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3月15日にメルマガニネベの年に起きること。そしてガンと寄生虫の関係を発行させていただきました。

2021年からの世界 ディストピアへようこそ 人類の未来

「人間の精子の数は2045年までにゼロになる」:何にでも含まれるプラスチック化学物質がヒトの生殖機能を殺し続けている事態が、年間15億廃棄されているマスクでおそらくは加速中

投稿日:2021年3月29日 更新日:


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あらゆる方向が人類絶滅の方向に(人工的な再生産を除く)

なんだかんだと現在は「人口削減計画真っ只中」ではありますけれど、こういうコロナとかワクチンとかの問題以前に、

「人間の男性の精子の数が著しく減少している」

ということは以前から言われていたのですね。

一応は、精子が存在しないと、人間は存在し続けないということになっています。

その減り方はもう半端なものではなく、以下のブログ記事では、英 BBC の「人類を絶滅させる可能性があるほどの精子数の減少」というタイトルの記事をご紹介しています。

男性の精子レベルの著しい低下がイスラエルの大学の大規模調査で確認される。論理的な観点からのみだと「西暦2060年に男性の生殖機能はこの世から消滅」する
投稿日:2017年7月31日

この記事のタイトルには、「 2060年に男性の生殖機能はこの世から消滅」とありますが、その時の報道でのデータ上の推論ではそのようになっていました。

ところが、先日、英国ガーディアンの記事で、

「 2045年までには、ヒトの生殖機能がゼロになる」

という記事を見かけまして、「お、15年縮まってるじゃん」と思いまして、今回はこの記事をまずはご紹介したいと思います。

なお、その後に付け加えさせていただきますけれど、現在の「マスク社会」はそれを加速させているはずです。市販されているほとんどのマスクの成分は、そのようなことと関係する化学物質の塊であり、そのマスクが 2020年だけで「 15億個廃棄された」ことを以下の記事でご紹介していますが、もう世界中、プラスチック系の化学物質ばかりですよ。

2020年のパンデミック下でプラスチック製マスク15億個分が海中に。分解されるには450年かかる模様。そして気づけば私たちはプラスチックを着て生きている
投稿日:2020年12月31日

2045年といえば、あと 25年程度ですが、そういう具体的な数値は別としても、本当にいろいろな方面で「私たちは絶滅に向かっている」ことが本当に強く感じられます。

英ガーディアンの記事です。




 


精子数の急減、ペニスの縮小 : 有毒化学物質が人類の存続を脅かす

Plummeting sperm counts, shrinking penises: toxic chemicals threaten humanity
Guardian 2021/03/18

人類の終わり、というような現実的ではない言葉がある。

しかし、世界中で驚くべき速度で生殖能力を低下させているホルモンかく乱化学物質のために、その人類の終焉は私たちが思っているよりも早く訪れるのかもしれない。

ニューヨークのマウントサイナイ医科大学の環境生殖疫学者であるシャンナ・スワン(Shanna Swan)博士が記した『カウントダウン (Countdown)』と呼ばれる新しい著作では、人間の精子の数が 1973年以来ほぼ 60%減少したことが示されている。

このままの状態だと、スワン氏の研究によれば、人間の精子数は 2045年までには「ゼロ」に達する可能性があることを示唆している。ゼロだ。

これは、そのような社会では、赤ちゃんが生まれないことを意味する。そうなれば、もう人間はそこには存在し得なくなる。

なぜ、このような問題を、国際社会は真剣に論議しないのだろう。

この危機の原因となる化学物質は、プラスチックの容器や食品の包装から、クリーニング製品の防水服、香水、石鹸やシャンプー、電子機器やカーペットに至るまで、あらゆるものに含まれている「 PFAS 」と呼ばれる物質だ。

それらは環境や人体内で分解しないため「永遠の化学物質」として知られている。

PFAS は分解されずに、単に蓄積されていく。そして、時間ごと、日ごとに、ますます多くのダメージを人々に与えている。

そして、そろそろ、人類はそのダメージの限界点に達しているようだ。

スワン氏の本はその研究においての発見の内容について驚異的なものがある。「世界の一部の地域では、今日の平均的な 20代の女性たちは、彼女たちの祖母が 35歳だった時よりも生殖能力が低くなっている」とスワン氏は記している。

