9月22日の米国ギズモードの記事より
実際にテレビで流れた画像
・Unexplainable CTV Emergency Message (September 21)
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いずれにしてもやってくるであろう「その時」
先日、
・…「毎日がアルマゲドン」の時代の今年9月23日の終末はきっと来ないけれど、もうすでに来ているような気もして
2017/09/20
というような記事などで、「 9月23日に終末が云々」というような話が、アメリカなどを中心に出回っているというようなことをご紹介しました。
日本時間でいえば、明日の午後くらいまでがアメリカでの 9月23日ですが、そんな日柄も関係あるのか、アメリカのカリフォルニア州で「電波ジャック」(らしきもの)が発生しました。
そして、乗っ取られたと思しきケーブルテレビ局の該当する放送では、
「エイリアンの地球への潜入によるアルマゲドン」
の警告と、
「非常に暴力的な時がやって来る」
というメッセージが流されたということが報道されていました。
これに関しては、過去のことも含めて、いろいろ思い出すこともありますが、最初にその報道をご紹介します。放送があったのは、カリフォルニア州のオレンジ郡という場所で、「郡」とはいえ、人口 300万人の大都市郡です。
Mysterious Apocalyptic Message Interrupts TV Broadcasts in California: 'Violent Times Will Come'
GIZMODO 2017/09/22
謎の黙示録的なメッセージがカリフォルニア州のテレビ放送を遮断した : 流されたメッセージの内容は「きわめて暴力的な時がやって来る」
9日21日の朝、カリフォルニア州の多くの人たちが日常的に見ている CTV の放送が突然遮断され、奇妙な緊急警報メッセージが流されるという出来事が起きた。そのメッセージの内容は、地球外生命体の地球への侵入と、アルマゲドン(終末)の始まりを警告するものであった。
カリフォルニア州オレンジ郡の登録局によると、この奇妙な警告は、オレンジ郡地域のケーブルテレビユーザーに影響を与えたという。
その様子が SNS にアップロードされているが、その放送には、恐ろしく息苦しい感じの声が含まれている。
その声は、以下のように主張した。
「宇宙プログラムは(聞き取り不能)と連絡が取れました…彼らは、彼ら自身が主張している者ではありません。彼らは軍事施設の多くに、特にエリア 51地区に潜入してきました。災害が軍隊にやってくる — アメリカ政府がそれらのことを知っていることが残念です…」
我々が調べたところでは、この音声は、アメリカで陰謀論をテーマとして放送しているラジオ局「コースト・トゥ・コースト AM (Coast to Coast AM)」の主催者であるアート・ベル氏が 1997年に、元エリア51の従業員であったひとりの男性から受け取ったものだということがわかった。
この緊急放送のビデオには、他に「きわめて暴力的な時がやって来る (extremely violent times will come)」という別の声が入っている。
この音声に関しては、アメリカのキリスト教系ラジオ「インサイト・フォー・ラヴ (Insight for Living with Chuck Swindoll)」の番組の中での音声だということを、ひとりのネットユーザーが発見した。
これらの声に関して、ある視聴者はメディアに、「ほとんどヒトラーが話しているかのように聞こえました。そして、それはテレビを通してやって来るラジオ放送のようでした」と述べた。
これらのメッセージが意図的に送信されたものなのか、あるいは偶発的に送信されたものなのかは今のところ不明だが、このデジタル時代であっても、いたずら等によって侵入した信号放送の前例がないわけではない。
最も有名なのは、いまだに正体はわかっていないハッカーたちが、1987年に、シカゴでテレビ信号をハイジャックし、「マックス・ヘッドルーム」のマスクを着用した人間の姿と、裸の人物の尻をハエ叩きで叩く人の映像を放送したことだ。
最近では「死体たちが墓地から地面に上がり始めた」という緊急警報が、アメリカのいくつかの州でテレビ局をハイジャックして放送された出来事があった。この容疑者は 2013年に逮捕されている。
今回、謎の放送が起きたテレビ局「コックス」のスポークスマンであるトッド・スミス氏は、今回の件について影響を受けた顧客が何人いるかはまだわからず、そして、その信号がどこから来たのかは現在調査して最中だという。
放送を見ていた多くの視聴者は、この放送で驚き混乱したことが報告されているが、一部の視聴者の間には「終わりの時」が差し迫っている可能性があると本気で考えた人たちもいるという。
ここまでです。
下は、実際にテレビに突然、警報画面が写った時の様子です。
警報画面がテレビに映った際の様子
この投稿者は「 What the fuck 」という紳士的なメッセージを動画に添えていましたが、これがテレビジャックによるものなのか、何らかの偶発的なミスによるものなのか、あるいは、他の理由も含めて今はわかっていません。
