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日本の研究が示した「使用中のマスクから検出、特定された真菌と細菌の一覧」を見てわかる、病気や食中毒が増加している理由。なお、洗っても無駄であることも研究は示す

投稿日:2022年8月3日 更新日:




世界で最初となる「マスクの菌類の全特定」の研究

米エポックタイムズが、日本でのマスクについての研究を報告していました。

着用されているマスクからの「病原性微生物」の検出に関する研究です。

研究は、ネイチャーに掲載されたもので、大阪の近畿大学医学部微生物学教室の専門家たちによるものです。論文は以下にあります。

COVID-19パンデミック下でのマスクからの細菌および真菌の分離
Bacterial and fungal isolation from face masks under the COVID-19 pandemic

 

これがですね。キチャナイのですね。

先に、検出された全真菌と細菌のリストを挙げますと、以下になります。

以下が表で、すべて日本語にしてみましたが、すべて正しい日本語なのかどうかはわかりません。

109名のマスクから検出された真菌と細菌の一覧

nature.com

 

検出された真菌と細菌の一覧

マスクの外側

セレウス菌
バチルス・フィルムス
バチルス・フレクサス
バチルス・シンプレクス
クルトバクテリウム
インゲンマメ萎ちょう細菌病菌
クルトバクテリウム・ルテウム
エルウィニア・アフィディコラ
マッシリア・オクリ
パエニバチルス・イリノイセンシス
Pseudarthrobacter defluvii (読めません)
シュードモナス・アスプレニー
シュードモナス・ルテオラ
スフィンゴ細菌属
スポロサルシナ・コリーンシス
ステノトロフォモナス・リゾフィラ

マスクの内側 (顔側)

デイノコッカス プロテオリティカス
エンテロバクター・アスブリア
パンテア・アナナティス

外側と内側の両方から検出

枯草菌
黄色ブドウ球菌
表皮ブドウ球菌
スタフィロコッカス・サプロフィティカス

 

結構なものでしょう。

興味がありましたので、それぞれの真菌や細菌の種類や働きも調べてみましたが、それは後で記させていただくとして、エポックタイムズの記事には、研究の目的等が書かれていますので、その記事の冒頭部分をまずご紹介いたします。

なお、この研究は決して「反マスク」というものではなく、あくまで、どのような病原体がマスクから検出されるかといったことを詳細に突きとめたもので、ここまで詳細に特定したのは、世界で初めてではないでしょうか。


マスクから多数の病原性細菌と真菌が見つかった:研究

Pathogenic Bacteria and Fungi Found on Masks: Study
Epoch Times 2022/07/31

ネイチャーのサイエンティフィック・リポーツに掲載された日本の研究によると、パンデミック中に着用されているマスクから、いくつかの病原性微生物が特定され、定量化された。

この研究は、日本の社会で毎日着用されているマスクでの細菌や真菌の増殖によって引き起こされる可能性のある衛生問題に対処した最初の研究の 1つとなる。

著者たちは以下のように記している。

「マスクは気道、消化管、皮膚への直接的な感染源になる可能性があるため、COVID-19 を悪化させる可能性のある細菌や真菌の感染を防ぐためにマスクの衛生状態を維持することが重要だ」

この研究には、21歳から 22歳までの 109人の参加者が参加し、使用したマスクの種類と期間、および生活習慣について尋ねられた。 2020年9月から 10月にかけて着用したガーゼ、ポリウレタン、不織布の 3種類のマスクから細菌や真菌の採取をおこなった。

研究では、マスクの顔側にはバクテリアが多く、マスクの外側には真菌類が多く含まれていることを発見した。

マスクを長く使用すると、真菌は増加したが、細菌は増加しなかった。

不織布マスクは、他の 2種類のマスクと比較して、外側の真菌コロニーの数が少ないことがわかった。不織布マスクは、不織布の中間層フィルターを備えた 3層、2層の生地となっている。

研究者たちは、洗えるマスクと再利用可能なマスクの比較では、バクテリアや真菌の数に有意差がないことを発見して驚いたと語っている。

著者たちは以下のように書いている。

「(日本では)マスクの微生物負荷を減らすために、綿のマスクの適切な洗浄方法が推奨されているが、しかし、今回の実験では、洗浄に基づくマスクの細菌または真菌のコロニー数に有意差は見られなかった」(※ 洗おうが洗うまいが検出される真菌や細菌の数はほぼ変わらなかったという意味)

マスクから培養された細菌や真菌のほとんどは人間に害を及ぼすものではなかったが、検出された一部は日和見病原体であり、食中毒やブドウ球菌感染症を引き起こす細菌、白癬、水虫等を引き起こす真菌も検出されている。


 

