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多くの消毒剤に用いられる第四級アンモニウム塩は、人間の生存に必須の「ミトコンドリア」を殺す

投稿日:


healthychildren.org




 

眼の指定難病の原因が第四級アンモニウム塩の可能性を知り

パンデミックによる「感染抑制のための生活」が世界中で始まってから、そろそろ1年になろうとしています。

この中での過剰な衛生による生活のリスクについては、パンデミック以前から記事にすることもあったのですが、パンデミック以降、決定的になっていまして、そして「それが善行」というような形になってしまい、さらには、それがニューノーマルとして定着してしまおうとしている状態となっています。

私自身は、日本でもマスクや消毒必須などが日常となっていったこの1年、それらについては徹底的に(自分だけの話ですが)抗っています。

このようなことを書くと「変な人」と思われるかもしれないですけれど、その戦争の最初は「手を洗うことを含めて、一切の消毒をしない」という生活から始まりました。3月頃からはじめていますので、もうそろそろ1年になるんですね。

植物いじりとかで土が手についた時などは水で流すこともありますけれど、とにかく洗わない、とにかく消毒をしないことを徹底しています。

「人生で経験したことがないほどバクテリアまみれになってやる」

と1年ほど前に誓い、その通りに生きています。

それ以来、お風呂もやめました。塩素抜きした水かお湯をかぶるだけです。

まあ、一種の実験的生活ではあるのですが、普通だとこんなことは考えないですから、今回のパンデミックは本当にいろいろと行う動機付けとなってくれています。

私は(悪い意味で)意固地ですからね。自分で決めたことを覆すには一生の時間では足りない。

10歳くらいの時、床屋で坊ちゃん刈りにされたことに絶望して、「もう床屋には行かない」と決めて以来、この四十数年、一度も床屋に行っていません。ずっと自分で切っています。

高校の時には、数学かなんかで 10点かなんかの点数だった際に教師に何か言われたので、「もう数学の試験では何もしない」と決めて、高校2年だったか、それ以来、数学はずっと 0点でした。配られたテストを見もしないで座っている。

その後、高校というのは試験で全部 0点でも、学期末に答えを教えてくれる追試があるので落第がないことを知って以来、ほとんどの科目で 0点を貫きました。

ただ、小さな妖精が勝手に答案用紙に何か書こうとするのが…(何かの発病も相次ぐのかよ)

いずれにしましても、心底いやだと思うことに対しては、どうやっても従えないのかもしれません。現在のパンデミック対策に対しても、そのほとんどに同じ気持ちを持っています。

今やその意固地だけがブログを書き続けられている根本なのかもしれません。

 

個人的な話はともかく、今日、ふとしたことで、2017年のある医学論文を見かけまして、それを読んでいるうちに「今の過剰殺菌生活って、細胞自体を殺してんじゃないの?」と思うに至りました。

論文は、眼科系の医学ジャーナルの iOVS というものにあったのですが、タイトルは以下のように難しいものです。

点眼剤防腐剤の塩化ベンザルコニウムはミトコンドリア機能障害を強力に誘発し、レーベル遺伝性視神経症(LHON)変異細胞に優先的に影響を及ぼす
The Eye Drop Preservative Benzalkonium Chloride Potently Induces Mitochondrial Dysfunction and Preferentially Affects LHON Mutant Cells

この「レーベル遺伝性視神経症」というのは、日本では指定難病で、説明では、

> 10~20歳代で両眼性の視力低下で発症し,早期に高度視神経萎縮にいたる予後不良な遺伝性 の視神経疾患

とあるもので、治療法もないようですが、この論文は、

「その眼の難病を引き起こしているのは、目薬の添加物の可能性」

であることに言及しているものでした。

論文のタイトルにある「塩化ベンザルコニウム」というのは、今や日本でも世界でも、業務用、家庭用、医療施設で大々的に使われている消毒剤の成分であることが多い「第四級アンモニウム塩」の混合物で、つまり第四級アンモニウム塩と同等というようにお考えになって構わないと思います。

この「第四級アンモニウム塩」は、パンデミック以前に、以下の記事で、 慢性閉塞性肺疾患(COPD)の最大の原因が、この第四級アンモニウム塩を含む殺菌・除菌製品である可能性についての研究記事をご紹介しています。

「タバコではない」 : 慢性閉塞性肺疾患(COPD)の最大の発症要因は「漂白剤と消毒剤」であることが判明。第四級アンモニウム塩を含む除菌製品が私たちの社会を破壊する
投稿日:2019年12月15日

この記事を書いたのは、パンデミック以前の 2019年12月でしたが、この比較的すぐ後から「社会が第四級アンモニウム塩にまみれる」状態となっていきます。

先ほどの論文から概要を抜粋しますと、以下のように書かれてあります。

2017年4月の医学誌より

塩化ベンザルコニウム(BAK)は、最も一般的に使用されている点眼防腐剤だ。塩化ベンザルコニウムは、いわゆるドライアイや線維柱帯変性などの毒性作用に関連しているが、塩化ベンザルコニウムによる眼毒性の根本的な生化学的メカニズムは不明であった。本研究では、塩化ベンザルコニウムの悪影響のメカニズムの基礎を提案する。(略)