それに加えて、今日の男性たちは、平均として彼らの祖父が持っていた精子の数の半分程度しか持っていないことを発見した。

スワン氏は以下のように述べる。

「生殖問題の現状は、人類の生存を脅かすことができるレベルに達しています。これは世界的な実存的な危機なのです」

これは誇張ではない。単に科学からの結論だ。

スワン氏の研究は、これらの化学物質が精液の質を劇的に低下させるだけでなく、陰茎のサイズと精巣の体積も縮小していることを発見した。

これは人類にとって本格的な緊急事態にほかならない。

スワン氏の本は、PFAS が精子の生産に害を及ぼし、男性ホルモンを破壊し、「精液の質、精巣の体積、陰茎の長さの低下」と相関していることを発見した以前の研究を反映している。これらの化学物質は文字通り私たちの身体を混乱させている。

それにしても、これらの化学物質について、これだけ現実的な危機が示されているにも関わらず、なぜ、多くの国では「対策」が行われないのだろう。

現在、この脅威に対応する十分な法律がある国や地域は限られている。法律と規制は国ごと、地域ごと、そしてアメリカでは州ごとに異なる。

例えば、欧州連合は、玩具中のいくつかのフタル酸エステルを制限しており、食品生産においても、「生殖毒性」(人間の生殖能力を損なう)と見なされるフタル酸エステルに制限を設けている。

アメリカでは、科学的研究により、乳児にフタル酸エステル類への暴露が広範囲に及んでいることがわかった。これらの化学物質は、ベビーシャンプー、ローション、パウダーなどと接触した赤ちゃんの尿から発見された。それでも、特に化学業界の大企業によるロビー活動のために、積極的な規制が欠けている。

ワシントン州では、国会議員が将来のための汚染防止法をようやく可決した。これは、州の機関に化学物質のクラスに対処するように指示し、化学物質から離れ、代用を求める措置だ。規制される製品で扱われる化学物質には、フタル酸エステル、PFAS、PCB、アルキフェノールエトキシレートとビスフェノール化合物、および有機ハロゲン難燃剤が含まれる。

ワシントン州は化学汚染の範囲に対処するために重要な措置を講じているが、概して、アメリカは他の多くの国と同様に、法整備は不十分だ。

アメリカの科学者たちは、米国でテストしたほぼすべての人々の血中にこれらの科学物質を発見している。今や、地球上のどの国や地域も PFAS 汚染の影響を受けており、これは地球規模の問題といえる。

PFAS は世界中で発見されており、事実上すべての人体内に存在している。そして海底深くにいる魚たちや、空高く飛ぶ鳥たちにも見られるのだ。

それは、文字通り、生命の源である私たちの生殖能力を傷つけ、攻撃することによって私たちを殺している。私たちは、人間の精子の急速な死と衰退に今すぐ対処する必要がある。

残されている時間はあまりない。


 

ここまでです。

ここに出てくる「 PFAS 」とか「フタル酸エステル」というようなものは、過去記事にもよく出てきたものでもあり、さまざまな日常品に含まれているものです。

記事には、男性の精子の減少と共に、「陰茎の縮小」などという言葉も出てきますが、陰茎と表現されるとわかりづらいですが、これは専門用語ですとチンチンとなります。

そのチンチン(繰り返さんでええわ)も小さくなっているということなんですかね。

チンチンの大小はともかく、今回ご紹介した記事では、「 PFAS による男性の精子の減少」のことにふれていますが、やはりプラスチックに含まれるフタル酸エステルという物質は、

「女性の妊娠率を著しく下げる」

ことが動物研究でわかっています。

以下の記事でご紹介しています。

プラスチックが「100%の人々の体内に存在する」可能性が高い中、プラスチック製品に含まれるフタル酸エステルが「メスの妊娠率を著しく下げる」ことが判明。地球は全生物の不妊化へ?
投稿日:2019年2月19日

このフタル酸エステルは、女性の妊娠率だけではなく、男性の生殖機能も下げることがわかっていまして、個別の成分はともかく、

「プラスチックの成分の一部は人間の生殖能力を著しく下げる」

ことは今では科学的に間違いがないこととなっています。

上の記事では、米イリノイ大学の研究者たちのマウスによる研究をご紹介していますが、非常に簡単に書きますと、

実験] メスのマウスに 10日間、フタル酸エステルの有機化合物を経口投与した

結果] そのメスのマウスの 3分の 1は交配後に妊娠できなかった

というものでした。

たった 10日間の投与です。しかも、使用された量は「最低用量」。

深刻なのは、この妊娠できない問題が、一時的なものではないということです。以下は、論文の主筆者であるジョディ・フローズ博士の言葉です。

「本当に懸念されることは、メスたちへの化学物質への曝露が停止されたずっと後になってからも、なおメスの生殖能力が損なわれ続けていたことです」

つまり、「ずっと不妊が続く」のです。

それと共に、男性のほうは、 PFAS やフタル酸エステルによって、

「精子の数が減り続けている。あるいは精子の活動が著しく低くなっている」

と。

これでは、世界の、特に主要国の妊娠率がこれからさらに下がり続けるのは、ある意味で当然であり、あるいは、環境中に広がっているプラスチック成分が他の動物たちの体内に入っていくことも必然であることを考えますと、「あらゆる大型生物の妊娠率が下がっていく」ということにならないとも言えない気はします。

