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2022年からの世界 人類の覚醒と真実 地球という場所の真実 宇宙の中の地球

宇宙線とキノコの氷晶核によってもたらされる「雨」が世界を揺さぶっているという

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雨は生き物

現在、欧米や中国などでは、過度の乾燥と干ばつが拡大していて、一方、モンスーン時期の渦中にある南アジアでは、「過去にないような豪雨」が繰り返されています。

以下の記事で取り上げましたが、パキスタンでは、「国土の3分の1が水没した」という可能性をパキスタンの災害当局が述べています。

 

[記事] パキスタン政府が、「洪水で国土の3分の1ほどが水没している可能性がある」と発表
 地球の記録 2022年8月30日

 

多すぎても少なすぎてもどうにもならない「雨」ですが、この雨というものは、実に不思議な現象でもあり、今なお、

「なぜ雨が降るメカニズムが存在しているのか明確にはわかっていない」

のです。

雨が降る仕組みととして、一般的に言われてきたのは以下のような説明です。学研キッズネットの「雨はどんなしくみで降るの?」からの抜粋です。

(「雨はどんなしくみで降るの?」より)

> ふわふわと空にうかぶ雲は、「雲つぶ」とよばれる水てきや、「氷晶」とよばれる氷の結晶でできています。これらが大きく・重くなって空から落ちてきたものが、雨や雪なのです。 kids.gakken.co.jp

 

ここに、

「氷晶」

という文言があり、これがないと雨は降らないのですが、この氷晶には中心に「核」が必要です。

つまり……たとえば、綿菓子というのがありますが、あれは「中心の棒がないと作ることができない」ものです。

棒があるからこそ、そこに砂糖がワーッとなったものが、その棒に絡みついて、次第に大きな綿の塊となっていきます。あの棒がないと綿菓子(北海道では、綿飴)はできない。

先ほどの「氷晶」も同じなんです。

「中心に核」がないと、そこから氷の結晶へと成長しないのです。

そして、「降雨のメカニズムのうちの、この最も重要な部分が今でもわかっていない」のです。

一般的には「無機物」(鉱物など)が氷晶の核とされてきましたが、しかし、無機物は氷晶核には向かないのです。

これについて、フレッド・ホイル博士の著作『 DNA は宇宙を流れる』の解説を書かれましたジャーナリストの小沢元彦さんは、以下のように記しています。

フレッド・ホイル『DNA は宇宙を流れる』の解説より

一般には、風にのって運ばれた土壌および鉱物塵粒子などが氷晶核となると言われている。しかし、ほとんどの鉱物は氷晶核としては不活性であり、例外的に、粘土類のケイ酸塩鉱物がマイナス18℃の大気中で氷晶を作ることが研究によって明らかになっている。

氷晶核として最も有効な形状は六万晶系の結晶であるが、表面構造の方がさらに重要であり、結晶構造は核の細かい表面構造を決める部分的要因であるにすぎないと言われている。

ある種の複雑な有機物が高い温度で氷晶核として活性化する(たとえばステロイド化合物の場合、マイナス1℃)という事実は、人工降雨研究者の間ではよく知られている。

DNA は宇宙を流れる

これはどういうことを書かれてらっしゃるかといいますと、

 

・ほとんどの鉱物(無機物)は、高い温度では氷晶核には適さないという事実がある。つまり、仮に地上から鉱物が上空に行ったとしても、それらは雨の核にはならない。

・氷晶核として最も有効に働く物質は「有機物」(生物)である。

 

ということを書かれています、

しかし、一般的には、そんな高層大気に「有機物(生物)などはいないだろう」とする考えが以前は主流でしたが、そこで、フレッド・ホイル博士のパンスペルミア説、つまり、

「宇宙からどんどんと地上に生命(有機物)が降り続けている」

という解釈からは、これは容易な理解となることになりまして、つまり、

 

「雨のもととなる氷晶核は、宇宙から降ってきた有機物」

 

と理解することができるのです。

このことについては、2019年11月の以下の記事で、「雨というのは生命現象そのものであり、宇宙現象そのものである」ということを書かせていただいています。

 

[記事] 雨という現象は「そのすべてが宇宙からの作用」であることに気づく。そして、私たちは雨に当たるたびに、宇宙からやって来た無数の生命の洗礼を浴びている
 In Deep 2019年11月10日

 

雨というものは無機的なものではなく、「その中央に生命が宿っているもの」であり、そういうものが空から降ってくる現象です。

もちろん、雨は「雲がなければ降らない」という厳然たる事実がありますが、雲を作り出してものは何かというと

「宇宙線」

です。

このことは、かつて記事で何度か取りあげたことがあります。以下は、 6年前の記事ですが、雲を作り出しているのが宇宙線だということが決定的になったことについて、PHYS.ORG の記事をご紹介しています。

