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人類の未来 人類の覚醒と真実 健康の真実

人類が花粉症やアレルギーから解放される唯一の手段… : 私たちは、誤った衛生観念を捨てる時に来ていると語るピューリッツァー賞受賞の記者が主張する「人類のこれまでとこれから」

投稿日:2019年4月4日 更新日:

2019年3月12日の米ニューヨークタイムズより


nytimes.com




過度な衛生観念と人間の免疫の真の関係

今回は、少し前に、アメリカのニューヨークタイムズに掲載されていた記事をご紹介させていただこうと思います。

これは 2010年にピューリッツァー賞を受賞しているニューヨークタイムズの記者であるマット・リヒテル(Matt Richtel)さんという方による長編の記事で、 In Deep でご紹介する翻訳記事としても相当長いほうになりますので、早めに本文に入らせていただこうと思いますが、基本的には、

「現在の過剰な衛生観念と抗生物質の使用が、アレルギー性疾患と自己免疫疾患を増加させている」

ということに関しての記事です。

In Deep では、過去にも、「今の社会の中では、特に子どもたちはもっと不衛生にならなければならない」ということは、過去記事でも何度かふれていますが、それを体系的に書いてくださったようなものとなっている記事です。

ともかく、まずはその記事をご紹介したいと思います。

ここからです。

 


Your Environment Is Cleaner. Your Immune System Has Never Been So Unprepared
NY Times 2019/03/12

私たちの環境は衛生的すぎる。免疫システムは、このような環境への準備はできていないのだ

今から 1世紀前、イギリスの科学者たちが衛生状態の向上とアレルギー状態との関連性を示唆した。これは、私たちの免疫システムが「不適切に訓練された」ようになっていることについての最初のヒントだった。

 

あなたは鼻をほじるだろうか?。

ふざけた質問をしているわけでもない。 これは科学的に興味深い質問でもある。

では、ご自分のお子さんが鼻をほじるのをどう思われるだろうか。あるいは、お子さんが不潔なものを口に入れることをどう思われるだろうか。

現代の私たちは、自分たちの体の免疫の問題が、現在の私たちが暮らしている環境にどのようにチャレンジしているかを知る必要がある時に来ている。

たとえば、多くの人は、抗菌作用のある石鹸や手の洗浄液を使うことに疑問を抱いていないかもしれない。しかし、実際にはこれは「良くないこと」だ。

そして、私たちは、あまりにも日常で抗生物質を使いすぎていることにも疑問を抱いていないが、しかし、このような慣習はやめなければならないものなのだ。

 

デンバーの皮膚科の医師であるメグ・レモン博士(Dr. Meg Lemon)は、以下のように述べている。

「床に食べ物を落としたなら、それを拾って食べてください」

「抗菌作用のある石鹸をご家庭から排除して下さい。子どもたちに予防接種を受けさせるのは問題ありません。ただし、その場合、子どもたちは汚いものを口に入れる生活習慣をしている必要があります」

より良い免疫システムを獲得するのためのレモン博士の処方はこれだけでは終わらない。

「鼻はほじるだけでなく、(ほじったものを)食べるべきです」とレモン博士は言うのだ。

レモン博士は、私たちの免疫システムが、自然界との定期的なやりとりがない場合には混乱する可能性があるという事実と向きあっている。

「私たちの免疫システムには《仕事》が必要なのです」と博士は言う。

「私たちは、何百年にもわたって自分たちの体の免疫システムを絶え間ない攻撃にさらしてきました。 今、私たちの免疫システムは何もできなくなっているのです」

このような極端なことを述べる医師は今や彼女ひとりではない。現在、一流と呼ばれる医師や免疫学者たちは、現在の世の中に浸透している消毒方法を立て直さなければならないと再検討しているのだ。

 

なぜ、今このようなことが専門家たちによって検討されているのか。

まずは、19世紀のロンドンに目を向けてみよう。

1872年に出版された医学誌「ブリティッシュ・ジャーナル・ホメオパシー(British Journal of Homeopathy)」の第 29巻には、驚くほど先見の明のある所見が含まれている。

