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2023年からの世界 中国という国 人類の未来 健康の真実 日本の未来 軍事的カオス

「これは免疫回避を研究され尽くしています」という元中国のウイルス学者の言葉から見える少し先の日本

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今後の問題

最近はまた、わりとよくコロナのデータは見るのですけれど、今朝、ジョンスホプキンス大学のデータを見ていて、「コロナ死で、先進国とそうじゃない国との差はどのくらいになっているのだろう」と見てみました。

もともとパンデミックの初期から、日本や欧米などを含む、いわゆる先進国の感染率や死亡率は、いわゆる途上国と呼ばれる国より格段に高かったのですけれど、ワクチン展開後、あるいはブースター展開後はどうなっているのかなと。

ジョンスホプキンスのデータには、「高所得国」と「低中所得国」の、それぞれの感染数や死亡数のデータが載せられています。

そうしましたら、もう比較にも何もならない状況になっていました。

以下の記事でグラフなどを示させていただきました。

 

[記事] 高所得国 (先進国)全体の人口あたりの1日の新たなコロナ死亡実数が、低中所得国(途上国)の1,000倍超
 In Deep 2023年1月17日

 

パンデミックが始まった 2020年頃は、全体の実数がまだ少なかったこともあり、その差は格段に異なるということでもなく、また、「いわゆる途上国はデータ収集の問題などがある国も多い」というようなことが、ひとつの「理由」とされていたこともあったのですが、ここまで開くと、もうどんな誤差も理由にはなりません

 

高所得国と低中所得国のコロナ「総」死者数の推移の比較

ourworldindata.org

 

先ほどの地球の記録の記事には書かなかったのですが、同じ「高所得国」と「低中所得国」の比較で、

「同じような曲線を描くグラフ」

があります。

以下です。

 

高所得国と低中所得国のブースター総接種数の推移の比較

ourworldindata.org

 

同じグラフを見ているような感じなんですが、それにしても、先進国のブースター接種率が、「 8億を超えている」ことには驚きました。

そして、

「この中の 1億 6000万回分が、日本」

です。

人口 100人あたりのブースター接種数では、

日本    134 %
欧州全部 47 %
北米全部 41 %

となっていまして、ダントツです。

先ほどの高所得国と低中所得国の比較では、

高所得国  65 %
低中所得国   2 %

となっています。

このような数値が示されている場合、本来なら、日本は、せめて、「アメリカの 3倍は感染予防できていなければならない」と思いますし、

「日本は低中所得国の 70倍は感染予防されていなければならない」

のですが、実際には、

 

「現在の日本の人口あたりのコロナ死亡率は、低中所得国の 300倍以上」

 

であることが示されています。

2020年に、「基本的な感染対策の徹底、という言葉での呼びかけ」から始まり、マスクの心理的着用強制と進み、緊急事態宣言、社会的距離、「三密を避ける」の連呼(苦笑)、酒類の提供禁止(これが何だったんだか、いくら考えても今でもわかりません)、移動の自粛、子どもたちへの黙食の強制、その他もろもろの後に、

「パンデミック鎮圧の決定版」

であるコロナワクチン接種の展開と、会社組織などでの心理的接種強制が始まりました。

その努力の結果が、現在となります。

なお、以下の記事は、昨年 12月のものですが、全世界の国際的メディアは、日本の惨状については頑なに報じることを避けていました。

 

[記事] 世界全体で隠される「日本の惨状」。12月だけでコロナ死6000人超。医療もすでに崩壊している可能性
投稿日:2022年12月26日

 

ですので、海外の多くの人たちは、「日本ではパンデミックはもう終わっているのかな」くらいに思っていた人たちも多かったようです。

しかし、独立系メディアなどで少しずつ日本のデータが示され始めて、日本がどうしようもない窮地に陥っていることが知らされ始めました。

昨日、米ゼロヘッジが、そういうメディアの記事のひとつを引用した記事をリリースしていました。

ワクチン接種率が高いにもかかわらず、高い「COVID死」に、日本の専門家たちは困惑している
Japan's Experts Baffled By High 'COVID Deaths' Despite High Vaccination Rate

 

独立系メディアとはいっても、ゼロヘッジは、1日のページビュー数が CBS ニュースなどより多い 1億2500万などに達する日があるメディアですので、影響力は大きいです。

記事では、日本のテレビや新聞などの専門家の見解を載せており、「日本の死亡者数増加の要因の説明は難しい」とか、「死者増加の要因のエビデンスを持たない。わからないことが多い」などの言葉が載せられています。

まあしかし、実際には、京都大学名誉教授である福島雅典氏が、厚労省の会議でスタッフに述べた以下の台詞が、普通に考えられることです。

 

福島名誉教授 「あんたがた、よくわかってるんでしょ?」

 

この記事は以下にあります。

 

[記事] 「最終的には、数十億人の命が危険にさらされる可能性がある」:福島雅典京都大学名誉教授の会議での全発言を記録させていただきました
 In Deep 2022年12月7日

 