 

[記事] スベンマルク博士の異常な愛情が今ここに結実 :「雲の生成は宇宙線によるもの」という説が25年にわたる観測の末に「結論」づけられる。そして、太陽活動が長期の地球の気温のコントロールに関与していることも
 In Deep 2016年8月29日

1983年から 2006年までの雲の量と宇宙線量の比較

Climate Change Controversies

 

つまり、雨というのは、

「宇宙線と、宇宙から来た生命の組み合わせで起きる現象」

といえるようなのです。

ただ、実際には、どんな有機物が最も氷晶核に適しているかということは、よくわからないままでしたが、最近、とても興味深い記事を読みました。




 

キノコと雨

それは、NHK の科学番組サイエンス ZERO の内容を文字でまとめた現代の記事で、以下のものです。

地球は「キノコ」に操られている!? 生き物も天気も…衝撃の事実が分かってきた
現代 2022/08/29

 

長い記事ですが、この 5ページに、以下のような下りがありました。太字はこちらでしています。


 

キノコが雨を降らせる!?

多くの植物や動物と強く結びつき、生態系にとってなくてはならない存在のキノコですが、その影響力は生き物だけにとどまりません。最新研究で、キノコが天気にまで影響を与えている可能性が分かってきたのです。

空に浮かぶ雲は、大気中の微細な粒子を核として、周りの水蒸気がくっついて凍った氷の粒「氷晶」によって形成されます。これまで、マイナス15℃以下の低い温度でできる雲は、鉱物など無機物が氷晶の核となっていることが分かっていました。

しかしマイナス15℃以上になると無機物は氷晶を形成できないため、低い高度でどのような物質が氷晶の核となっているのかは明らかになっていませんでした

しかし大気中の微生物を研究している近畿大学の牧輝弥教授が 2008年に高度 500mという高度の低い大気からキノコの菌糸を発見したことで、キノコの胞子が核となっている可能性が出てきました。

そこで牧さんはキノコの細胞が氷晶核になりやすいのかを検証する実験を行いました。キノコの仲間の細胞と鉱物粒子をそれぞれ水に浸したサンプルを用意し、人工的に温度を下げていったところ、マイナス5℃を下回ったところでキノコの細胞のサンプルは一斉に凍りだしました

一方、鉱物粒子のサンプルはこの温度ではほとんど凍りませんでした。キノコの細胞が持つたんぱく質の構造には、周りの水分を連鎖的に凍らせる性質があるため、このような実験結果になったのではないかと牧さんは考えています。

研究を重ねる中で、森林の上空で発生する雨雲はキノコやカビなどがつくったものではないかと牧さんは考えるようになったといいます。

gendai.media


 

ここまでです。

面白い発見ですが、ただ、この考えの根本にはパンスペルミア説はなく、あくまで地上から上空に舞い上がったキノやカビの胞子が氷晶核になった可能性を述べていますが、ここでは、上空 500メートルなど低い上空ですので、その程度までなら上昇するかもしれないですが、基本的に、地球の大気の流れは「横」か「上から下」だけであり、

「高層上空に向かうような垂直の上への大気の流れはほぼない」

のです。

ですので、まあ、この場合も合理的に考えれば、キノコの胞子も宇宙空間から降ってきたということになりそうですが、しかし、

「真空とか熱とかに胞子は耐えられるんけ?」

とは思いました。

キノコもいろいろと種類があるのでアレでしょうが、たとえば、キノコではなくとも、納豆を作る納豆菌も「胞子」を作る菌ですが、

納豆菌は、

 

> 芽胞のおかげで乾燥や熱にとても強く、天日干しをしても真空状態でも生き残り、マイナス 100℃〜 100℃の環境にも耐え続けることができます。納豆菌の特徴

 

というように非常に強いですが、同じ胞子仲間として、キノコも強いのかもしれませんね。

かつて、ホイル博士は、パンスペルミア説に関しての実験で、ウイルスなどだけではなく、大腸菌などの「自立する生命」 (生命の条件として「エネルギー代謝を行う」というのがありますが、ウイルスはそれをおこわないですので、ウイルスは定義上は生物ではないです)も、宇宙空間から地球の大気圏を突破して地球に侵入できることを証明しようとしていました。

これは、「生物の DNA が大気圏突破の熱と衝撃に耐えられるのか」ということについてのもので、簡単にいえば、大きな生命は無理です。

地球大気に秒速 10キロのスピードで物体が突っ込んできた場合、その摩擦熱は物体の大きさと比例します。その場合、物体が針の先くらいのものでも、摩擦温度は 3000度などに達して、生物どころか、ほとんどの物質は残りません。

