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4月26日にメルマガ40兆個による細胞への攻撃が延々と続いていくを発行させていただきました。

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妊娠中のワクチン接種後に生まれる自閉症的行動を示す新生児に関する研究。その原因である「海馬と小脳の神経細胞の破壊」の影響は、大人にも適用されるはず

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脳の神経細胞が破壊され、シグナル伝達に異常が

数日前に、ひとつの論文が発表されていました。

その内容は、

「妊娠中のラットに mRNA コロナワクチンを接種すると、生まれたオスの新生児に自閉症様の行動が誘発される」

という、考えようによってはショッキングなものです。

以下にあります。

COVID-19 mRNA ワクチン BNT162b2 への出生前曝露は雄新生児ラットの自閉症様行動を誘発する:WNT および BDNF シグナル伝達の混乱についての洞察
Prenatal Exposure to COVID-19 mRNA Vaccine BNT162b2 Induces Autism-Like Behaviors in Male Neonatal Rats: Insights into WNT and BDNF Signaling Perturbations

 

この論文を見た際に、その概要について以下に翻訳しました。

(記事)「COVID-19 ワクチンへの出生前曝露は新生児ラットの自閉症様行動を誘発する」という論文
BDW 2024年1月12日

そこから抜粋しますと、以下のように記されていました。

論文より

…私たちの発見は、mRNA BNT162b2 ワクチンが雄と雌のラットの両方で WNT 遺伝子発現と、脳由来神経栄養因子(BDNF)レベルを大幅に変化させることを明らかにし、主要な神経発達経路に大きな影響を与えることを示唆している。

注目すべきことに、雄のラットは、社会的相互作用と反復的な行動パターンの顕著な減少を特徴とする、顕著な自閉症のような行動を示した

さらに、重要な脳領域の神経細胞数が大幅に減少しており、潜在的な神経変性または神経発達の変化を示した。雄のラットはまた、協調性と敏捷性の低下から明らかなように、運動能力の低下を示した

この論文には、私の知らない言葉がたくさん出てきていまして、その際には、これ以上の説明は何もできなかったのですが、その後、少しずつ調べて、漠然とですけれど、内容が把握できてきました。

特にわからなかったのは、

・WNT

・BDNF シグナル伝達

というものでしたが、WNT は、おおまかには「遺伝子の発現を制御する」という関係のもので、 BDNF は、日本語では「脳由来神経栄養因子 」と呼ばれているようで、つまり BDNF は「脳細胞を育てる栄養素」というような解釈になりますでしょうか(幼稚な説明で恐縮ですが)。

ですので、この論文のタイトルにあります「 WNT および BDNF シグナル伝達の混乱」という意味は、単純な書き方として、

 

「脳細胞の発現を制御する機能(WNT)と、脳細胞を成長させる要素(BDNF)が同時に混乱する」

 

ということなのかなと思いました。

昨日(1月13日)ですが、米エポックタイムズが、この論文を解説した記事を掲載していましたので、今回はそれを最後にご紹介したいと思います。

 

しかし、新生児の自閉症様行動と共に深刻だと思ったことがありました。それは、論文にある写真を見ていまして、

「これって、新生児の自閉症という問題に限らない(たとえば子どもや若者を含めた)脳の働きの混乱そのものと関係する問題なのでは?」

と思った次第です。

以下は論文にある画像にこちらで注釈を入れたものです。

接種ラットと未接種(プラセボ)ラットの「海馬と小脳」の変化

link.springer.com

海馬の規則正しいニューロン配列が多数破壊されているのがわかると共に、今回知ったこととしては、接種により、

「小脳もダメージを受ける」

ということでした。これまでは、大脳に関しての損傷しか知りませんでした。

小脳で異常が見られているのは「プルキンエ細胞」と呼ばれるもので、ひとことで説明を書きますと、以下のようなものです。

 

> プルキンエ細胞は、小脳皮質における唯一の出力神経細胞であり… 脳科学辞典

 

このプルキンエ細胞というのは、小脳の「唯一の出力神経細胞」なのだそうで、そのような重要な小脳の細胞が「やられている」ことが、上の画像でわかります。

今さら書くのもあれですが、小脳は以下のようものです。

小脳

小脳は運動をコントロールしています。 皮膚や筋肉からの情報を受け取り、歩く・走る・立つ・座るなどの運動がスムーズに行われるように指令を出しています。

中外製薬

海馬に関しては、以下のようになります。

海馬

…海馬はいわゆる「記憶の司令塔」とでもいえるとても大切な場所で、私たちの脳の中で、「新しい記憶」は海馬に、「古い記憶」は大脳皮質にファイルされています。

海馬が働かなくなると、私たちは新しいことが覚えられなくなります。つまり、昔のことは覚えていても、新しいことはすぐに忘れてしまうのです。

日本学術会議

 

