%)。

これらの過剰死の正確な原因に関する CDC データは、コロナ、肺炎、およびインフルエンザに関連するものを除いて、今のところまだ利用できないため、正確な死因は現時点ではわからない。

2021年10月までの 12か月間には 18〜49歳の年齢層でコロナに起因しない 6,000近くの過剰な肺炎による死亡があった。インフルエンザはこの年齢層では、 50人の死亡事例だけで、パンデミック前の同時期の 550人から減少した。

死亡率の急上昇が地理的な傾向を示しているように見える理由は明らかではない。

全体として、急増した死亡事例の一部は薬物の過剰摂取が原因である可能性があり、 CDC は 2019年の約 72,000から 2021年6月までの 12か月で、薬物の過剰摂取により 101,000件以上に死者が増加したと推定している。

これらの薬物過剰摂取による死亡の約 3分の 2は、フェンタニルを含む合成オピオイドに関係しており、中国からメキシコを経由して米国に密輸されることがある。

50〜 84歳の年齢層では、死亡率は 27%以上、上昇し、47万人以上の過剰死亡に相当する。この年齢層では、死亡者の 5人に 4人は、死亡診断書にコロナが原因、または要因として記入されている。

85歳以上の人の死亡率は約 12%増加し、10万人以上の過剰死が見られる。このグループでは 13万人以上のコロナ関連の死亡があり、データは、パンデミック前の同時期より 2020年11月から 2021年10月までは、これらの高齢者はコロナ関連以外の原因で死亡する可能性が低いことを示している。

18歳未満の死亡率は、2020年には 2019年と比較して約 0.4%減少した。2021年10月までの 12か月間では、約3.3%減少した。


 

ここまでです。

ここに「オピオイド」あるいはフェンタニルという言葉が出てきますが、これは、基本的には病院で処方される薬で以下のようなものです。

> フェンタニルの効果は、同用量でラットによる動物実験ではモルヒネの約292倍の鎮痛効果があり極めて強力な鎮痛・鎮咳作用を有する。フェンタニル

モルヒネさえも「用量を間違えると即時に命にかかわる」ものですので、フェンタニルあたりでは、過剰摂取すれば、瞬時に命に関わると思われます。

このアメリカの「オピオイド地獄」について、以前よく記事にしていましたが、比較的最近のものでは以下のようなものがあります。

クスリ地獄アメリカ : 1億5000万人以上が病院の処方薬を飲み、薬物過剰摂取による1年間の死者数はベトナム戦争での全死者数を超えた
投稿日:2019年12月19日

しかし、アメリカのこのオピオイドの過剰摂取による死亡事例は、パンデミック以前から激しく増加していまして、そして「 2020年のロックダウンで加速した」こともあり、2021年の死亡数の増加には、関係してなくはないでしょうが、それだけではなさそうです。

アメリカのプライムエイジの信じがたい過剰死の理由は、「他にある」と思われます。

上の記事にありますように、コロナそのものの要因はそれほど大きくはありません。

なかなか難しいですよね。

最近のブログの流れからは、「ワクチン」といきたいところですが、先ほどの CDC のグラフでは、過剰死のピークは、

・2020年4月

・2021年1月

・2021年10月

あたりにグラフの頂点があります。

アメリカでコロナワクチン接種が始まったのは、2020年12月ですが、過剰死のピークのひとつである 2021年1月では、まだ接種率は、5%以下だったことが、ジョンスホプキンスのデータで示されています。ですので、2021年9月のピーク以前は、ワクチンは関係ない過剰死となると考えられます。

アメリカは州によってワクチン接種率がずいぶんと異なりますが、最近の過剰死のピークだった 2021年10月頃には、アメリカの二回ワクチン接種率が 50%を超えました。

それでも、グラフを見れば、今現在でも、アメリカ全体の二回のワクチン接種率は、まだ 60%ちょっとです(62%)。

打たない人は打たない、と強く決めている部分があるようですね。

そのわりには、アメリカの「ブースター接種率」は、すでに人口の 23%に達していて(人口の 7800万人がブースターを接種)、打つ人はどんどん打つ、という傾向もわかります。

 

原因はともかくとしても、2021年のアメリカでは、異常な過剰死の増加、それは生命保険の企業 CEO に言わせれば、

「 200年に 1度の自然災害が起こった場合を超えている」

ということになるようですが、そういうことが起きています。

 

なお、この CDC のデータは、

「 2021年10月分までのデータ」

です。

前回の冬に死亡数が急増した、11月、12月、 1月などはまだデータでは示されていません

その期間も、おそらくは、非常に激しい過剰死の数字が見られると思われますので、最終的なアメリカの過剰死の増加率は非常に大きなものとなると見られます。

 

すでに、さまざまな「小さなカテゴリー」で、過剰死が明白になってきています。

以下のような記事のタイトルにある数字もそれを示しているかもしれません。

FIFA所属のサッカー選手の試合中などの「心臓突然死」が2021年に「 500%増加した」とイスラエルのメディアが全リスト付きで詳細な数を報じる
地球の記録 2021年11月21日

アメリカでパイロットの死亡数が前年比で「 1,700% 」以上増加。米航空会社の従業員にはワクチンの接種義務があるが、因果関係は不明
地球の記録 2021年12月15日

先ほどのエポックタムズの記事では、

> 18歳未満の死亡率は、2020年には 2019年と比較して約 0.4%減少した。2021年10月までの 12か月間では、約3.3%減少した。

と、若い人たちの過剰死はなかったことが示されていますが、アメリカでは 2021年11月から 11歳以下にもワクチン接種が始まりましたので、今後はわかりません。

 

そういえば、4回目の接種を実施しているイスラエル政府は、

「 4歳以下へのワクチン接種を検討している」

と伝えられています。

イスラエル当局が「5歳未満の乳幼児」にもワクチン接種を計画 (2022/01/14)

> イスラエル保健省は生後6カ月から5歳未満の乳幼児に対して、4月までにワクチン接種を実施する計画を進めているということです。

 

いよいよ狂ってきていますが、イスラエルが行えば、アメリカ、あるいはヨーロッパでも行う国が出てくるかもしれません。

ブースター接種を加速するイスラエルの惨状は以下にありますが、その後も、「毎日倍ほどのペース」で感染数は増えています。

二年間の努力の結果 : 4回目のブースター接種を開始したイスラエルが過去最大の感染数を更新
地球の記録 2022年1月9日

今回は、アメリカとイスラエルの感染確認数の推移をご紹介して、締めさせていただきます。比較のために、日本も入れています。こんな状態になっても、なお集団ブースター接種を邁進するという狂気が止まる日は来るのですかね。

米国、イスラエル、日本の新たな感染確認数の推移 (人口100万人あたり / 7日移動平均)

ourworldindata.org

┐(´ー`)┌

これから日本も追随するのでしょうかね。

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  • この記事を書いた人

Oka In Deep

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