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4月19日にメルマガ私たち現生人類は「鉄の種族」であることから思う生き方を発行させていただきました。

2020年からの世界 人類の未来 日本の未来

東京オリンピック、金融、経済、人類の未来……。新型コロナウイルス流行後の世界は? そのオカルト的予測

投稿日:2020年2月25日 更新日:


time.com




 

11年前のウェブボットにあらわされていた光景が

新型ウイルスと関連するソーシャルネットの動画などを見ていて、ふと、「ああ、この光景は」と思わせるものがいくつか出てきます。

たとえば、イランでも深刻な新型コロナウイルスの流行が起きていますが、そのイランから投稿されたもののひとつもそうです。

イランの感染に関して、イラン当局は、感染確認者数が 60人というように発表していますが、死者数は 12人としていまして、これだと致死率が 20パーセントなどになってしまい、おそらく、イランでの感染は、公式発表より大幅に拡大していると日本経済新聞は推測しています。

そのイランから、ツイッターに以下のような動画が投稿されてまいした。イランあるいは中東では、男性の知人同士が会った際には、一般的に「お互いに力強く抱きしめ合う」というのが普通です。

ところが、この動画では、イラン人の男性が「お辞儀している」のです。

通常の挨拶は抱擁であるイランで友人同士が「お辞儀する」光景

Wladimir

以下はその様子の動画です。普通は「手によるハイタッチ → 抱擁」という流れの挨拶をする人たちが、お辞儀して足でタッチしているのです。

https://youtu.be/CKeA8Bj3FME

これを見まして、「ああ、現実化すると、こういうような様子なのか」と、11年前の記述を思い出していました。それは、アメリカの未来予測プロジェクトであるウェブボットの 2009年9月に配信された文書の中の以下の部分です。

2009年9月15日配信のウェブボットより

・生物化学兵器の一環としてウイルスがばらまかれ病気が蔓延するが、これに伴い人々のあいさつの方法が根本的に変化する。ウイルスが人間との接触を媒介にして感染する可能性があるため、握手や抱擁、そしてキスといったような直接的な接触を避けるようになる。この結果、日本文化が世界中で取り入れられ、 お辞儀があいさつの一般的なスタイルになる。

まあ、新型コロナウイルスは生物化学兵器ではないですが、とにかく蔓延はしています。

ちなみに、この後の記述は以下のようなものになっています。

・日本では古代の日本文化のいわばルネッサンスのようなことが起こり、お身儀などの伝統的な風習に込められた深いニュアンスや、その象徴的な意味が再認識されるようになる。これは世界に広められる。

この新型コロナウイルスの流行によって、日本で古代の日本文化を再認識するようになるかどうかはわからないですが、少なくとも、イランの先ほどの動画を見まして、おそらく、この「挨拶をお辞儀で行う」という習慣がイラン全体で広がっているのだろうなと思います。

ウェブボットの、

> お辞儀があいさつの一般的なスタイルになる。

ということが現実になっているのだなと実感します。

なお、この「日常の挨拶がお辞儀だけ」というスタイルの習慣は、私たち日本人が想像しているより、はるかに「世界的には異様なこと」で、いかなる状況でも、お辞儀だけで挨拶を済ませている民族を他に私は思い浮かべることができません。

日本人で、友人と会って、あるいはビジネスの相手と会って、強く抱擁する男の人たちはまずいないでしょう。握手も稀だと思います。

日本の習慣というのは、他もいろいろと含めて、本当に国際的に奇異なんですよ。

そこが私が好きなところでもあります。

なお、この 2009年のウェブボットの「世界の予測」は、2009年から 2010年にかけて世界で起きるであろうことを予測した文書ですけれど、当時は、

「ちっとも当たらなかった」

のですね。

しかし私は、ウェブボットの主催者であるクリフ・ハイという人の「ひねくれた理想論」がとても好きで、よく読み返していました。

そうしましたところ、昨年、つまり 2019年になってから、

「 2009年のウェブボットにあった記述が次々と実現している」

ことに気づきだしたのです。

その中で 2019年3月には、「同じ世界に生きている異なったふたつの人類」というメルマガの号で、その 2009年のウェブボットに書かれていることを抜粋して、2019年から 2020年の「予測」をしてみようという試みを書きました。

もちろん、それは娯楽でありオカルトであり、科学の世界でもリアルな話でもありません

しかし、今回の「お辞儀」もそうですが、そのころのウェブボットを読みますと、「まるで今のことを描写しているようだ」と思われる光景が他にも続々と出てきます。

たとえば、以下のような記述もありました。

2009年2月14日配信のウェブボットより

・天候異変や気象異常はファッションや衣服に大きな影響を及ぼす。人々はこれに対応するために、マスクをかけて顔を隠すので、誰が誰だか判別できなくなる。この顔が判別できないという新しい衣服の特性は支配勢力に衝撃を与える。

・また、顔を完全に隠してしまうこのような衣服は、病気の感染から身を守る必要からも流行する。

 