ここままでです。

エポックタイムズそのものは、基本的に、感染症対策としてのマスク着用に対して否定的ですので、記事はその後、そのような感じの内容に続きますが、割愛します。

なお、エポックタイムズはこの日本の研究について保健機関にコメントを求めましたが、「当局はコメントに応じなかった」と書かれてありました。

さて、先ほどの「検出された真菌や細菌」のそれぞれの詳細と、論文そのものからの抜粋等で、いろいろなことがわかりますので、もう少し書かせていただきます。

特に夏場である現在は、かなり衛生上の問題がありそうです。




 

なぜマスクの内側のほうが菌類が少ないのか

この論文の表で非常に印象的だったのが、先ほどの検出菌は、

「マスクの外側から最も多くの種類が検出されていた」

ことです。

・マスクの外側から検出 16種
・マスクの内側から検出  3種
・両方から検出  4種

となっていまして、スカスカのマスクなどの場合、それらの「穴」など、どんな病原菌でもいくらでも貫通してマスクの外側から「マスクの内側に常に入りこんでいる」はずです。

「なぜ、外側のほうが多くて内側に少ないのかな」と考えてみたのですが、おそらく以下が理由だと思います。

そんなことが、この論文に書かれてあるわけではないですが、

「そこに皮膚があるから」

です。

以前、医学博士の藤田紘一郎さんの言葉をご紹介したことがあります。

2018年1月18日のプレジデントより

人間の皮膚には、表皮ブドウ球菌や黄色ブドウ球菌をはじめとする約10種類以上の「皮膚常在菌」という細菌がいて、私たちの皮膚を守ってくれています。

彼らは私たちの健康において、非常に重要な役目を担っています。皮膚常在菌は皮膚から出る脂肪をエサにして、脂肪酸の皮脂膜をつくり出してくれているのです。

この皮脂膜は、弱酸性です。病原体のほとんどは、酸性の場所で生きることができません。つまり、常在菌がつくり出す弱酸性の脂肪酸は、病原体が付着するのを防ぐバリアとして働いているのです。

皮膚を覆う弱酸性のバリアは、感染症から体を守る第一の砦です。これがしっかり築かれていれば、病原体が手指に付着することを、それだけで防げるのです。

president.jp

 

これがマスクの内側に病原菌が少ない原因だと思います。

これについては、以下の記事でご紹介しています。

 

[記事] 永遠のコロナ感染社会、そして永遠の医療崩壊社会。この原因はコロナではなく単なる人的要素。つまり人災
 In Deep 2022年7月20日

 

この二年半は、「手」のほうは頻繁に消毒したり洗ったりする方々は多いでしょうが、さすがに「顔を外で頻繁に洗う人」はあまりいらっしゃらないと思いますので、顔の表面は、手に比べても「皮膚常在菌で満ちている」と思われます。

マスクをするというような奇妙な習慣の中でも、この皮膚常在菌たちはその人たちを守っています。(後述しますが、これらの皮膚常在菌は、ヒトの免疫次第では強力な病原体ともなります)

いずれにしましても、この気温も湿度も高い中でマスクをしていても、それほど(コロナ以外の)感染性の病気が爆発的に広がらないのは、健気に働いている皮膚常在菌が

> 脂肪酸の皮脂膜をつくり出してくれているのです。

ということにより、

> この皮脂膜は、弱酸性です。病原体のほとんどは、酸性の場所で生きることができません

という状態に導いてくれることで、私たちの健康を守ってくれているようです。

 

しかし、たとえば、手の場合ですけれど、藤田紘一郎博士は以下のように述べています。

「石けんを使うと、一回の手洗いで、皮膚常在菌の約 90パーセントが洗い流されると報告されています。ただし、1割ほどの常在菌が残っていれば、彼らが再び増殖し、12時間後にはもとの状態に戻ることもわかっています」

 

ですので、とにかく「あまり頻繁に手や顔を石鹸で洗わない」ことは、感染症への最も手軽で強力な防御法です。

 

なお、私自身は、パンデミックが始まって以来「殺菌や消毒を完全にやめた」こともあり、この2年半、一度も石鹸を使ったことはないです。

藤田紘一郎博士はこうも述べています。

「脂肪酸のバリアを失って中性になった皮膚には、外からの病原体が手に付着しやすくなります。こうなると、手指から口に病原体が運ばれやすくなります。洗いすぎると皮膚は感染症を引き起こしやすい、キタナイ状態になってしまう、というのはこういうことなのです」

 

こういうメカニズムから考えますと、今の日本のコロナ感染の爆発的な状態の理由のひとつが、

「消毒し過ぎ」

にもあるかもしれないですね。

まあ、感染爆発の最大の理由がワクチンであることは間違いないとしても、過剰な清潔も多少関与していると思います。

話をマスクに戻します。

 

