NASAの衛星が撮影した米カリフォルニア州の雲の様子
気象コントロール、あるいは、ジオエンジニアリングとも呼ばれる「気象への人為的な介入」については、たまに記事で取りあげさせていただくことがあります。
昨年は、以下のような記事を書かせていただいています。
アメリカで「太陽の光を遮断して気温を下げる」というジオエンジニアリング実験が本当に開始されようとしている。地球への影響は未知数
この気象コントロールをモニタリングしている「ジオエンジニアリング・ウォッチ (Geoengineering Watch)」というウェブサイトに先日、
「 NASA の人工衛星が撮影した雲の様子が気象コントロールの実態を示している」
という記事が公開されていました。
冒頭に載せさせていただいていますのは、アメリカのカリフォルニア州の上空の雲の様子です。
もちろん、「これが気象コントロールの様相です」というように NASA が公開しているというわけではなく、そのウェブサイトの作者がそのように書いているというだけの話ですが、自然の状態としては確かにやや不自然に見える部分もあります。
しかし、すべてにおいて「自然現象によるもの」という可能性もないではないかもしれないですので、ジオエンジニアリング・ウォッチに掲載されていた写真を何枚か掲載してみたいと思います。ご判断は各位様にお任せいたします。
アフリカ沖の写真が多いですが、その理由は、後に載せさせていただく記事の本文でわかります。
ここからです。
NASAの衛星が撮影した世界各地の気象操作の証拠のように見える光景
アフリカ大陸西部の沿岸
アフリカ大陸西部の沿岸
アフリカ大陸西部の沿岸
オーストラリア東部の沿岸
スペイン南部の沿岸
メキシコ・バハ・カリフォルニア州の沿岸
通常の気象条件でも、このような雲が出ないわけではないとは思いますが、アフリカ沖などのものは、確かに自然の雲とは考えにくい感じのものです。
なお、リアルタイムで地球の雲の様子をご覧になりたい場合は、NASA のワールドビューというウェブサイトに人工衛星で撮影された画像が掲載されています。
ちなみに、上のような写真を見ていますと、ふと、以下の記事などで何度か取りあげさせて頂いた
「地球上を飛び交う謎のマイクロ波」
のことを思い出します。
これは、南極のほうからと、そして、南米のほうから「謎のマイクロ波が照射され続けている」というもので、たとえば、その中のひとつは、以下のような動きをしていました。
2017年7月4日の南大西洋上のマイクロ波の状況
・Huge Mystery Beam Shoots Down to Antarctica On MIMIC Map
あるいは下のような、形として不自然なマイクロ波が、データに記録されていたりするのですが、このようなのは、何だか今回の奇妙なフォーメーションの雲とやや似ているような気もしました。
2017年4月2日の米ウィスコンシン大学のマイクロ波衛星画像データ
先ほどご紹介しました世界の雲の様子と、この奇妙なマイクロ波の間に関係があるのかどうかはともかく、何だかこう「いろいろなものが上空を飛びかっている」という世界ではありそうです。
それにしても、このようなものは、どの国が行っていようとも、「あくまで戦争とは関係がない」ということにはなっているのだとは思われます。以前、以下の記事で取りあげたことがありましたが、1975年におこなわれたジュネーブ軍縮会議で、環境兵器はすべて禁止されているからです。
・1975年のジュネーブ軍縮会議で米ソが発表した「人工洪水攻撃、人工地震攻撃、極地の氷の融解攻撃、オゾン層破壊攻撃の禁止」の新聞記事を見て5年ぶりに記憶に蘇ること
In Deep 2014年02月19日
ジュネーブ軍縮会議を報じた当時の新聞にも、「気象戦争」という言葉が使われています。
1975年8月23日の新聞報道より
・The Canberra Times Saturday 23 August 1975
1975年のジュネーブ国際会議で禁止されたのは、
・人工津波
・人工地震
・極地の氷を溶かして洪水を起こす
・川の流れを変えて洪水を起こす
・オゾン層を破壊して人々に致死量の紫外線を浴びせる