この「テレビジャック」(かもしれない)事象に関しては、報道にもありますように、頻繁にではないですが、ごくたまに起きます。
過去には、
・蜘蛛が空から無数に舞い降り、TVからはゾンビ襲来の警告が響き渡る 2013年
2013/02/14
という記事で、「テレビからゾンビ襲来の緊急警報が流れた」という出来事をご紹介したことがあります。
これは当時大きく報道されたもので、下はロイターの記事からの抜粋です。
米国で「ゾンビ襲来」の緊急警報、ハッカーがシステム侵入
ロイター 2013.02.14
米国で緊急警報システム(EAS)にハッカーが侵入し「ゾンビ襲来」を警告するいたずらメッセージを流した事件について、被害を受けた放送局は、メッセージ発信に使用する機器のパスワードを、あらかじめ設定されていたものから変更していなかったことを明らかにした。
事件は11日に発生。モンタナ州の緊急警報システムでは、「死者が墓地から起き上がり市民を襲っているとの報告を受けました」と男性の声でメッセージが流され、ゾンビに近づいたり捕まえたりしないよう警告した。
この時の実際の映像に、こちらで日本語字幕をつけてアップしたものが今も YouTube に残っています。
こういうようなことも過去にはあったのですが、今回のカリフォルニアのものは、そのメッセージに、
「きわめて暴力的な時がやって来る」
というものが含まれていたことに何となく感銘を受けましてご紹介した次第です。
6 と 33 という数字
もうひとつ興味を持った点は、このカリフォルニア州のオレンジ郡という「場所」も関係します。
下はオレンジ郡の位置です。
下の地図はそこに北緯 33度線を引いたものです。
そうなんです。このオレンジ郡というのはも、中心市のオレンジを含めて、北緯 33度線に「完全に位置する場所」なのですね。
まあ、それ自体はどうでもいいことなのかもしれないですが、「 9月23日のこと」については、この「 33 」という数を根拠としてあげる人が多いということもあります。
過去記事、
・…アメリカの数学者は「皆既日食をめぐる33の数の偶然」からはじき出した世界の終わりの日を「2017年9月23日」だと
2017/08/09
では、英国エクスブレスの記事をご紹介していますが、9月23日の終末説を主張するひとりの人物が、
「 33という数に意味があり」
と強く主張していまして、いろいろな部分で、まあ、こじつけといえば、こじつけに近い「 33と、9月23日」についてのリンクをあげていました。
そういう中で起きた、テレビジャックか事故かわからないですが、「非常に暴力的な時がやって来る」というメッセージが、アメリカの北緯 33度線の上で起きたということは、少なくとも個人的には興味深いです。
ちなみにですね。
上の記事の人も言及していないですけれど、「数秘術」というものがあるのですね。
最近では、
・数秘術で終わり《9》を意味する2016年から、始まり《1》を意味する2017年への移行の中での激変を避けることはまず不可能
2016/12/12
というような記事を書いたこともありましたが、数秘術に関しては、それほど神経質になるものではないにしても、わりとまあ、「ちょっと気にする傾向」は自分にはあります。
それで、先ほど書きましたように「 33 絡みのシンクロが続いている」と多くの人が言う「 2017年9月23日という日」はどうなのかと計算してみます。
すると、
2 + 0 + 1 + 7 + 0 + 9 + 2 + 3 = 24 → 2 + 4 = 6
と数字の「 6 」となった次第です。
6の意味はともかく、数秘術では「数字は一桁」だけですので、33という数字は、
3 + 3 = 6
と、つまり、「 33という数は結局 6」なんです。
33 という数は 6であり、その 6 が 3つ集まった数が 666 。
666は数秘術では 9 となり、9は終わりを意味します(終わりといっても悪い意味ではなくも「完成」なども意味します)。
そして、9 まできてしまうと、999 だろうが 999999 だろうが、99999999999 だろうが、足しても掛けても何をしても「 9 は 9 以外にならない」のです。
(例)・9 + 9 + 9 = 27(2 + 7) = 9
・9 + 9 + 9 + 9 + 9 + 9 + 9 + 9 + 9 + 9 + 9 = 99 (9 + 9 = 18) → (1 + 8) = 9
※ これは、どれだけ 9 が重なっても同じです。
最近気づいたのですが「すべての数は 9 を目指している」という性質があるようで、そこから考えると、33 という数もまた非常に今日も深いものがあるのですが、それを詳しく書きますと、何の記事だかわからなくなりますので、機会がありましたら。
面倒くさい話になってしまいましたが、数秘術の示唆はオカルトにしか過ぎないですが、歴史を見れば「強い示唆」となることも多いです。
2017年9月23日が全世界で終わるのは、大ざっぱにいえば、日本時間の 9月24日の午後になるころかと思いますが、それまでに起きることは、終末とか何とかではなく、「これからの世界の示唆」と考えてもいいような気もします。
もちろん何も起こらないかもしれないですし、それならそれでいいのです。