まあしかし、グレートリセットを渇望しているような、いわゆる「トランスヒューマニスト」の人たちは、そんな事態でも何でもないのかもしれません。

つまり、

「だったら、人工的に子どもを作ればいい」

という流れはすでに想定されているからです。

以前記したことがありますが、フランスの知識人であるジャック・アタリという人が、2006年に記した著書『未来の歴史の概要』には、2060年頃の社会の描写として、以下のようにあります。

ジャック・アタリ『未来の歴史の概要』より

私たちがナノサイエンスから期待できる驚くべき進歩のおかげで、誰もが自分自身の意識を別の体に移したり、愛する人々の意識をコピーしたり、夢の正確な目的を達成する。

それから人は、ついに人工物のように製造され、もはや死を知らなくなるだろう。

産業用オブジェクトと同様に、その人は生まれたことがないため、もう死ぬことはないのだ。

ナノサイエンスやナノテクノロジーがさらに進めば、ここに書かれてあるようなことは絵空事でもなくなります。

「意識」さえも「後付け」できるわけです。

最近、ドイツの複数の大学の研究者が、

「人に虚偽の記憶を植えつけて、それを消去する実験に成功した」

という研究の論文が、全米科学アカデミー紀要に掲載されていました。

虚偽の記憶というのは、「実際には起きていない、存在しない事実に関する記憶」という意味です。以下が論文です。

Rich false memories of autobiographical events can be reversed (PNAS)

その論文を紹介していた医学メディアの記事の冒頭は以下のようなものでした。

人々の心に虚偽の記憶を植え付け、それを消し去る

ドイツの複数の大学の研究者たちのチームは、実験参加者の心に植えられた誤った記憶を、同じように簡単に消去できることを発見した。国立科学アカデミーの議事録に掲載された彼らの論文の中で、グループは彼らが行った記憶実験について説明している。 medicalxpress.com

肉体はナノサイエンスで構成され、意思や記憶もテクノロジーで「移植」できるようになったのなら、そこから「新たな種別の人類」(工業製品なので内容は同じ)が生み出されても不思議ではないです。

 

そういえば最近、科学者たちが、

「生きた精子と卵子を月に送り保存する計画」

を立てていることが報じられていました。

以下は、3月12日の米 CBS ニュースの冒頭です。

科学者たちは、ノアの箱舟の月バージョンを作るために、3億3500万個の種子、精子、卵子のサンプルを月に送りたいと考えている

科学者たちは、彼らが「グローバル保険契約」と呼ぶ新しい提案で「ノアの箱舟」からインスピレーションを得て、その場所を「月」にする計画を立てている。

彼らは、地球で大惨事が起こった場合に備えて、3億3500万個の精子と卵子のサンプルで満たされた箱舟を月に送ることを望んでいる。

ノアの箱舟にあるすべての動物の雌雄の代わりに、太陽電池式のムーンアークは、約 670万種の地球からの凍結した種子、胞子、精子、卵子のサンプルを極低温で保存する。アリゾナ大学の研究者と学生のグループが論文でこの概念を提案した。 CBS News 2021/03/12)

精子と卵子さえ残っていれば、あとはテクノロジーによって、「人をもとから作る」ことができることはすでに明らかですので、こういう計画は、報じられているものと同時に「報じられていないようなもの」もいろいろと行われているのかもしれません。

時代がここまできますと、「もうどうとでもなーれ」という気にもなりますが、現実の話としましては、あと十数年程度で(今と同じような社会が残っていれば)人類の不妊傾向は決定的なものとなると思われます。

 

なお、今から対策をしても間に合いません。

環境中に拡散した科学成分はあまりにも膨大な量であり、そして広範囲に拡散しており、しかも「分解されない」ものですから、打つ手はないというのが現実です。

そして、マスクの廃棄で日々環境中のその量は増え続けている。

以前の記事でご紹介しましたが、2020年の廃棄マスクのプラスチック量だけで「分解されるには 450年かかる」そうです。今それをやめても、数百年は影響が続きます。

それらプラスチックに含まれる有害な化学成分だけを広範囲に除去する方法は存在しません。

どう考えても、具体的な対策は出ないはずです。

無力感のある書き方となりますが、諦めるしかないのだと思われます。

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