結論: 塩化ベンザルコニウムは、ヒト角膜上皮細胞および、薬理学的に適切な濃度でも、レーベル遺伝性視神経症変異を有する細胞のミトコンドリアを阻害し、これが塩化ベンザルコニウムの眼毒性の基礎であることを示唆している。

レーベル遺伝性視神経症の患者、その保因者、そしておそらく原発性開放隅角緑内障患者(眼圧が正常な場合の原因不明の緑内障。緑内障の60-70%を占める)を含むミトコンドリア欠損症の患者では、塩化ベンザルコニウムを含有する点眼薬の処方は避けるべきだと考えられる。 iovs.arvojournals.org

「へえ、目薬にも第四級アンモニウム塩が入ってんのか」と初めて知りました。殺菌的な意味合いなのだと思いますが、この中で注目すべきなのは、塩化ベンザルコニウムを含有する点眼薬が、

> 細胞のミトコンドリアを阻害

という部分です。

どうやら、第四級アンモニウム塩系というのは、この論文では、視神経細胞のミトコンドリアだと思われますが、それを阻害する。

いずれにしましても、

「第四級アンモニウム塩系の消毒剤は、ミトコンドリアを直撃している」

可能性があるということになりそうなのです。

まさか「目の細胞にだけ影響があるわけではあるまい」と、調べてみましたら、2017年の以下の論文に突き当たりました。

消毒剤の塩化セチルピリジニウムに曝露された細胞株におけるミトコンドリア機能とエストロゲンシグナル伝達の評価
Evaluation of Mitochondrial Function and Estrogen Signaling in Cell Lines Exposed to the Antiseptic Cetylpyridinium Chloride

ここには「塩化セチルピリジニウム」とありますが、Wikipedia では、この塩化セチルピリジニウムというものも、

> 第四級アンモニウム化合物

とあり、第四級アンモニウムの系統の物質であることがわかります。

この説明によりますと、塩化セチルピリジニウムは、細菌に対しての強い殺菌作用があるために、

> その特性から液体歯磨剤や、口内の殺菌を目的としてトローチとして、あるいは喉の殺菌を目的としたうがい薬など医薬品に利用されている。

ということですので、わりと日常的に暴露している物質だと思われます。

この論文からも抜粋します。

2017年8月の医学論文より

塩化セチルピリジニウムや塩化ベンザルコニウムなどの第四級アンモニウム塩は、練り歯磨き、うがい薬、トローチ剤、のど飴、点鼻薬などの消毒剤や殺生物剤としてよく使用される。

最近の判決では、アメリカ食品医薬品局(FDA)は、特定の製品での塩化セチルピリジニウム(の使用)を禁止し、ヘルスケア、食品、製薬およびクリーニング業界等での使用について、塩化ベンザルコニウムの有効性と安全性プロファイル、一般的には第四級アンモニウム塩に関するより多くのデータを要求した。 (略)

結論: 実験室での、塩化セチルピリジニウムによるミトコンドリア阻害は、ヒトへの暴露に関連する可能性のある濃度でも発生した。

塩化セチルピリジニウム、塩化ベンザルコニウム、ロテノン、およびトリクロサンの抗エストロゲン活性は、それらのミトコンドリア阻害活性に関連している可能性がある。

調査結果は、第四級アンモニウム塩のミトコンドリア阻害および抗エストロゲン作用に関する追加研究の必要性を裏付けている。 ehp.niehs.nih.gov

つまり、どうやら、今や日本でも世界でも、どこでも多用されている第四級アンモニウム塩は、「ミトコンドリアに悪い影響を与えている」という可能性があるようです。

この「ミトコンドリア」というものは、細胞の中の器官で、細胞の図としては以下のようなものがわかりやすいかと思います。

細胞の中のミトコンドリア

日本科学未来館

このミトコンドリアというものは、非常に重要で大事なものですが、それについて書くのは私には難しいですので、2016年の WIRED の記事の冒頭をご紹介しておきます。

体内のミトコンドリアを増やして元気になるための3つの方法

あらゆる病気は、細胞内のエネルギー工場・ミトコンドリアの量が足りていないことが原因だと、ミトコンドリア研究の第一人者・太田成男は言う。逆に言えば、ミトコンドリアを増やせばずっと健康でいられるということだ。

人間が、動いたり、考えたり、はたまた恋をしたりすることができるのは、ひとえにエネルギーがあるからだ。そのエネルギーをつくっているのが、「ミトコンドリア」と呼ばれる細胞内小器官である。

「人間を含めた高等生物は、もともとは遺伝子をつくる生物とエネルギーをつくる生物の2つが合体して生まれています。そのエネルギーをつくる生物が、現在のミトコンドリアです。ミトコンドリアがなければ、間違いなくわたしたち人間は存在していないでしょう」

