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10月4日にメルマガ太陽の50年ぶりの目覚めの中でを発行させていただきました。

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衝撃的な数値。オーストラリアで、2021年後半の出生率が「約70%」減少していた。その理由について議員が議会質問で尋ねる:「原因は何なのか」と

投稿日:

オーストラリア議会で質問するマルコム・ロバーツ上院議員

持っている書類が以下の記事で示しているグラフです。 Malcolm Roberts




 

出生率が -67%の減少という異常な事態

11月21日だと思いますが、オーストラリアの議会で、クイーンズランド州選出のマルコム・ロバーツ上院議員 (Malcolm Roberts)が、以下のように議会で質問したことが報じられていました。

「オーストラリアの2021年7月12月までの月間出生率が 67%減少していることが示されているが、なぜこのようなことになったと政府はお考えか?」

冒頭の写真で、ロバーツ上院議員が手にしているグラフは以下のものです。横長のグラフですので、縦と横の比率を少し変更しています。

オーストラリアの2015年 - 2021年までの月間出生率の推移

malcolmrobertsqld.com.au


Malcolm Roberts

オーストラリアの国家統計は、日本のように速報値として数ヶ月前のものを出すということはしないようで、2022年のデータはまだなく、2021年のデータです。

ロバーツ上院議員の議会質問の動画は以下にあります。

オーストラリアの出生率が 67% 低下した原因は何ですか?
What's causing a 67% reduction in Australian birth rates?

 

これは、オーストラリア統計局の公式の数字からグラフにしたものです。

かつて、以下のような記事で、ハンガリーの 2022年の出生率が前年同期比で 20%減少したことや、台湾では前年比で 23%減少したことなどを、以下の記事で取りあげました。

 

[記事] ハンガリーの出生率が前年同期比で「20%減少」したことが報告される。そして、ハンガリー政党の副党首が「原因はワクチンの大量接種ではないか」と国会で指摘
 In Deep 2022年7月7日

[記事] 全国民の90%がワクチンを接種している台湾で「1年前との比較で出生率が23%減少」という通常ではあり得ない衝撃的な報告。これは生殖と不妊に関する問題が世界中で噴出していく兆候なのか…
 In Deep 2022年6月28日

 

ハンガリーも、議会でこの異常な出生率の低下の原因について質問されたものでしたが、しかし、今回のオーストラリアのデータは、これは 2021年のものですが、

 

「 -67%の出生率の減少」

 

という、壊滅的な天変地異でもなければ起こり得ないような数値が示されています。

マルコム・ロバーツ上院議員は、自らのウェブサイトに以下のように書いていました。

 

(マルコム・ロバーツ上院議員のサイトより)

> オーストラリア統計局 (ABS) の数値は、2021年 7月から 12月までの月間出生率が 67%減少したという衝撃的な結果を示しています。

>政府は私の提出した事実が間違っていると主張していますが、このデータは、オーストラリア統計局のウェブサイトで公開されており、それはすべての人たちが見ることができるものです。このデータの「約 9か月前にどのような重要なイベントがあったか」を推測してください… Malcolm Roberts

 

オーストラリアで、二度目のワクチン接種が始まったのは、2021年2月23日のことでした。

ロバーツ上院議員のグラフに「オーストラリアの二回接種率の推移」のグラフを合わせてみました。

オーストラリアの二回目接種率と月間出生率の推移の比較

ourworldindata.org

 

以前の記事でも書きましたけれど、出生率というものは、それが月間の比較でも、年間の比較でも、普通は「ほとんど変化がない」ものです。

それは、ロバーツ上院議員のグラフの「2015年から 2020年までの出生率の比較」でおわかりになると思います。穏やかな上下はあっても、年ごとに極端に変化するという部分は 2021年後半以外は見当たらないです。

厳しいロックダウンがオーストラリアでおこなわれた 2020年(緑のライン)は、やや通常より下がっていますが、それでも極端な減少ではないです。

つまり、コロナやロックダウンでさえ、出生率の変化に与える影響というのはこの程度だということがわかり、出生率というのは本来とても安定しているものだとわかります。

オーストラリア統計局のデータで、たとえば、グラフの落ち込みの大きい10月、11月、12月を前年と比較しますと、以下のようになっています。

2020年と2021年の10月・11月・12月の出生数の比較

10月 23,806件 (2020年) →  23,073件 (2021年)

