2019年5月22日のアメリカのブログ記事より
遺伝子組み換え作物のとてつもない破壊力を知り
エンド・オブ・ジ・アメリカンドリームというブログがありまして、たまに見るですけれど、少し前の記事が「遺伝子組み換え食品」に関するものでした。
遺伝子組み換えには、さほど興味があったわけではないのですけれど、何となくこの記事を読みまして、
「遺伝子組み換え作物ってそういうものなの?!」
と驚きまして、ご紹介させていただこうと思いました。さまざまなメディアや論文から引用している記事で、それなりに長いですので、まずは記事をご紹介しようと思います。
私同様に、遺伝子組み換えというもののことをあまりご存じない方にお読みいただければ幸いです。
人体に対してだけではなく、自然界そのものに影響を与えていることを知りまして、結構衝撃を受けました。
After Reading This Article About The Danger Of GMOs, You Will Probably Never Want To Eat Genetically-Modified Food Again
End of the American Dream 2019/05/22
遺伝子組み換え作物の危険性についてのこの記事を読んだ後は、おそらく再び遺伝子組み換え食品を食べようとは思わなくなるだろう
ほとんどのアメリカ人は、毎日熱心に、その結果を考えずに遺伝子を組み換えられた成分を含む食品を摂取している。そして、ほとんどの人たちは、アメリカ政府は、遺伝子組み換え食品を安全ものだとして食用とすることを許可していると考えている。しかし、残念ながら、そうではない。
ここから遺伝子組み換え食品についての資料をいくつか共有したいと思う。この記事を読むことで、遺伝子組み換え食品について再考する機会になることを望んでいる。
しかし、現時点では、生活の中で遺伝子組み換え食品を完全に回避することは、ほとんど不可能なことでもある。なぜなら、遺伝子組み換え食品はほとんどすべてに含まれているからだ。特別に「オーガニック」と指定されていない限り、アメリカで栽培されているトウモロコシ、大豆、キャノーラ、テンサイ等の大部分は、遺伝子を組み換えられている。
遺伝子組み換え作物から作られた食品を食べることによる潜在的な健康への影響については、後で詳しく述べさせていただくが、まず最初に、さらに危険な可能性がある新しいトレンドについて説明したいと思う。
近年、研究者たちは既存の食品に代わる新しい「植物由来の」代替品を考え出すための生物学の境界を押し広げている。 この本質的な意味での「合成生物学」は、「ゼロから生命体を創り出すために」使用されている。
5月14日のメディア「イーター」は以下のように説明している。
植物由来の人工肉や乳製品を製造・開発するアメリカの食品テクノロジー企業「インポッシブル・フーズ」社によるベジタリアンバーガー、藻類から作られたエビ、そしてベジタリアン用のチーズなどは、すべて、レストランやスーパーマーケットの棚に並んでおり、消費者に、見た目、そして味をさらに引き立てる新世代の植物由来のタンパク質を提供している。 どれも人工的に作られた食品とは思えない出来だ。
しかし、消費者が気づかないかもしれない他のことは、これらの新しい食品の多くが「合成生物学」すなわち、遺伝子工学の原理を適用して、「一から生命体を作り出す」という新しい科学を使って作られているということだ。
もちろん、今のところ、人間が「合成タンパク質」を大量に食べ始めた場合、その長期的な健康への影響がどうなるかは誰にもわからない。
そして、これらの遺伝子組み換え生物が、その遺伝物質を野生に広め始めると、それはまったく完全な「環境的悪夢」になる可能性がある。「イーター」の記事によれば、このような人工食品製造会社は、将来的な遺伝組み替え汚染をまったく考慮していないとして、以下のように述べている。
