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地球最期のニュースと資料

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「現実を否認するための現実」の中で増えていくオピオイド中毒とオカルト中毒。そんな今のアメリカは「アトランティスを信じる人は55%」、「神が人間を創造したと信じる人は38%」

      2017/11/07

米国チャップマン大学のニュースリリースより

Chapman University

米国の調査会社ギャロップのニュースリリースより

In US, Belief in Creationist View of Humans at New Low

今回は、冒頭の「アメリカ人のオカルトへの意識調査」についてご紹介させていただこうと思いますが、まずはちょっと関係なさそうでありそうな最近のニュースに少しふれさせていただきます。

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アメリカは夢を求める国だから(代償もたくさん)

pinterest.co.uk

アメリカというのは最近ではなくとも大変な感じですが、以前、アメリカのオピオイドというものへの依存がアメリカで深刻なことにふれたことがあります。オピオイドというのは、モルヒネやヘロインから、鎮痛剤のフェンタニルというもののまでいろいろとあるのですけれど、過去記事の、

2015年から加速しているアメリカの「ヘロイン / オピオイド地獄」が人ごとではないと思うのは、私たち日本人もまたあまりにも無知にさせられているから
 2017/06/13

では、オハイオ州のひとつの「郡」だけでのオピオイドでの死者数が 500人以上に達している記事などをご紹介しました。

そうしましたら、先日、下のようなニュースがありました。

トランプ米大統領、オピオイド蔓延で来週に非常事態宣言

ロイター 2017/10/26

トランプ米大統領は25日、医療用鎮痛剤「オピオイド」の乱用問題で来週、非常事態を宣言すると明らかにした。これにより、州政府はオピオイド問題の解決にあたり、連邦政府の財源にアクセスできるようになる。

米国では、オピオイド系鎮痛剤の乱用による死者が急増しており、2015年には約3万3000人が命を落としている。

このようにありまして、年間 3万3000人がオピオイドでなくなっているということは、今のアメリカは「1日に 100人くらいがオピオイドで死亡している」ということになりそうです。当然ながら、薬物はオピオイドだけではありませんので、アメリカ全体で、他の薬物も含めますと、2015年には 5万2000人が薬物の過剰摂取で死亡していまして、これは、2016年、2017年と加速していますので、今はさらに薬物全体での死者数は多いのだと考えられます。

それで・・・まあ、「どうして薬物に依存する人が増えるのか」ということになるわけでして、いろいろとありますでしょうが、「現実を否認しなくてもいい環境なら、そんなに依存は増えない」とは強く言えそうで、社会の構造と共に伸びていくしかない運命にあるのかもしれません。

社会的な理由とは関係ないことですが、過去記事の、

「《地獄の夏》という名のパラダイムシフトが2017年にやって来るのなら… : アメリカの年金地獄やヘロイン / オピオイド地獄に見る「門」のようなもの」
 2017/03/17

に、未来予測プロジェクト WebBot の 2009年のレポートの一部を載せさせていただきまして、それは下のような部分です。何だかんだと今は(悪い方に向かっているにしても良い方に向かっているにしても)急な変化の中にはあると思います。

2009年2月18日配信のウェブボットより

・ パラダイムシフトを要求するのは政治的な事柄だけではない。環境異変のスピードがあまりに速いので、人々はこれを受け入れることが大変に困難になる。アメリカ国民も世界の民衆も、少し気がおかしくなったような状態になる。

・ 「気がふれる」ということでいえば、精神が錯乱して感情の抑制が効かなくなった人たちが逆上するとのデータもある。

・ 「気がふれる」というキーワードはさらに異なった意味をもつ。「地獄の夏」のような極端な状態に直面すると、多くの人たちは、公衆の面前で麻薬を吸ったり、性行為に走ったり、権威を無視したりするような奇妙な行為に出るようになる。

・ さらにこうした行為は、アメリカのみならず世界各地で見られるようになる。社会規範からの逸脱の方向は、それぞれの国の文化によって特有な方向をとることになるだろう。

・ 奇妙なことに、社会秩序を逸脱したこうした行為は、われわれのデータでは超能力の現れとも関係していると出ている。人間は思考の力によって現実を変化させる力をもっていることが次第に明らかとなるというのだ。

というわけで、このレポートの部分の最後に、

> 社会秩序を逸脱したこうした行為は、超能力の現れとも関係している

という部分がありますが、今回は、冒頭のアメリカの大学による最近の調査をご紹介したいと思います。「超常現象」に関してのものです。

 

 

意外なアメリカ人たち

調査をおこなったのは、アメリカのチャップマン大学という私立大学で、アメリカ国内に住む人たちに、以下の「7つの概念」について信じるか信じないかということを大調査したのでした。

・アトランティスのような古代文明はかつて存在したと信じるか

・幽霊に取り憑かれるという概念を信じるか

・古代の地球にエイリアンが訪れていたと思っているか

・現代の地球にエイリアンが訪れていると思っているか

・念力で物体を動かせる人がいると信じるか

・予言者や霊媒は未来を予言できると信じるか

・ビッグフットは実在の生き物だと信じるか

いわゆる「オカルト」を信じるかどうかという質問で、そして、この中のいくつを信じているかということや、多く信じている人たちの特性の傾向が記されたりもしていました。

とりあえずその記事をご紹介します。

そういえば、冒頭の2つめに載せましたギャロップ社のニュースリリースは、「人類は神が創造したと思うか」というアメリカ人への質問で、今年は「人類は神が創造されたと信じると答えた人は 38%で過去最低だった」という数値についてのものですが、ひとつの参考として載せさせていただきました。

 