可能性があるとすると、細菌やウイルスくらいの大きさの粒子で、それなら、突入した際の摩擦温度は約 500度程度となり、摩擦で加熱される時間は約 1秒間ほどですので、その 500℃の 1秒間の環境を大腸菌は生き残るかどうか、というのをホイル博士は実験したのでした。

そして、この「 500度の温度で1秒間加熱の実験を、大腸菌はクリアした」のです。

加熱された後に、大腸菌は、再び細胞分裂を始めました。

このような比較的大きな生命でも、大気圏の突破 OK という結論が出たのでした。

キノコやカビの場合、胞子のサイズは大腸菌よりさらに小さく、そして胞子としての殻を待ちますので、さらに強いものかもしれません。

パンスペルミア説につきましては、わりと最近、以下の記事で、過去に書きましたパンスペルミア説の概念などを取りあげもの事を書かせていただきました。

 

[記事] インフルエンザの語源は、ラテン語での「星の影響によって引き起こされる病気」だったことを、スペインかぜを調べる中で今にして知る
 In Deep 2022年8月16日

 

 

とにかく雨からの影響の時代ですし

うーん……結局、今回、本当は何を本題として書こうとして記事を書き始めたのかわからなくなりましたが、「雨」というものが、非常に有機的な宇宙的現象であるということから、現在の豪雨とか極端な雨不足などを考えますと、それはそれで感慨深いです。

もしかすると、「宇宙の状況が変化する」と「雨の状況も変化する」ということもいえるのかもしれません。

そして、この雨が今は「食糧」と過去にないほど直結した問題となっています。

アメリカでもヨーロッパでも、そして中国でも、いよいよ農業生産において壊滅的な状況に近づいてきているようです。

本来、夏前までは、アメリカでも EU でも中国でも「予想以上の豊作」が予測されていたのですが、7月から 8月の 1ヵ月ほどの気温と少雨がひどすぎることにより、一気に状況が悪化しています。

この期間が、平年と比べて、いかに農作に影響のある気候だったかというのは、たとえば、以下は、ヨーロッパの「小麦の植物健康指数」というもののも過去 20年との比較で、赤いラインが今年です。21世紀の中では、今年が過去最低です。

グレーは2000年から2020年のそれぞれの指数

gro-intelligence.com

6月くらいまでは、平年と同程度の健康指数で推移していたものが、7月に入ると共に健康指数が下落して、7月の終わり頃に、過去最低レベルにまで落ち続けています。

また、世界の小麦在庫量も非常に圧迫された状況となっているようで、14年ぶりの低い水準であることが報じられています。

(報道)世界の小麦埋蔵量が、14年ぶりの低水準に減少

 

また、特に、トウモロコシの収穫は、アメリカでもヨーロッパでも壊滅的な状況となりつつあります。

米ブルームバーグによると、壊滅的な干ばつにより、ヨーロッパのトウモロコシの収量が 5分の 1近く低下する可能性があると予測されています

ドイツのバーデン・ヴュルテンベルク州では以下のように報じられていました。

> ドイツのバーデン ヴュルテンベルク州の一部では、干ばつのために最大 50%の作物の損失が予想されているbreitbart.com

 

アメリカでも、トウモロコシの収穫状況がかなり悲観的であることが、農業情報メディアによって伝えられています。

実はトウモロコシの重要性っていうのは、人間の食用よりも「飼育動物用の飼料として重要」なもののようです。

商品アナリストの小菅努さんが、8月28日に書いた記事には以下のようにあります

 

> とうもろこしというと、日本人は焼きとうもろこしやサラダに使う缶詰などをイメージしやすいが、実際の消費は主に家畜の餌となる飼料であり、米国産とうもろこしは米国内の畜産業での使用はもちろん、日本も含む世界各地に輸出されている。

> 日本の場合だと、配合・混合飼料の47.1%(2021年度実績)がとうもろこしになり、その大部分を輸入しているため、とうもろこし価格が上昇すると米国産牛肉や豚肉価格の値上がりに留まらず、国産の牛肉や豚肉価格も上昇しやすくなるYahoo!

 

トウモロコシ価格の上昇は、食肉価格の上昇と直結するようです。

欧米と中国は「極端に雨が少ない」中で農業危機が拡大していますが、国土の3分の1が水没したパキスタンのような「雨が極端に多い状態」も、農業生産には非常に良くないことだと思われます。

パキスタンは、これまで食糧自給率が 100%を超えており、特にコメなどの大きな生産国で、輸出国でさえありましたが、今年の収穫は厳しそうで、しかも、パキスタンは人口が 2億人を超える大国ですので、「そのような国が穀物の輸入国になる」可能性が出ています。

どこも「少なすぎる雨」や「多すぎる雨」の結果、このようになっています。

雨はこれからどうなりますでしょうかね。

そして、雨を経験している時には、そこには宇宙の意志のようなものも含まれているというように考えるのも悪くはないのかなとも最近思います。

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