非現実的な数値を示す台湾の出生率の急落
台湾政府が、6月10日に発表した台湾の人口動態推移に関する発表で、
「 2022年5月は、2021年5月と比較して出生率が 23%低下した」
という衝撃的な数値をさりげなく発表していました。
台湾政府の戸籍統計データ分析ページより
ris.gov.tw
通常ですと、1年間という幅で、「 2割以上出生率が減少した」ということは、主要国なら現実では起こり得ない数値といえます。
台湾の政府が記述ミスをしたのならともかく、これが本当なら実に驚くべきことではあります。
原因はよくわかっていませんが、ただ、この1年間で台湾にあった大きな変化は、
「台湾では、全国民の 90%がコロナワクチン接種を受けた」
ということです。正確には、少なくとも 1回のワクチン接種を受けた人の数は、全人口の 89%となっています。
この原因として言われていることに、「新型コロナの流行があったのではないか」とする意見がありますが、台湾で新型コロナが爆発的に流行し始めたのは「つい最近」です。
この 2022年5月以前は、その大部分が、ほぼコロナ感染者がいない状況でした。
ですので、台湾の急激な出生率の低下と新型コロナの流行はあまり関係ないと見られます。
しかし、グラフ的に相関を感じないでもないものはあります。以下は、台湾の2回のコロナワクチン接種数の累積数のグラフです。
いずれにしましても、台湾で、「異常」と呼んで問題のないような劇的な出生率の低下が示されたわけですけれど、仮に原因が上のグラフにあるようなことと関係あるのだとすれば、
「今後、同じようなことが、どこの国でも起きる」
と思われます。
今回ご紹介しますサブスタック記事によれば、ドイツなどでも、台湾ほどの数値ではないですが、出生率が十数パーセント低下したそうです。
それにしても、何度も書いていますが、たとえばファイザー社ワクチンは、ロットなどにより「著しい濃度の差」があることがわかっています。その割合は今のところ明確にはなっていませんが、本当に強い毒性のものは、1%以下とも言われています。
それで「これ」です。
「本当に人口削減計画だったんだなあ」
と、しみじみと思いますが、救いのない話としては、仮にこれが原因だとすると、不妊になってしまった場合は、他の原因と異なるために、
「治る見込みがない」
ということです。
メカニズム的には恒久的な不妊とならざるを得ない。
それについては、シンシチンなどを含めまして、後で書かせていただくかもしれないですが、まず、今回のことを知った海外のサブスタックの記事をご紹介します。
書かれている方は、イゴール・チュドフ (Igor Chudov)さんという方で、このお名前では、どこの国の方かわからないですが、記事は英語で書かれています。
ここからです。
上で示したのと同じ内容を示すグラフは割愛します。
また、この方は数学の専門家の方のようで、シグマというような私には理解できない標準偏差の用語も使っていますが、そこのあたりもわかりやすくさせていただいています。
台湾の過疎化
Depopulation of Taiwan
Igor Chudov 2022/06/27
先日の記事では、ドイツでの出生数が 13%もの大幅な減少を示していることにふれたが、このような率の減少は 9シグマ(※ 標準偏差の単位)であり、偶然に発生する可能性は非常に低いが、小惑星が地球に衝突するのと同じくらいの可能性がある程度の発生確率ではあり得る。
同じような出生率の低下は、英国、米ノースダコタ州、スイスなどでも起きているが、しかし、台湾で起きている数値は、自然に発生する確率をはるかに超えており、通常では理解できないものだ。
出生率が23%低下
台湾政府が発表した報告によると、 2022年5月の出生率は 2021年5月と比較して 23.24%低下した。
2009年から 2021年までの過去の台湾の出生率データを入力し、そのグラフに 2022年を追加したのが以下のグラフだ。
なお、2022年はまだ終わっておらず、今年(または今後12か月間に)生まれる台湾の赤ちゃんの数は不明であるため、下のグラフは、この 23.24%の低下が今後も一定であるとした場合、今後 12か月で何が起こるかを示している。
台湾で何が起きているのか
健康の専門家たちは、予防接種を勧められた人々を苦しめているあらゆる種類の健康問題について、新型コロナ感染を非難する傾向がある。それは、「ワクチンではなく、コロナ感染」だと彼らは述べる。そして「私たちはコロナワクチンであなたがたを守ろうとしたのです」と彼らはいつも主張する。
しかし、台湾でのこの出生率の低下が、コロナ感染によるものではないことは確かだ。なぜなら、台湾がひどいコロナのパンデミックに苦しんでいるのは「今」なのだ(91%がワクチン接種されているにもかかわらず)。
台湾の現在のコロナのパンデミックは、2022年4月21日頃に始まったものであり、今年 5月の出生率に大きな影響を与えることはできない。
この出生数の極端な減少を引き起こす可能性があるものを確認するには、 2022年5月からの 9か月前、つまり 2021年9月まで遡る必要がある。
コロナワクチン接種を成功させるための優等国だった台湾は、台湾の全居住者の 91%がワクチン接種を受けている。そして、台湾で、コロナワクチン接種を受けた人の数が全人口の半分以上に達したのが 2021年9月だった。
台湾では、「安全で効果的な」アストラゼネカ社、モデルナ社、ファイザー社のそれぞれの組み合わせでのワクチン接種がおこなわれた。
台湾の人々は上の率でそれぞれの接種を受けた。そして彼らの生活を続けた。
台湾の人々は、これらのワクチンが安全で効果的であり、精子や妊娠に影響を与えないことを確信していただろう。彼らは以前と同じように家族計画を進め、人により妊娠を望み、男女が出会い、あるいは妊娠した女性は妊娠した。
しかし、予想される赤ちゃんの数の 77%しか出産されなかった。
