地球最期のニュースと資料

In Deep

Photo

2019年からの世界 人類の覚醒と真実 地球という場所の真実

終焉に近づくビッグバン理論 : 「145億年前の惑星の存在」と「2つ存在する宇宙の年齢」という矛盾を理論で打破できない科学界が再考するフレッド・ホイル博士の主張

投稿日:

天文学上の発表に関しての2019年8月4日の報道より


The Nation UAE




計算的な矛盾が増し続ける現代宇宙モデル

今日、ビッグバン理論についての英語の記事があり、それを見ていましたら、記事の中段に非常に大きくフレッド・ホイル博士の写真が掲載されていました。

最近のメディアで、こんなに大きくホイル博士の写真が掲載されているのは見たことがなかったです。

下の写真でした。

フレッド・ホイル卿(1915 - 2001年)


Aidan Sullivan

 

記事は、先月、アメリカのカリフォルニアで開かれた世界的な天文学の会議についてのもので、実は今、

「天文学界が大揺れ」

していることにふれたものでした。

現代の宇宙論の前には、ふたつの「根本的な大問題」があり、それがどうしても解決できないまま月日が過ぎていっていることについて書かれていました。

そのふたつとは、以下の大問題とは以下のものです。

138億年前とされているビッグバンより古い惑星(145億年前)が存在する理由が見出させないこと

計測によって「宇宙に 2つの年齢が観測される問題」が解決できないこと

どちらも、現代の宇宙論の根幹に関係する問題であり、そういう中で、最近、フレッド・ホイル博士のかつての主張が注目されていることを知りました。

フレッド・ホイル博士は、強硬な「アンチ・ビッグバン理論」の主要な人物であり、アインシュタインの一般相対性理論を観測に適用し、

「宇宙は無限であり、年齢はない(宇宙は生まれていない)」

とする科学的主張を亡くなる最後まで持っていました。

私が、このようなことを偶然とか夢のお告げなんかで知ったのは、11年くらい前でしたが、このフレッド・ホイル博士のさまざまな主張を知った時には、まさに、目からウナギが落ちるような感じで、明らかに私は目を覚まされました。

このことが In Deep というブログを書き始めた大きな原動力ともなっています。

ともあれ、冒頭の記事は、そのあたりがいろいろとわかりやすく書かれていますので、ご紹介したいと思います。

「正しい学問こそ生き残ってほしい」というのが、ブログを書き始めてからの私の願いでもありますが、ホイル博士の亡霊は、その目的のためにも、そう簡単に滅びはしないようです。

 


Have we been wrong about the age of our universe all along?
The Nation 2019/08/04

私たちは、宇宙の年齢について、ずっと間違った考えを持ち続けていたのだろうか

宇宙の年齢そのものよりも古い年齢を持つと考えられる惑星の存在について、天文学者たちは理解しようと努力し続けている。これは、現代の天文学の中での、宇宙についての深刻な問題でもある。なぜ、宇宙の年齢より古い星が宇宙に存在し得るのか。

このことは、宇宙の年齢を確立しようとしている天文学者たちが直面している難問であり、その解決の中で、科学的革命が引き起こされる可能性もある。

先月、米カリフォルニアで天文学に関する国際会議が開催された。そして、当初は、この会議において、この問題に対しての解決策が見つかるのではないかと期待されていた。

ところが、会議で発表された最新の調査結果は、宇宙がどのように機能するかについての現在の天文学の考え(現行の宇宙モデル)に根本的に間違った何かがあるという疑いを確認しただけのものとなってしまった。

現在の宇宙モデルの理論は、1世紀以上前にアインシュタインによって発表された一般相対性理論として知られる重力理論に基づいている。

この一般相対性理論は、おそらく最も成功した科学理論のひとつだろう。ブラックホールから、重力が時間に及ぼす影響まで、予測されたすべてが、その後の天文学による観測で正確に確認されている。

しかし、この一般相対性理論を宇宙全体に対して適用すると、しばしば驚くべき結果がもたらされる。

最初のものはアインシュタイン自身が発見したもので、彼の理論では、宇宙は膨張しているに違いないことを示していた。これは常識を無視したものだった。というのも、宇宙が始まりを持っているに違いないことを示唆していたものだったからだ。そのため、アインシュタインは、方程式を微調整し、現実と一致させるように導いた。