まあ、私自身は、誰か特定の人たちを責めるつもりはまったくないですので、上のゼロヘッジの記事には実名なども出ていますので、特にご紹介はしないですけれど、それより「これからどうすんだよ」という話はあると思います。

責任問題とかなんとかではなく、「これ以上、死が広がらないようにしなければならない」ということは、先ほどの福島名誉教授も言われていました。それに加えて、中国のコロナが「今後流行する」という可能性は依然高いわけです。

データや数値を誤魔化したとしても、医療や火葬場が圧迫されるという現実は拡大するわけで、現実的な対策をしなければいけない時期ですよ。

もう責任とか体裁とかはいいから。

昨年の夏程度の流行状態でも、以下の記事にあるようなことになっていたんです。

 

[記事] 大本営発表ばかりの中で : 「日本で実際には何が起きているのか?」という海外の報道で知った日本の「死の波」の現状
 In Deep 2022年9月15日

 

この時でさえ、公表されている数は、実態より極端に少ないという可能性を海外のメディアが報じていました。

 

(2022年9月の海外メディアの報道より)

> 日本の朝日新聞記者が、すべての「だんまり」にうんざりした中で、8月以降、東京の葬儀場が文字通り遺体であふれていることを強調する記事を掲載した。

> 匿名を希望する他の日本の報道機関のジャーナリストは、9月の第 2週の現在でも、日本のさまざまな都道府県で同じシナリオが目撃されていると語っている。

> …日本の公式なデータでは、9月13日の日本の感染者数は約 87,000人に過ぎず、その日の COVID-19 による死亡者数は約 191人にすぎないことが示されている。

> しかし、地元の医師たちは、実際の数値は 6~ 7倍にもなる可能性があると主張している。 thailandmedical.news

 

現在の状況は、この昨年の夏よりかなり悪い上に、問題は「これから増えていく可能性が非常に高い」のです。

 

中国の変異株の正体

科学誌ネイチャーに最近掲載された中国のコロナに関する研究で、そうなるかどうかはともかく、

「 1月31日までの北京での感染率は最大 92%になる」

と述べているものがありました。

先日は米ニューヨーク市の保健当局が、公式アカウントで、

「オミクロン XXB 1.5変異株は、ワクチン接種者や、自然感染した人たちに、より感染しやすくなる」

と述べたことが伝えられています。

以下の記事で、その報道をご紹介しています。

[記事] 米ニューヨーク市保健当局が「変異株 XBB.1.5 はワクチンを接種した人や自然感染した人たちが感染する可能性が、より高い」と公式に発表
 In Deep 2023年1月16日

 

このニューヨーク市保健局のツイートは、現在も削除されていませんので、ミス等ではなく、当局からの正式な通達ということになりそうです。

今後、日本でどんなコロナの変異株が主流となるかはわからないのですけれど、このような、つまり、

 

・感染率90%などに達する中国のコロナ株

・ワクチンと自然感染免疫を全面的に回避する XBB 1.5 という株

 

のどちらが流行したとしても、大変なことだと思います (というか、現在の、あるいは今後のすべての株は、すべての免疫を回避するものだと思いますが)。

「何も流行しない」という奇跡のようなことが起きればいいですけれど、それが一番難しいことのように思います。

 

以前こちらの記事で取りあげたことのある中国のウイルス学者で、後に米国に逃亡したヤン・リーメン(Yan Limeng / 閆麗夢)さんが、最近、米エポックタイムズとのインタビューで、今回の中国のアウトブレイクについて語っているのですが、その中で、

「コロナ変異ウイルス株は、中国で常に研究されてきた」

と述べていました。

また、

「過去 3年間、中国では、病原性と免疫回避が強化されたさまざまな突然変異株が研究されていた」

という言葉も述べていました。

これはテレビ(動画)の報道ですので、それを文字にしていた記事をご紹介したいと思います。

ヤン・リーメンさんも、エポックタイムズも、どちらも強烈なアンチ中国共産党ですので、そういう感情の部分が出ている部分もありますが、今後の「中国以外への影響」を考えると、参考になるところもあります。

仮に、このようなものが日本に来た場合、いよいよ本格的な戦争に突入することになると見られます。来なければいいですが、そのようなことが起きるかどうか。

太字はこちらでしています。




 


ヤン・リーメン氏 : 中国の今回のパンデミックは新しい突然変異株である可能性が高い

閆麗夢:中国大流行的很可能是新变异毒株
soundofhope.org 2023/01/17

科学誌「ネイチャー・メディシン」に掲載された論文で、今月末までに北京の人口の約 92% が感染するという推定値の研究報告が発表された。

香港大学の元ポスドク研究員であるヤン・リーメン氏は、最近のエポックタイムズとのインタビューで、現在の中国での流行波は、中国国内より、外国において、はるかに深刻な症状と非常に高い死亡者数を引き起こしていると述べた。