持続可能な環境再生を目指す非営利団体「ファイバーシェッド 」の代表レベッカ・バーゲス (Rebecca Burgess)氏は、昨年秋に、遺伝子組み換え、または合成由来の素材から作られた衣服の危険性について ETC グループに報告し、遺伝子組み換え素材を環境に取り込まないようにする方法の有効性に疑問を呈し以下のように述べている。
「懸念しているのは、彼らは、急速に成長して遺伝子を急速に移すという基本的な生命体を使っており、将来の遺伝的汚染を考慮していないのです」
これは農業界ではさらに大きな問題で、「遺伝的の拡散」は世界的な問題となっている。
アメリカの農業と農地を保護する団体ファーム・エイドは、ウェブサイトに以下のように記す。
遺伝子組み換えによる汚染は十分に文書化されている。国際的な食品汚染を報じるインターナショナル・ジャーナル・オブ・フード・コンタミネーションによれば、1997年から 2013年の間に 63カ国で約 400件の遺伝子組み換え汚染が発生している。
問題の一部は、自然の本質そのものから来ている。というのも、多くの植物の受粉は、昆虫、鳥または風により行われるが、それによって遺伝子組み換え植物からの花粉が近隣の野原または野生に移動していくことになるのだ。
この自然の中での「遺伝的漂流」は、遺伝子組み換え技術の自然界への拡散を防ぐことが非常に難しいことを示している。
遺伝子組み換えは、生命存在そのものを弄ぶものでもあるが、その長期的な影響がどのようになるのかは誰にもまったくわからない。
しかし、遺伝子組み換え食品が、人間に対して健康的ではないことを多くの科学的研究が示していることは確かなことでもある。アメリカ環境医学アカデミーによって発表された論文「遺伝子組み換え食品は、巨大な健康リスクをもたらす」は、動物実験で、遺伝子組み換え食品の健康上の問題を明確にしている。
論文では以下のように記される。
いくつかの動物実験では、遺伝子組み換え食品に関連した深刻な健康上のリスクが示されている。その中には、不妊、免疫の異常、加齢の早まり、インスリンの抑制、主要な臓器や消化器系の変化などが含まれる。
また、妊娠中の女性と赤ちゃんに大きなリスクが見出された。
私たちは、誰もこのようになることを望んで食品を摂取するわけではない。しかし、現実として私たちが遺伝子を組み換えられた食物を定期的に消費することで、上に挙げられているようなリスクを潜在的に負うことになる。
遺伝子組み換え食品の健康被害について懐疑的な考えを持つ人たちには、遺伝子組み換え大豆をラットに与えた実験で科学者たちが見出した以下の状態を提示させていただこうと思う。先ほどのアメリカ環境医学アカデミーの論文からだ。
遺伝子を組み換えたエサを使った動物での実験では非常に恐ろしい結果が出た。遺伝子組み換えの大豆をメスのラットに給餌すると、そのメスから生まれた赤ちゃんのほとんどは 3週間以内に死亡した。遺伝子組み換えではない天然の大豆を与えた対照群の死亡率は 10%だった。
遺伝子組み換え大豆で育てられたラットの赤ちゃんは、サイズも小さく、そして、その後、不妊になりやすかった。
オスのラットに遺伝子組み換えの大豆を与えると、それらのラットの精巣は実際に色を変えた。通常は、ラットの精巣はピンク色だが、それが濃い青となったのだ。
そして、遺伝子組み換え大豆を与えられた若いマウスは精子が変化した。遺伝子組み換えのエサを与えられた親のマウスの胚でさえ、その DNA には有意な変化があった。
オーストリア政府の研究では、遺伝子組み換えされたトウモロコシを給餌されたマウスは、生まれる赤ちゃんの数が少なく、大きさも通常より小さかった。
今日、アメリカでは、不妊が大きな問題となっているが、遺伝子組み換え食品の蔓延と関係があるのだろうか。
研究者たちはまた、牛や豚などの飼育動物が遺伝子組み換え作物を与えられた際にも同様の問題が発生することを見出している。以下は同じ論文からだ。
遺伝子組み換え食品は、飼育動物の繁殖に問題を起こす。インドのハリヤナ州での調査では、遺伝子組み換えの綿実を食べたバッファローの大部分が、早産、流産、不妊などの合併症を抱えていることが明らかとなった。それにより、多くの子牛が死亡した。