そこには以下のように記されている。

「花粉症は貴族の病気であると言われている。そして、それは疑いの余地がない」

花粉症は、花粉および他の空中刺激物に対する季節性アレルギーの包括的な用語だ。19世紀のイギリスの科学者たちは、「花粉症は貴族の病気である」というこの考えをもって、研究に取り組んでいた。

それから 1世紀以上経った 1989年11月、花粉症をテーマにした別の影響力のある論文が発表された。

それは医学誌『ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル (BMJ)』に発表されたもので、「花粉症、衛生、および世帯規模 (Hay Fever, Hygiene, and Household Size)」と題された短い論文だった。

著者は、 1958年3月に生まれた 17,414人の子どもたちの間の花粉症の有病率を調べた。その中で、子どもが花粉症アレルギーを起こす確率と、その兄弟姉妹の数の関連性が最も印象的だったと述べている。

それはどのような関係性だったかというと、「多くの兄弟姉妹がいればいるほど、花粉症アレルギーとなる確率が低い」ことがわかり、そして、アレルギーを起こす可能性が最も低かったのは、年上の兄弟姉妹を持っていた子どもたちだった。

この論文は、以下のように述べる。

「アレルギー性疾患は、幼児期の(細菌への)感染によって予防されるか、年上のきょうだいとの衛生的ではない接触によっての伝染か、あるいは年長の子どもたちとの接触によって感染した母親から出生前に、その予防が獲得されていると考えられる」

「過去 1世紀にわたり、家族の数は減少し、家庭の快適さと衛生状態は向上し、そして、個人の清潔さの基準も向上したことにより、若い家族での相互の(細菌の)感染の機会が減少してきた」

さらに論文は次のように続いている。

「この研究では、アトピー性疾患が、より裕福な人々のあいだに広範囲に出現している可能性があり、それは花粉症も同じだと思われる」

ブリティッシュ・メディカル・ジャーナルに発表されたこの論文から「衛生仮説」が生まれた。その背後にある考えはその後も進化し拡大してきたが、それは人間が現代世界との関係において直面する課題への深い洞察を提供する。

 

私たちの祖先は、何百万年もの間、自分たちの環境で生き残るために進化した。

人間の歴史の大部分は、その環境は、食料の不足、あるいは病気を運ぶ可能性のある食物、ならびに不衛生な状況、および不潔な水、あるいは水が枯渇する天候などのような極端な課題を特徴としていた。それは危険な環境であり、生き残ることが最大の目的の環境だ。

私たちの体の防御の中心は、私たちが持つ免疫システムにある。このシステムは何世紀にもわたる進化の産物だ。

その過程の後半に、人間は私たちの防御を強化するための措置を講じることを学び、私たちの生存を支えるためのあらゆる習慣や行動を身につけた。

このようにして、免疫システムのもう一つの側面として、私たち人間が習慣や行動を身につけるのを助ける器官 である「脳」を考えてみよう。

私たち人類は、集団的な頭脳を使って効果的な行動を見出した。

たとえば、私たちは手を「洗うようになった」。あるいは、経験が示したある種の食べ物が危険であるか命に関わるものである際にはそれを避けるように注意を払うようになった。

たとえば、いくつかの文化では、豚肉を避けるようになったり、他の国々でも、肉を禁忌とする文化があるが、後年になり、肉が大腸菌や他のバクテリアの有毒物を人体にもたらす可能性があることを私たちは知る。

最も初期の記述の中にあらわれる儀式的な洗浄方法は、旧約聖書「出エジプト記」で述べられている。

 

このように、私たちの考えは進化したが、免疫システムはそうではない。

もちろん、免疫システムがまったく変化しなかったと言っているのではない。免疫システムは私たちの環境に反応する。私たちがさまざまな脅威に遭遇したとき、私たちの防御システムは学び、そして将来その脅威に対処することが、さらに可能となっていく。そのようにして、私たちは自分の環境に適応していく。