 

洗っても乾燥させても、何をしても衛生上は有害

しかし、常在菌が皮膚を守ってくれているとはいえ、「仮にその防御が、崩壊した場合」は、先ほどのマスクの外側から検出されたような病原菌たちが一気に内側で拡大する可能性があるわけですが、先ほどの一覧で気になる菌はあるのか。

先ほど検出された菌腫の一部を調べてみました。大ざっぱですが、記させていただきます。

クルトバクテリウムだとか、インゲンマメ萎ちょう細菌病菌だとか、植物に感染症を引き起こす菌も多いのですが、それは割愛しています。

 

マスクから検出された菌で気になる種類と作用

(マスクの外側から検出された菌)

セレウス菌
・グラム陽性大桿菌
・感染性胃腸炎(食中毒症状)と、血液中に菌が侵入する菌血症などのセレウス菌感染症がある

マッシリア・オクリ
・グラム陰性の非胞子形成細菌
・眼内炎患者から分離された

 

(マスクの内側から検出された菌)

デイノコッカス・ラディオデュランス
・グラム陽性細菌
・病原性はともかく「放射線に最も強い生物」のひとつである極限環境微生物

エンテロバクター属
・グラム陰性の真正細菌
・日和見感染、尿路感染症の原因菌の一つ。人間の体温付近で最も増殖

 

(両方から検出された菌)

黄色ブドウ球菌
・消化管(腸)常在菌(腸内細菌)
・常在菌だが、食中毒、また肺炎、髄膜炎、敗血症等の感染症の起因菌でもある

表皮ブドウ球菌
・消化管(腸)常在菌(腸内細菌)
・正常な皮膚の表皮ブドウ球菌は非病原性だが、異常な病変では病原性になる

スタフィロコッカス・サプロフィティカス
・女性の生殖管等の常在菌
・腎盂腎炎等の尿路感染症の一般的な原因

 

このようになり、実際にはマスクの外側から検出された菌は、ヒトに何らかの作用を及ぼすものは少なく、マスクの内側と両側で検出されたものが病原体となり得るようです。

黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌は、先ほどの藤田博士の話にありますように「病原体の感染から守ってくれる常在菌」であると共に、食中毒や肺炎などの原因ともなるものです。

これにはもう、

「身体の免疫の状態が関係している」

としか思えず、つまり「病気」というものの一般的な考え方から(免疫が抑制された時に病気が起きる)ですと、体の免疫の状態が「正常」であれば、これらのような黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌や、日和見感染の原因となるエンテロバクター属などの菌も「病原体にはならない」と見られます。

しかし、

 

「何らかの原因で、免疫の状態が抑制、あるいは崩壊したとき」

 

に、これらの菌は病原菌となり、ヒトを襲うということになると思います。

まあ、最近は「食中毒」の報道とか、やけに多いじゃないですか。夏だから…という理由はあるにしても、基本的には、

「何らかの要因で免疫の状態が悪くなっている」

という方々が増えているということのように思えて仕方ありません。

 

何が日本人の免疫を徹底的に落としてしまったかというのは、もはや書くまでもないことですので書きません。

なお、今回の日本の研究を読んでいまして、以下のような記述などから、「夏場のマスクは細菌を培養しているようなもの」だと知ります。

(論文より)

> 私たちがマスクを着用している間、マスクスペースの下の湿度は約 80% になり、細菌が生存し、増殖することが可能だ。

 

では、「乾燥させればいいのかというと、

(論文より)

> 使用済みのマスクを長時間着用しない場合、一晩で乾燥し、マスクの細菌は乾燥状態で死滅する可能性がある。しかし一方で、真菌(カビ)とその胞子は乾燥に強いため、マスクが乾燥した状態でも生き残ることができる。これは、マスクの使用時間が長いほど真菌が蓄積して増加する傾向がある理由を説明している。

 

というように、乾燥した状態でも,真菌は蓄積していくようです。

そして、論文には、

 

実験では、洗浄に基づくマスクの細菌または真菌のコロニー数に有意差は見られなかった

 

とありまして、マスクは洗っても意味がないようです。

いずれにしましても、ここまでの一連の流れでわかりますのは、

「免疫が抑制されている状態でのマスク着用はさまざまな疾患に結びつく」

ということです。

そういう意味では、「マスクとワクチンは病気発生のための最強の組み合わせ」といえ、仮に免疫の抑制がワクチンによってなされているとした場合、理論としては、恒久的に続きますので、今後さらに様々な病気が増えていくと見られます。

特に、今なおマスクを外すことが許されていない子どもへの影響が心配されます。

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  • この記事を書いた人

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