カナダの現役医師のブースター後の突然死事例が80人を超える
最近になって、いわゆる芸能人とか有名人の「体調不良」の記事をやたらと見るのですけれど、中には亡くなられた方の記事もあり、どなたかはともかくとして、最近では、四十代の落語家の方が心臓の問題で亡くなったという記事を見ました。
前日にはマラソン大会に参加していたそうで、つまり、元気そのものだったようです。
このような事例は海外でも多く、非常に元気だった状態の若い方が、スポーツ大会などで倒れて亡くなるという報道を、もうどれだけ見たか。
多くが「突然死」です。
思い出すのは、今年の 8月に、カナダの現役の若い医師たちの、ブースター接種後の突然死の数が 13人にのぼるという以下の記事を書かせていただいたことがあります。
[記事] 医療従事者に4回目接種義務のあるカナダで「突然死」した二十代を含む現役の医師の数が13人を超える。過去30年間はゼロ
地球の記録 2022年8月18日
これですけどね……その後、どのようになっているかご存じでしょうか。
「ブースター後のカナダの現役の医師の死亡数が 80人を超えた」
ことが伝えられているのです。
先ほどの記事でもふれておりますカナダのアルバータ大学のガン研究者であるウィリアム・マキス博士という方が、このデータを収集し続けておりまして、死亡した医師の、おそらくは、ほとんどの方々のお名前、年齢、死因等を集めたデータが存在します。
以下のページで、マーク・トロッツィ博士という方が、マキス博士がまとめたデータをすべて表示しています。
80人のカナダの医学博士たちが「ブースト」された後に死亡
80 Canadian MDs “boosted” and dead
Dr Mark Trozzi 2022/10/20
死因は、多くが「予期せぬ突然死 (Died Unexpectedly)」です。
これを受けて、ウィリアム・マキス博士は、カナダ医師会に、2度目となる上訴を行い、調査を要請したことが書かれています。
先ほどのマーク・トロッツィ博士のページにに上訴書が全文表示されていますが、その最後の一文は以下のようなものです。
(ウィリアム・マキス博士のカナダ医師会への上訴文)
> カナダの 40歳未満の医師の死亡数は、2019年~ 2020年の平均と比較して、2022年にはすでに 5倍高く、30歳未満のカナダの医師の死亡数は 8倍高くなっています。
>
> カナダのすべての医学生と研修医たちは、非科学的、非倫理的、残酷で有害な COVID-19ワクチンの義務化の渦中にあります。
>
> ヒポクラテスの誓いと、ご自身たちのカナダ医師会の倫理規定を思い出していただき、カナダの医療におけるすべての COVID-19ワクチン義務付けを直ちに停止されることを検討していただくよう再度お願いいたします。
Dr.William Makis MD, FRCPC
何かこう、非難とかではなく、切実な訴えを感じるものですが、いくらなんでも、現役の六十歳代以下の医師たちの「原因不明」での突然死が、こうも次々と続くのは相当な異常事態だとは思います。
この原因が何か特定されているわけではないにしても、しかし、このような事態が起きた場合、「調査くらいはするのが普通じゃねーのか」という話です。
これがカナダだけの話なのか、そうではないのかはわかりません。
ウィリアム・マキス博士のように、自国の医師たちの死亡状況を調査し続けているような方が、おそらくは他の国にはいないこともあります。
個人的な考えを書けば、これらの突然死の連続の「原因」はともかく、「死因」は、かなり多くの方々が「心筋炎」だと思われます。
心筋つまり心臓の筋肉は、人間のすべての組織の中で、ほぼ唯一「再生されない」組織です。
以前、こちらのブログ記事で、ミラノにある分子腫瘍研究所の科学者の荒川央さんが、以下のように述べていたことをご紹介しています。
> 心臓を構成する心筋の細胞は代表的な増殖をしない細胞の一つです。つまり損傷した部位は修復されませんので、一生そのトラブルを抱え続けなければいけなくなるということです。
ですので、無症状であろうとなんであろうと、心筋に損傷が発生した場合、「それは治らないまま、一生リスクを負い続ける」ことになります。
