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10月4日にメルマガ太陽の50年ぶりの目覚めの中でを発行させていただきました。

2017年からの世界 人類の未来 軍事的カオス

「死の光」は美しさの絶頂へと……。それが示すことは、単に核が果てしなく膨張し続けているだけの大陸間弾道ミサイル真っ盛りの世界だったり

投稿日:2017年10月28日 更新日:

2017年10月26日 ロシア・トムスクで撮影された光


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ロシア・トムスクの別の場所から撮影された同じ光


Alexey Yakovlev




 

10月26日、ロシア西南部からノルウェー、スウェーデンなどの広い範囲で、上のような「非常に美しいけれど、正体がわからない光」が目撃、撮影されました。

そして、その後、この光は「ロシア軍の大陸間弾道ミサイル(ICBM)の打ち上げテストの光」だということがわかりました。

本来なら核兵器を載せて地球の遠距離を飛び交う超絶ジェノサイドツールでもある ICBM の放った光をご紹介しようと思います。今までの中でも最も美しいものです。

 

2017年10月26日 ロシアの大陸間弾道ミサイル発射後の風景

まずは、10月26日に目撃されたその光の光景の写真を何枚かご紹介しようかと思います。ノルウェーでは、原理的に出現することがない「青いオーロラ」が出たりして、ICBM だとわかる前は、このことも話題になりました。

なお、ICBM が発射されたのは、ロシア西部にある閉鎖都市のミールヌイにある「プレセツク宇宙基地」からだったことがわかっています。

ロシアのプレセツク宇宙基地の位置
プレセツク宇宙基地

下は、撮影された写真を連続再生したものです。

2017年10月26日 ロシア・トムスク

fobosplanet

ICBMの発射で出現した青いオーロラ 10月26日 スウェーデン・アビスコ

Oliver Wright

今回の ICBM の光を見て、これまで何年もの間、いくつもご紹介してきた「不思議な光」のかなりの部分は、 ICBM 、あるいは、それに準じたものだと確信することができました。

過去に取りあげました同じような「丸いまま拡大していく光」で、当時は何かわからない光としていたものをいくつかご紹介しようと思います。

写真下のリンクはご紹介した In Deep の過去記事です。

 

兵器系の光だと今にしてわかった過去の不思議な光たち

2015年11月7日 米国カリフォルニア州ソルトン湖

北緯33度線での「犠牲の拡大」が加速する中、ソルトン湖では謎の大爆発

2011年6月下旬 ハワイ

ハワイの天文台で観測された「泡のような」巨大な爆発の謎

2016年1月 オーストラリア

突如として世界中で「光る球体 / オーブ」の目撃が多発

そして、ちょっとタイプは違いますけれど、下のような「光の渦」も、今となれば、そのほとんどは、ICBM 、あるいは同じような出力構造を持った何らかの「打ち上げもの」だと思われます。

この数年、目撃されてきた「光の渦」

死者の日の祭典が行われるメキシコ・オアハカに出現したノルウェータイプの「光の渦」

最近、ロシアの大陸間弾道ミサイルの発射テストが活溌化しているのか、今年9月にもロシア西部で「光の渦」が目撃され、軍事記録から、それがロシアのカプーチン・ヤール基地からの大陸間弾道ミサイルの発射の際の光だったことがわかりました。そのことは、

アメリカでは自由の女神が血に染まったカマで切断され、ロシアではまたも「死の象徴の光の渦」が空に踊りまくる今
 2017/09/27

という記事で取りあげさせていただいたことがあります。

訓練や試験というものは実戦のためにおこなわれるものですが、今回のような美しい光が世界中で「試験ではなく」炸裂した時には、世界は「かつて、あまり見たことのない死の瞬間の光景」と対峙するのだなあ、とも思います。

そういう時が来るのかどうかはわからないにしても「すでに核兵器は現実として存在している」という事実だけがあるわけで、それが使われるのがどうかはまた別の問題のような気もします。

それに、現実に日々、そういう「文字」が報道で綴られる毎日でもあります。

「言霊」というような言葉もありますが、口に出しているうちに、「言葉が現実を完成させる」というようなことは、古くからよく知られていることでもあります。

というわけで、ロシアの光をご紹介させていただきましたが、ちょうどこれを書いている時に「大陸間弾道ミサイルの光」という概念が身近に感じられるニュースが出ていましたので、そこから抜粋して締めさせていただこうと思います。

 


核兵器使えば「大規模な軍事対応」、北朝鮮に対し米国防長官

AFP 2017/10/28

米朝間の緊張が極度に高まったまま、ドナルド・トランプ米大統領の訪韓が迫る中、ジェームズ・マティス米国防長官は28日、北朝鮮に対し、いかなる核兵器を使用した場合にも「大規模な軍事対応」を取ると警告した。

米韓定例安保協議(SCM)のためにソウルを訪れているマティス長官は、韓国のソン・ヨンム国防相との共同会見で、外交による問題解決は依然として「望ましい方策」だとしながらも、「わが国の外交筋が最も効果を発揮するのは、信頼できる軍事力の支援があるときだ」と強調し、「米国またはわれわれの同盟国に対するあらゆる攻撃が敗北を喫することは、間違いない」と述べた。

さらにマティス長官は「北朝鮮がいかなる核兵器を使用した場合にも、効果的かつ圧倒的で、大規模な軍事対応を受けることになるだろう」「米政府は核保有国・北朝鮮を容認しない」と述べた。

マティス長官は、どのような種類の核兵器使用に軍事対応を引き起こす可能性があるのかについては明確にしなかったが、先月、国連総会の会期中には、北朝鮮のリ・ヨンホ外相が太平洋上で水爆実験を行う可能性を示唆した。

マティス長官はさらに、米韓の軍事力は北朝鮮をしのいでいると述べ、北朝鮮に対し「幻想を抱くな」と語った。

 

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