私たち人類は何万年ものあいだ生き残った。

そして結局、私たちは手を洗い、床を掃き、食べ物を調理し、特定の食べ物を完全に避けるようになった。飼育されている動物の衛生状態を改善させた。

世界のより裕福な地域では、水を浄化し、配管と廃棄物処理プラントを開発した。

 私たちは水から細菌や他の微生物を分離し殺菌するようになったのだ。

私たちの体の免疫システムが、この変化に追いつくことができていないことが証明され始めている。世界で最も長く生き残り続けたこの免疫システムと、私たち人間が暮らす現在の環境との間に「摩擦」が引き起こされている。

私たち人類は、歴史の中での学習の中で、さまざまな「種」との関係性を排除し続けてきた。寄生虫はもちろん、体に有益なバクテリアや免疫システムさえも、人体との関係性を最小限にまで抑えるようなことをしてきた。

時代と共にそれはさらに進んでいる。

たとえば、今は、赤ちゃんのいるような部屋は清潔で、虫と遭遇することなどないはずだ。そして、今は多くの家庭の規模が小さくなり、たくさんのきょうだいを持つ子どもは少なくなった。

ただでさえ過度に衛生的な環境の中で、きょうだいもいない。より年上のきょうだいが細菌を持ち帰り、赤ちゃんに感染させてくれるのだが、それもない。

さらには、私たちの食べ物や飲料水、そしてミルクも殺菌されている。

今は、かつて私たち人類が自然界で出会っていたあらゆる種類の微生物との相互作用が欠如しているのだ。

 

このような環境で、免疫システムはどのようなおこないをするだろう。

それは過剰に反応することになる可能性が高い。塵やダニまたは花粉のようなものに悩まされるようになる。これは、私たちがアレルギーや炎症と呼んでいる「慢性的な免疫システムの攻撃」であり、これはさらに危険な方向に進み得る。

アメリカ疾病管理予防センター(CDC)によると、1997年から 1999年の間と、2009年から 2011年の間に、アメリカで食物アレルギーを持つ子供の割合は、それぞれ 50パーセント増加した。

その間の皮膚アレルギーは 69%と急増し、米国の子どもたちの 12.5%が湿疹やその他の刺激症状を持っていた。

食物アレルギーおよび呼吸器アレルギーは所得水準と連動して上昇した。

一般に高等教育と相関するより高い資産状況にある場合は、アレルギーのリスクがより高くなった。

同じ傾向が国際的にも見られる。医学誌『ジャーナル・オブ・アレルギー・アンド・クリニカル・イミュノロジー( Journal of Allergy and Clinical Immunology )』の論文を引用した研究によれば、皮膚アレルギーは「過去 30年間に先進国では 2倍または 3倍となり、子どもの 15〜 30パーセント、成人の 2〜 10パーセントに影響を及ぼしている」と述べられている。

世界アレルギー機構(World Allergy Organization)の報告によると、2011年までにヨーロッパでは 4人に 1人の子どもがアレルギーを起こし、その数は増加している。

衛生学の仮説を補強するものとして、この論文では、海外で生まれて移民をしてきた子どもたちのほうがアメリカで生まれた子どもたちよりもアレルギーと自己免疫の両方の疾患の率が低かったことを指摘している。

このアレルギーには、炎症性腸疾患、リウマチ状態、そして特にセリアック病(小麦への完全な不耐性)に関連する傾向がある。

セリアック病の原因は、免疫システムが小麦、ライ麦、大麦のタンパク質であるグルテンに過剰反応することにより起きる。セリアック病での攻撃は、小腸の壁を傷つける。

これは食物アレルギーのように聞こえるかもしれないが、症状から述べると、自己免疫疾患といえる。このような自己免疫疾患の場合、免疫系はタンパク質とその関連領域を攻撃する。

アレルギーは、より一般化された反応を引き起こす可能性がある。 例えば、落花生アレルギーは、アナフィラキシーとして知られる状態により気管の炎症を引き起こす可能性があり、それは絞扼(気管がしめつけられること)を引き起こす場合がある。

アレルギー性疾患と自己免疫性疾患のどちらの場合も、免疫系は他の場合よりも強く反応したり、宿主にとって健康な場合よりも強く反応する。

もちろん、このようなアレルギー疾患や自己免疫疾患が増加していることの原因すべてが、衛生状態の向上や、子ども時代の細菌への感染の減少と関係しているというわけではない。