心筋炎の死亡率に関しては、英政府機関の英国民保健サービスで、30年にわたる外科医担当としてのキャリアを持つアンソニー・ヒントン博士は、以下のように述べていました。
「ウイルス性心筋炎は、2年後には 10人に 2人、5年後には 10人に 5人が死亡します。これは穏やかな話ではありません」
Dr. Anthony Hinton
5年後までには「 50%が亡くなってしまう」のです。
もちろん、事態が 5年間で「収まるわけではない」です。
その後何年経っても、損傷を受けた心筋は、損傷を受けたままです。
何年もの間、特に症状がない中で、それは「突然」起こり得ます。
多くが突然死というかたちになってしまうと思われます。
2021年にワクチン・キャンペーンが始まった時に、多くの専門家の方々が、
「問題は、2年後、5年後、そして 10年後」
というように述べていましたが、日本では、まだ2年さえ経過していません。
脂質ナノ粒子は脳に入りこみます。長い月日の中で、脳細胞にどんな影響が出るのかはわかりようがありません。
[記事] あの脂質ナノ粒子たちは「全部」中国製
In Deep 2022年10月10日
自己免疫の問題も、2021年以来ずっと議論されてきましたが、これも長い年月の中でどうなるのかはわかりようがありません。
[記事] 「免疫学の父」と呼ばれるイスラエルの免疫学者が、今後の世界の「自己免疫疾患の壊滅的な大流行」を警告 - 分子模倣による細胞内の戦争が始まる
In Deep 2021年2月20日
悪意のない冷静な社会であれば、ここまで来ると、普通なら「一度立ち止まるところ」です。
しかし、立ち止まらない。
現実に起きていることを調査することもない。
それどころか、さらに推進させようとしている雰囲気さえあります。
今日、以下で記事にしましたが、インドネシアのバリでおこなわれた G20 の首脳宣言の中には、
「国際的なワクチンパスポートを推進する」
という条文が明確に示されていました。
[記事] G20の首脳宣言で「WHO基準のグローバルワクチンパスポートの推進」が正式に採択される
地球の記録 2022年11月19日
これは、コロナワクチンだけに対してのものではありません。
「これから先のパンデミックすべてに対して」
です。
そのような中で、最近、アメリカの状況の記事を読みました。
「打たなければ、除籍です」
アメリカは、何となくすでにパンデミックから脱して、マスクもワクチンも終了的な感じがあるかもしれないですが、しかし少なくとも大学生などの学生に対しての「義務化」はさらに進行しています。
名門カリフォルニア大学にいたっては、「インフルエンザワクチンの接種の義務化」を学生たちに通達しました。
カリフォルニア大学のニュースメディアには以下のようにあります。
(カリフォルニア大学のニュースリリースより)
> カリフォルニア大学は、サンディエゴ郡全体でインフルエンザとCOVID-19 の症例が増加する中、すべての学生と教職員に対するインフルエンザワクチンの義務付けを発表しました。 (ucsdguardian.org)
屋内でのマスクも、義務ではないですが、その推奨について書かれています。
さらに、ニューヨークのカトリック系の名門私立大学フォーダム大学では、オミクロン対応ワクチンのブースターを「義務」としました。
この規則に従わない場合、放校や除籍処分となるとしています。
さすがに、これに関しては、ニューヨークの弁護士グループが「やり過ぎだ」として、この義務化を取り下げないと「大学に対して訴訟をおこなう」としたことをニューヨークのブロンクス・タイムズ紙が伝えています。
インフルエンザワクチンまで義務になってきていて、むしろ状況は悪化している感じもあります。
先ほどの G20 での首脳宣言もありましたが、このワクチン義務化が世界的なものとなっていった場合、日本も巻き込まれるのかもしれません。
まあ、私自身は、学校を除籍だか追放だかわからないですが、そういうことになった人でして、それに何にも思わない人でしたが、一般的な学生たちはそうではないはずです。
やっと入った一流校において、「打たなければ除籍です」と言われる。
日本において、こういう変なことにならないことを望みます。