2009年2月14日配信のウェブボットより

・フロアの閉鎖というキーワードと関連があるのはホテルには止まらない。春から夏にかけて多くの医療施設で同じような閉鎖や縮小が発生する。これにより、全世界的な規模での「病気の発生」に対応できなくなるので、甚大な問題が起こる。

最終的には翌年にかけて、世界はどのようになってしまうかといいますと、以下のように予測されていました。

2009年7月20日配信のウェブボットより

・ハイパーインフレーションと病気が蔓延するにしたがい、特に先進国で社会のインフラが機能しなくなる事態が発生する。それは、電力、燃料の供給、医療関係のインフラである。また公共の場所での集会もできなくなる。

・当局による居住地の管理や移動の制限はもはや問題ではなくなる。民衆は経済的な混乱や病気の蔓延による家族の死、そしてインフラの機能停止を当局の責任と考えて、怒りを爆発させる。

そして、当時の記述で最近、気になったのは以下のものでした。

2009年9月15日配信のウェブボットより

・1月から2月にかけて、豚インフルエンザが致死率のはるかに高い強毒性の菌に進化する。

・またこの進化したインフルエンザは、オリンピックで蔓延し、そこからあらゆる地域に拡散するとのデータもある。

ここには、豚インフルエンザとありますが、これを新型コロナウイルスと置き換えれば、「東京 2020」というものを思わせてくれるわけで、それで冒頭に、「新型インフルエンザは、東京オリンピックに影響を与えるか」という内容のアメリカのタイムの記事を掲載しました。

このタイムの記事は、非常に長いものですが、要点の部分だけ抜粋しますと、以下のようなことが書かれてあります。

 


東京オリンピック2020が新型コロナウイルスの犠牲者になってしまう可能性はあるのだろうか

Could the 2020 Tokyo Olympics Be a Victim of COVID-19?
TIME 2020/02/20

今年の最大のイベントの 1つである 7月 24日から東京で開催される 2020年オリンピックに対して、さまざまな憶測が高まっている。

日本は新型コロナウイルス COVID-19 に関して、世界で 2番目に高い感染確認者数となっているが、しかし、オリンピックの聖火リレーは来月から始まり、121日間で日本の 47都道府県すべてを横断することになっている。

現時点でアジア全体からの日本への訪問者数が大きく減少しているが、この点からも、オリンピックの訪問者数が控えめになるリスクが想定される。日本は 2019年には、中国から 960万人の観光客を受け入れた。中国人の支出は、すべての外国人観光客の支出の 3分の 1を占めていた。

しかし現在、中国人の日本への入国は流行以来実質的に停止している。日本の公共放送局 NHK によると、東京 2020組織委員会の最高責任者である武藤敏郎氏は 2月5日に、「感染症の蔓延が大会に向けた勢いに冷水を投じることを非常に心配している」と述べた。

それ以来、オリンピックに関しての憶測が高まったため、組織委員会の森喜朗会長は 2月13日に、「大会の中止や延期の検討はしていません。それを明確にさせてください」と主張した。

元オリンピック選手であり、国際オリンピック委員会のメンバーであるディック・パウンド氏は、TIMEに、「仮に、致命的である可能性のある正当なパンデミックとなった場合、オリンピックについて考え始める必要はあると思います。しかし、今はその段階ではありません」と述べた。

森氏の自信は、2003年の SARS のように、新型コロナウイルスが、暖かくなるにつれて感染拡大が減少していくという予測による。しかし、ミネソタ大学の疫学者であるマイケル・オスターホルム教授は、新型コロナウイルスの流行が夏までに収まるという理論は、「単に希望的観測に基づいているものであり、それをサポートするデータはありません」と述べる。

オリンピックが中止、または他の会場への移転を余儀なくされた場合、日本への経済的影響を想定するのは難しい。このイベントを取り巻く投資は膨大なのだ。

東京オリンピックの費用は 250億ドル以上(※日本の報道では 3兆円)に設定されている。最新の予測によると、これは元の推定値のほぼ 4倍だ。

調査会社 CBRE ホテルズによると、2019年から 2021年の間に、日本の 9つの主要都市に 8万部屋のホテルルームがオープンすると予測された。10億ドル(1100億円)の改装を経て、9月に東京のホテルオークラが営業を再開した。5月、日本航空は、オリンピックを取り巻く需要の増加に対応するために、約 2億ドル(220億円)の資金で低コストの子会社ジップエア・トーキョーを立ち上げる予定だ。

現在、東京の成田国際空港は、ほぼ 2倍のキャパシティに拡張している。

新型コロナウイルスは、現時点ですでに、中国以外の海外からの日本への訪問者も遠ざけている。キャピタルエコノミクスの調査によると、日本を訪れる観光客の数は、新型コロナウイルスにより、今四半期は 40%減少し、成長率は 0.4ポイント低下する。

国連の国際民間航空機関は、日本が同じ期間に観光収入で 12億9000万ドル(1430億円)を失う可能性があると予測している。


 

ここまでです。

仮に、オリンピックが中止や延期、あるいは会場変更などになった場合は「経済的な損失は非常に大変なものになる」ようです。

記事には「日本は、世界で 2番目に高い感染確認者数」とありますが、その後、韓国で感染確認者が急増して、韓国が日本を抜き 2番目となりましたけれど、そういうことは、もはや問題ではないです。