……あれ? 今、何のこと書いてたんだっけ? ああ……あ、海馬か(← これが海馬が壊れた状態です)。

 

そのように、

・新しい記憶を司る海馬

・運動を司る小脳

の両方の神経細胞が接種により強いダメージを受けるというのは、この影響は、妊娠中の接種による新生児へのリスクに限ったことではないのではないでしょうか。

赤ちゃんでも子どもでも大人でも老人でも運動の制御には健全な小脳が必要でしょうし、そして、子どもでも大人でも老人でも正常な記憶能力を保つには健全な海馬が必要だと思います。

その小脳と海馬の両方に、ワクチン接種後に、神経損傷を受けることがあるということは、

「正常な運動能力の問題の社会全体の危機」

や、

「正常な記憶・認知機能の問題の社会全体の危機」

が、現在静かに広がっていると言えなくもないのかもしれません。

 

私自身は会社勤めではないですし、人付き合いの少ない人ですので、あまり周囲の様々な方の状態はわからないのですが、メルマガの読者様からいただくメールなどには「最近、物忘れがひどくなった同僚が多い」というようなことをお知らせしていただくことがあります。お年寄りではなく、通常の労働年齢の方々です。

あと、転びやすくなった人が多いとか。

みなさまの周囲はどうでしょうか。

ともかく、この論文にある画像と説明では、海馬と小脳に多数の神経や細胞の異常が見られているようですので、これと同じようになってしまった方の場合は、時間と共に、何らかの影響が出てもおかしくはない気はします。

 

なお、このような脳の損傷を起こしている「原因」については論文ではふれられてはいませんが、以下の記事で取り上げましたドイツの論文からは、

「スパイクタンパク質が原因」

だと断言できるのではないでしょうか。

(記事)ショッキングなドイツの研究論文:スパイクタンパク質は、骨髄から血管から本体まで「脳のあらゆる部位から検出され」それらは一様に脳組織を破壊していた
In Deep 2023年4月12日

ドイツの論文より

biorxiv.org

 

その論文には、「スパイクタンパク質は、脳皮質のニューロンの損傷を引き起こす」と明確に書かれてありましたので、今回の画像に見られる異常もスパイクタンパク質が主要な原因だと思われます。

もっとも、スパイクタンパク質が原因であるならば、自然のコロナ感染でも、このような脳の損傷はあり得ることでしょうが、「どちらのスパイクが永続的か」という話では、ワクチンスパイクが圧倒的だと思います。

以下の記事で、5回、6回などの複数回接種者の方々においては「最長で 2年以上、体内にワクチンスパイクを持続させている」可能性のメカニズムを書いています。

(記事)ターボ老化社会の行く末。論文からの推定としては、接種者全体の約50%が非常に長期のスパイクタンパク質の影響を受ける模様
In Deep 2023年10月25日

 

今回ご紹介している論文の本題は「自閉症」の問題ですが、それが明確になるのは、もう少し先のことだと思われます。

この論文について、エポックタイムズの記事です。

なお、このラットの実験では、脳の状態はオスもメスも同じでしたが、自閉症的な行動が確認されたのは、オスだけでした。




 


ワクチン接種したラットの自閉症に関連する新型コロナウイルス感染症の予防接種:研究

COVID-19 Shots Linked to Autism in Vaccinated Rats: Study
Epoch Times 2024/01/13

オスのラットの子孫は、社会的相互作用の「顕著な減少」と、協調性と敏捷性の低下を示した。


2021年11月3日、ミシガン州ノバイで、ワクチンの初回投与を受ける際、母親に慰められる6歳の子供。

トルコでの研究で、mRNA新型コロナワクチンを注射された妊娠中のメスのラットが、自閉症の症状と脳内の神経細胞数の低下を示す子孫を出産したことが見出された。

1月10日にニューロケミカル・リサーチ誌に掲載された査読済みの研究論文は、自閉症に焦点を当てて、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)mRNAワクチンと神経発達障害との関連性を調べた。

研究では、妊娠中にファイザーの mRNA COVID-19 ワクチンを注射された妊娠ラットの子孫を分析した。

研究者たちは、ワクチンが「主要な神経発達経路に重大な影響」を及ぼし、オスの子孫が「社会的相互作用の顕著な減少と反復的な行動パターンを特徴とする顕著な自閉症のような行動」を示したことを発見した。そして、著者たちは以下のように述べた。