あるいは、裕福であることと高い教育が、必ずしもアレルギー性疾患と関係すると言っているわけでもない。新たに登場した汚染物質を含む環境の変化もあるだろうし、絶対的な遺伝的要因もあるだろう。

しかし、アレルギーに関していえば、衛生仮説は驚くほどよく成立している。

衛生仮説とはつまり、「工業化されたプロセスと、人間の健康は《逆の関係》にある」ということだ。

感染予防と疫学の専門家協会によって 2001年に発表された研究によると、私たちは 1800年代後半から市場で始まった衛生において安定した食事を与えられている。

米コロンビア大学の研究者は、私たちがどのようにして石鹸製品に夢中になってきたかを理解しようと研究した。その研究の概要は以下のようものだ。

・1900年代初頭のアメリカの百貨店シアーズのカタログでは、「アンモニア、ホウ砂、そして洗濯用および石鹸用洗剤」を大々的に宣伝していた。

・「1900年代初頭から 1900年代半ばまでの間に、米国における石鹸製造は 44%増加した」とし、これは、「給水、ごみ処理および下水システムの大幅な改善」の時期と一致している。

・1960年代から1970年代にかけては、抗生物質とワクチンのマーケティングは、「個人的責任」を重視することなく、感染因子に対する解決策であると理解されていた。

・1980年代後半から、その中でも家庭用および個人用の衛生製品の市場は 81%急増した。論文の著者たちは、「感染症からの保護に対する公衆の関心の回復」を引用しており、その注目の一部としてエイズの登場があったことを考えることは難しくない。

・1998年のギャラップ世論調査によると、アメリカの成人の 66%がウイルスやバクテリアを心配していると答え、40%が「これらの微生物が蔓延していると考えている」と述べた。 26%が、身体と皮膚をウイルスやバクテリアから保護することが必要だと考えていた。

結局、このようなアメリカ人の考えは間違っていたのだ。

医者さえも間違っていた。

アメリカの医療では、抗生物質が非常に過剰に処方される。 抗生物質の使用は、致命的な感染に直面している場合は、免疫システムへの恩恵となるかもしれないが、 しかし、正当な理由なしに抗生物質を使用すると、それは私たちの腸内の健康な微生物を一掃し、侵入した細菌をさらに致命的なものに発達させる可能性がある。

世界保健機関(WHO)は、抗生物質の使用を制限するための世界的な政策を策定する努力をおこなっているが、それを主導した科学者ケイジ・フクダ博士(Dr. Keiji Fukuda / 福田敬二)は、「これは過去 1世紀のマーケティングに反する学習をするようなものです」と語っている。

「環境からあらゆるリスクを排除しようとすると、私たちは安全ではいられないのです。私たちは、環境からこれら(細菌など)を全滅させるという考えから脱していかなければなりません」

私たちの歴史の中で作り出された衛生観念の多くは、実用的で価値があり、私たちの命を守るものであったことは確かだろう。

しかし、私たちは、衛生に対して過剰に進み過ぎてしまったのかもしれない。

ここで話を最初に戻そう。

鼻はほじるべきだろうか? あるいは、なぜ「ほじりたい」という衝動が湧くのだろうか。

文化的な観点からは、ほじるべきではないのだろうが、しかし、これは驚くほど公正な科学的な主題だと思える。

 


 

ここまでです。

アレルギーと自己免疫疾患の理由が、おおむね過剰な清潔や抗生物質などによる免疫システムの問題にあるというようなことが、歴史的にもわかります。

はじめて、In Deep で、「子どもが過度の清潔の中で育つことはどれだけ危険か」ということにふれましたのは、2016年の「数百万の無菌室が導く崩壊 : 微生物との共生を拒否した日本人たちが創り出す未来の社会は」という記事でした。

その記事に示しましたグラフを今、改めて見てみますと、先ほどの記事の中のコロンビア大学の研究の概要にありました「アメリカでの 1960年代(抗生物質の台頭)から 1980年後半からの状態(家庭での衛生製品の売り上げ増加)」と、日本でのアレルギーの増加はとてもリンクしていると思います。