この記事を読むまで知らなかったですけど、東京オリンピックの予算って、3兆円とかになっているんですね。

その上、各地でホテルが建築されていて、羽田空港なども拡張させている中で、今回のようなことが起きてしまったようです。つまり「誰も観光客が来ない」ということになってしまったわけです。

こういう意味では、もし、春から夏までに感染拡大が止まらなかった場合、経済的に、世界で新型コロナウイルスの影響を最も受けてしまう国のひとつが日本ということになってしまうのかもしれません。

現時点では、感染流行の先行きを予測できる人はいないですので、オリンピックが始まる 7月までにどのようなことになっているかは、今は何ともいえないですが、仮に流行がある程度終息していたとしても、オリンピックへの影響はかなり強く出そうです。

なお、これは今年の予測とは関係ないですけれど、先ほど取り上げましたウェブボットについて、昨年のメルマガで取り上げました「 2009年から 2010年に起きるとされていたこと」をいくつかご紹介したいと思います。昨年の私は、このようなことと似たようなことが、2019年から 2020年に起きるのかもしれないと何となく思った次第です。

もちろん、先ほども書きましたように、これは「予測」ではなく、娯楽的あるいはオカルト的なものと考えていただければ幸いです。

つまり、あまり気になさらないでほしいということです。

ウェブボットの「市場」の予測

春から夏にかけて、失業率は世界的に高まる。そして秋になると実際の失業率は公式発表の2倍を超えるようになる。

物資の欠乏は世界のより豊かな国々を直撃する。物資の欠乏は「革命」と「変容」という2つのキーワードに結びついている。

物資の不足が製薬産業を直撃する。医薬品の欠乏は世界の国々を直撃し、医薬品の物流システムが止まってしまう。特にこれは精神病薬の欠乏を生み、深刻な問題となる。

これは「太陽の病」「精神病」「逆上する人々」「集団的異常行動」というキーワードと結びついているが、 これから半年以内に発生する「処方箋を必要とする薬の流通システムの崩壊」という事態の重要な要素である。

こうした事態が発生するおもな原因は物資が不足することである。これにより、多くの人々が精神薬の依存から脱することを余儀なくさせられる。

先進国で物資の欠乏は、ジャストインタイムシステムと呼ばれる時間どおりに配送する流通システムに甚大な影響を与える。特に食品の流通への影響は深刻で、アメリカでは大陸間の食品流通システムが完全に停止してしまう。

3月から始まるデリバティブの急速な縮小で、いくつかの企業や組織、また大金持ちの個人が破綻する。 この破綻によってデリバティブの崩壊はいっそう進み、デリバティブというビジネス全体が破綻するにいたる。

また、この年に始まる通貨危機は、世界的な農業生産のシステムに大きな影響を与えるとのデータがある。

「飢饉」や「飢餓」、「物資の欠乏」というキーワードが大きい。われわれのデータからみると、この年にはどこに住んでいようが、世界の民衆はなんらかの形の物資の欠乏を経験することになるようだ。

 

ウェブボットの「人類の変容」の予測

この年は、変化が急激なので、これまでの現実の見方を新しい現実に適応させることに難しさを感じる人々が出てくる。

このような「時間の圧力が増す」感覚がこの年にどんどん加速する。それは「変容」が進んでいるからである。われわれのデータでは、「変容」の影響を逃れることのできる地域は世界には存在しない。「変容」は人々の人生のあらゆる側面を覆うようになる。

これにともない、あらゆる人々が、すぐに行動しなければならないという「圧力」を感じるようになる。この感覚は、個人にいたるまでのレベルで感じられるようになる。

この年は「古いもの」の「破壊」と「解体」が進む年だ。この転換は個人の態度に大きな変化をもたらすが、 それはおもに個人と宇宙との関係が変化するからに他ならない。

こうした変化によって、多くの人々は現在の資本主義を放棄するにいたる。このような変化により、既成の価値観がひっくり返り、社会契約が崩壊するのをきっかけとして起こる。

ドルが死に、富の破壊が進むにつれ、人々は貨幣や通貨に対する子供じみた執着を捨てるようになる。社会秩序が崩壊する変容の過程で、人々は古い社会集団に代わる様々な新しい社会集団を形成するようになる。このような社会集団は「新しい家族」を含む。

多くの人々が食糧難に直面する。食糧難の原因は、風向パターンの変化、宇宙からの未知のエネルギーの放射、そして紫外線の増大などである。 食糧難は他の様々なキーワードとの関連で起こってくる複雑な現象である。

ここまでです。

要するに、「激動の時代を迎えるけれど、その先は新しい人類の価値観が生まれるのかもしれない」というようなことですが、その過程の中で、既存のシステムに徹底した破壊が起きていくことを、ウェブボットは何度も語っています。

現在起きている新型コロナウイルスの経済への影響が、そのようなことと関係しているかどうかはともかく、日本も世界も相当厳しい場所に置かれていること自体は事実かもしれません。

 
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