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地球最期のニュースと資料

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地球は「悪い時代」に入った予感 : アメリカのメディアたちが「終末」を口にし始めた2017年の夏の終わりの「次」は?

   

2017年10月3日のUSAトゥディの記事より

usatoday.com

2017年10月2日 米国ネブラスカ州ベンケルマンに出現した雲

twitter.com

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この地球のダメージの連続を作り出しているものの正体

今回は、冒頭の USA トゥディの記事をご紹介しようと思います。

アメリカはこの夏以来、確かにハリケーンや洪水、あるいは記録的な森林火災などをはじめとした自然災害から始まり、ここにきてラスベガスの乱射での大量死ということに至り、やや「歴史的な地獄の夏」というような感じではあるようです。

ただ、それでも、彼らアメリカ人たちがどこまで悲観的なのかよくわからない面はあったのですが、冒頭の USA トゥディの記事は非常に悲観的で、「終末の日」とか「黙示録」とかいう言葉も出てくるものとなっています。

つまり、どうやら、この 2017年の8月から9月という時期は、一部のアメリカ人たち、それもわりと多数の人たちにとって「本気で終末を感じさせるような感じの夏だった」と言えるのかもしれません。

まあ、この「地獄の夏」というようなことに関して、あるいは、この夏のアメリカの「皆既日食の意味」などについては、昨年から、たまに記事にすることはありました。

いろいろと書きましたが、代表的なものとして、アメリカの皆既日食が大量死に結びつく因縁については、オカルト的な話ですが、

もうすぐ「2つの黒い太陽」が南と北「両方の33度線」を駆けぬけていく。その黒い太陽と33度線の双方が示唆するキーワードは……「大量の犠牲」
 2017/02/09

などに書きました。

地獄の夏については何度も書いていたのですが、しかし、災害がどうだ乱射がどうだということ以前に、例えば、

アメリカ地獄の夏 : 社会も地獄、気温も地獄。お陰で私の頭もちょっとカオスに
 2017/06/23

という記事に書きましたけれど、現在の世界の国々の多くにおいて、

「生きている社会自体が地獄のようだ」

ということはあるのだと思うのです。

小説家のジョージ・オーウェルが書いた『1984年』は、社会が、

・紛争地域をめぐって絶えず戦争が繰り返されている
・思想・言語・結婚などあらゆる市民生活に統制が加えられている
・市民は常にほぼすべての行動が当局によって監視されている

となっている状況下を描いたのですけれど、今はもうまさこの世界で、上にリンクした記事に私は下のように書いています。

アメリカも、そして、日本を含めたアジアもヨーロッパも、ずいぶん長い間「限界の中で人々が生きている」というような状況にあり続けているような感じで、この先はどうなのかというと、

「限界を保つには限界がある」

という変な表現が当てはまるようなクラッシュの世界に導かれても不思議ではない気もします。

 

そのように書いたことがありますが、仮に今の社会がそのような感じで、人々の「限界の状況」がどんどん拡大していった場合、たとえば、

「人類の集団的意識と地球の生命行動はつながっている」

という理屈が仮に正しいとするならば、自然が荒れるのも当然な感じはするのです。

私などのような科学の素人が、ほとんど科学的な根拠なしに、「まだまだ地球は荒れる」と断言できるのは、「世界の多くの人心の崩壊が極限にまで達しようとしている」という一点だけといってもいいのかもしれません。

私たち人間の集団意識は、おそらく「地球の状態をコントロールしている」はずで、そのことを自覚していないのは、人間自身かもしれれないのです。

なので、もう一度書きますと、

「まだまだ地球は荒れる」

と思います。

「まだまだ」という意味は、回数や期間のことだけではなく、「規模」も含まれるはずです。

それが極端化した場合は、仮にこの世に影の政府や影のエリート勢力があったり、あるいは地下に住む「人間ではない人種」がいたとしても、すでに何もできないはずです。

参考記事: エドワード・スノーデン氏かく語りき : 「地球の地下マントルには現生人類よりさらに知的な生命が存在している」 (2013/07/10)

 

おそらく、今の時代は、現世人類が誕生してからの十数万年の中で、あるいは、氷河期が終わって本格的な文明史が始まったこの 5000〜 6000年の歴史の中で「最も人類が人類らしくない悲惨な生活をしている時代」だと私は見ています。

そんな時代が崩壊しない理由はどこにも見当たりません。

なので、努力をしてこの世界を変えていこうという考えや気持ちは大事なことかもしれないですが、口でそのように言っている心の中に「人類としての限界を意味する無意識」が眠っているのなら、《その無意識同士は団結》して、今の地球を壊すはずです。

昨年に書きました、

破局は回避できないかも…という想いが強くなる中での走り書き
 2016/07/26

という記事の中で、『ニュー・アース』という著作からの一部分を抜粋したことがありますが、その概念が正しい正しくないは別として、再びその一節を抜粋しておきたいと思います。