アメリカでは、特定の遺伝子組み換えトウモロコシをブタにエサとして与えた後に、数千頭のブタが不妊となったことが農家の生産者から報告された。牛と雄牛も同じトウモロコシを与えた後に不妊となった。
科学的にこのようなことがわかっているのに、なぜ、私たちの社会では、今のように、遺伝子組み換え作物が蔓延しているのだろうか。
結局、この問題は強欲ということに尽きるのかもしれない。現在、4つの大企業が種子の市場を仮想的に独占しており、数十億ドル(数千億円)規模の産業となっている。
そのため、遺伝子組み換え食品に懸念は何もないことをアメリカ国民に納得させるために膨大な時間とエネルギーが費やされ、そして、遺伝子組み換えを支援するアメリカの政治家たちのキャンペーンにも多額の資金が注がれている。
しかし、遺伝子組み替え食品の影響が明確となってきた今では、多くのアメリカの医師たちが以下のような行動に出ている。
アメリカでは、ますます多くの医師たちが、すでに遺伝子組み換えフリーの(遺伝子組み換え食品をとらない)食事療法を処方している。
ミシガン州の内科医で、アメリカ緊急医学アカデミー(AAEM)の役員であるエイミー・ディーン (Amy Dean)博士は、「疾患を持つ方々には、遺伝子組み換えをされていない食品を食べることを厳密に実行することを強く勧めています」と述べている。
オハイオ州のアレルギー専門医であるジョン・ボイルズ (John Boyles)博士は、以下のように述べている。
「私は長く大豆アレルギーの検査をしていましたが、大豆は遺伝子組み換え技術で作られているため危険です。そのため、人々には大豆を絶対に食べないようにするように言っています」
世界的に有名な生物学者プシュパ・ミトラ・バルガヴァ (Pushpa M. Bhargava)博士は、遺伝子組み換え食品の研究をさらに前進させた。
600以上の科学誌を検証した後、バルガヴァ博士は、遺伝子組み換え作物(GMO)が、急激に悪化し続けるアメリカ人の健康状態の主要な原因であると結論を下した。
人生を成功に満ちたものにしたいのなら、何よりも重要なことは健康を保つことだと思われる。しかし実際には、ほとんどのアメリカ人は、遺伝子を組み換えたトウモロコシを日常的に消費しており、それは「すべての細胞に組み込まれた農薬」を摂取しているということに気づいていない。
組み込まれた農薬(built-in pesticide)については、アメリカ環境医学アカデミーの論文に以下のようにある。
遺伝子を組み換えられたトウモロコシと綿花は、すべての細胞に、独自の内蔵農薬を生産するように設計されている。これは、作物を虫からの食害から防ぐためで、虫が植物を噛むと、組み込まれた細胞内の毒が虫の内部に入り殺すようになっている。
バイオテクノロジー企業は、有機農家などが自然の害虫駆除に Bt と呼ばれる天敵微生物のバクテリアスプレーを使用しているため、土壌バクテリアのバチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)から製造された農薬 Bt は安全な使用の歴史を持っていると主張している。
遺伝子組み換えテクノロジーでは、トウモロコシと綿花に、このバクテリアから作られた農薬 Bt を遺伝子に注入することで、その作物は虫を駆除する。
しかし、遺伝子組み換え作物で生成される Bt の毒素は、天然の Bt スプレーよりも数千倍濃縮されており、つまり、より毒性が高く、アレルゲンの性質を持つ。
そして、農薬としてのバクテリアのスプレーは、作物の表面を洗えば落とせるが、遺伝子組み換え作物の植物には、すべての細胞に挿入されているため、作物から排除することができない。
このような「食べ物」は実際、安全だと思われるだろうか。
そして、残念ながら、遺伝子組み換え食品を食べることによる健康への影響は一時的なものではないかもしれないのだ。実際、以下にある研究によると、遺伝子組み換え食品を食べたことによる影響は、予想していたよりもずっと長く続く可能性がある。以下も論文からの抜粋だ。