Chapman University Survey Finds Majority of Americans Now Believe in Ancient Advanced Civilization, While a Third Believe in Ancient Astronauts
jasoncolavito.com 2017/10/14

超常現象 アメリカ 2017年

アメリカ人の超自然的的な信念に関するチャップマン大学の調査

チャップマン大学は、アメリカ人を対象とした恐怖と超常現象に関しての調査をおこなった。調査の質問には、ビッグフットから人間の超能力、エイリアン、幽霊によるめ取り憑きなどが含まれている。

その結果、現在のアメリカ合衆国で、人々が最も多く信じている超常的な観念は、アトランティスのような超古代の先進文明の存在だった。この超古代文明の存在を信じる人の割合は回答者の半数以上( 55%)となった。

そして、アメリカ人回答者の半数以上( 52%)は、幽霊に取り憑かれた家という概念を信じていた。

回答者の3分の1以上( 35%)は、他の星から来たエイリアン(異星人)が古代の地球を訪れていたと確信しており、4分の1以上( 26%)は、現代の地球にもエイリアンがやって来ていると信じている。

私たちが設定した質問の中で最も低かったのは、ビッグフットの存在で、アメリカ人でそれを信じている人の割合は 16%だけだった。下がその回答だ。

質問の項目と「信じている」と答えた人の割合

・アトランティスのような古代文明はかつて存在した 55.0%
・幽霊に取り憑かれている場所という概念を信じる  52.3%
・古代の地球にエイリアンが訪れていたと思っている 35.0%
・現代の地球にエイリアンが訪れていると思っている 26.2%
・念力で物体を動かせる人がいるということを信じる 25.0%
・予言者、あるいは霊媒は未来を予言できると信じる 19.4%
・ビッグフットは存在する 16.2%

これらの質問のうちのいくつを信じるかということについては、回答者の4分の1( 25.3%)が「ひとつも信じない」と答えた。しかし、これは逆に、アメリカ人の4分の3が何らかの超常現象を信じているということにもなる。

7つの質問のうち何個の超常現象を信じるか

・信じる超常現象はひとつもない 25.3%
・質問のうち1つを信じている  20.8%
・質問のうち2つを信じている  13.8%
・質問のうち3つを信じている  12.3%
・質問のうち4つを信じている  9.6%
・質問のうち5つを信じている  8.4%
・質問のうち6つを信じている  4.7%
・質問のうち7つを信じている  5.0%

そして、私たちは、下のそれぞれの特性が、超常現象を信じることと関係しているかどうかも調査した。

・年齢
・聖書に書いてあることをそのまま信じている人たち
・都市に住んでいるか地方に住んでいるか
・教育レベル
・雇用状況
・教会へ通う頻度
・性別
・回答者が宗教的であるかどうか
・所得
・支持政党
・政治的指向(保守派かリベラルかなど)
・人種 / 民族性
・州
・宗教的伝統(カトリック、プロテスタント、ユダヤ教、その他の宗教、無宗教)

その結果、超常現象を強く信じる人たちに見られる傾向は次のようなものだった。

・低所得
・宗教的であると自ら述べる
・宗教のサービスに頻繁に参加する
・女性
・政治的指向は保守派
・独身あるいは同棲
・人種的には、白人でも黒人でもヒスパニックでもないその他の人種
・農村分に住む
・アメリカ西海岸に住む

簡単に書けば、2017年のアメリカにおいて、超常的な概念への信念が最も高い人たちは、アメリカ西部の農村部に住む女性で、所得は低い傾向があった。そして政治的に保守的な傾向があり、宗教的サービスに頻繁に出席して、自らを非常に宗教的な人物であると主張する傾向がある。人種的には「その他」と報告されている。


 

ここまでです。

つまり、簡単に書きますと、アメリカ人は下のようなものの順番で信じているということになります。

・古代文明 55.0%
・幽霊 52.3%
・古代の地球にエイリアン 35.0%
・現代の地球にエイリアン 26.2%
・念力 25.0%
・予言 19.4%
・ビッグフット 16.2%

しかし、以外だったのは、「ひとつも信じていない」という人が最も多かった(約 25%)ということです。

そして、次が「この中でひとつだけ信じている」(約 20%)ということで、意外とアメリカ人はこういうの信じないのだなあと思った次第です。私なんか、上の項目だと・・・4個・・・いや、5個は信じているという超オカルターであるというのも事実です。

「幽霊」とか「念力」とかは微妙な項目ですけれど、ただ、わたくし、ここ1年ほどの経験で・・・。まあ、ほんの少しだけ、1年ほど前の記事、

「座敷童のいる生活」をカミングアウトしつつ……日常でどなたも頻繁に経験するであろう「物の瞬間的な消滅やテレポート」について考えてみる
 2016/11/16

に書いたこともあるのですけれど、わりと頻繁に、「物理的に起こってはいけないことが起きてしまう現場に居合わせてしまう」という経験を何度かしていまして、そういう現象がどういうものか追求する気はないのですが、相変わらずこの世は奇妙だとは最近ますます思います。

とはいえ、「まずは現実」というスタンスがさらに重要だと思うようになってもいます。

先ほど書きました薬物オピオイドへの依存も「現実からの逃避」、あるいは「現実を容認できない」ということが含まれる場合が多々あり、そしてオカルトにもそういう側面はあるとも思います。

それだけに、現実を強く認識することを忘れずにオカルトの中で生きるというようなスタンスは大事なのかもしれません。

オピオイドもオカルトも一歩間違うと「狂気」に陥る可能性のあるものでもありますから。

まあ確かに最近は、私自身も容認できる現実が少しずつ少なくなっている気もしまして、こんな感じの中で人はいろいろなものに依存していくのですかね。



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