中国当局は、流行している変異株は、海外諸国で流通している変異株と同じウイルス株であると主張しているが、これは非常に不合理だ。

調査によると、中国当局の方針転換後、中国での感染者の実効再生産数 (R)は 3.44 に増加した。

つまり、1人の感染者が 3.44人に感染させる可能性があるということだ。

現在、新型コロナウイルスの流行は急速に中国全土に広がっており、それに伴い、重症例と死亡者数も急速に増加している。

このような流行の特徴は、中国共産党の専門家たちが主張しているような「ウイルスの病原性は弱まっている」ということと一致しない。

そのため、中国で蔓延している支配的な株が、中国当局から公式に宣言されたウイルス亜種 BA.5.2 および BF.7 であるかどうかは、世界全体で広範な疑問を引き起こしている。

ヤン・リーメン氏は、武漢以外で新型コロナウイルスに接触し、研究を行った最初の医療専門家の 1人といえる人物で、彼女は、どの変異株が流行しているかを議論するには、ウイルスの遺伝子配列を見ることによってのみ知ることができると確信している。つまり、核酸 PCR 検査を行うことにより、それが何であるかを確認できる。

中国疾病予防管理センターの研究者であるチェン・カオ氏は 1月13日、中国は 12月1日から 1月10日まで、31の省と郡の感染例の中から 19種のオミクロンの進化枝を監視し、発見したと述べた。そして、BA.5.2 と BF.7 は絶対的な優位性を占めており、この 2つを合わせると 19 種の進化分岐の 97% になると述べている。

この「中国でのほとんどの流行株は、BA.5.2 と BF.7だ」というのが中国当局の見解だ。

これに対して、リーメン氏は、中国当局は、実際の流行状況を隠しているとインタビューで述べた。

どの種類の変異株が支配的かを発表するのは中国当局に最終決定権があるが、入手した内部情報と一般からのフィードバックによると、中国共産党は現在、病院がこの核酸 PCR 検査を行うことを許可していない。

したがって、中国以外の国は、中国で実際に流行しているウイルスの亜種を知る方法がないのだ。

しかし、イタリアに入国した中国人乗客たちが保有していたウイルス株の配列分析によると、このウイルス株には、免疫回避部位があることがわかっている。

「このオミクロンの亜種は以前に知られているオミクロンと非常によく似ていますが、この免疫回避機能によりさらに大きな被害をもたらすでしょう」とリーメン氏は述べる。

免疫回避に関して、ヤン・リーメン氏は次のように説明している。

「このウイルスに対する防御を私たちは再び失いました」

12月初旬の中国での流行の発生から現在まで、変異ウイルス株の問題は「常に研究されてきた」と彼女は言う。

中国本土で多くの人々が、現在、「二回目の感染」を伝えているが、これについて、ヤン・リーメン氏は、彼女のチームは本土の情報源から「ワクチン」と「二次感染」に関するフィードバックも受け取っていると述べた。

しかし、中国の政権は包括的で透明性のある情報とデータを提供していないため、詳細はわからず、現時点では、学術的には「仮説的可能性」と言わざるを得ない。

しかし、彼女自身の医師としての資格と、ワクチンとウイルスの研究における長年のバックグラウンドに基づいて、彼女は最も可能性の高い仮説をインタビューで述べている。

彼女は、中国人が接種した中国不活化ワクチンが体の免疫システムを刺激していると分析している。

「このワクチンは当初から持続性と保護の点で不適格でした。香港で実験を行いました。しかし、すべての人々が政権によってワクチン接種を受けることが義務付けられています」

同時に、中国ワクチンは、不活性化技術に基づいているため、理論的には ADE (抗体依存性感染増強)効果を生み出しやすくなっているという。

「現在、繰り返しワクチン接種されたこれらの抗体がどれだけ人々を保護できるか、どれだけの副作用を引き起こす可能性があるかはわかりません。しかし、より深刻な症状を引き起こし、人体により大きなダメージを与える可能性が考えられます」

「二回目の感染」については、ヤン・リーメン氏は、短期間に 2つの異なる株が連続して人体に感染したとは考えていないと述べた。

「イタリアへ入国した中国からの訪問客から検出されたこのウイルスの分析によると、オミクロンの変異株全体が免疫回避のいくつかの変異を生み出し、その後、この新型コロナウイルスに抵抗する自身の体の能力を逃れた可能性が高いです。多くの人では、このような身体的反応を経験するのは、初めてのことでしょう」

では、途中で一時的に回復したように見えたのはなぜだろうか。

ヤン・リーメン氏は、免疫系関連疾患の観点から、この現象は特定の疾患に存在する現象だと説明した。例えば、HIV 感染者は、発症後、一定の治療期間を経て徐々に潜伏期間に入り、体内のウイルス量が減少すると同時に、免疫システムが機能するように潜伏するが、外部から見つけることはできない。そして、これが、合併症を伴う将来の再発につながる。しかし、HIV 感染の進行は数か月から数年と長期間だが、中国のこのウイルスは 1~ 2週間以内に再発症している可能性があると彼女は言う。

ヤン・リーメン氏は、以下のように言う。

「現在の情報と現在行われている研究によると、過去 3年間におこなわれた病原性が強化された、さまざまな突然変異株と免疫の回避に関する中国共産党の研究が、ここにすべてが示されている可能性が高まっています」

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