繰り返しとなりますけれど、心筋炎になってしまったら、若くして死んでしまうのです。それが 2年後か 5年後か 10年後かわからないだけで。
アメリカの大学のワクチン接種義務の状況を伝えていた記事をご紹介して締めさせていただきます。
従うしかないのだろうか:カリフォルニア大学は、すべてのキャンパスでのインフルエンザワクチンの義務化を発表
OBEY: University of California announces flu vaccine mandate for all campuses
naturalnews.com 2022/11/18
カリフォルニア大学は、既存の COVID-19ワクチン接種義務に加えて、毎年のインフルエンザワクチンの接種義務化を発表した。これにより、学生、教職員、およびその他の学術任命者は、多くの副作用にさらされることになる可能性がある。
この新しい命令は、カリフォルニア大学バークレー校、UCLA、カリフォルニア大学サンフランシスコを含む 9つのキャンパスすべてに適用される。
大学が設定したコンプライアンスの期限は 12月1日までだが、カリフォルニア大学サンディエゴ校は期限を 11月18日までと変更した。
インフルエンザの予防接種を受けなかった学生と職員たちは、COVID-19 ワクチンの接種を望まなかった人たちと同じように、マスクを着用する必要がある。
大学のポリシーでは、接種義務の影響を受ける人たちに次のことを求めている。
(i) インフルエンザに関する予防接種の教育を受けること。
(ii) その後、インフルエンザの予防接種を受けるか、それを拒否するか。
ポリシーには次のように記載されている。
「予防接種を受けていない人たちは、追加の非薬学的介入を行う必要がある (例:マスク着用、または特殊な個人用保護具、定期的な検査)。これにより、大学コミュニティのメンバー、患者、および彼らが交流する他の人々へのリスクを軽減する」
接種義務化を廃止している学校もあるが、義務が倍増した大学もある
全国の多くの高等教育機関が COVID-19ワクチン政策を緩和しているが、むしろ義務化を拡大させている機関もある。
ニューヨークの法律グループは現在、フォーダム大学での COVID-19 ブースター命令に対して訴訟を起こす準備をしている。フォーダム大学は 9月下旬に、学生、スタッフ、教職員に、11月1日までに COVID-19 ワクチンの最初の2回度の接種と、追加の2回のブースター接種を行う必要があることを通知する電子メールを送信した。遵守しない者は、「除籍、または解雇」される。
法律グループ Mermigis Law Group のシニアパートナーであるジェイムス・マーミンギス氏は、学生全員がすでに授業料を支払い、学期を開始した後にこの発表が行われたため、この動きは契約違反であると指摘した。
マーミンギス氏はブロンクス・タイムズ紙に「これはばかげています、やり過ぎです。COVID が始まってからほぼ 3年になるのです」と語った。
フォーダム大学はニューヨーク州で教職員、スタッフ、学生向けにブースターを必要とする唯一の大学だ。
イェール大学は 10月27日に、2023年春学期の初めまでに、オミクロン対応COVID-19 ブースターワクチンを学生に受けるよう命令を出したが、この命令は教職員には適用されない。
イェール大学は翌週、COVID-19ブースターとインフルエンザの予防接種のための移動式ブースター接種車両を大学に設置した。
イェール大学保健部門の最高責任者は、症例が大幅に増加した場合、他の公衆衛生対策と共に屋内でのマスク着用が必要になる可能性があると語った。
残念なことに、このような大学でのワクチンの義務化はあまりにも一般的になりつつあり、今後数年間で他の多くのワクチンが追加されても驚くことではないかもしれない。
>> In Deep メルマガのご案内
In Deepではメルマガも発行しています。ブログではあまりふれにくいことなどを含めて、毎週金曜日に配信させていたただいています。お試し月は無料で、その期間中におやめになることもできますので、お試し下されば幸いです。こちらをクリックされるか以下からご登録できます。
▶ ご登録へ進む