私は、台湾の人々が当局に尋ね始めることを願っている。「私たちに何が起こっているのですか?」と尋ねることを。
希望のきらめき
それにしても、この出生率の低下は一時的なことなのだろうか。
すでに、これらのワクチンは、「月経周期を乱す」ことが知られており、また、イスラエルの研究により、精子数を減らすことが判明している。
これらの混乱のために、一部の女性たちは、数ヶ月間妊娠できない可能性がある。すべての台湾人女性たちがほぼ同時にワクチン接種を受けたため、これらの現在の出生率の急激な低下が発生したと見られる。
しかし、その後はどうなのだろうか。
私としては、出生率の低下は一時的なものとなることを願っている。
しかし、もしかすると、その反対のことが見られ、出生率の低下が恒久的なものになると思わざるを得ない面もある。しかし、この記事では、その理由を説明しない。
若者たちにこのようなワクチンを接種するというような犯罪は、出生率の短期間の低下を達成するためにだけおこなわれたとは思えないということもある。
この出生率の急落が一時的なものか、あるいは恒久的なものかは時が教えてくれるだろう。
ここまでです。
永遠の不妊
このブログで、初めて「コロナワクチンと生殖機能の問題」について書いたのは、記事を見ますと、2020年のことでした。以下の記事です。
[記事] コロナワクチンと永遠の不妊社会
In Deep 2020年12月27日
この記事では、前半では、ワクチン接種後の男性の精子数の減少(これは一時的なものかもしれません)についてふれており、後半では、
「シンシチン」
という、女性が体内に持っている「体内に胎盤を作るために絶対に必要なウイルス」について書いています。
スパイクタンパク質は、このシンシチンに対する免疫反応を引き起こす可能性(あくまで可能性ですが)があり、その場合、
「恒久的な不妊につながる」
おそれがあることについてふれています。
このシンシチンについては、 2020年の 12月に元ファイザー副社長が、ヨーロッパの医薬品当局に警告を出した後、2021年4月には、アメリカのジャンシー・チュン・リンゼイ博士という分子生物学者が、CDC の公聴会で、「ワクチンによる不妊化」について公式声明としての警告を出しています。
以下の記事にその声明がありますが、重要なのは、このジャンシー・チュン・リンゼイ博士という方が、「不妊ワクチン開発のプロ」だということです。その彼女から見て、これらのコロナワクチンは、自分の開発していた不妊ワクチンと同じような作用をするということに危惧を抱いたのです。
[記事] 「これはその時代すべての女性を不妊にする」 - CDCにワクチン接種の即時の停止を要請した科学者の声明
In Deep 2021年5月13日
リンゼイ博士は公聴会で以下のように述べました。
> 私は、(現在のコロナワクチンは)いくつかの面で安全上の懸念があるため、すべての遺伝子ワクチンを直ちに中止しなければならないと強く感じています。
>
> これらのワクチンは、シンシチンに対する交差反応性抗体を誘発し、出産に関する問題が生じるだけでなく、妊娠自体を損なう(不妊となる)可能性があります。
>
> Covidワクチンが、精子、卵子、胎盤のシンシチンおよび生殖タンパク質と交差反応し、出産性の低下と生殖および妊娠の結果の低下につながると信じる確かな理由があるのです。
しかし、CDC の公聴会でのリンゼイ博士の話は、途中で「打ち切られ」ました。
打ち切られた後の原稿も上の記事で翻訳しています。
ワクチン以前に知られていたこととして、「コロナに自然感染した女性」では、胎盤に異常が見られることが 2020年にわかっていました。
しかし、その原因は「スパイクタンパク質」なのです。
そしてコロナワクチンで、体内で生産されるのは、まさにそのスパイクタンパク質そのものなのです。
妊娠機能に悪影響を与えるとわかっているものを「女性の体内に打ち込む」。
このようなことは、一種の犯罪的なことだと、この 2020年のときから思っていました。
同時に、
「だから、ほとんどの人たちはこんなものは打たないだろう」
とも思っていました。
しかし、その後の現実は今の通りです。
このようなことになってしまった原因としては、先日の記事で書きました「集団催眠」もあったとは思います。
[記事] 社会の集団催眠は解けることがないまま終末へ進みそうな…。そして世界経済フォーラム衰退後の世界は
In Deep 2022年6月26日
話を戻しますと、先ほど書きましたように、ワクチンロットには製品により著しい mRNA 濃度の偏りがありますが、そのことを別として、
「女性が、通常濃度の mRNA ワクチンを接種すれば、ほぼ確実に生殖機能に問題が出る」
のは、数々の論文から間違いないと見られます。
このシンシチンというものは、幅広く女性の「妊娠」と「妊娠の維持」に関わっていまして、さらにここに「ヒト絨毛性ゴナドトロピン」というような面倒な概念も出てくるのですが、そのあたりは、1年ほど前の以下の記事などをご参照くだされば幸いです。
[記事] ワクチンによる不妊と流産をめぐるシンシチンとヒト絨毛性ゴナドトロピン探究の旅は続く
In Deep 2021年7月4日
これまで、ワクチンと生殖機能について、どれくらい記事を書いたかわからなく、全体をリンクするのは難しいですので、以下の関連記事のリンクページを示させていただきます。
[リンク] キーワード「生殖」で検索される記事一覧
[リンク] キーワード「シンシチン」で検索される記事一覧
[リンク] キーワード「妊娠」で検索される記事一覧
いずれにしましても、現在の台湾の状況が、一時的なものであるのか、長く続くものであるかは、サブスタック記事の作者が言うように「時が教えてくれる」ものだと確かに思います。
数年後には元の通りに戻っているかもしれません。
しかし、数年後に悪化しているという可能性のほうも残されているのです。
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