「さらに、重要な脳領域の神経細胞数が大幅に減少しており、潜在的な神経変性または神経発達の変化を示した。オスのラットもまた、協調性と敏捷性の低下から明らかなように、運動能力の低下を示した」

研究では、メスのラットがランダムに 2つのグループに割り当てられた。グループ 1のラットは妊娠 13日目に生理食塩水の筋肉内注射(プラセボ)を受け、グループ 2のラットは同日にファイザーワクチンの注射を受けた。グループ 1には 7匹のメスのラット、グループ 2には 8匹のメスのラットがいて、合計 15匹のラットがいた。

生理食塩水グループからは 20匹の子供が生まれ、、ワクチン接種グループからは 21 匹が生まれ、計 41匹の子供が生まれた。

これらの子孫たちは生後 50日後に複数の行動検査を受け、研究者たちはその成績を記録した。以下のテストが行われた。

 

・オープンフィールドテストは、一般的な運動活動と不安をテストする。

・新規性誘発飼育行動は、子孫の探索行動を評価する。

・子孫の社交性を評価する 3室の社交性および社会的新規性テスト。

・子の運動能力と持久力を分析したロータロッドテスト(協調運動と運動学習を測定するテスト)。

 

研究者たちは、運動調整とバランスの点でワクチン接種グループのオスとメスの間に「重大な違い」があり、オスの子孫は「より顕著な」能力障害を示していることを発見した。

しかし、生理食塩水を投与されたラットから生まれた子孫では、運動調整とバランスにおけるそのような性別に基づく差異は観察されなかった。

社交性テストでは、ワクチン群のオスの子供は、生理食塩水群のオスの子に比べて、見知らぬラットと過ごす時間が「著しく少ない」ことが見られた。

ワクチングループのメスの子孫と生理食塩水グループのメスの子孫を比較した場合、この差は存在しなかった。

「この研究結果は、ワクチン研究において性別を生物学的変数として考慮することの重要性を強調し、これらの性特異的影響の影響をさらに調査するための対象を絞った研究の必要性を強調している」

 

脳の分析

子孫ラットの検査後、研究者たちはラットを安楽死させ、脳を摘出し、生化学的および組織学的評価を行った。組織学とは、器官、組織、細胞の微細構造を指す。

行動検査と同様に、生化学的および組織学的評価でも、ワクチン群のオスの子孫が影響を受けていることが判明した。

これらの子孫は、生理食塩水グループの雄と比較して、海馬の特定の領域で「神経細胞の数が大幅に減少」していた。海馬は、新しい記憶、学習、感情を形成する役割を担う脳の部分だ。

同様に、小脳のプルキンエ細胞数も、ワクチン接種グループのオスの子孫では「大幅に減少」していた。プルキンエ細胞は脳に存在するニューロンの一種だ。

海馬の神経細胞数またはプルキンエ細胞数に関して、ワクチン接種群と生理食塩水群のメスの間には「有意差は見られなかった」。

研究者らはまた、子孫の脳の BDNF レベルと WNT 遺伝子発現も調べた。

BDNF は、新しいニューロンの成長の誘導、既存の脳細胞の死の防止、認知機能のサポートなど、脳機能に影響を与えるタンパク質だ。BDNF レベルの低下は、神経発達の低下、アルツハイマー病、神経伝達物質の機能不全に関連付けられている

一方、WNT は神経発達に関与するシグナル伝達タンパク質の分泌に関連していると考えられている。

ワクチン群のオスとメスの両方の子孫において、脳の BDNF レベルは、生理食塩水群の対応者と比較して「著しく減少」していることが判明した。

WNT 遺伝子発現は、生理食塩水グループのオスと比較して、ワクチングループのメスの子孫では「有意に減少」した。メスでは、ワクチングループの子孫は生理食塩水グループよりも「有意ではない高い」WNT遺伝子発現を示した。

研究は以下のように述べている。

「 COVID-19 mRNAワクチンはオスのラットに自閉症のような行動を誘発し、性別を問わず WNT 経路と BDNF 経路に影響を与えるようだ」

「この男女別の結果は、脳の機能と構造に対するワクチンの影響に関する疑問を強調している」

「ASD(自閉症スペクトラム障害)の有病率は女性よりも男性の方が顕著に高く、神経発達障害の発現に男女間で異なる影響を与える生得的な生物学的要因を示している」

著者たちは、「ヒト集団におけるこれらの発見を検証し、観察された効果の根底にある複雑なメカニズムを解明する」ために、これらのテーマについてさらなる研究を実施するよう求めた。

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