しかし、1920年代後半までに、天文学者たちは元の方程式が正しかったことを発見した。宇宙は膨張している。これにより、天文学者たちは、膨張が始まった時期を計算できはることになり、その試みを開始した。宇宙の年齢という概念が確立されようとしていた。

その計算の中で、次の衝撃が科学者たちの前に登場した。その際の計算では、宇宙がこの世に現れたのは、わずか 20億年前であると導き出されたのだ。ということは、宇宙の年齢は、46億年とされている地球の年齢の半分より短いということになってしまう。

このような逆説に天文学が直面する中、英ケンブリッジ大学の天体物理学者であるフレッド・ホイル教授は、無の空間から新しい宇宙が生まれるという自然の力に対して、新たな考えを持ち込んだ。

ホイル教授の考えは、アインシュタインの方程式と組み合わせると「宇宙の年齢は無限となる」という効果があった。

このホイル教授の考えにより宇宙の年齢の問題は解決されたが、しかし、ホイル教授のこの「宇宙に年齢はなく、無限」だという主張は、最初に提示された謎よりもさらに神秘的なものに響いた。

そのため、その後、新しい天体の観測により、宇宙の年齢が約 100億から 200億年であることが示されたとき、ほとんどの科学者たちは、ホイル教授の理論の支持をやめ、その後も、ビッグバン理論として確立された宇宙の年齢が、一般的なモデルとなった。

しかし、今になり、天文学者や理論物理学者たちの中は、その当時のフレッド・ホイル教授の提唱したような「クレイジーな考え」に立ち返ろうとしている人たちが出てきた。

宇宙の年齢の問題が、また持ち上がってきているためだ。

先月のカリフォルニアの会議では、天文学者たちのいくつかのチームは、宇宙が作られたビッグバンが起きた年代に関する最新の推定値を示した。

この会議で示されたような宇宙の年齢に関しての調査結果は、少し前なら、大騒動となっていたかもしれない。なぜなら、宇宙の年齢は、ビッグバンが残した熱の研究によって明らかにされたとという約 10年前の考えに依っているからだ。

その熱の宇宙全体への広がりを測定することにより、周回衛星は約 138億年前に、ビッグバンが起きたと示した。誤差はプラスあるいはマイナス数千万年だ。

この数値は、驚くほど正確であるだけでなく、この数値は、遠方の銀河にある星を使用した宇宙膨張を直接測定して見出された数値ともよく結びついている。

この計算では、宇宙で最も古いと知られている星よりも、宇宙そのもののほうが古かった。

ところが今、宇宙は天文学者に別の大きなクエスチョンを投げかけている。最新の研究では、宇宙には「 2つの異なる年齢がある」ことが示されているのだ。

比較的近くの銀河を使用して行われた測定では、宇宙は、ビッグバンから外に放射している熱によって示される年齢よりも数億年若いことが示されている。それらの数値の誤差は、まぐれとして却下するには大きすぎる。

さらに悪いことに、測定結果の一部は、この宇宙は、既知の最も古い星よりも若いことを示しているのだ。つまり、「宇宙の年齢より古い星がある」のである。

この惑星「 HD 140283」は、メトセラ星と名づけられている。この星は 1912年に最初にカタログ化されたもので、地球からわずか 190光年のところにある。

かなり目立たない惑星のように思えるかもしれないが、観測により、この星には、鉄がほとんど含まれていないことが今では知られている。つまり、この星は、鉄という元素が宇宙で一般的になる前に形成されたに違いないと考えられる。

そして、このことは、HD 140283 が宇宙自体の年齢とほぼ同じくらい古いに違いないことを意味しているのだ。

軌道を周回するハッブル宇宙望遠鏡を使用して観測した天文学者たちは、メトセラ星の年齢が、約 145億年であると 2013年に推定した。誤差は前後約 8億​​年だ。

つまり、このメトセラ星は、最も若い推定値で計算した場合で、今から 137億年前に生まれ、最も古い場合は、今から 153億年前に誕生している。

これは、宇宙が 138億年にビッグバンで生まれたこととの整合性がつかない。一体どういうことなのだろうか。

明白な説明の 1つは、現在の宇宙の年齢についての 138億年という推定値に何か問題があるということだ。

この宇宙の年齢は、ほとんどは宇宙の膨張率に基づいており、銀河が互いに遠ざかる速度とその距離の両方に対して正確な値が必要となる。

最も可能性の高いエラーの原因は後者だ。天文学者たちは、遠方の銀河までの距離を推定するために多くの「仮定」をしなければならず、この仮定が信頼できないことが過去に証明されている。

