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4月12日にメルマガ夢見と古代ギリシャと「痛みとの個人的歴史」が混沌とを発行させていただきました。

2021年からの世界 ディストピアへようこそ 人類の未来 悪魔の輪郭 日本の未来

カルトからカタストロフへ : フランスで強制ワクチン接種が開始される中、変異種とワクチンと人々の自然免疫の喪失がもたらす未来社会は

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デルタ株とワクチンの関係を見てみると

今朝、世界の感染確認数や死者数などをそれなりの国々で見ていて、やや驚きましたのが、「アジアがえらいことになってる」ことでした。

いくつかの国の感染確認数のグラフは、以下の記事に掲載しています。

さあ、アジアのパンデミックが2021年7月から始まった
地球の記録 2021年7月14日

上の記事では、グラフでアジアのいくつかの国の過去1年間の感染確認数の推移を載せていますが、たとえば以下のような感じになっていまして、「この 2週間あたりが異様な曲線」を示しています。

ミャンマー、インドネシア、ベトナム、タイの過去1年間の感染確認数の推移

COVID-19 Data Explorer

2、3ヶ月前の何倍というようなレベルではなく増加している国もあります。

死者数に関しても、顕著な増加が見られる国は以下のようになっています。

過去1年間の100万人あたりの死者数の推移

Daily new confirmed COVID-19 deaths per million people

過去1ヵ月ほどにおいて、ものすごいペースで増加していることがわかります。

先日、「ワクチンの大規模接種と制御の効かない新しい感染拡大が関係しているのではないか」というようなことについて、元ゲイツ財団のボッシュ博士の公開書簡などを以下の記事でご紹介しました。

大量のワクチン接種が抑制できないモンスターウイルスを生み出す理由。そして、世界的にさらに壊滅的な事態が発生する前兆はすでに起きている
投稿日:2021年7月12日

ふと、「実際どうなんだろうな」と思い、いくつかの国で、

・死者数の推移

・ワクチン接種数の推移

を、それぞれの国でのワクチン接種開始日を起点に見てみました。

結論からいえば、「相関関係は見られない」というアジアの国(日本や韓国など)もある一方で、「あからさまに相関がある」という国もありました。

以下は、それがわりと顕著に出ている国からタイとインドネシアの「死者数」と「接種数」のグラフを重ねてみました。ワクチン大規模接種から「少し遅れて死者数が増大している」ことがおおむね示されているのではないでしょうか。

タイの死者数とワクチン接種数の比較

COVID-19 Data Explorer

インドネシアの死者数とワクチン接種数の比較

COVID-19 Data Explorer

どちらも、「日々のワクチン接種数が増えるほどに死者数も遅れて増加している」ということがわかります。

これは、最も早く大規模ワクチン接種が行われたイスラエルでも当時見られたことですので、特に不思議なことでもないです。

繰り返されているだけです。

イスラエルの接種開始日から3ヶ月間の死者数とワクチン接種数の比較

COVID-19 Data Explorer

イスラエルはその後、感染者、死者数共に減少に至りましたので、先ほどのアジアの国々もイスラエルの例と同じ経緯を辿るのなら、秋以降には感染者、死者数ともに減っていくのでしょう。

もっとも、「同じ経緯を辿るのなら」ということであり、現在主流の変異種に対して同じような経緯となっていくかどうかはわかりません。

アジア各国の増加の急激なこのような曲線は過去に見られなかったものですので、やや異なるものになるかもしれません。

あるいは「単なる始まり」という可能性さえあります。

そのイスラエルもまた、現在、急激に感染確認数が増加していまして、これが今後以下のどれになるかは不明です。

・これは一時的で感染はすぐにおさまる
・また以前の感染爆発の状態に戻る
・過去にないような感染、死亡事例に増大していく

イスラエルの最近の状況

Daily new confirmed COVID-19 cases per million people

多くの国や地域が大変な感じとなってはきていますが、日本ではもうすぐオリンピックですね。

場合によっては、世界的に最も困難な時期と重なりそうです。

しかし、事態は異なる意味でも深刻になっています。少しふれさせていただきます。




 

 

そしてカタストロフへ

コロナだけではなく、今後(作為的な部分も含む)新たな局面として、劇的に増加していくと考えられる季節性インフルエンザや RSウイルス(これらは別の機会に書かせていただきます)への「対策」も含めて、