遺伝子組み換え食品のヒトの摂取に関しての研究では、遺伝子組み換え食品の摂取において、何が最も危険な問題であるかを明らかにした。遺伝子を組み換えられた大豆に挿入された遺伝子は、ヒトの腸内に住むバクテリアの DNA に移動して機能し続けることがわかったのだ。
これはつまり、遺伝子組み換え食品の摂取をやめてからでも、長い間、潜在的に有害な遺伝子組み換えタンパク質が体内に継続的に生成され続ける可能性があるということを意味する。
もっと簡潔に言うと、すべての細胞に 農薬 Bt が配合されているトウモロコシから作られたコーンチップを食べることは、その後の私たちの人生の長い期間、私たちの腸内細菌を「生きた農薬工場」に変える可能性があるということにもなる。
この記事を書いていて、私自身が食事について再評価しなければならないと思う。遺伝子組み換え食品のことを調べれば調べるほど、そこに無頓着だった自分を反省しなければならないとも感じる。
今日、私たちが食べる加工食品の大部分は安全ではない。そして状況は年々悪くなっている。
ここまでです。
なんとなく、翻訳しながら、「ひぃぃ」というような感じになっていまして、「自分は、こんなことに今まで無頓着だったのか」と思いました。
農薬が細胞に仕込まれている作物を食べることの是非
この記事には、いろいろと驚くことが書かれてあります。
最初に出てきた「完全な人口的に作り出された食物」というのものにも驚きましたが、何より遺伝子組み換え作物というものが、
「自らの細胞内に農薬を仕込んでいる」
というのは驚きです。
これは要するに殺虫剤ですので、主要な目的は虫による食害の防止でしょうけれど、上の記事にもありますように、「表面についた農薬なら洗い流せるけれど、細胞の中の農薬を排除することはできない」のですから、仮にその殺虫剤 Bt が人間には安全なものだとされているにしても、殺虫剤が大量に人体に入るのはどうなんですかね。
ちょっと調べてみますと、Wikipedia には、以下のようにあります。
BT剤とは、天敵微生物を利用した生物農薬(殺虫剤)の一種。
チョウ目、ハエ目、コウチュウ目の幼虫に有効。結晶性タンパク質が昆虫腸内のアルカリ性消化液で分解されると毒素になり、上皮細胞に作用、幼虫は卒倒病を起こして死ぬ。
一般的に胃液が酸性である人間には無害といわれているが、菌株と試験方法によって動物試験で毒性を示すことがある。
そして、その下には、
遺伝子組み換え作物では、BTの結晶タンパク合成遺伝子を作物に組み込む。トウモロコシ、ワタ、ジャガイモで実用化されている。
とあります。
先ほどの記事では、この Bt は、
「腸内細菌の DNA に移動する」
とありまして、つまり、Bt は、腸内細菌の体内で生き続けるということになるようなのですね。
通常に散布する農薬として使う分には、表面のものを洗い流せばいいのですから問題はないでしょうけれど、遺伝子組み換え作物は「すべての細胞内に仕込まれている」わけですので、どうやっても、Bt が体内に入ってくることになります。
それにしても、腸内環境に悪いものが次々と出てくること。
そして、またも私は何も考えていないで過ごしていることが、よくわかりました。
少し前に、以下の記事で「二酸化チタン」という食品添加物が、いかに腸内環境に悪いかということを記しましたが、この記事を書くまで、二酸化チタンなど気にしたこともなかったことを記しました。
ごく一般的な食品添加物である「二酸化チタン」が腸内細菌環境を破壊することがオーストラリアの大学の研究により判明。そして、それが最も含まれているのは…
その際、NHK の番組「テコンドーちゃんに叱られる」(どんな番組だ)…… まあ番組名は忘れましたけれど、そこで、「ビーッと生きてんじゃねーよ」(ビーッじゃないだろ多分)と言われるような感じだと書きましたけれど、本当に、ボーッと生きていると、いろんなものにやられてしまう世の中だなと思います。
現状、先ほどの「細胞に埋め込まれた農薬 BT 」が使われている遺伝子組み換え作物は、Wikipedia の説明によれば、