これを回避する 1つの方法は、宇宙膨張率を測定する独立した方法を使用することだ。最も有望なのは、重力波の分析だ。重力波とは、2つの巨大な星の合併などの非常に暴力的な事象によって形成される空間と時間の波紋だ。

先月のカリフォルニアの会議の数日前に、天文学専門誌「ネイチャー・アストロノミー (Nature Astronomy)」は、2017年にそのような事象から検出された重力波の分析に基づいて、宇宙膨張率の推定値を発表した。

しかし、残念ながら、メトセラ星の逆説や 2つ存在する宇宙の年齢の謎を解くには、まだあまりにも大ざっぱな段階としか言えない。

その間、多くの科学者たちが、この難しい問題を解決できるかもしれない新しい物理学を夢想し、考え続けている。

科学者たちの中には、後に英国でナイトの称号を与えられたフレッド・ホイル教授が考え続けた「どこからも強制できない力 (force-from-nowhere)」を、再び夢想する人たちがいる。

先月の会議では、現在の宇宙の年齢に対しての「行き詰まり」を、世界の一流の天文学者たちは、科学的危機と説明した。「歴史は繰り返す」という言葉があるが、かつてクレイジーな考えと一蹴されたホイル教授のような「あり得ない考え」によって、この宇宙的難問が解決できる時がくるかもしれない。

科学者たちは、今、宇宙からの最大の難問に対し、夢想し続けている。


 

ここまでです。

このメトセラという星については、ずいぶん以前に、以下のブログ記事でご紹介したことがあります。

145億年前の星が発見される : その星の由来の人物メトセラの死の直後に地球は創世記の大洪水に包まれた
 In Deep 2013/08/26

観測により145億年前のものと計算されたメトセラ星

A Fujii

 

その後、天文学の世界から、このことに対して特に発表らしきものがなかったのですけれど、今回の記事を読みまして、

「いよいよ、どうにもならなくなっている」

という部分もありそうなことを知ります。

 

私がフレッド・ホイル博士の理論を読んで、とても衝撃を受けましたのは、ホイル博士は、ビッグバン理論を全面的に否定するだけではなく、いわゆる化学的進化論も徹底的に否定していました。

ホイル博士により、理詰めの中で構築された理論がで、私が知り得たことは、

宇宙に起源はない

というものであり、そして、

生命は地球で生まれたものではない

ということでした。

以下の記事で取り上げさせていただいたことがありますが、最近では、ダーウィン進化論も、「 10万種の生物種の DNA と、500万の遺伝子断片の全検査」という徹底的な調査がおこなわれた結果、

「地球の生物は進化していない」

ということが導き出されたりもしています。

[特報]ダーウィンの進化論が崩壊 : かつてない大規模な生物種の遺伝子検査により「ヒトを含む地球の生物種の90%以上は、地上に現れたのがこの20万年以内」だと結論される。つまり、ほぼすべての生物は「進化してきていない」

ホイル博士が生涯をかけて拒否し続けたビッグバン理論も、そして化学的進化も、それらの理論は、最新の科学の調査と観測の中で、少しずつこの世から消えようとしつつあります。

地球や宇宙というのがどんなもので、そして、人類を含めた「この世の生物」というものがどんなものなのか。

それについての「価値観の極めて大きな変転の時」が近づいているといえます。

このブログをはじめてから、たった 10年ほどですが、そのような短い間でさえ、驚くほどのスピードで理論は変化していっています。

「こうやって世界は変わっていくんだなあ」と思いながら、ホイル博士のことを知らしめてくれた「偶然」とか「夢の中のレクチャー」とかに感謝したり。





-2019年からの世界, 人類の覚醒と真実, 地球という場所の真実
-, , , , , ,

Copyright© In Deep , 2019 All Rights Reserved.