・マスク義務が終わることはもう何年もなさそう

・緊急事態宣言(海外なら準ロックダウン)は恒常化する

・ワクチンの義務化、強制化

ということは各国に広がっていくと思われます。

フランスは、以前は、大統領が「コロナワクチンの義務化、強制化はしない」と明言していたのですが、7月13日、

「フランスの医療従事者と介護従事者など 150万人にワクチン接種を義務化する」

述べました。制裁つきの、事実上の強制接種です。

そして、同時に、その強制ワクチン接種に関する法律が議会に上げられたことが報じられています。

フランスのマクロン大統領は以前は、以下のように述べていました。

2020年12月のマクロン大統領のツイートより

明確にしておきたいのですが、予防接種を義務化するつもりはありません。ワクチンは必須ではありません。私たちは啓蒙主義とパスツールの国であり、理性と科学が私たちを導いてくれなければなりません。 twitter.com

そして、日本時間の昨日 7月13日、マクロン大統領は以下のようにテレビで述べました。

2021年7月13日のマクロン大統領の演説より

まだ予防接種を受けていないフランスの何百万人もの人々のために、状況の進展に応じて、私たちはすべてのフランス人に強制的な予防接種の問題を提起しなければなりません。

しかし、今のところ私は、あなたがたの信頼を選び、まだワクチン接種を受けていないすべての仲間の市民に厳粛に呼びかけます。900万回分の投与が可能です。 lifesitenews.com

このように、フランスでは、じきに強制接種が始まります。

それを報じていたフランスの報道を短くご紹介します。

 

フランスの強制予防接種 : 関係する70の職業に該当するのは?

Vaccination obligatoire : quelles sont les 70 professions concernées ?
lci.fr 2021/07/13

7月12日に放映された演説で、マクロン大統領は、9月15日までに数十の職業についている人々は Covid-19 ワクチンを接種する義務があると発表した。

大統領は今までワクチンの義務化を拒否していた。しかし、デルタ変異種の台頭はそれを変えた。

第四波の脅威に直面するために、マクロン氏は 12日に演説の中で、脆弱な大衆と接触しているスタッフに対する予防接種義務を発表した。

合計で 70の職業、つまり 150万人のフランスの人たちが、「予防接種は遅滞なく義務化される」とされている。

我々は、接種義務と関係する職業の内訳を入手した。

病院や診療所の介護者とスタッフ

病院、診療所、高齢者施設、障害者施設の看護スタッフと非看護スタッフは、この予防接種義務の影響を受ける。

脆弱なグループと接触しているスタッフとボランティア

現在この措置の対象となっている専門職の中には、在宅介護を含めての高齢者や虚弱者と接触して働く専門職またはボランティアが含まれる。特に高齢者養護施設のスタッフと看護助手も接種義務の措置と関係する。

消防士と救急医療従事者

病院への患者の移送に必要とされる消防士、また、救急車の乗務員、産業保健サービスの担当者も予防接種の義務に従う必要がある。

「統制と制裁」

マクロン氏は、強制予防接種の対象となるこれらの数十の職業に従事する人々は「 9月15日までに予防接種を受ける必要がある」と述べた。その日から、「管理が行われ、制裁が取られる」と大統領は付け加えている。「私たちは今から始めなければならない」と大統領は促した。

早ければ来週に法案が提出される

フランス公衆衛生局からの最新の疫学データによると、7月8日の時点で、民間の医療専門家の 81%がワクチンの初回投与を受け、75%が完全な予防接種スケジュールを持っていた。

同じ日に、高齢者養護施設と介護施設で働くスタッフの 61%が 1回目のワクチン接種を受け、45%が 2回目の接種を受けている。病院や診療所で働く専門家に関しては、63.5%が 6月中旬に接種を受けた。

医療従事者に対する強制予防接種に関する法案は、7月13日に国務院に提出され、来週には閣僚会議に提出される見込みだ。


 

ここまでです。

広範囲の職業の人たちに強制ワクチン接種義務を課すと同時に、フランスでは、「ワクチンパスポートも強化」されました。カフェやレストランに入る際などを含めて、ワクチンパスポートがなければ、行動が制限されます。

そして、以下は日本の報道ですが、その発表以降、「フランスで新たにワクチンを接種する人たちが殺到している」のだとか(報道自体にトリックもありそうですが)。

仏 接種会場に希望者殺到「ワクチンパス」義務化で

フランスで飲食店などに入る際、いわゆる「ワクチンパス」の提示が義務となるのを受け、接種会場や予約サイトに希望者が殺到しています。

行列に並ぶ人:「ワクチンを打ちたいわけではないが、発表を聞いて、打つしかないと思った。バカンスへ行きたいからだ。外出のたびにPCR検査を受けるのは大変すぎる」

フランスのマクロン大統領は12日、感染力が強い「デルタ株」への懸念から来月上旬以降、カフェやレストランなどに入る際、ワクチン接種や陰性の証明書の提示を義務付けると発表しました。

これを受け、ワクチンの予約サイトには接種を希望する人が殺到し、一日で過去最多となる90万人以上が申し込んだということです。 テレビ朝日 2021/07/14)

映像では、街の人々は全員マスクをしており、フランスではマスク義務も継続されているようです。

 