ことでしたが、現在のテクノロジーでは、上の項目に入らない方法で気象や自然をコントロールすることが可能となっているとされています。
特に、多くの大国が競争しているのは、「上空の電離層への介入」です。
ロシアも中国も、そしてアメリカは昔から電離層への介入を公言しています。
電離層とは、地上 50キロメートルから 500キロメートルの高層で、この領域は、「電波を反射する性質を持つ」ために無線にとって非常に大事な領域です。
つまり、電離層を支配すれば「通信を支配できる」可能性があるようなのです。
電離層の支配権争いについては、以下の記事で記したことがあります。
誰もが「電離層への介入」を目指している : 米国、中国に続きロシアまでも高層大気への介入による地球環境コントロール戦争に参入。その行く末は…
いずれにしても、大国を中心に、目的はさまざまでしょうが、自然への介入が激しくなっていて、特に今年は中国とアメリカのそれぞれの大規模なジオエンジニアリングが実施されていくと思われますので、それによって、ただでさえ荒れている気象のほうはどうなっちゃうのだろうなあとも思います。
今回は、最初にご紹介しましたウェブサイト「ジオエンジニアリング・ウォッチ」の記事の概要を記して締めたいと思います。
その記事を書いている人の主張が正しいのかどうかはわからないですが、先ほどふれましたマイクロ波などとの絡みと共に、多少は同調できる部分はあります。
なお、本文の中に、
> 雲の形成に対するマイクロ波伝送の影響は、雲の形状に現れる。その場合、正方形の雲が作られることがある。
というように「正方形の雲」としている部分がありますが、正方形の雲は最近やけに世界中に現れているものでして、以下のような感じのものです。
それでは、ここからです。
NASA Satellite Imagery Reveals Shocking Proof Of Climate Engineering
Geoengineering Watch 2019/01/16
NASAの衛星画像はジオエンジニアリングの衝撃的な証拠を明らかにした
容認するのが難しい真実に関して、写真がその現実を物語っている。
NASA の衛星写真がとらえた光景は、本当に憂慮すべきものだ。
これらの画像は、私たちの地球とその生命体系に対して行われている世界的なジオエンジニアリング/ 気象コントロール工学 / 日射管理(SRM)の紛れもない証拠を提供している。
ジオエンジニアリング/ 気象コントロール工学 / 日射管理のプログラムの一環としてジェット機から体系的に大気中に噴霧される毒性の高い重金属や化学物質は、非常に強力な無線周波数信号で操作される。
これらの信号は、さまざまな種類の伝送プラットフォーム(HAARP、SBXレーダー、NEXRADなどの電離層ヒーター設備)によって、世界中の無数の場所から伝送されている。
雲の形成に対するマイクロ波伝送の影響は、雲の形状に現れる。その場合、正方形の雲が作られることがある。
ジオエンジニアリング、あるいは気象戦争の地球への影響は、すでに壊滅的なものを超えており、その影響は世界中で急速に拡大している。
アメリカでのジオエンジニアリングでの目的のひとつに、ハリケーンの抑制とコントロールというものがある。アメリカに影響を与えるハリケーンの 85%はアフリカからやって来る。
このハリケーンのもととなる、アフリカの沿岸を離れて西に向かって移動する低気圧システムに対して、積極的に気象への介入が行われている。ご紹介した NASA の画像には、アフリカ沿岸のものが多いが、理由はそれと関係している。
気象に介入してサイクロンやハリケーンをコントロールすることを有益だと考える人もいるかもしれないが、地球が持つ自然なリズムやシステムにそのような干渉することは、その先に壊滅的な影響を与えているという多くの証拠がある。
大きな被害を出したハリケーン・マシューは、極めて強く介入されていたと考えられる。
下の写真は、ハリケーン・マシューを囲む大気の「波」をはっきりと示している。
スペースウェザーはこれらを「重力波」と分類したが、これらの目に見える「波」は実際には、非常に強力な無線周波数 / マイクロ波送信と大気中のエアロゾルによる強力な大気のコントロールを明らかに示していると考える。