『ニュー・アース』 第1章「変容の緊急性」より

地球上の相当数の人々がまもなく気づくだろうが、人類はいま、進化するか死滅するかという重大な選択を迫られている。

古い生き方や相互関係、自然との関わりがうまくいかなくなり、根源的な危機が起こって、どうにも解決不可能と見える問題によって生存が脅かされると、個々の生命体 — あるいは種 — は死ぬか、絶滅するか、進化の飛躍によって置かれた条件の限界を乗り越える。(略)

人間の心の構造が変化しなければ、私たちはいつまでも基本的に同じ世界を、同じ悪を、同じ機能不全を繰り返し創造し続けるだろう。

 

というようなわけで、ちょっち重い話でしたが(ちょっち、かよ)、今のアメリカ人たちの暗い気持ちを代弁しているような USAトゥディの記事をご紹介します。

そういえば、冒頭2枚目に載せました「雲」の写真は、ネアメリカのブラスカ州に出現したものですが、その爆発的な迫力もさることながら、上段と中段の状態が、「たくさんの顔」に見えてしまったのです。

10月2日のネブラスカ州の雲の部分

twitter.com

いろいろなものが雲の中からぶわーっと出てくるような躍動感があります。量子力学的ないえば、「存在」なんてものは結局このように出現しているのかもしれないですし、存在という概念はどうも危ういです。

というわけで、ここから記事です。

アメリカのこの夏の現状をまとめたようなものですが、今年のアメリカの夏を振り返るのにもよいかと思います。


Storms, earthquakes, North Korea and now the Las Vegas massacre. We have to wonder: ‘What’s next?’
USA TODAY 2017/10/03

度重なる暴風雨に相次ぐ地震、そして北朝鮮問題に、今度はラスベガスの乱射事件。そんな中で私たちは「次には何が?」と思わざるを得なくなる

・オレゴン州のイーグル・クリークでの森林火災。9月上旬

 

この 10月が始まった時、アメリカはいくつものハリケーンと洪水、そして地震、相次ぐ大きな山火事、そして、核兵器に関しての国際的な対立などの多くの要因が合わさっており、アメリカ人の中には「この世の終わり」を本気で考えるような人たちも少なからず出てきていたことが伝えられる。

そんな中で、アメリカ合衆国の歴史で最悪の大量乱射殺りく事象がラスベガスで起きた。

現在のアメリカ人たちが目にするこれらの大惨事の連続はまさに驚異的な状態といっていもいいものだ。自然現象もあれば人為的なものもあるが、そのすべては、不安と恐怖と悲しみを、本来なら楽観的なアメリカという国に落としていった。

今の状態は、あなたがどこに住んでいてもいなくても関係がない。ラスベガスに住んでいなくても、地震のあったメキシコに住んでいなくても、洪水のあったヒューストンに住んでいなくても不安は続いている。

自分の国が「悲劇に陥った」と思いこんでいる国は、これが最も悪い出来事だと人々が思うことがあったとしても、さらに悪くなっていくという可能性があるということがいわれる。

ラスベガスの乱射事件の後、カントリーミュージックのスターであるブレイク・シェルトン(Blake Shelton)はツイッターで多くの人たちに「なぜ、こんなことが?」と尋ねられた。

そして、それと共に数多く共有されたツイートは、「次に何が? (What’s next?)」だった。

このアメリカの夏は、まるで運命づけられたかのような壮大な皆既日食をはさんで進行したことが記憶される。

日食はまるで「破壊の前に突然芽生えた現象」のようでさえあった。

そして、その後のアメリカの状態はあまり良くない。

2週間にわたり、2つの主要なハリケーン、ハービー(Harvey)とイルマ(Irma)がアメリカ大陸を襲った。1つのシーズンの中でカテゴリー4の暴風雨が2つ発生したのはこれが初めてのことだった。

その後、3つめのハリケーン、マリア(Maria)は、プエルトリコのアメリカ領土を直撃した。プエルトリコの被害は悲惨としか言いようがなく、今だに多くの場所では電気が通じていない。

メキシコでは 12日の間に 2回の大地震に見舞われ、何百人もの人が死亡した。

今年のアメリカは山火事も記録的だ。夏の猛暑が拍車をかけた森林火災は、アメリカ西部の森林のニュージャージー州の面積の 50%以上を消失させた。この火災のため、ワシントン州では州全体で大気の質が急落したため、知事は非常事態を宣言し、一部の地域では外出しないようにと呼びかけた。

ワシントン州シアトルでは、8月8日に「 52日目連続で雨が降らない」という少雨の記録を更新した。モンタナ州では、猛烈な森林火災のために、グレイシャー国立公園の有名な道路「ゴーイング=トゥ=ザ=サン・ロード(Going-to-the-Sun Road)」が閉鎖された。オレゴン州でも激しい山火事が続いた。