今年の 3月に以下のタイトルの記事を書きました。

ニューノーマルは永遠化へ : 「マスクと社会的距離、そしてステイホームは、第二次大戦後の配給制時を思い返せば、今後10年は続く」と著名な英国の元最高裁裁判官は警告する
投稿日:2021年3月28日

このような理不尽は「最初に人々が従ってしまうと、体制が崩壊するまでは決して終わることがない」というのが、歴史では何度も繰り返されてきたことです。

そして、「ニューノーマルは永遠化へ」に加えて、「ワクチンの強制接種」というのも、ここに加わってきたようです。

接種しないと、制裁、あるいは最悪、刑罰ということになるかもしれません。

もちろん、少し後でしょうが、日本でもあり得るかもしれません。

私自身はそうなった場合、刑罰でも何でも受けるつもりではありますが(この年になって一犯二犯受けても別にねぇ)、しかし、上の報道に出てきたフランス人の方のように、ワクチン接種の列に並ぶ理由が、

> バカンスへ行きたいから

という程度の理由なら最初から打てばいいんです。

私はもう「娯楽」が復活することさえないと考えていますので、考え得るほとんどの娯楽は諦めるか捨て去りました。旅行だとか、女の子のいる店に飲みに行くとかですね。そういうのです。

コンサートだとかスポーツ観戦だとかはもともと行かない人で、30年は行っていないのではないでしょうか。二十代の中盤にライブに行ったのが最後ですかね。

旅行好きな奥さまには悪いですけど、私は、「マスクをしている人たちしかいない観光地なら行かない」と言っていまして、そして、そうじゃない場所は今はほとんどないです(ベラルーシとかアゼルバイジャンにでも行かないと ← 住むならともかく旅行には遠すぎる)。

 

今の状態が「カルト」であることは、ずいぶん以前から気づいていました。

以下の記事は昨年の 10月のものですが、マスクだらけの人たちが街を埋め尽くしている光景を見て、「あーこりゃカルトじゃね?」と気づいたことにふれています。

ニューノーマルという名のカルト
投稿日:2020年10月26日

そこで文章の一部を載せましたイギリスの精神分析医のブルース・スコット博士は、この状態を以下のように述べていました。

> 社会的距離を置き、マスクを着用し、人々に自由に会うことができないという全体主義的な虐待カルトのような儀式という非個人化の文化もまた、さらに強化される準備ができている。

> 私たちは今、不安定な「転換点」に入っている。

> ウイルスが理由ではない。そうではなく、これらの新しい規則に従い、外でマスクを着用することに異議を唱えない、カルトの非個人化された人々によっての転換点に入っている。

さらに、このように書いていました。

> この悪夢に終わりはない。
> 人が虐待的な関係にあるとき、終わりは決してありえないのだ。

「そうだろうなあ」と、今から1年近く前に感じました。

「終わりがない」というより、さらに悪化していくカルト全体主義に「変異種」というネタが追加されて、それらに世界は飲み込まれていこうとしています。

その変異種を作り出しているのは、記事「大量のワクチン接種が抑制できないモンスターウイルスを生み出す理由…」にありますように、ワクチンと、「人々の自由なウイルス曝露を遮る社会的制限」に、少なくとも理由のひとつはあります。

今のデルタ株だとか何とかいうものは、単に感染性が高いだけで、病毒性が高くなっているわけでもないですが、その後に続くアルファ株、ラムダ株、イオタ株、イプシロン株なんていう戦隊ヒーロー的ネーミング変異種たちも同じようにおとなしいものかどうかはわかりません。

 

おそらく、新型コロナウイルスを一番ナメているのが為政者、支配者、当局者たちだと思われます。もともとの武漢型コロナの軽微な毒性の幻想から離れられていないと見られます。

だから自由に変異種を作り出す素地を次々と作り出せる。

しかし、元ゲイツ財団のボッシュ博士が以下のように言うように、このような大量ワクチン接種キャンペーンと、繰り返される社会的隔絶対策(ロックダウンや緊急事態宣言)は、取り返しのつかないモンスターを生み出す可能性があります。

ヴァンデン・ボッシュ博士の公開書簡より

私たちは間もなく、私たちの最も貴重な防御機構である人間の免疫システムに完全に抵抗する「超感染性ウイルス」に直面するでしょう。

このパンデミックにおける大規模で誤った人間の介入の結果により、人間の「人口の大部分を一掃する」ことが起きないことを想像することがますます困難になっています。 公開書簡

コロナワクチンによって「自然免疫の大部分を失った人々」は、ADE などとは関係なく、たとえば次の季節性インフルエンザが毒性の強いものだったらどうなるか。

モンスター病原体は別にコロナじゃなくても、もはや何でもいいのです。

ただの風邪ウイルスが十分に致死性となる社会がやってきます。

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