11月 22.238件 (2020年) →  18,186件 (2021年)

12月 22.695件 (2020年) →  6,659件 (2021年)

 

この 12月の極端な数値について、オーストラリア統計局は注釈をつけており、「これは不完全なデータで、来年以降訂正される可能性があります」と書かれています。

確かに、6,659件 というのは、前年の 3分の1程度に相当して、極端な感じはあります。

しかし、その前の月の 11月でも相当激しく減少していることがわかります。

実はオーストラリアの出生数の減少が極端であることは、以前から伝えられていました。しかし、そこで示されている数値があまりにも極端で、どうも信じられるものではなかったのですが、今回初めて統計局の公式の数値を見て、これが事実だとわかりました。

アカウントが凍結されてしまったツイートですが、以下の比較グラフで示されていました。

いくつかの国と地域の出生率の減少の比較

SatansFlesh

日本はどうなんでしょうね……と思います。

というのも、実は、日本はブースター接種率が「ダントツの世界一」の状況になっているのです。




 

ブースター接種率で飛び抜けた世界一となっている日本の未来

最近、厚生労働省の人口動態統計の 9月までの速報が発表されていました。

9月の出生数は、前年同月比で -3.9%で、1月から 9月までの前年同期間の比較では -4.9%となっています。本来はこのくらいの変動でも極端なものなのですけとれど、4月、5月あたりは、-10%を超えていましたので、やや改善しているのかもしれません。

しかし、今回の人口動態統計のグラフに、2020年の出生数のグラフ(きれいにラインが書けなかったですが、数値的には正しいと思います)を重ねてみますと、「ずいぶん減ったなあ」とは思います。

2020年から2022年までの日本の出生数の推移の比較

人口動態統計速報2022年9月2020年12月

 

そして、

「いつのまにか日本は、ブースター接種率が世界一になっていた」

ことが最近示されていました。

以下は、日本と、やはり二回目までは接種率が日本並みに高かった韓国、そしてアメリカのブースター接種率の比較です。これは、3回目以降のすべてのブースターを合わせた率だと思われます。

いくつかの国でのブースター接種率の推移 (日本は113%)

ourworldindata.org

主要国でブースター接種率が 100%を超えているのは日本だけだと思います。他には、台湾は約 90%、シンガポールが 78%などとなっていますが、日本のブースター総接種率の 113%というのはかなり目立っています。

ブースターを接種しているのは、主に高齢者などだけだと思いたいですが、仮に、若い方々への接種も進められていくとした場合、今後の出生率もかなり険しい数値が出続けそうです。

先日、以下の記事で、アメリカの大学のいくつかで、「オミクロン対応ブースターの義務化」が報じられていたことをご紹介しています。

 

[記事] カナダでのブースター後の医師の突然死が途方もなく増える中、米国の各有名大学でインフルエンザワクチンやオミクロン対応コロナワクチンの「接種義務化」が進む
 In Deep 2022年11月19日

 

日本はどうなのか全体はわからないですが、日本のいくつかの著名大学の最近のリリースなどを読者様から教えていただいたことがありますが、東京大学などをはじめとして、特にオミクロン対応ワクチンの記載がない大学が多いようですが、ある有名私立大学には、総長名義で、

 

「ご家族や、周囲の幼いお子さんや高齢の方たちに感染を広げないためにも、オミクロン株(BA5)対応のワクチン接種をしてください」

 

というリリースが出されていました。

義務ではないですけれども、それでも、これから若い人たちでも、多少とはいえ、オミクロン対応などのトリス-スクロース・ブースターを接種する人も出てくるのかもしれません。

この秋から登場したこのトリス-スクロースという新しい製剤は、以前より効率的にスパイクタンパク質を生産しますので、影響も2倍3倍となる可能性もないではないのかもしれません。

五年くらい経てば、いろいろわかるのかもしれませんが、今は「可能性」としか言いようがないです。

この世が 2025年より先に存在するとしても、その頃、日本を含めた主要国は、きわめて極端な少子社会と化していると思われます。

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Oka In Deep

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