アメリカと北朝鮮の指導者は、共に侮辱と脅威を取引した。トランプ大統領は、北朝鮮の金正恩政権との核交渉を平和的に解決するためのアメリカ国家の努力を批判した。トランプ氏は、ツイッター上に、「リトル・ロケットマンと交渉しようとするなど、時間の無駄でしかない」と書き込んだ。

ラスベガスでは、大量の銃器を持った男が高級ホテルの上層階から発砲し、数多くのコンサート参加者を撃った。少なくとも 58人が死亡した。

一方で自然からの危機は人々の素晴らしい行動を見せる場ともなった。洪水に見舞われたテキサス州では 15,000人以上が一般の人々によって救助された。メキシコでは、地震の直後から自発的に瓦礫を撤去し、一般の人々が生存者を探し、救助し続けた。

 

しかし、アメリカの多くの人たちにとって、この夏以降に起きていることは、許容範囲を越えるほどのものでもあったようだ。

カリフォルニア州レイクサイドに住むタマラ・ハープスターさん(54歳)は、Facebook に「まるで麻痺してしまったみたいです」と書いた。そして、「9月には大丈夫だと思っていたけれど、今は、個人には止められることのできない恐しい出来事がもはやコントロールを失ったかのように起きているように思えます」と記した。

しかし、ハープスターさんはこうも書いている。

「何とかしてこの軌道を修正して、止めたいのです」

ミシシッピ州でのミュニケーションを教えるダニエル・ガードナーさんは、南部の農村部のほとんどの人々が問題を乗り越えて進む一方で、彼が教えているミレニアル世代(millennials / 1980〜2000年代初頭に生まれた人たち)は違うという。

ミレニアル世代は、何かが起きた時に SNS で瞬時に他人とコミュニケーションを取る傾向にあるが、今のような悪い出来事が混ざり合っている中で、より傷ついているように感じるという。

ツイッターへの投稿について取材を申し込んだ 15歳の少年は、「世界がどこへ進むのかについては、よく言われている方向に進むのはイヤだ」と述べた。

少年に「なぜ世界はよく言われている方向に進むと思ったのですか?」と尋ねると、少年から明白な答えが返ってきた。その答えは、

「偶然いろいろなことが同時に発生している」

だった。

なるほど、あるレベルでは、それですべて説明可能かもしれない。

ハリケーン? アメリカには「ハリケーン・シーズン」というも名称が存在し、つまり、ハリケーンは強いものも含めて普通にやって来るものだ。

地震は? メキシコ、不安定な地質プレートの上にあり、地震はいつでも起こりうる。

森林火災は? 北アメリカでは建国以前から森林火災は起きている。

北朝鮮問題は? 朝鮮戦争は公式には 1953年に終戦したが、朝鮮半島問題が実際に終了したことはそれ以来一度もない。

ラスベガスの乱射は? コロンバイン高校での乱射事件以来、乱射は繰り返されている。アメリカは裕福な国だが歴史的に暴力的な国でもある。怒りと精神的な混乱を抱える人々が誰でも簡単に銃を手にできる国だ。

 

「私たちアメリカ人には今、何が必要なのか?」という問いを、ラジオ番組「ザ・ライン・オブ・ファイアー」のホストを務める保守派のマイケル・L・ブラウン(Michael L. Brown)氏に尋ねた。

彼はこう答えた。

「私たちアメリカ人は、自分の罪や欠点を認める必要があります。他人を指さして非難するばかりではなく、自分自身に対して指をさし、主の前で顔を上げる必要があるのです」

「そして、人によって、さまざまな意見を持っているでしょう。たとえば、気候コントロールについて、銃規制について、移民法改革について、あるいはトランプ大統領について、などの私たちひとりひとりの持つさまざまな見解がどういうものであっても、私たちは、このアメリカの大地を癒すことができる唯一の主に懇願する必要があるのです」

福音主義の敬虔なクリスチャンとしても知られる俳優カーク・キャメロン(Growing Pains)は、投稿した動画の中で、今年の数々のハリケーンを「神の巨大な力によりもたらされた光景だ」とし、「天候というものは、神に対しての謙虚さと畏怖と悔い改めることによって応答するようになっているのだ」と述べた。

審判の日が近づいているのだろうか? 

このことに関しての研究者だと述べる何人かの人々は 9月23日に終末の日が来るとしたことが最近、話題になったことがあった。

しかし、その日が過ぎても審判の日はやって来ず、アメリカの苦難は続いた。

神学の世界では、たとえば、オクラホマ州タルサにある「第一長老教会(First Presbyterian Church)」のライアン・ムーア牧師は、彼らは「世界の終わり」に関して預言や予測に多くの時間は割かないのだと言う。

なぜなら、世界の終わりの時には日頃の信仰がより重要になるからだとムーア牧師は述べた。

それでも牧師は今の現状を、

「しかし今、世界で起こっていることはすべて少し黙示録的だと思わざるを得ません」

と、今の状態が彼らの神学での終末的な概念と近いことを認めた。



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