日本におけるアレルギー疾患の患者の推移


日本健康増進支援機構

 

しかし、実は今回なぜこのニューヨークタイムズの記事をご紹介させていただこうと思ったかといいますと、今日(4月4日)、以下のようなニュースを見たことによります。以下は抜粋となります。

もう一度書きますが、それが「誰」であろうと、「アレルギーの大きな原因は、過剰な清潔や抗生物質などによる自己免疫システムの異常」です。

サルもつらいよ「花粉症」 過去最悪レベル 淡路

神戸新聞 NEXT 2019/04/04

兵庫県の淡路島モンキーセンター(洲本市)に集まるニホンザルに、過去最悪レベルの花粉症“被害”が広がっている。例年の2倍近い約30匹に鼻水やくしゃみ、涙目などの症状があり、センターは「今までで一番ひどい」と心配する。

同センターは1967年に開園。サルに花粉症のような症状が出始めたのは80年代に入ってからで、近年は約300匹のうち17~18匹に発症が見られた。

今年は2月中旬から症状が確認されるようになった。その数は過去最多の約30匹に上り、中には重症化したサルも。

県洲本健康福祉事務所によると、同市では今年、昨年より7日早い2月16日に花粉の飛散が始まった。スギ花粉は3月前半をピークに昨年の約2・5倍、1平方センチメートル当たり約500個を確認した日もあった。

「洲本ではここ10年で最も多い」と、県立健康科学研究所は指摘する。

報道では「今年はとても花粉が多い」ことと、このサルたち花粉症の関係を書かれていらしゃいますが、先ほどのニューヨークタイムズの記事をあげるまでもなく、「本来は、花粉そのものは関係ない」ことがおわかりだと思います。

自然の中で生きている本来のサルたちが、花粉ごときにやられていては、生きられもしないです。

結局、サルたちの環境も、何らかの過度な清潔状態や、食べ物などに含まれるような抗生物質的なものに取り囲まれてきているということになるのだと思います。

以前から書かせていだくことがありますが、

「人間が生活の中で使用しているものは、ほぼすべて排水システムから環境に広がる」

ということは事実です。

人が服用した抗生物質は下水排水から環境へ流れ、99%除菌などの化学製品も、その多くは排水から環境に移行し、ラウンドアップのような毒性の強い農薬も、水システムから環境に広がります。

ですので、もちろん人間の健康を取り戻すためにも、過度な衛生観念は転換させるべきだとは思いますが、人間が作りだした「細菌をやっつけるあらゆるものたち」が、地球全体をおかしなことにしている可能性が高いのです。

もちろん、人間自身に対してもそうです。

現実としては、99%除菌製品や、ダニや花粉を濾過してしまう空気清浄機やエアコンのようなもの等は、特に赤ちゃんたちに対しては「兵器」とさえ言えると思います。それは、幼い時に耐性をつけられるはずの細菌やダニなどへ不耐性のまま成長するためですが、そういう「狂気の人体免疫攻撃装置」が生活の中で普通のものとなっていることがおかしい。

いずれにしましても、特に過度な衛生観念が行きすぎている主要国は、本当にそろそろ本気で、過度な清潔を止めていく方向に進まないと、いよいよ取り返しがつかなくなる気がします。

衛生と人間に関しての過去記事をいくつかリンクさせていただいておきます。

「過度に清潔な環境が子どもの白血病のほとんど(99%)を作り出している」ことが判明 : 私たちはそろそろこの「過剰殺菌社会は異常」だと気づかないと、子どもたちが誰も助からなくなる (2018年5月28日)

ヒポクラテスが述べた「人は自然から遠ざかるほど病気に近づく」ことをますます示す最近の研究。しかし、自然を不潔なものとする過剰な清潔社会はさらに拡大している (2019年1月24日)

なぜ私たち現代人は0157や花粉やダニ程度のものに対して、こんなに弱くなってしまったのか冷静に考えてみませんか …… その答えは過度な清潔社会の進行以外にはないのですが (2017年8月24日)





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