そう話すのは、日本医科大学教授の太田成男。30年以上にわたってミトコンドリアと健康の関係を追い続けてきた、ミトコンドリア研究の第一人者だ。wired.jp

ミトコンドリアは「エネルギーを作る」ために働いてくれているもののようで、この太田教授が言われるように、

「ミトコンドリアがなければ、わたしたち人間は存在していないでしょう」

という、そのミトコンドリアが、

「第四級アンモニウム塩にやられちゃう」

ということがわかり始めているということでしょうか。

そして、このような「第四級アンモニウム塩に包囲されている」社会の状況がすぐには変わらないこともご想像いただけると思います。

業務でも、家庭でさえも、過剰な殺菌は「ニューノーマル」となりつつあります。




 

これからも長く続く過剰殺菌社会の中で

第四級アンモニウム塩の「一般性」に関してお知りになりたいのでしたら、楽天でもアマゾンでも何でも、ショッピングサイトなどで、「第四級アンモニウム」等と入れて検索すれば、ズラッと商品が並ぶことでおわかりいただけるかと思います。

ご家庭ではともかく、たとえば外出した先で、スーパーでもイベント会場でも何でもいいですが、消毒剤が置いてある。

今でも多くの人びとが、それで手をシュッとやる。その際に、

「この成分は何ですか?」

と考えることがあるだろうかということです。

業務用、医療現場用として、第四級アンモニウム系の製品は広く普及しています。飲食店でお働きになる方なら、特にチェーンなどでは、毎日の掃除ではほぼ確実に暴露していると思われます。あるいは、医療関係、保健福祉関係、介護関係などでも、かなり多くの局面で暴露しているはずです。

以前、三重大学の今井 奈妙教授と、帝京平成大学の稲津 教久教授の論文を以下の記事でご紹介させていただいたことがありました。

世界中で拡大する大規模な消毒剤の空中散布や、日常的な手の過剰殺菌により、いよいよ人類の健康状況は終末の局面に至ると予測される
投稿日:2020年4月19日

この記事を書いたのは昨年 4月ですから、パンデミックが始まったばかりですが、この後、「この状態がますます本格化していく」ことになります。

その論文から少し抜粋させていただきます。

論文「看護における生活環境汚染の理解とその重要性」より

人体が摂取する様々な物質の割合の 79% は呼吸によるものである。

経口摂取の場合には、嘔吐や、肝臓による解毒作用を期待できるが、吸入曝露の場合は、肺から直接に血中に流入するため、経口摂取で認められる初回通過効果(肝臓での解毒)が回避されてリスクが増大する危険性につながる。(略)

病院では、布製品等の除菌を目的として噴霧式の消臭・除菌剤が使用されていたり、除菌クロスを用いて家具やパソコン類を拭いていたりする。これらの製品には、第 4 級アンモニウム塩が使用され、除菌クロスで室内を清掃すれば、第4級アンモニウム塩が揮発して室内に充満する。(略)

一般的な医療施設では、第4級アンモニウム塩を病室で用いるため、入院患者は、常に第4級アンモニウム塩に曝露し続けることになっている。

つまり、多くの人びとが「知らず知らずのうちに、第四級アンモニウム塩を呼吸から吸入して暴露してしまっている」ということになります。

過去の研究での第四級アンモニウム塩の健康被害としては、マウスへの経口投与において以下のようなことが認められています。

・死亡率増加傾向
・萎縮性肝機能障害
・免疫系への影響
・先天性異常を引き起こす

そして、今回ご紹介しましたように、人間の生存のために最も重要であるもののひとつであるミトコンドリアも攻撃を受けている可能性があることを知りました。

今の社会は、どこに行っても、どこで何をしようと、この「第四級アンモニウム塩の攻撃と暴露」からは逃れにくくなっています。

スーパーなどでは、今でも多くの人たちが手に消毒剤をすり込む光景を見ますが、「今、手につけているものが何であるのか」は多くの方々はあまり考えない。

あるいは飲食店では、お客さんが退出するたびに殺菌消毒するという光景が見られますけれど、先ほどの論文から抜粋しますと、第四級アンモニウム塩を使用したあらゆる除菌製品で 室内を清掃した際に、

> 第4級アンモニウム塩が揮発して室内に充満する。

ことになるわけです。今の社会はどこもこのような状態となっている可能性が高いです。

今のパンデミック対策の中で「三密を避ける」というようなオカルトが語られることがありますが、しかし確かに、消毒剤のあまりにも強い毒性を考えると、「第四級アンモニウム塩が充満した空間を避けるために密空間を避ける」というのは考え方としてアリかもしれません。あるいは過剰に消毒しているような店には近づかないとか。

コロナウイルスはそれほど私たちを殺さないかもしれないですが、第四級アンモニウム塩は、時間の経過と共に私たちの細胞を殺すものとなっていくかもしれません。他にも今後の私たちを殺す可能性のあるものはいろいろとありそうです。

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