・トウモロコシ
・ワタ
・ジャガイモ
となっていました。
また、記事ではマウスの実験で「大豆」を使用していましたが、私は、納豆か豆腐の少なくともどらかはほぼ毎日食べる人ですので、知っているのですが、スーパーなどで売られている、ほぼすべての豆腐と納豆には、
「大豆(遺伝子組み換えではない)」
と表記されています。
これは、律儀にほぼすべてのそれらの商品に書かれていますので・・・ということは、「書かれていないもの」については、遺伝子組み換え作物を使用している可能性があるのかもしれません。
この点が気になりまして、翻訳した後、近所のスーパーに行き、トウモロコシとジャガイモの加工品を見てみました。
ポテトチップスとかトウモロコシのスナック菓子などですが、トウモロコシとジャガイモを使ったスナック類には膨大な種類があります。見てみますと、(遺伝子組み換えではない)と
・表記があるもの
・表記がないもの
のどちらもがありましたので、何とも言えないですが、それなりに遺伝子組み換えのトウモロコシとジャガイモは加工品に使われているような感じです。
しかし、もっとも遺伝子組み換え食品と接する機会が多いのは「外食」のような気がします。
それにしても、記事の中にある実験の、
「遺伝子組み換え食品は不妊を増加させて、赤ちゃんの体重を低くする」
というのは、今の世の中のいろいろなこととの関係性を思わせてくれます。
不妊の問題は、主要国全体で増加していて、そして「低体重の赤ちゃん」もますます増加しています。
低体重で生まれる赤ちゃん(2500g以下)の数
このグラフは、2002年までのもので、それからさらに上昇し続けています。
以下の記事では、低体重で生まれた赤ちゃんは、成人後にメンタルの疾患となるリスクが非常に高いことが判明したことをご紹介しています。
上のグラフでもわかる通り、「あまりにも増え方が急速」で、なぜ、こんなに低体重の赤ちゃんが急激に増えてきたのだろうという根本的なところはよくわかっていないのですけれど・・・まあ何ともいえないにしても、今回の記事からは、遺伝子組み換えは多少関係しているかもしれないですね。
ということは、「遺伝子組み換え食品は、若い人であればあるほど、避けるべき」なのかもしれません。
しかし現実には、スナック菓子などを含めて、遺伝子組み換え食品は、むしろ若い人や子どもたちの好物のものに多く使われています。
このような人体への影響も大きいですけれど、何より懸念されるのが、
「遺伝子組み換えの遺伝的な自然界への流入」
で、これは相当、自然の世界を破壊しているかしれないですね。
遺伝組み替え作物の特性である記事中の以下の部分が、それを想起させます。
> 虫が植物を噛むと、組み込まれた細胞内の毒が虫の内部に入り殺す
毒というのは、殺虫剤 Bt のことですけれど、こんな植物の遺伝子が自然界に広がっていけば、「虫たちが生きられる環境がどんどん減っていく」ことになります。
昆虫の驚異的な減少については、記事にさせていただくこともあり、以下の記事のタイトルにありますような「カタストロフ的」な状況となっています。
地球上の昆虫の減少が「カタストロフ的なレベル」であることが包括的な科学的調査により判明。科学者たちは「100年以内にすべての昆虫が絶滅しても不思議ではない」と発表
そして、この昆虫の減り方も、先ほどの低体重の赤ちゃんの増加と同様、「ものすごく急速」なのです。
因果関係はわからないですけれど、遺伝組み替え作物の特徴が「作物を食べた虫を殺す」というものですので、そういう遺伝子が受粉によって拡大していけば、この自然界に「虫を殺す植物が増えていく」というようなことになる可能性はないでもないのかもしれないです。
遺伝組み替え作物が、人体に対しても自然界に対してもこんなに大きな影響を持つことを今回初めて知りました。
どうしたものでしょうかね。
ここまで使用が拡大しているものが、そうそう簡単に消えていくわけもなさそうで、個人個人については、ささやかな防衛はできるかと思いますが、自然界に対しては、打つ手がない局面にまで来ているのかもしれません。